全てが白く。豪雪白川郷【後半】

2021/01/10 - 2021/01/11

爆弾低気圧、豪雪、緊急事態宣言下の中
白川郷、高山、下呂へ旅に出ました。

前半では綺麗な水面で有名な「モネの池」と
ドカ雪の中の白川郷1日目探索。

1日目はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11677042

後半はますます白い白川郷と
ちょこっと高山と下呂温泉です。

緊急事態宣言下でしたが、宿の方、飲食店、
道の駅、土産物屋さんと
みなさんに暖かく迎えて頂いた良い旅でした。

エリア 白川郷(岐阜)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

日曜日
目を覚まし寝室の障子を開けると、
もりもりの雪景色。

朝食前に「どのぐらい積もったのか」を見に
宿の玄関を空けてみた。
フラットな一面の雪の大地。

車の1/3ぐらいまで埋まってる。

宿の雪かき棒を拝借し、高さを測ってみた。
40cm～ぐらいありそうかな？

これは宿から出るのも一苦労なんじゃ…

朝ごはんを頂きます。
ナスの朴葉味噌焼き、きんぴら、生卵等など。
ご飯が進む朝食です。

そのときに女将さんが言うには
60cmぐらい積もっている所もあると。
いやー、こんな雪が毎日降っていたら
生活は大変。

朴葉味噌は火にあぶった葉の上で
味噌とナスをこねくりします。
これ、おいしい～。
だめ！（食べ過ぎ！）と思いながら
ご飯おかわり。

先ほどとは反対側にある宿の雨戸を開けてみました。
かやぶき屋根の軒下はこんな感じです。

玄関を開けると除雪機。

宿のご主人も近所の方も
チェックアウトの時間までに
総出で除雪されているようです。
頭が下がります。

除雪中の村中を散策です。

除雪車が入っていないところは
人力の雪かき。
ひさしの上、四角いバスタブが乗ってるみたい

村中探索。
もう、どこもかしこも雪もりもり。

ひたすら写真を撮り

県重文 明善寺の鐘楼門

ザ・合掌造りな1枚

明善寺の裏にある道を進むも、
途中までしか除雪されていなく引き返し。

雪がハラハラ舞い散る
良い感じに撮れました。

明善寺横に雪捨て場があり、
そこに登って1枚。

こちら明善寺の鐘楼門を下から
屋根の上、どんだけ積もってるんでしょう？

細い道から村中を見下ろす1枚。
雪に埋もれていて合掌造り集落かどうか、
ぱっと見は判らない。

細い道によってはラッセルしながら進みます。
太ももに負荷が掛かる…

また違う場所の雪捨て場の雪の上から。
所々、屋根の雪おろし作業がされています。

こちらも雪かき作業中。
高い屋根の上、お疲れ様です。

雪がロールケーキみたいに
巻かれ落ちてる。

屋根に重なり合う雪。
どのぐらいの重量が建物に掛かっているのか。。

ちょっと雲間から日が出てきた！
展望台、登ってみたいな。

この写真の後、バスターミナルにある案内所を訪ね、
展望台行きの送迎バスの状況を聞くところ、
送迎バスは本日運行中止、展望台への道も
いつ除雪されるかも不明と言われてしまい、断念。

むぅ、心残りだけれど致し方ないかぁ。

こちら、バスターミナル近所の「和田家」
国指定重要文化材で見学もできます。
屋根が、雪崩ている。。

時間的には開館しているはずですが
閉まっていました。

村中を一回りする頃には
メインストリートの除雪も終わったようです。
これで車が出せます。

メインストリート以外は、
まだまだ道も雪がもりもり。
除雪された雪でいたる所に壁ができています。

宿に戻ってきました。
さあ、心残りもありますが
白川郷を後にします。

高速に乗るための道路では、前方に除雪車。
続いて高山に行きます。

車で約1時間。飛騨高山に到着。
町中に移動したせいか、路面の雪はほぼなし。

街並み保存地区を歩こうにも「古い街並み」が正式名称？
google mapでもなんと検索して良いのか、
ウロウロしているうちに、それらしい街並みへ。

雪溶けの道に青空が映って、なんとなくすがすがしい。

街並みの中、ふらりと立ち寄った酒屋で聞いた話。
高山には酒蔵が7軒ほどあり
無料、もしくは数百円で試飲できると。
また、日本酒の違いが分からない素人の私に
純米、吟醸、山廃などの違い説明をしてくれました。
店員の説明が楽しく、お酒が好きなのがうかがえる！

