2020/10/08 - 2020/10/09
195位(同エリア942件中)
ガッサンさん
この旅行記のスケジュール
2020/10/08
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JR大宮駅発 8時34分 やまびこ127号に乗車
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あだたら山ロープウェイ
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安達太良山 薬師岳
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安達太良山 仙女平の分岐
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安達太良山の紅葉
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裏磐梯レイクリゾート 露天風呂
2020/10/09
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磐梯山
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この旅行記スケジュールを元に
紅葉の名所としても知られる安達太良山は、毎年9月下旬から10月は多くの人で賑わう。標高1700mの安達太良山は日本百名山と花の百名山に選ばれています。ロープウェイを利用することで一気に八合目(標高1350m)に達することが出来、気軽にトレッキングを楽しめるのが魅力です。
磐梯山紅葉トレッキングは八方台登山口からスタートしました。鮮やかに色付いた樹々を観賞しながら歩を進めました。かつての温泉地「中ノ湯跡」を過ぎ、裏磐梯スキー場分岐で磐梯山方面でなく、銅沼(あかぬま)・方面に曲りました。
銅沼は磐梯山の北、裏磐梯側にある火口湖です。五色沼の色の原点の一つ、と言われる。荒々しい噴火壁と赤茶けた岩、湖底の泥が水酸化鉄を含んで赤褐色に見え神秘的です。
磐梯山トレッキングルート
八方台登山口→分岐(中ノ湯跡)40分→銅沼(あかぬま)30分→噴火口分岐10分→裏磐梯スキー場20分
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
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イチオシ
露天風呂の湯面と桧原湖の湖面が同化し、温泉の赤褐色が際立ち絶景です。この景色を味わいながら露天風呂に入浴する、最高の気分です。
裏磐梯レイクリゾート 宿・ホテル
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イチオシ
銅沼の畔に立つと、磐梯山の生々しい崩落の跡が目前に迫ります。その切り立った崖は迫力満点です。磐梯山の登山コースからは外れた場所にありますが、非常に素晴らしい風景が広がっていた。
銅沼 自然・景勝地
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安達太良・会津磐梯山に向け出発です。ここはJR大宮駅、17番線。8:34発 やまびこ・つばさ127号に乗車します。
大宮駅 駅
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やまびこ・つばさ127号が入線して来ました。
大宮駅 駅
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標高950mのロープウェイ山麓駅です。乗車時間約10分で標高1,350mの八合目のロープウェイ山頂駅に到着します。
あだたら山ロープウェイ 乗り物
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雲行きが段々怪しくなって来ました。ロープウェイ山麓駅付近は小雨模様になって来ました。
あだたら山ロープウェイ 乗り物
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高度を上げるに従って、霧がかかり視界はみるみるうちに悪くなって来ました。
あだたら山ロープウェイ 乗り物
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イチオシ
ロープウェイ山頂駅近くの標高1,350mの薬師岳です。通常、薬師岳からは視界が開け、乳首似の山頂の岩峰の形から乳首山ともいう、安達太良山頂も見え、紅葉のパノラマパークである、と言う。しかし、雨に煙り、よく見えません。写真を撮るにも傘をさし、雨を除け、撮っています。
安達太良山 自然・景勝地
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薬師岳の「愛の鐘」と言われている鐘です。
薬師岳の「愛の鐘」の鐘と、中腹の山小屋・くろがね小屋にある鐘を二人で鳴らすと、高村智恵子・光太郎夫妻の純愛にあやかって幸せになれる、そうです。安達太良山 自然・景勝地
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薬師岳(標高1,350m)から安達太良山頂(標高1,718m)を目指し、登り始めました。雨は本降りになって来ました。
安達太良山 自然・景勝地
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先ず標高1,478mの「仙女平(せんにょだいら)の分岐」を目指しました。登山マップによれば、薬師岳~仙女平の分岐間は約30分と書いてあった。
安達太良山 自然・景勝地
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登山道から紅く染まった木々を撮影してみました。
安達太良山 自然・景勝地
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安達太良山山頂へ行く登山道です。合羽を着て進みます。傘をさして登山道を進みたいが登山道まで木々が重なっているので傘は使用できません。
安達太良山 自然・景勝地
