日本三大秘境らしい九州のチベット？？宮崎県椎葉村へGOGO編

2021/02/13 - 2021/02/14

オキニの酒場のマスターから聞く
○○さ～ん
宮崎の椎葉村って行ったことありますっ

椎葉？？
ああ、なんか高千穂の方にそんなとこ聞いたかな
ぐらい

マスターは横浜からバイカル号で
津軽海峡を抜けソビエト・ナホトカに渡り
シベリア横断鉄道でヨーロッパ世代、旅の強者

旅繋がりで店も知ったという縁
なかなかいいとこみたいですよ、と
ググると宮崎日向から西の山の中

確かに・・
えらい奥地
宮崎のガイド本見たけど載っていない
おお
これは間違いなしだな
行こう、椎葉

壇ノ浦の戦いで滅亡した平氏の残党が
この地に落ち延びたところらしい

宮崎青島滞在から
ＧＯＧＯしましょ
温泉以外で山に行くなんてのは初めてかも・・・
そんなスタートで宮崎県の山奥の椎葉村へ



・もうコロナの中、うんだらの弁明？書きませーんのでっ

エリア 椎葉・門川・美郷(宮崎)

今日も青島はグチャグチャのクローズ
良かったっ
これで気分良く行ける

青島ゲストハウス風樹 宿・ホテル

青島から129km
ナビだと約４時間40分
九州のど真ん中
遠いわ

Ｒ１０で宮崎市街中心はするりと抜ける
が、市街過ぎからやっぱり渋滞になる
Ｒ１０使わないでイオンモール西の11号から327号抜け北上がいい
まあ普通は高速だろうけど
時間は買わない旅で

雨の高鍋、滝の見えるぶっちょラーメンを通る

ぶっちょラーメン グルメ・レストラン

川南町のパーラーフタバ通過
可愛いうさぎがいる
元気かな？？

パーラーフタバ グルメ・レストラン

日向の手前、美々津から山へ入る
一気に風景が変わる
こんなとこ滅多に来ない

←鶴富屋敷、が椎葉村の中心
まだ６８ｋｍも・・汗
ここまでで３時間越えてるし

道の駅とうごう
ちょっとした町で一息

道の駅 とうごう 道の駅

おいしそうなみかんが
買ってこいと頼まれてるけど、まだいいか

R327をひたすら西へ走る
道がいいから良し

耳川に沿って
途中かなりの川幅広くなり

道の駅的なところで休憩
近くに温泉があって

ひたすら
走る

途中、諸塚という集落

ちょっと小さな店があった

ふきのとうか
春だな

ついに椎葉村へ
ちょっと洒落た案内板
雨が似合うかも

しか～し椎葉村入ったら道が凄いわ
細い
くねくね
対向車気をつけないと出会い頭でやるな
ライト付け
カーブは大回り
慎重に走る

これ、結構細く
カーブも
地元の車は飛ばして突っ込んでくるから怖い
バス走る道だけど、すれ違えないところかなりあるね

途中から道広がり
ホッとしたら
またまたを繰り返しして

やっと椎葉村中心集落到着
ああ、遥々感あり

青島から４時間半かかったな
村の中心あたりの食堂
連絡しておいた村唯一の食堂山中食堂へ

山中食堂 グルメ・レストラン

ここ
ちゃんぽんが美味いと聞き
昨日電話しておいて良かった
もう14時過ぎ

シンプルで素晴なメニュー
もちろんちゃんぽんを頂きます

ボリューム満点
海鮮も入って素晴らしい
若女将感じいいな

奥から大将のお父さんも出てきてくれ
色々と村の話を聞かせてくれた
こういう時、いいよね
何気ない話に、なるほどね、と
いい店でした
椎葉でランチなら、是非山中食堂でちゃんぽんを

しか～し
椎葉村は広い
こんな感じ
クネクネして
エリアも広く
把握出来ない

ここからまだ１時間ぐらい奥にも宿がある集落が
いくつかあり
本当はそっちに行きたかったけど、宿が×だった

宮崎県北部の九州山地中央部に位置し、村としては日本第5位の広大な面積
人口は2,400人、人口密度は4.6人／?

すぐの観光協会へ

今、椎葉村は観光キャンペーン中
一泊二食付宿泊3,000円クーポンが観光協会で貰える
電話で宿の予約相談も丁寧にして頂き御礼兼ねて

集落以外はこんな感じ
時間があるのでちょっと走る

独特の建築様式の民家が並ぶ十根川という地区へ
中心から20分ちょっと走る

小雨が降ったり、止んだり
この天気が似合うかも知れない
そんな椎葉村

ちょっとした駐車場があり
到着
もちろん誰も来てません

十根川重要伝統的建造物群保存地区 名所・史跡

あの先か
平成１０年に国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された地区
山肌に張り付くように
特定建築物３５件、工作物１２６件、環境物件４件

