緊急事態宣言明け初旅行　真鶴・湯河原・鎌倉花見の旅　Part2

2021/03/27 - 2021/03/28

昨年末頃からコロナ感染者の増加ペースが上がり、二度目の緊急事態宣言。
おとなしく自粛していたものの、世は春めいて、芭蕉よろしく片雲の風に誘われ、漂泊の思い止まず緊急事態宣言の解除を待って、コロナ感染に気を遣いつつ3年連続の湯河原へ。いつもの旅のお供桜文鳥雛のぬいぐるみゴエモンと一緒に温泉でまったり。

Part2は静かな大人の宿でのんびり。

エリア 湯河原温泉(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩

今回のお宿は「心と身体の復活の宿」と銘打つ「おやど瑞月」。
落ち着いたたたずまいの隠れ家のような、一日5組だけの小さな宿。

なおこの宿は高台にあり、最寄りのバス停から距離はそれほどでもありませんがまじですごい急坂です。

HPにもありますが事前に連絡しておけば送迎してくれるようなので、年配の方や足の悪い方は無理せず送迎を頼みましょう。

湯河原温泉 おやど瑞月 宿・ホテル

こちらは朝食会場。眺めよし。

お部屋は広縁付きの10畳のお部屋。

おもてなしは地元のきび餅です。


ゴエモン「文鳥へのおもてなしはないのかな。」

お部屋からの眺め。

急坂を頑張って登ってきただけあってきれいな緑と青い空が映えるよい眺めです。

お風呂は内湯と露天が一つずつ。

それほど大きくはありませんが、お客の数も少なく湯温もちょうど良いので、ゆったりと漬かれます。

ゴエモンと共に湯上りの一杯。

ゴエモン「栓抜きがセンスいいね。」

「泊まれる料亭」と銘打つ瑞月さん。

夕食が楽しみです。本日のお献立。

盛り付けの美しい先付。

手前右側が名物「みずき豆腐」ゴマ豆腐ですがもちもち感満点でさながらスイーツのよう。

黄色い小鉢がこれまた名物の塩辛だそうで、塩分控えめの上品な味の塩辛でした。

金目鯛のお吸い物。こちらも上品な味付け。

お造り。昼も食べましたが美味しいものは美味しい。

凌ぎはもずくの雑炊。

これまた昼とかぶりのブリの焼き物。

しかしこちらはもと焼きといい卵黄ベースのソースがかかっていて、昼の塩焼きとはまた違ったテイストで美味。

揚げ出汁豆腐はgoemonpの好物。

ゴエモン「お酒のあてにいいからだな。」

そしてこちらは鳥つくねの煮物。

洋風野菜と合わせると、ちょっと煮込みハンバーグ的な感じ。

ゴエモン「鶏肉料理を見ると背筋が寒くなるな。ピシピシ。」

ホタルイカの酢の物。こちらは居酒屋などでもよくあるやつ。

瑞月さんの夕食、伊勢海老だのフォアグラだのといった高級食材を使っているわけではありませんが、逆にそうしたものに頼ることなく、丁寧なお仕事の光るお献立でした。
量的には上品なので、若い人や大食漢の男性には少し物足りないかもしれませんが、別注料理などもできるようなので、心配な人は予約時に宿と相談してみては。

翌日の瑞月さんの朝食。これにアジの開きと椀物がつきます。

やっぱり旅館の朝飯は飯がうまい。

アジうまし。

こちらはお宿の名物で、揚げたもちが出汁じるに入っているもの。食感の楽しい一品。

食後はコーヒーサービスあり。
頼めば部屋まで持ってきてくれます。

チェックアウトまでお部屋でまったり。
サービスの距離感もほどよくて、大人向けのまったり宿といえましょう。静かで他のお客さんと会うことも少ないので、カップルにもいいかもしれませんね。

行きに苦しんだ長い急坂を下りてバス停へ。

Part3は久々の鎌倉見物。