2021/03/14 - 2021/03/14
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jilllucaさん
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久々のレッサーパンダ遠征。
名古屋、甲府と上がってきたら今日はもちろん長野・・・日本のレッサーパンダの聖地の一つ長野市茶臼山動物園です。
今シーズンからペアを組んだムータン君&ホーリーちゃん、ヒビキ君&ミルクちゃんの同居の様子も気になりますが、今回の訪問の最大の目的は2月16日に天国に旅立ったロン君に献リンゴをすることでした。
ロン君は日本のレッサーパンダ史上最も愛されたパンダの一匹と言っても過言ではないでしょうか。
幼児期に尻尾のケガにより人工哺育となり、人に慣れていた事もあり主に週末に行われたお散歩イベントで大人気になったロン君、しかし、けしてイベント向けの客寄せパンダではなく1匹のレッサーパンダとしての威厳を持ったパン生を送ってくれました。
彼をきっかけにレッサーパンダを好きになったり、レッサーパンダをより好きになった人はとても多いと思います…かく言う僕もその内の一人で、レッサーパンダを好きになった初期にロン君と出会い、彼の持つ特に聡明さに心を射貫かれ、よりレッサーパンダの事が好きになりました。
過大評価かもしれませんが、彼はお客さんと接し、お客さんと一緒に写真に写り、お客さんを喜ばせることが自分の仕事だと理解していたと思うのです、それくらいクレバーなレッサーパンダ・・・と言うか種を越えた対等な何かをお客さんと結んだ存在でした。
彼が触れ合いイベントを引退した時、その数か月前から日本各地、そして、海外からも彼の引退を惜しむ人は長野の片隅の動物園に押しかけ、地元のタクシー会社を驚かせたのも語り草で、引退セレモニーの日にロン君を囲んだ想像を絶する人並み、その中で輝くロン君の姿は今でも鮮明に覚えています。
彼がレッサーパンダでいる限り、人より早く天国に旅立つのは自明の理・・・もうちょっと現世でお付き合いして欲しかったけどね、でも、妙にすっきりとした気分で彼を送りだせた自分がいます。
ほんとうにありがとう
君の事は僕の命が尽きるまで覚えていると思うよ
大好きだよ
やすらかに
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280
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昨日は松本城近くのホテルに宿泊、今朝は地元のレッサーパンダファンの方に車で拾って頂き長野市茶臼山動物園へ。
こちら茶臼山モノレールの茶臼山中央駅、モノレールは片道100円です。 -
モノレールの駅構内に新しくプリクラ機が設置されていました。
なぜ敢えてタイチ君メイン?と思いつつも彼のほのぼのした雰囲気はこう言うグッズ系には合っているように思います。 -
モノレールで南門へ、入園する前にバックヤードを拝見・・・以前は再入園黙認だったのが現在は公式に再入園不可となっているので入園前後にバックヤードを見に行く機会が増えました・・・まあ、間でどうしても見たい場合は再度入園券を買うまでの話ですけどね。
この子はアンズちゃん、アンズちゃんの毛色が思いのほか濃かったので「あれ?ホーリーちゃんバックヤードなんや?」と思ったのですが、入園後に展示されているホーリーちゃんに会い「あっ、さっきの子アンズちゃんやったんか」と気づいた次第(苦笑)
動物園巡りも暫く休んでいると勘が鈍りますね。 -
南門から入園(ゲートの写真撮るの忘れました)、入園料は大人600円。
まずはもちろんレッサーパンダの森、レッサーパンダハウスに向かいます。
こちら本日のシフト表・・・「あれ?ホーリーちゃん屋内やん??」と少々パニックに(笑) -
レッサーパンダハウスに入るとサラちゃんがお出迎えしてくれました。
今回の訪問で超久々のサラ・ノン同居が見れると楽しみにしていたのですが、一昨日に同居が解消されノンちゃんが屋外展示となりました。
後にキーパーさんにお聞きしたところ、3つ子の姉妹(もう一匹は現、那須どうぶつ王国のジジ君)とは言え10年ぶり以上の同居で、大きな喧嘩はなかったもののお互いにストレスを感じている様なので別居に戻した、との事でした。 -
Covid19対策で窓を開ける関係で窓に面した区画には行けない様に仕切りが設けられていました。
なんとか向こうに行きたいサラちゃん。 -
そして、もう一方の区画ではムータン君とホーリーちゃんの新ペア。