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雨は強弱がありました。強くなったり、弱くなったり、繰り返していました。しかし、雨は上がりません。雨の為か、登山者も余り見当たりません。
安達太良山 自然・景勝地
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イチオシ
紅く染まったナナカマドの紅葉です。紅葉の華です。
安達太良山 自然・景勝地
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イチオシ
安達太良山の稜線が雨に煙っています。その稜線からひょっこり出た乳首山、安達太良山頂は見えません。
安達太良山 自然・景勝地
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イチオシ
紅葉の中に岩肌が見え、滝のように水しぶきを上げ流れていました。
安達太良山 自然・景勝地
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紅葉のパノラマパークです。まだ紅葉の最盛期には早いような感じでした。
安達太良山 自然・景勝地
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イチオシ
紅葉の安達太良山の山肌です。雨に煙っていますが紅葉が見えました。
安達太良山 自然・景勝地
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雨が激しくなってきたので「勇気ある撤退」を決めました。「至五葉松平 経由 奥岳登山口」の道標まで下ってきました。ここまで来ると雨は小降りになって来ました。
安達太良山 自然・景勝地
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「至 安達太良山」の道標です。
安達太良山 自然・景勝地
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ロープウェイ山頂駅です。
あだたら山ロープウェイ 乗り物
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ロープウェイ山頂駅内です。
あだたら山ロープウェイ 乗り物
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ロープウェイ山麓駅まで下って来ました。山麓駅に富士急レストハウスが併設されていました。そこで珈琲を飲み、一息入れました。
あだたら山ロープウェイ 乗り物
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安達太良山から宿泊地「裏磐梯レイクリゾート」に移動しました。裏磐梯レイクリゾート(旧 裏磐梯猫魔ホテル)の前を通るたび「いつかは泊まってみたい」ホテルの一つでした。
裏磐梯レイクリゾート 宿・ホテル
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正面玄関に対して右側(裏磐梯カフェ側)を撮影しました。
裏磐梯レイクリゾート 宿・ホテル
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正面玄関に対して左側(売店側)を撮影しました。
格調高い「裏磐梯レイクリゾート」を設計したのは、福島県三春町出身の建築家の大高正人氏です。風格のあるシンメトリック(左右対称)が特徴です。大理石をふんだんに使った本館の「五色の森」、新館の「虹の森」からなり、総客室数324室、総宿泊数872人の大規模ホテルです。裏磐梯レイクリゾート 宿・ホテル
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正面玄関です。左側奥の柱の袂に登山靴の洗い場があります。ここで泥だらけの登山靴を洗い、ホテルに入りました。
裏磐梯レイクリゾート 宿・ホテル
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正面玄関脇に取り付けられた「裏磐梯レイクリゾート」のネームプレートです。
裏磐梯レイクリゾート 宿・ホテル
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裏磐梯レイクリゾートのフロントです。
裏磐梯レイクリゾート 宿・ホテル
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広い売店があります。
裏磐梯レイクリゾート 宿・ホテル
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売店には、地元でとれた新鮮な野菜と果物が並んでいました。
裏磐梯レイクリゾート 宿・ホテル
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夕食の料理です。裏磐梯レイクリゾートにしては、豪華さのない落ち着いた和食料理でした。
裏磐梯レイクリゾート 宿・ホテル
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総客室数324室、総宿泊数872人の大規模ホテルを伺わせる、気の遠くなるような長い廊下です。
裏磐梯レイクリゾート 宿・ホテル
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横幅が広い、のれんは「猫魔温泉」の入口です。大きな温泉を予感させる入口です。
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温泉の更衣室です。ここで着替えます。密にならないように一つ置きに使用禁止になっていました。かごの底に貼ってあり、目立つように立て掛けてありました。
裏磐梯レイクリゾート 宿・ホテル
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内湯の「オーロラの湯」です。
解放感のある大きな窓からは「オーロラの湯」を取り囲む木々と桧原湖を眺めることが出来ます。裏磐梯レイクリゾート 宿・ホテル
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猫魔温泉には三つの特徴がある。ポイント1「黄金の湯」
