姫路市立動物園＆姫路セントラルパーク　1ヶ月ぶりのレッサーパンダ紀行は県境を越えず訪問出来る一番遠い姫路の2園に行ってきました

2021/02/11 - 2021/02/11

近畿３県のCovid19により緊急事態宣言は続いていますが、ついにレサパンに会えないストレスが頂点に達してしまいました。
とは言え県境を越えての動物園訪問はやはり躊躇われ、今日は県内で一番遠い姫路の２園に車で行く事にしました。

約１ヶ月ぶりの動物園。
早くなんのしがらみもなく自由に行きたいところに行き、楽しみたいことを楽しめる世界に戻ってほしいです・・・それはもう無理なのかな？


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280

エリア 姫路(兵庫)

約1ヶ月ぶり久々のレサ活です。
兵庫県が緊急事態宣言中でありどこまで動いていいものか迷ったのですが、県境を跨がずに車移動とすることでレサ活を解禁しました。
県内でレッサーパンダのいる園は王子動物園、神戸どうぶつ王国、姫路市立動物園、姫路セントラルパークの4園ですが、今日は姫路の2園を訪問することにしました。

これまでは午前中に姫セン、午後に姫ズーのパターンが多かったのですが、今日は午前中に姫ズーにしてみました。

姫路市立動物園の入園料は大人210円。

姫子さんのお家・・・いいわるいはともかくとしてお城の動物園とゾウの組み合わせって昭和の日本の風景って感じで、その最後が姫子さんと姫路城となりました。

昨年10月24日に天国に旅立った姫子さん。
姫ズーと言えば姫子さんと言ってもいい存在でしたね。

遅くなりましたがご冥福をお祈りします。

レッサーパンダ舎へ。

他園と比べるとどうしてもハード面では見劣りしてしまう姫ズーのレッサーパンダ舎ですがキーパーさんのソフト面での努力もあり、個人的には悲壮感はあまり感じないのです。
ハードはもちろん大切ですが、ハードだけ充実してソフトがついていかない施設の方が僕は悲しく感じてしまいます。

姫ズーにはひなた君とミホちゃんの2匹のレッサーパンダが暮らしています。

ミホちゃんは本名はカタカナ表記のはずですが、ここではひなた君に合わせてひらがな表記となっているようです。

本日のメニュー。

特徴的なのは夕食のレーズン、ゆで卵、煮干しですかね？

手前がミホちゃん、奥で寝ているのがひなた君です。

付け替えてもらったところかな？

新鮮な竹の葉を食べるミホちゃん。

時折、どう言った加減なのか正統派ご両親から超ファニーなお子が生まれることがあるのですがミホちゃんはその典型的存在だと思います。

とってもキュート！！

アスレチックの上でお昼寝していたひなた君が少しだけ起きてくれました。

可愛く欠伸してまたお昼寝へ。

今は誰もいない元ホッキョクグマ舎。

先ほどのレッサーパンダ舎のところで書いた事と矛盾することになりますが、ハードよりソフトの充実を評価する僕でもこのホッキョクグマ舎はさすがに厳しい目で見ざるを得ませんでした。
特にここで暮らしていたのが繁殖が期待されているペアだっただけに、いくらキーパーさんがソフト面で頑張ってもこの施設では厳しかったですね。

ユキちゃんは秋田県の男鹿水族館GAOに移動し、嬉しい事に現在子育て中。
そして、ホクト君は旭川市旭山動物園に移動し、ピリカちゃんとのペアリングを頑張っているところです。

ユキちゃんは姫路でも2度出産していますが残念ながら上手く育てることが出来ませんでしたが、今回はハード面も充実しているGAOで子育てに専念出来ているようです。
これはホッキョクグマの将来を考え他園にユキちゃんを託す決断をした姫ズーの大殊勲と言ってもいいと思います。
素晴らしい貢献をなされたと思います。