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ホーリーちゃん・・・「あれ?ホーリーちゃんおるやん、じゃあさっきの子は・・・はっ、あっ、アンズちゃん!?」by僕の心の声
ホーリーちゃんは2016年6月2日静岡市日本平生まれですが、お母さんのホーマーちゃんがアメリカのコロンバス動物園にいた頃に妊娠しており、いわゆる”持ち込み腹”で生まれた子です、お父さんはリンゼン君・・・両親共に日本血統がルーツにありホーリーちゃんは純粋なアメリカ血統ではありませんが、日本のレッサーパンダ界にとって貴重な血統であることは間違いありません。
ちなみに、この”持ち込み腹”は想定外の事態ではなく計画的な”持ち込み腹”でした。
昨年12月29日に茶臼山に来園しました。 -
そして、ホーリーちゃんのお相手はムータン君。
ムータン君は2014年6月19日京都市動物園生まれ、お母さんはジャスミンちゃん(すでにお星さま)、お父さんがウーロン君。
両親が中国生まれなのでムータン君も完全無欠の中国血統となります。
京都市動物園からは鯖江市西山動物園へ移動し繁殖を期待されましたが叶わず、今年1月18日に茶臼山に来園しました。
ちなみに、ムータン君は幼い頃に人工哺育で育った経験があります。 -
そして、窓の開閉のために使われていないスペースに2月16日に15歳で天国に旅ったロン君へのお供えが飾られていました。
今回、近畿地方の緊急事態宣言解除を受け茶臼山に訪問した一番の理由は、ロン君の献花台が3月末までだったから。
献花台はゾウ舎横に別途設置されているので後ほど伺いたいと思います。 -
ロン君は2005年6月23日生まれ、お母さんは流星(リューシン)ちゃん、お父さんはキキ君(共に既にお星さま)で3つ子の兄妹にキララちゃん(既にお星さま)と現在、札幌市円山動物園で暮らしている星太(セイタ)君がいます。
幼い頃にお母さんに尻尾を齧られるケガをしたロン君は人工哺育で育ち、その人懐っこい性格を活かし2006年から「ロン君のお散歩タイム」と言う触れ合いイベントが始まり全国(海外からも)のレッサーパンダ、動物園ファンの人気者になり、2019年3月にイベントを引退するまで多くの人に幸せをくれたハッピーパンダです。
2019年9月には通常の展示も引退し、それ以降はバックヤードで暮らしていましたが、時折、行われたバックヤード見学では相変わらずの人気ぶりを見せてくれました。
死因は閉塞による胃拡張および誤嚥性肺炎による呼吸不全、前日まで元気だったとの事で突然の旅立ちとなった様です。
多くのファンの方がそうだった様に、私もロン君には大切な思い出をいっぱいもらえました。
本当に掛けがえない思い出くれたロン君。
大好きだよ、やすらかに -
レッサーパンダハウスを離れレッサーパンダの森へ、レッサーパンダハウスに近い放飼場から時計回りでご紹介。
レッサーパンダハウスに一番近い放飼場ではヒビキ君とミルクちゃんが同居していました。
今シーズン初めて繁殖のステージ立ったヒビキ君、後にキーパーさんにお聞きしたところ「完璧に仕事をこなしました」とのことでした。
やったね!!ヒビキ君。 -
そして、お相手のミルクちゃんは隅っこでお昼寝中。
ミルクちゃんは2018年6月28日市川市動植物園生まれ、お母さんは優花(ユーファ)ちゃん、お父さんはムギ君、双子の姉妹にココアちゃんがいます。
この子は僕をレッサーパンダ沼に突き落としてくれたメイファのお孫ちゃんで、僕的には目を離すことが出来ない存在です。
過度な期待は禁物とは分かっていますが、ミルクちゃんのママ姿が見たくて仕方ないです。 -
ヒビキ君&ミルクちゃんペアのお隣の放飼場はヒビキ君のお母さんのノンちゃん、一昨日から屋内からこの放飼場に移動して来ています。
ノンちゃんがここに来たことにより息子のヒビキ君に変化が(苦笑)
それは後ほど現場を押さえたらご報告しますね。 -
ノンちゃんのお隣の放飼場はタイヨウ君。
茶臼山に来ると、その日にどうしても写真撮影の相性がわるい子が1,2匹出てしまう感じなのですが、今日はそれがタイヨウ君のようです。
なかなか正面のお顔が取れません(涙) -
タイヨウ君のお隣はモモちゃん。
キキ星奈の最後の子供と言うだけでも可愛い確定なのですが、ほんとにほんとに可愛い子です。
モモちゃんが今年もう10歳なんて・・・月日の流れの速さに驚きます。 -
モモちゃんのお隣の放飼場はヒビキ君の双子兄弟のヒカル君です。
ヒビキ君とミルクちゃんの相性が良くない場合はヒカル君の緊急登板もあると当初聞いていましたが、2匹の相性が良く結果的にヒカル君の登板は今のところありません。 -
そして、ヒカル君のお隣の水路で園路から隔てられた放飼場にはネネちゃん。
血統なのかな?あるいは環境?
