はじめてのニューヨーク冬3泊5日　後半

2018/02/01 - 2018/02/05

3日目から帰国日までの後半です。3泊5日でも全日空の午前着夕刻発だったので割とフルに時間を使えました。
ニューヨークといえば夜景！でも夜の散策は私にはレベルが高すぎたので、現地発のツアー（日本語）のマイバス・夜景ツアーに参加してきました。
申し込みは初日の午後（予約日の2日前）ヒルトンホテル内のマイバス事務所にこそっと覗きに行きました。係りの方がすぐに予約を入れてくださり、その場で現金でお支払いしました。3日目の晩の参加です。

エリア ニューヨーク(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 航空会社: ANA

3日目です。滞在先のシェラトンでは夜はバーで朝は看板を差し替えてスタバに変身。１階のエントランス横にあります。スタバのカフェメニューに加え、パンやそれを自分で焼けるトースターもありました。景色もよくゆっくり出発前のプランを練ります。結果的にこの後ニューヨークに毎年行くことになったのですが（2020年3月まで）、滞在したホテルは違えど、ここで朝食をとってブロードウェーの地下鉄に向かうのが定例になりました。

パンの種類も多いですが、コーヒーの種類も多い。高確率で舌をやけどするので要注意です。

ホテル前から写真奥はタイムズスクエアで便利です。こういうエントランス前の天蓋、ひさしというのでしょうか、いかにも外国っぽくて素敵です。

シェラトン ニューヨーク タイムズスクエア ホテル ホテル

ホテルから北上してセントラルパーク。冷え冷えとしてとても寒いです。むかしこの辺に日系のホテルがあったそうですが、ここの並びも映画に出てきそうで写真をパチリ。

セントラルパーク 散歩・街歩き

さらに歩くとコロンバスサークルに到着。おしゃれな雰囲気ですが、警察の車がたくさん駐車していてパトロールしています。ホールフーズマーケットが地下にあり入ってみます。
外国のスーパーは楽しくていろいろ見て回ります。お惣菜のようなコーナーも充実していて、この近くのホテルならここで買ってホテルの部屋で食べてもよいなあと思いました。

59丁目 コロンバス サークル駅 駅

寒くなり、コロンバスサークルから地下鉄へ。同行者によると日本の表参道にあるドミニクアンセルなるところに行きたいということで、ソーホー・ノリータ地区をプラプラすることに。
同行者は早く行くべきと声を荒げて行っていましたが、私はこの店が何の店かしらず、まあまあ、慌てないでゆっくりしましょう、と説得。これが後ほど仇となります。
地図上でソーホー地区に近そうなユニオンスクエアで下車してみます。

ユニオンスクエア駅を出ると出店がいっぱい。キョロキョロしてみると手作り蜂蜜やジャムなどがあります。

近くにはトレーダースジョーがあり見覚えのあるロゴ。すっかり興奮してしまい、このロゴが入ったトートバッグが欲しくて中に行くとものすごい人。同行者がややキレ始めていました。クロナッツというものが欲しいらしいのですが、別にそんなの補充されるでしょ、本店なんだから、と話をしてトートバッグを手にして私は対照的にご機嫌に。同行者の雲行きがかなり怪しくなっていたのにも気づかず・・

トレーダージョーズ (ユニオンスクエア店) スーパー・コンビニ

ソーホ地区はおしゃれです。建物の外に会談があったり、古い建物なのですが、かっこよく見えます。パチリと撮影をしながらドミニクアンセルの店を探します。

お店の場所がなかなか見つかりませんが周りの雰囲気はおしゃれで、ヨーロッパの街角と思うくらいです。

個々の反対側がドミニクアンセルのお店です。とても小さくて一見建物の一階にありますが、黄色いひさしが出ていてドアもちょっと凝っています。
特に並んだ様子もないのでだいじょうぶだよ、と店のそとで待っていました。
・・・
プリップリで同行者は店から出てきて「クロナッツが売り切れていた。ガイドブックにも午前中にはいかないとと書いてあった！」
そんなばかな・・それでこんなにも怒るのかと。でも私はトレーダースジョーのトートを購入したり散策を楽しんでいたので、少し申し訳なく思いました。
再度お店の中に入ってみてショーケースの中に焼き豆腐に串が刺さっているようなものが残っていたのでそれを購入してあげました。フローズンモアというものらしいですが美味しかったようで仲直りしました。良かったです。