放飼場に造られた小部屋から園路を眺めるホンドギツネちゃん。

キーパーさんの動きをチェックしているんだと思います。

カピバラ舎には温泉がオープンしていました。

枝を噛み噛みするコウスケ君。

オタリアのプールは水を抜いて清掃中でした。

ビッキーさんはプールサイドで日向ぼっこ。

きぼこさんも日向ぼっこ。

レッサーパンダ舎に戻るとひなた君が活動的になっていました。

ちょっと目を離した時なので写真は撮れませんでしたが、ミホちゃんと2匹で立ち上がって軽くガウガウ言い合う場面も見受けられました。

相変わらずイケメンのひなた君、今年12歳なんですね。

ミホちゃんも今年8歳になり繁殖は難しい年齢に入ってきていますが、もう、それは正直いいです。
2匹が幸せで健康に長生きできることが何よりだと思っています。

姫路市立動物園から20分ほど車で走って姫路セントラルパークへ。

自動車で来園した場合、仮にレッサーパンダのいるウォーキングサファリに行くだけとしても通行料が普通車1台1000円、サファリ入園料が大人3600円となり、群馬サファリや秋吉台サファリと比較するとかなり高目となります。

今日はヒグマ放飼場からバードゲージなどは通らずにサイ放飼場の横を通りレッサーパンダ舎に行くショートカットするコースを通りました。

レッサーパンダ舎に到着です。

園路から向かって右側のこちらの放飼場にはケンタ君と佳佳（ジャジャ）ちゃんのペアがいました。

ケンタ君は川崎市夢見ヶ崎動物公園から、佳佳ちゃんは長野市茶臼山動物園からやってきました。

何やら放飼場の片隅の穴ぼこに嵌って「ウシシっ」な感じでニンマリと笑う佳佳ちゃん（笑）

鼻の頭に土がついてるけど・・・、

掘ったのね？掘ったんですね！！

もう、何が何だか（笑）

でも、佳佳ちゃんが楽しければそれでいいんですよ！！

そんな嫁を興味深そうな表情で眺めるケンタ君。

面白いお嫁ちゃんで良かったね！！

園路向かって左側の放飼場にはケンタ君と佳佳ちゃんの（現在のところ）一人娘のテマリちゃんでした。

久しく会えていないトロ君に会いたかった気持ちもありますが、もちろんテマリちゃんに会えたこともとても嬉しいのです。

テマリちゃんは絶賛お昼寝中でした。

今日の目標は「テマリちゃんのお顔を撮る」ことにしましょうかね。

気がつくとアスレチックに登りこちらにカメラ目線をくれている佳佳ちゃん。

何よ、そのやんちゃな表情は？？

どこかで見た事ある表情だと思ったら・・・毛色が茶色の部分が濃紺、白い部分が水色ならリアル・スティッチなことに気付いた（笑）

本当は東屋でお昼寝したいけど嫁が寝ているのなかなか近づけないケンタ君。

東屋を中心にウロウロしています。

で、結局ここに落ち着くとに決めました。

「しっかりと、奥さんには気を使ってるんだよ」と言いたげなケンタ君の表情。

けして擬人化する訳ではありませんが、見過ぎてきたせいかレッサーパンダが何を言いたいのかはだいたい分かる様になってきました・・・と思っています（笑）

レッサーパンダ舎を眺めていると背後からとんでもない神々しい波動を感じて振り返ってみると神々がおわせました！！

伊豆アニマルキングダムからやってきた双子姉妹のアールちゃんとグレーちゃんが何故かお揃いでこちらに視線を向け微動だにしません。

長年動物園で写真を撮っていますが、ここまで揃うのはありそうであまり記憶にありません。
夢中でシャッターを押しました。

こんどはあちらのお客さんへ。

行ったことないですがなんかアイドルの撮影会に行って様な気分になりました。

僕も含め周りのお客さんはみんなこの姉妹の虜になっていました。

ベンガルトラ舎の左隣はチーター放飼場で、母子チーターが暮らしていました。

天使の寝顔・・・ルキ君かエマちゃんかは分からず。

気温がそこそこ高かったこともあり、コッツーのファミリーもきゃっきゃと遊び回っていました。

ふと視線をサファリの方に向けるとサイへの餌やり体験をやっていました。

このはんぺんみたいなのは何でしょうね？

ご飯食べている表情が可愛らしいですね。

本日の目標だったテマリちゃんの顔写真は寝返り中のこれがベストショットでした。
完封負けは阻止したけど・・・って感じですかね（苦笑）

また、会いに来るね！！