茶臼パンダのモフモフ感はちょっと凄いですね・・・他園では毛並に問題を抱える子がとても多いだけに秘訣を知りたいものです。 -
先ほど触れたヒビキ君の変化・・・ついに現場を押さえました!!
一昨日にお隣に越してきた実の母に盛大に恋鳴きでモーションを掛けるヒビキ君(苦笑)、ノンママも時々律儀に付き合ってあげてます。
これはひょっとして同居のミルクちゃんの妊娠が確定でフェロモンを出さなくなった事により起こった事象かもしれませんね。 -
そんな旦那を無視してミルクちゃんは竹の葉を食べていました。
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レッサーパンダの森を離れロン君の献花台のあるアジアゾウ舎へ。
アジアゾウ舎で作業されていたTキーパーさんにお会いでき、ロン君のこと、これからのこと、その他のパンダの近況などをお聞きすることが出来ました。
ファンにとってはロン君とTキーパーさんとは切っても切れないもの・・・ある意味、ロン君の半身の様な存在の方からいろいろなロン君話をお聞きし天国のロン君に思いを馳せました。
ただ、作業途中にお話し頂いてたのでフーコさんには「私のご飯はまだなのっ!!」と怒られ、竹の葉を投げつけられちゃいましたけど(苦笑)
フーコさん、ごめんなさい。 -
ロン君の献花台・・・お花よりリンゴが多いのはご愛敬。
僕は今朝、篠ノ井のスーパーでリンゴを探したのですが、リンゴがパックで1種類しかなく、そのリンゴとタケノコをお供えに買ってきました。 -
大好きなロン君。
また、何かの形で会えたら嬉しいな。 -
献リンゴ、献タケノコの後は園内最上部のオリックス舎へ。
アジアゾウ舎でお話したTキーパーさんからも「オリックスの赤ちゃんはまだ展示してないですよ」とお聞きしてはいたのですが念のため訪問。
やはりミニーちゃんと3月5日生まれのおチビちゃんの展示はなく、お父さんのジャスティ君だけが出ていました。 -
暫く誰もいなかったアムールトラ舎に、秋田市大森山動物園から和(なごみ)ちゃんが3月5日に来てくれました・・・が、和ちゃんも現在のところ馴致中で展示はまだとのことでした。
オリックスの赤ちゃん共々会える日が楽しみです・・・和ちゃんには大森山で会ってますけどね。 -
新オランウータン舎「オランウータンの森」も今年中にオープンの予定です。
釧路からあの子が来るのかな? -
カメ舎に見慣れない設備が・・・どうやらソーラー発電システムの会社からの寄贈でカメ達への温水の供給に使われるようです。
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今日は日差しが暖かいからかな?ビントロングのお二人は活発に動き回っていました。
体格差のみでの識別ですがこの子はキャッチちゃんだと思います。 -
レッサーパンダの森に戻ると屋外の皆さんはまったりされてました。
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外のみんながまったりだったので屋内もそうかと思いきや・・・ホーリーちゃんが目をらんらんと輝かせてキーパー準備室方向を見ていました。
そうやらキーパーさんが入室されている様ですね。 -
ムータン君もキーパーさんの様子が気になる様です。
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竹の葉の交換がありリンゴもらえました、よかったね!!