高山に来たからには
「こって牛」っていう店の
飛騨牛の握りを食べてみたく！

3種盛りを注文。1000円。

店舗の並びにある土産物屋に
腰をかけるスペースがあり、そこで実食。

竹炭塩、生姜醤油、飛騨牛軍艦の順で頂く。
おせんべいに米がくっつくのが「ん？」と思ったけど
味はおいしい～。もっと食べたい。

さすがに寿司3カンではお腹が満たされないので、
近くにあった「蔵食房 龍々」というお店で
高山ラーメンをいただく。

「半分ぐらい食べたら、テーブルの酢を入れて
味変してみてください」とお店の人。
縮れ麺、醤油の美味しいラーメンでした。

車を停めたのは「古い街並み」からやや離れた
櫻山秋葉神社の横にある「桜山日光館」駐車場。

最後に神社にお参りをして、高山を後にします。

櫻山秋葉神社を調べてみたら
仁徳天皇の御代（337年頃）の創祀（そうし）と伝えられているとか。
由緒ある神社なんですね。

移動します。

今日の宿泊地は下呂温泉。
高山から下呂に行く国道41号沿いには
Eテレ2355の歌「さらば下呂温泉」で知った
上呂、中呂があるので
車窓から「上呂駅」の写真をパチリ。

中呂駅は検索しても駅が無かったので、
中呂の地名の入った建物を探していると…

「下上呂」バス停を発見！
読み仮名は「しもじょうろ」で良いのかな？

その後に中呂郵便局を発見。

さらに中呂交差点を写真に収め、

下呂温泉（駅）、到着しました～！

車を市営駐車場に駐め
町中をぐるっと1周。

散策路にやたら「カエル」が居るなとおもったら
加恵瑠（カエル）神社なる神社発見。

手水がカエル。
冷たくて指先しか濡らさなかった！

新しそうと思って調べてみたら、
平成22年にできたらしい。
町おこしかな？

今夜の宿、
ダイヤモンド下呂温泉ソサエティにチェックイン
ホテルのスタッフに「今晩19時半に花火が上がりますよ」と聞く！

ホテルのフロントには「下呂温泉花火基金」なる
募金箱も置いてあった。
この募金が元になっているのかな？

ロビーは広くて綺麗。
（室内写真撮り忘れ）

夕飯は温泉街に戻って頂きます。

コロナ禍というのもあり、店がやっているか電話で確認。
せん田”というお店で「飛騨牛まぶし丼」、
どじょう唐揚げなどを頂く。

どじょう唐揚げ。
さっくり揚がって美味しい。

飛騨牛まぶし丼
甘辛のタレで味付けした飛騨牛。
お肉は細切れ状。

タレの味が濃く、飛騨牛のなのか？
美味しいけれど、飛騨牛？？

食べ終わる頃、「ドン！ドン！」という音が聞こえてきたので
慌ててお会計。
見えました！花火。

15分ぐらいでしたが、こんな真冬に
予想外の花火は嬉しいね。

花火が終わる頃、地元の料理「鶏ちゃん焼き」を食べてみたく
2軒目のはしごしようと温泉街を歩くも、
20時閉店の店ばかり。
コロナの所為かな～。残念。
雪も降り始め、退散。

月曜日。最終日

ホテルの窓から見える橋が気になり、立ち寄ることに。
と、そこには縄文人がいた。

橋の名前は「縄文橋」
土器のモニュメントがあしらわれています。

橋の上から下呂の街を一望。

橋を対岸から。

橋の横には「下呂ふるさと歴史記念館」があり
無料だったので中を見学。
地域の歴史紹介や展示品もしっかりあり
ちゃんと見応えのある施設。

ここからは帰り道。
「日本一」と紹介された明宝トマトケチャップをさがして
目に付いた道の駅に立ち寄りながら帰ります。

道の駅 飛騨金山ぬく森の里温泉でお昼ご飯。

ちょうどレストランに「鶏ちゃん定食」を発見。
醤油味、味噌味をシェアして味見。
鶏のホルモンが濃いタレで炒まっていて美味しい。

どんどん南下
ここは道の駅 ロック・ガーデンひちそうの横にある渓谷。
綺麗ですな～

この道の駅では、昨日の夕飯で初めて食べた
「ヤーコン」が売っていたのでお土産に購入。

旅の最後に、良い晴れ間に出会えた！
谷川の水面も綺麗～

名古屋が近くなったあたりで
虹色のハロ出現。

明宝トマトケチャップは「道の駅可児ッテ」で発見。
ココでは関のはさみも買ってみた。

浜名湖SAで休憩。
この頃には日が傾いてきて

良い感じの夕景。

静岡走るなら夕飯はココでしょ！と
帰りの通り道にある
「さわやか 長泉店」に入店。
運良く、待ち時間無かった！

人生2度目のさわやか。
前回食べたよりお肉が美味しく感じる！

これにて豪雪、白川郷旅行は終了～。
岐阜満喫の良い旅でした。

観光地のお店、ホテル、飲食店の皆さんは
本当に暖かく迎えてくれて、
私の身も心も暖かくなりました。
早く元通りの日常にもどり、
あちこちに旅ができるようになりますように。