ホテル敷地内から湧出する、贅沢な「源泉かけ流し」の天然温泉です。鉄分豊富なこの湯は、湧出時は無色透明ですが、空気に触れると酸化し、珍しい赤褐色のにごり湯となる。古くから「黄金の湯」として愛されてきたこの名湯は、裏磐梯ならではの大自然からの贈りものだそうです。裏磐梯レイクリゾート 宿・ホテル
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ポイント2「中性温泉」
猫魔温泉はpH6.8の「中性温泉」です。身体にやさしく疲れにくい湯のため、ゆったりとした長湯や、お年寄りの入浴にも適しています。 肌のpH値に近いため、刺激が少ないそうです。裏磐梯レイクリゾート 宿・ホテル
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ポイント3「美肌の湯」
猫魔温泉の泉質は「塩化物泉」です。保温効果が高く湯冷めしにくいこの湯は、 血流と代謝を促してくれる美人の湯です。更に天然の保湿成分「メタケイ酸」含有量は美肌効果が期待できる100mgをはるかに上回る200mg以上です。さあ、丸い湯舟に浸かってみましょう。裏磐梯レイクリゾート 宿・ホテル
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露天風呂「ひばらみの湯」です。
裏磐梯レイクリゾート 宿・ホテル
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露天風呂「ひばらみの湯」は、桧原湖を見渡せる風光明媚な湯として非常に人気があります。私もこの露天風呂に入るのが旅の目的の一つでした。時間と共に異なる空模様。露天風呂の湯面と桧原湖の湖面が同化し、絶妙の景色です。
裏磐梯レイクリゾート 宿・ホテル
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本日のトレッキングルートです。地元山岳ガイドの案内で歩きます。
八方台登山口→分岐(中ノ湯跡)40分→銅沼(あかぬま)30分→噴火口分岐10分→裏磐梯スキー場20分
昼食は銅沼で弁当(おにぎり)をとる予定です。八方台(磐梯山登山口) 自然・景勝地
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八方台登山口→中ノ湯跡分岐→磐梯山山頂は、磐梯山登山道のなかで、最も登り易く人気のあるコース、と山岳ガイドは言う。八方台から中の湯跡までは、磐梯山噴火の影響を受けていないブナの森が広がっています。
八方台駐車場に駐車している車の少なさに驚いた。まだ、紅葉に早いのか、ハッキリしない天気の為か、などを思いながら歩いた。八方台(磐梯山登山口) 自然・景勝地
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「磐梯山頂」の道標が立っていました。
八方台(磐梯山登山口) 自然・景勝地
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磐梯山頂上から麓へ霧が広がって来ました。天気は芳しくないようです。
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「中の湯跡」が見えて来ました。山岳ガイドの案内です。
1,888年の噴火以前、磐梯山山頂の北側に湯治場があったことは、今ではあまり知られていない、とのこと。現在、廃業した中の湯周辺に一つと、その南北に上の湯と下の湯が営業していた。 上の湯が海抜1,600m、中の湯が1,250m、下の湯が1,000m辺りにあり、開湯は上の湯が1,648(正保5)年で、中の湯と下の湯が1,872(明治5)年であった。
泉質と温度は、上の湯と中の湯が硫黄泉で約66度、下の湯が食塩泉で37度であった、と言う。 -
「中の湯跡」周辺の景色です。
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正面の建物は「中の湯跡」です。
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「中の湯」分岐まで来ました。ここで磐梯山方面でなく、銅沼(あかぬま)・方面に曲りました。
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「中の湯」分岐から見た、中の湯の廃屋です。
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路傍に目をやれば可憐なエゾオヤマリンドウの花が咲いていました。
エゾオヤマリンドウはりんどう科りんどう属の多年草で、日本原産の植物です。日本のほぼ全域に生息しています。秋口の野山に釣鐘型の花を咲かせます。 -
登山道の近くまで紅葉が迫っていました。
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登山道の道標です。八方台登山口1.2kmとあり、1.2km歩いたことになります。ちなみに裏磐梯登山口から4.6kmの地点です。
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逆光の為か、写真は黒っぽくなりました。
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クマザサも見える森です。この辺はまだ青々としています。
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木立の間から紅葉の木々が見えました。
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頭上を見渡せば、漸く紅が目に付くようになりました。
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森の所々が紅くなって来ているようです。
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この辺の森は一段と紅く染まっていました。秋を感じます。
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一本だけ紅く染まったシンボルツリーのような細く長い樹があり、印象的でした。