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ムータン君は下でリンゴを貰いました。
ホーリーちゃんに見つからない様にアスレチックの陰でいただきます。 -
屋外放飼場の面々も竹の葉交換とリンゴ。
キーパーさんの呼ばれて仲良く走ってくるヒビキちゃんとミルクちゃん。 -
「そのリンゴ欲しいな・・・」
「あげない」
仲良き間柄でもリンゴは譲りません。 -
そんなカップルのリンゴの攻防を高見の見物するモモちゃん。
「わたしのリンゴは??」 -
ヒカル君もキーパーさんの動きが気になって目を開けました・・・降りてきてくれるかな?
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嫁とのリンゴ争奪戦の後はママに恋鳴きのヒビキ君(苦笑)
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息子に言い寄られていた(苦笑)ノンちゃんですが、キーパーさんがリンゴを持って入るともちろんそちらに向かいます。
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可愛らしい青い小さな花の中でリンゴを食べるノンちゃん。
実はキーパーさんが青い花の近くに誘導してくれたんです・・・青い小さな花の名前聞いたんですが忘れてしまいました。 -
モモちゃんは残念ながらリンゴはもらえませんでしたが写真のモデルさんをしていました。
確かこの日の茶臼山動物園の公式SNSにはこの時に撮られていた写真がアップされていたと思います。「 -
大人しくモデルさんをするモモちゃん。
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先ほども書きましたが星奈ちゃんとキキ君の子供達はほんとに可愛らしいんですよね。
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新しい竹の葉に付け替えてもらいヒカル君が降りて来てくれました。
今日初めて見る地上でのヒカル君です。 -
そして、今日、僕のカメラと相性が良くないタイヨウ君のベストショットはこちら(笑)
可愛らしい写真が撮れたのでまあ良しとしましょう。
明日の朝に仕事で割と早い時間に動かないといけないので今日はこの辺りで茶臼山動物園を離れることにしました。 -
帰りにもちろんバックヤードにも立ち寄ります。
朝はアンズちゃんの姿しか確認出来なかったのですが、さすがに夕方近いので全員屋外で活発にしていました。
手前からアンズちゃん、風鈴ちゃん、タイチ君、アジサイちゃん、チャオ君・・・一番手前にロン君がいないのが今更ながらに寂しいです。 -
篠ノ井駅から特急「しなの号」に乗車、意外と混んでいて中津川駅出発時に自由席はほぼ満席になりました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- まみさん 2021/05/27 19:29:13
- 青い花はオオイヌノフグリですね
- jilllucaさん、こんにちは。
ロンくんの献花には間に合わなかったのですが(3月いっぱいはまだ雪が心配だったので)、先日、茶臼山ズーに行ってきました。
去年の9月以来の訪問だったので、久しぶりで、ずっと風鈴ちゃんがいたところにネネちゃんがいたりなど、レッサーパンダの布陣が変わっていて、かなり新鮮でした。
いろんな季節に訪れると、レッサーパンダの森はいろんな花が見られて、それも新鮮でした。
必ずしもレッサーパンダと花を一緒に撮れないのですが、今回は黄菖蒲が咲いていたし、タンポポ(花と綿毛)はミルクちゃんやヒビキくんと一緒に撮れました。
- jilllucaさん からの返信 2021/05/30 20:21:29
- RE: 青い花はオオイヌノフグリですね
- まみさん
こんばんは。
ああ、そんな名前でした!!ありがとうございます。
現地でどなたかがおっしゃってて・・・覚えきれませんでした(苦笑)
もう、茶臼山に限らずですが県外に出たいです(涙)
5月中に秋田に行く予定してましたが、既に2回の順延で・・・。
暑くなるとレッサーパンダ詣ではなかなか難しくなるので、早い内に行きたかったのですが・・・。
幸いな事にこべどと姫センがオープンしたので暫くはそちらに行きたいと思います。
jillluca
> jilllucaさん、こんにちは。
> ロンくんの献花には間に合わなかったのですが(3月いっぱいはまだ雪が心配だったので)、先日、茶臼山ズーに行ってきました。
> 去年の9月以来の訪問だったので、久しぶりで、ずっと風鈴ちゃんがいたところにネネちゃんがいたりなど、レッサーパンダの布陣が変わっていて、かなり新鮮でした。
> いろんな季節に訪れると、レッサーパンダの森はいろんな花が見られて、それも新鮮でした。
> 必ずしもレッサーパンダと花を一緒に撮れないのですが、今回は黄菖蒲が咲いていたし、タンポポ(花と綿毛)はミルクちゃんやヒビキくんと一緒に撮れました。
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