伊豆北川駅からの眺望

2021/03/16 - 2021/03/16

伊豆大川、伊豆北川、伊豆熱川駅の各駅ではトンネルとトンネルの間に駅があり海が眺められるのです。
伊豆北川駅からの眺望は良く知られていますが伊東市内の伊豆急の車内からは見えなかった大室山が良く見えるのです。
北川は「ほっかわ」と読みます。

エリア 熱川温泉・北川温泉(静岡)

先ずは車で北川駅へ行く方法として
１．黒根岩風呂の脇を道なりに上る
２．国道１３５号と伊豆急を交差する箇所
３．旧道から下る
以上の３通りがあります。

私は２．の国道１３５号と伊豆急を交差する箇所から行きました。
上が伊豆急、左に車が見えているのが国道１３５号で一番下が黒根岩風呂を経由してきた道路で、北川の住人の生活道路なのです。
国道とは写真の右側の様に細い急道が繋がっていますがこの道を通りました。（クチコミには国道からは行けないと記されていますが北川の住人にとってはこの細い道路は生活道路なのです。）

細い道路の脇には北川の集落の中心となるバス停
北川にはスーパーも学校もないので大切なバス停ですが一日５本しかないのです。
地図を見ると北川のバス停と伊豆北川駅はすぐ近くなのです。

北川駅の駅前ロータリー
あるのは観光案内の看板だけです。

北川駅の駅からはさらに道があり旧道に出ることが出来ます。

北川駅
伊豆急で一番乗降客が少ないのでは？

伊豆北川駅 駅

北川駅前の観光案内の看板
示されてあるのはホテル、旅館ばりで観光案内としては黒根岩風呂と築城石公園と鹿嶋神社位です。
築城石公園と鹿嶋神社については別途編集しています。

伊豆北川駅

北川駅の時刻表
クチコミには電車の本数が少ない・・・　と記されていますが伊豆急の普通電車は全ての電車が停車します。
秘境駅だから言って北川駅を通過する普通電車はありません。

ここ北川は「東伊豆町と江戸城の運ばれました。築城石」の案内通り多くの築城石が江戸へ運ばれました。
北川築城石公園については別途編集しています。

北川駅の横にはこんな大きな石がゴロゴロあるのです。
すぐ横を国道があるのですが竹林ばかりの私有地となっています。

伊豆大川、伊豆北川、伊豆熱川の各駅の前後はトンネルで駅の部分だけが海が見えるのです。

北川駅からの眺望
温泉街の先には黒根岩風呂が見えます。

黒根岩風呂
手振れひどい写真ですがチケット売り場とゴロタ場には男女の更衣室と浴槽が見えます。
よって、シャワーはあっても洗い場はないのです。

男湯が見えますが毎年台風被害のために長期休業となります。
この簡易的な造りではは納得します。

遠くには伊東市内の赤沢の別荘地が見えます。

その別荘地の上には大室山が見えるのです。

大室山
伊東市内からは一切見ることが出来なかったのです、それも海側の車窓から見えるのです。
伊東市内では山側を掘った切通ばかりなのです。

この写真からは大室山以外に

大川の国道沿いに見えるライオン岩も見えるのです。
崖の下に駐車している車も見えますが磯釣りの方です。

これが国道から見たライオン岩

赤沢日帰り温泉館と赤沢温泉ホテルも見えます。

真下に見えるのが北川堤防
大変残念なのは特急に乗車していると北川駅ではスピードを落とすことなく通り過ぎてしまうのです。

同じ道を引き返しても面白くないので旧道へ出ました。
旧道から見た北川温泉街

旧道から見た北川駅
交換駅でなく片ホームだけの駅なので本当に秘境駅の様相です。

旧道から見た北川港