（表参道のほうは2019年に閉店しているそうです）

ドミニク アンセル キッチン パン屋

クロナッツ騒動からいったんホテルに戻り夜まで休憩します。
ニューヨークといえば夜景、夜景を見ずには帰れないと、到着の当日2日前にヒルトンホテル内にあるJTBのデスクでよやくした定番ツアー”マンハッタン夜景ツアー”に参加しました。効率よくまわり、安全だし、知らなかった場所からの、さまざまな夜景が見れてとてもよかったです。コースは2時間弱だったような感じで10時半ごろ戻りました。
参加者は意外と多く10名ほどで出発です。女性ひとりでの参加もこれなら安心できるなとおもいます。

クイーンズボロ橋を渡ってブルックリン橋から。
寒すぎて強風の中震えながらの撮影でうまく取れませんが、撮れないからこその夜景の煌めく輝きが美しいと感じます。
鼻の先が痛くなりましたが感嘆の声しか出ません。

今度は反対側。ハミルトンパークからの夜景はただただ絶景です。

ハドソン川沿いの住宅地は雰囲気がありすぎてこちらも映画のワンシーンです。
自分たちだけではいけないところでもあるので本当にツアーに参加してよかったです。
明日が最終日なのですが、同行者が買い物がしたいとガイドさんにおすすめの場所をきいたところ、5番街のお店の情報を聞いてそこに行くことにしました。
ガイドさんにも質問できてよかったです。

最終日。私の心の中のように泣きそうな空。
ホテルはチェックアウトして、荷物だけ預かってもらうことに。午後4時半時頃のフライトなので2時にはマンハッタンを出ます。

まだ帰りたくありません。そうも言っていられず、今度は地下鉄で北上しゼイバーズでお買い物をすることに。
ロゴ入りのトートもそうですが、クッキーやコーヒー、調味料からキッチン雑貨なども充実していてゆっくり買い物できました。

ゼイバーズ スーパー・コンビニ

ゼイバースからコロンバスサークルまで散歩します。センツリー２１もあってそこでブランドのバッグなども安く買えるようです。
防寒具必須ではありますが、寒空に枯れ木などをバックに後ろ髪ひかれる思いで後にします。

コロンバスサークルからダイヤモンド街を通り5番街へ向かいます。このあたりは
47thストリートあたりですが宝石店や時計屋さんが軒をつらねています。
なんとも言えない雰囲気で面白いのですが、ハッとふとした瞬間背後を振り返る、そんな感じです。

50thまで歩いて5番街に出てきました。

この日は（いつもかもしれませんが）5番街は星条旗がはためいていました。

昨日のツアーでご一緒したガイドさんにきいたヘンリーベンデルのお店です。
100年以上の歴史を持つ老舗のお店だそうですがとってもお洒落で若い方も多く茶色と白のストライプのグッズがいっぱいありました。

（このあと、ヘンリーベンデルの店が2019年で閉店したと聞いてビックリしました。）

ヘンリー ベンデル (ニューヨーク旗艦店) 百貨店・デパート

セレブに方々もくるとのことで金額もなかなかですが、日本ではなかなか入手できないとかで同行者はしばらく店から出てきませんでした。どうやら満喫しているようすです。まもなく空港へ向かう時間のリミット時間になり今度は私が焦ってきました。大きな荷物で出てきたのですが、店の紙袋の茶色と白のストライプがかわいかったです。
大急ぎでホテルに戻り、買い物した荷物をスーツケースで押し込んでいよいよ初めてのタクシーで空港へ。
ホテルのドアに立ってる方に、ハロータクシー・トゥ・エアポート、プリーズとお願いしたところ（確か）60ドルくらいといわれその金額をタクシーのドライバーに伝えていました。安心です。タクシーではボッタクリに注意しなければと思いましたが、普通にホテルからドアマンの方を通じて金額もドライバーの方に伝えてもらえればまず安心。現金でお支払いする旨も伝えました。
タクシーのドライバーは片手でスマホで会話しながらすごいスピード。荒い運転でそのうえ大層なコワモテの方です。ヒヤヒヤしましたが、空港について、サンキユウ、ハブアナイスデイと言ってみたところ、笑顔で同じようなことを言われお別れしました。チップ10ドルにしたのがいいのか、悪かったのか。
とにかくチップの相場には気を使いました。ガイドブックより2ドルくらい多めにしてみました。それが生活の一部になっているなら少しでも足しになれば、自分なら嬉しいので。

アタフタしながら結構ギリギリで到着。でもJFKのターミナル７はあっけないほど何もなくて空港を見るのがすきなのですが、ここはあまり早く来ても見るところはないです。

あわただしく機内へ乗り込み、マップでニューヨークから遠ざかっていくのがさみしくなり、シンミリ撮った写真やさっきまでいたヘンリーベンデルのお店などを思い出してしまいます。

でも機内食がきて、早速いただくことに。
どんな機内食でも美味しくいただけます。

またニューヨークで元気をもらうために、がんばって仕事をしなければ、と機内食を食べながら窓を外の夕焼けを空をみて誓いました。