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太陽光発電を利用した無人の「登山者数カウント」器です。
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紅く染まりかけた木々があったので撮影しました。
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銅沼(あかぬま)まで来ました。「銅沼と磐梯山」の案内板が立っていました。読んでみました。
銅沼の誕生
1,888(明治21)年の噴火直後の写真(写真2)から、現在カルデラの北側にある銅沼は噴火直後に誕生したことがわかります。銅沼 自然・景勝地
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山岳ガイドさんの話
銅沼は、強酸性で、鉄・アルミニウム・マンガンなどが多量に溶けているそうです。湖底には水酸化鉄を含んだ赤い泥が溜まっているため、全体的に赤褐色に見え、神秘的な火口湖です。銅沼 自然・景勝地
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イチオシ
銅沼の水の一部は、緑沼から瑠璃沼へ流れ、五色沼湖沼群の水源にもなっています。
銅沼 自然・景勝地
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1,888年の噴火で形成された標高1,120m磐梯山の北、裏磐梯側にある火口湖が銅沼(あかぬま)です。五色沼の色の原点の一つ、と言われています。
銅沼 自然・景勝地
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銅沼の水位は随分落ちていました。
銅沼 自然・景勝地
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銅沼の水位は通常、赤褐色の部分は水面下にある、と思われる。銅沼には、強酸性で、鉄・アルミニウム・マンガンなどが多量に溶けている。湖底には水酸化鉄を含んだ赤い泥が溜まっている。岩肌の赤褐色がその証拠である。
銅沼 自然・景勝地
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銅沼の岩の側面を見ると水平に赤褐色と灰色の境目が入っている。境目まで沼の水があった、という証である。岩肌が余りにも綺麗なので、人が塗ったような感じがしました。
銅沼 自然・景勝地
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櫛ケ峰から北に続く絶壁は、明治の磐梯山の山体崩壊で出現した、成層火山の断面を示しているそうです。
銅沼 自然・景勝地
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磐梯山と銅沼です。霧がたちこめ、磐梯山を捉えることができません。
銅沼 自然・景勝地
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イチオシ
霧が切れるのを待っていますが中々晴れて来ませんでした。
銅沼 自然・景勝地
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銅沼から望むカルデラ壁は雄大で、溶岩や火山角礫岩などが層をなし厚く積み重なっています。このことから、過去に様々な噴火活動を経て磐梯山の山体が形成されたことがわかります。
銅沼 自然・景勝地
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火山活動の変遷により、溶岩の層、火山レキ・火山灰の層、火砕流や火砕サージの層と、堆積物の様子が違っているのが分かります。
銅沼 自然・景勝地
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漸く磐梯山の稜線が見えて来ました。
銅沼 自然・景勝地
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銅沼で食事を済ませると、銅沼から「裏磐梯スキー場」を目指しました。
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紅葉が始まり出したような森の色です。
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後ろ度々振り返りながら、磐梯山を確認しています。
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登山道に脇に「磐梯山と岩なだれ」の案内板が立っていました。
磐梯山は、約70万年前に活動を開始した成層火山です。1,888(明治21年)年の噴火では、主峰大磐梯(高度1,816m)のすぐ北側に位置していた小磐梯(高度約1,750m)の山体が、マグマを噴出しない水蒸気爆発により崩壊し、大小の岩塊が岩なだれ(岩屑なだれ)となって北方へ流れ下りました。 -
眼下に桧原湖が見えました。
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後ろを振り向くと磐梯山が顔を少し出していました。荒々しい岩肌をしていました。
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磐梯山を背に裏磐梯スキー場まで下ってきました。一面整備されたフィールドが広がっていました。
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山の斜面も綺麗に整備され、冬の雪に備えているように見えました。素晴らしいゲレンデになることでしょう。
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ここはJR郡山駅です。郡山17時15分発 やまびこ148号で帰ります。一泊二日紅葉の旅は終わろうとしています。天候に余り恵まれない旅でした。宿題を残したような思いです。また、取返しに安達太良山/磐梯山を訪れたいと思います。
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