坂の斜面の小さな集落だ
こんにちは！と挨拶して
会う方、笑顔で答えてくれ嬉しい

こんなのがあるんだ
猪を獲物で探せるよう犬を訓練する
日本でもあまりいないだろう

小雨だけどみずみずしい

ちょっと上がってみる

こんな階段を上る
民家と隣接して馬屋や倉があるらしい
屋敷の石垣も見事

一般のお宅だし
こんな時期だし
まわりから拝見
なんとも言えないいい山村

下に神社があり

八村杉という国指定天然記念物があるらしい
行ってみましょうね

八村杉 自然・景勝地

十根川神社の境内にあるらしい

十根川神社 寺・神社・教会

境内に、根回り19m、樹高５４ｍ、枝下の地面の全周は９９ｍもある巨木
高さでは国内２番目、根回りでは国内４番目の杉とのこと
正直、あまり関心ないんだけど・・・笑

戻る途中に昔ながらのドライブインが
これの方が関心あるかも！の困った人
こういうとこでラーメン食いたし

椎葉の中心集落に戻り

ちょっとガソリン補給
スタンドは村周辺には２軒
140円／L

メイン通りつるとみ通り
ひっそりとして人がいない

写真屋さんが残る

ここまで日向から一日ニ便バス便あります
バスの終着、上椎葉
日向から約２時間半、2,440円
この先の椎葉村の集落へはコミニティバスがあるよう

平家鎌、どんなやつなんだろう？？

昔の椎葉の写真

昭和36年
あの東京オリンピックの三年前か
戦争に負け
今の繁栄を創り上げた途上の時代

鶴富屋敷へ
ここが椎葉の中心なのかな

鶴富屋敷旅館HPより
およそ800 年前、壇ノ浦の合戦に敗れた平家の武士たち。追っ手を逃れて、各地のふところの深い山奥へ。そこで暮らす平清盛の末族と言われる鶴富姫と、平家を討伐しにやってきた源氏、那須大八郎の切ない恋物語。その舞台となったのが、この鶴富屋敷です

平家の落人が辿った道
しかし、その昔にここまでどうやって来たのだろう
想像もつかない

こんな感じの鶴富屋敷へ

建てられてのはおよそ300年前ぐらいのよう
立派は造りだ

今でもたまに使うらしい釜戸

先祖代々の写真が残る座敷

屋敷内、隣りにある今日の宿、旅館鶴富屋敷
一泊二食7,700円込ー3,000円クーポンなり

旅館　鶴富屋敷 宿・ホテル

この時期なんで、観光協会に電話で伺って、とってもらった宿
御年配の方がやっている宿がほとんどなので
やっぱり今は協会に相談した方がいいかなと
話すと歓迎ですよ、と言われて椎葉行き決めた

大きな広間で
山の幸が沢山のご馳走
イワナ、天麩羅は熱々を出して頂いた
今日の宿泊はひとりだけ

おはようございます
ご飯、みそ汁、キムチでいいのに
これは充分過ぎですね
お櫃のご飯は全ていただきました
雨上は上がり良かった

近くにダムが一望できる展望台があると聞き

山道を上り

雲海のようでいい感じ

西の正倉院 美術館・博物館

上椎葉ダムを遠望
日本で始めての大規模アーチダムだそうで
ダムの淵は車で走れるらしい
高いところは苦手で、とてもとても

上椎葉ダム 名所・史跡

チェックアウトまで
鶴富屋敷からすぐに民俗芸能博物館が
残念ながら休館中
ここは見たかったな

椎葉民俗芸能博物館 美術館・博物館

村の中心を一望

椎葉厳島神社に

椎葉厳島神社 寺・神社・教会

椎葉山中での平家残党の戦意なき哀れな姿を見て
安芸の宮島、厳島神社の守護神をここに建立てたとされている

湧水が
ペットボトルに頂いて行きましょ
こういう水が美味い

チェックアウトして
さあ、宮崎に戻ろう
平家伝説の里、小さな道の駅のようなところ

ちょっと立ち寄って

昨日の夜でたこの菜豆腐やら美味しかった

ひむか神話街道とかいうR388を
途中離合できないようなとんでもない道を
延々と走った
昨日より難所かも

ちょっと大通りに出たと思ったら
おじいちゃ～ん！！！
走る道反対だよ！！
ビックリした～

今度はウインカー点きっぱなし

百済の里で休憩

エッ！
勘弁してよ
と、時計を見ると
時間ギリギリ

突っ込め～
迂回路なんかなし
戻るなんて勘弁・・・

注意しよう無し
早く通り過ぎるしか

やっと西都市に

そして綾町へ到着、約３時間
ここから青島まで１時間もかからない

綾城 名所・史跡

町の中心の手づくりほんものセンターへ

綾手づくりほんものセンター お土産屋・直売所・特産品

道の駅のような施設だけど、なかなか

日向夏か

ちょっと重いかな・・・と

途中１軒も食べれる店もなくで
手づくりセンター隣のうどんやへ

うどんたむら グルメ・レストラン

宮崎のうどんは、出汁も美味しい
たぬきうどんを

女将さんが良かったらと
日向夏をくれて
ワオっ、ありがとうございました

最後のここ

蔵元綾酒泉の杜 専門店

雲海酒造へ
県外ではあまり知られてないかもの焼酎木挽
宮崎では知らない人は多分いないでしょうね

コロナで見学は出来ないかったけど
大好きな木挽の蔵元へこれてよかった

ずっと走ってたような椎葉の２日間
土産話も出来、さあ青島へ帰ろう