2021/03/24 - 2021/03/24
807位(同エリア4228件中)
愛吉さん
上野国立博物館庭園の桜に魅せられ、毎年通っています。
特に平成館2階ロビー一面に広がる桜は圧巻、特に気に入りです。
しかし平成館は企画展会場、桜の時期と重なるのは少な目、それで庭園からの観桜を楽しんでいますが、今年は庭園そのものが改修工事で開放は本館に沿ったほんの一部分のみ、しかも小生はそれも知らずに出掛けて行きます。
残念ですが仕方ありません。
今回は人混みを避けJRを鶯谷駅で下車、花を楽しみながら寛永寺へ、15代将軍徳川慶喜公の墓に詣でます、博物館入館の予約は午後1時、遅れないように回ります。
では歩いた順にアップします。
表紙は国立博物館庭の桜
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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JR鶯谷駅で下車、寛永寺坂を登ります。
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登りきるとそこは寛永寺墓地、谷中霊園に続く桜の名所です。
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お墓が桜で埋まりそう。
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ここは徳川15代将軍慶喜公の墓。
鉄柵で囲われていますが、徳川将軍家墓地ではなく、一般墓地の中です。 -
柵の中にカメラを差入れて写しました。
正面にあるのは、明治100年を記念して建てられた公の顕彰碑。
向って右が夫人、左が慶喜公、皇室と同じ神式の土饅頭式で葬られています。
公の墓の後ろに小さな土饅頭が二つありますが、これは側室の墓です。
尚公が将軍墓地に葬られなかった理由は1、最後の将軍となり祖先に顔向けが出来ない、2、神教に宗旨変えしたので仏教の徳川将軍家の墓地には入れない、の二つからだといわれます。 -
寛永寺根本中堂
江戸時代、上野全山を占める広大な伽藍を誇りましたが、上野戦争で焼失、明治に入りここ(子院大慈院の跡)に移転再建しました。 -
根本中堂の建物は、寛永寺の開祖天海僧正の出身寺院、川越喜多院より移築しました。
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根本中堂の霧妻と桜。
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寛永寺前の道を辿ると国際子ども図書館、昔の国会図書館、現在でも国会図書館の一部分、豪壮な建物です。
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建物の前に小泉八雲の記念碑があります、上部は地球儀の上で子供達が遊ぶ像。
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中に入ります、階段も洒落た造り。
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3階ホール。
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ホールの窓から博物館施設を見た処。
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隣は国立博物館付属の黒田記念館。
画家黒田清輝の遺言と遺産を元に造られた記念館。
無料で入れます。 -
2階が展示室。
こちら側が記念室、入口に胸像、黒田の画業が一覧できるように展示。 -
反対側に特別室、黒田の代表作を展示する部屋、期間を定め開室されます。
今日は幸運にも開室日、正面に智、感、情の3部作、重文です。 -
湖畔
黒田を代表する作品、勿論重文です。 -
奏楽堂の前を通過。
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国立博物館に到着。
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入口では朝鮮から渡来した二体の文官像が出迎えて呉れます。
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表慶館。
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同上
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本館に入ります。
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本館正面階段。
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貴賓室。
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本館近代美術部門に展示される絵画
速水御舟作”京の舞妓” 大正9年院展出品作品。 -
前田青頓作”花売り”
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本館ベランダより庭を望みます。
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法隆寺宝物館に続く道。
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移築した因州池田家32万石江戸上屋敷の表門。
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同上
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尚門を正面から見るとこうなります。
30万石以上は大大名です。 -
法隆寺宝物館の裏庭、バックは東京文化財研究所。
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同上
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ここからは4月1日に写した写真です。
国立博物館から芸大美術館に向う道。 -
芸大正門。
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美術館の前に岡倉天心像。
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4月1日上野に来た目的はこの展示会を見る為。
日本では未だあまり知られていませんが、浮世絵の流れをくむ素晴らしい作品を残しました。
赤坂離宮現迎賓館花鳥の間の七宝額原画を描いた画家、日本でももっと見直されて良い画家だと思います、一見の価値ありです。 -
美術館3階より構内を眺めます。
桜と美術鑑賞の旅はこれで終了です。
御覧頂き有難う御座いました。
終
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