メタセコイア 秋の紅葉（赤褐色の紅葉）

2020/11/26 - 2020/11/26

　マキノピックランドからマキノ高原民宿村を縦貫する県道、延長約2.4kmにメタセコイアが約500本植えられています。一直線に伸びるシンメトリック（左右対称）な景観が印象的で多くの観光客を惹き付けています。春の芽吹き・新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の裸樹・雪花と四季折々に訪れる人々を魅了します。最初に訪れたのが2018年6月2日新緑の季節でした。そのとき「メタセコイア秋の紅葉」の写真を見た。赤煉瓦のようなくすんだ赤褐色の紅葉は魅惑的であった。秋に訪れ見たいという思いが募るばかりであった。

　延長約2.4kmに渡るメタセコイア並木は、平成6年読売新聞社の「新・日本の街路樹百景」に選定され注目を集め、多くの観光客を集めています。
　赤褐色のメタセコイア並木の紅葉はロマンチックである。漸く実現した旅です。

エリア マキノ(滋賀)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　琵琶湖の大津港です。朝焼けが綺麗だったので、琵琶湖ホテルのベランダに出て撮影しました。

琵琶湖ホテル 宿・ホテル

　大津港に停泊する船は琵琶湖クルーズ船「ビアンカ」です。

琵琶湖ホテル 宿・ホテル

　夜明け前の琵琶湖です。太陽が段々昇り、空が赤くなって来ました。

琵琶湖ホテル 宿・ホテル

　JR西日本、湖西線の「大津京」駅のホームです。

　琵琶湖ホテルを出て、京阪石山坂本線の「びわ湖浜大津」駅に歩いて向いました。徒歩約10分位、近い距離です。京阪石山坂本線の「大津京」駅で下車し、駅を出て、JR湖西線の「大津京」駅へ向いました。

大津京駅 駅

　JR湖西線の「大津京」駅の「堅田・近江今津　方面」の発車標（はっしゃひょう）です。8：32発　新快速　敦賀　行きに乗車します。

　JR湖西線で新たな発見があります。JR湖西線を利用して北陸と関西を結ぶ、特急「サンダーバード号」の本数が意外に多く、北陸と関西の結び付きの深さを改めて感じた。

大津京駅 駅

　JR湖西線の「マキノ駅」に定刻9：26に到着しました。

マキノ駅 駅

　マキノ駅の構内にある「マキノ駅観光案内所」です。メタセコイア並木に行く情報を仕入れます。
　A4版の「JR湖西線～コミュニティバス連絡表」時刻表を頂き、コミュニティバスで移動することにしました。料金は大人220円　小人110円です。バス停は駅前広場脇にあります。

マキノ駅 駅

　コミュニティバスをどこで下車するか。「マキノピックランド」で下車し「南牧野」方面に歩くか、旅の考えるポイントです。帰るときの交通利便性、昼食の場所を考え、バス停「南牧野」で下車し、「マキノピックランド」へメタセコイア並木を歩くことにしました。
　ご覧の通り、メタセコイア並木の端、バス停「南牧野」側は何もありません。従って、南牧野側から歩くことをお勧めします。往復、歩けば問題はありませんが。

メタセコイア並木道 自然・景勝地

　赤煉瓦のようなくすんだ赤褐色の紅葉、メタセコイア並木の始まりです。

メタセコイア並木道 自然・景勝地

　バス停「南牧野」から歩いてすぐの所に「葉山珈琲 メタセコイアGARDEN店」があります。ここで一服してから歩くのもいいですね。

葉山珈琲 メタセコイアGARDEN店 グルメ・レストラン

　約2.4kmのメタセコイア並木を歩き始めます。

メタセコイア並木道 自然・景勝地

　この道路は、農業公園マキノピックランドを縦貫する県道小荒路牧野沢線です。

メタセコイア並木道 自然・景勝地

　赤褐色の紅葉が眩しく感じました。

メタセコイア並木道 自然・景勝地

　並木にはメタセコイアでない樹も混ざっていました。

メタセコイア並木道 自然・景勝地

　コミュニティバスはメタセコイア並木を通っていません。マキノピックランドから右に曲がり裏街道とも言うべき、並木に並行する道路を通り、並木の端「南牧野」に出ます。

メタセコイア並木道 自然・景勝地

　車で通り過ぎる人もいます。メタセコイアの根本付近を歩くことができます。道路に降りないで歩いた方が安全です。

メタセコイア並木道 自然・景勝地

　メタセコイアは中国が原産です。スギ科メタセコイア属の落葉高木です。日本名はアケボノスギと言います。樹高は25～30ｍにも及ぶ高木でセコイアにその姿が似ていることから、メタ（変形した）セコイアと名付けられたそうです。

メタセコイア並木道 自然・景勝地

　一直線に伸びるシンメトリック（左右対称であるさま）の並木、調和のとれた秩序が実に美しい。

メタセコイア並木道 自然・景勝地

　1981年（昭和56年）、学童農園「マキノ土に学ぶ里」整備事業の一環としてマキノ町果樹生産組合が防風林として1.8ｋｍわたってメタセコイア440本を植栽したのが始まりです。翌年これに続く県道にも地元牧野区が植栽を行い、総延長2.4ｋｍ（約500本）になった、という。

メタセコイア並木道 自然・景勝地

　当初、樹高約2ｍの苗木を植えたものの500本の幼木の管理は充分行き届かず、並木の一部で枯れたものや強風により先端が折れたものなど様々な形の樹があります。現在では樹高が約25ｍに成長しています。

メタセコイア並木道 自然・景勝地

　メタセコイア並木にカメラを向ける観光客。メタセコイア並木の隣りには栗園が広がっていました。

メタセコイア並木道 自然・景勝地

　車が通り過ぎると一瞬の隙をつき道路に出て写真におさめていました。撮影の際は、通行車及び足元に十分注意しましょう。

メタセコイア並木道 自然・景勝地

　メタセコイア並木のピックランド側にある『「新・日本の街路樹百景」選定　マキノ高原のメタセコイア並木』の記念碑です。

メタセコイア並木道 自然・景勝地

　マキノピックランド案内図です。

高島市マキノ農業公園マキノピックランド 公園・植物園

　農業公園マキノピックランド内の「並木カフェ」です。（2018年6月2日旅行時の写真です）

高島市マキノ農業公園マキノピックランド 公園・植物園

　農業公園マキノピックランド内のセンターハウスです。（2018年6月2日旅行時の写真です）

高島市マキノ農業公園マキノピックランド 公園・植物園

　センターハウス内にはお土産品売場と地元農家の農産物の直売所があります。
（2018年6月2日旅行時の写真です）

高島市マキノ農業公園マキノピックランド 公園・植物園

　農産物は売れ行きが順調らしく、残り僅かです。
（2018年6月2日旅行時の写真です）

高島市マキノ農業公園マキノピックランド 公園・植物園

　旬の野菜を販売しています。（2018年6月2日旅行時の写真です）

高島市マキノ農業公園マキノピックランド 公園・植物園

　農業公園ピックランドです。（2018年6月2日旅行時の写真です）

高島市マキノ農業公園マキノピックランド 公園・植物園

　都合の良いバスがなかったので、タクシーでマキノ駅に戻りました。マキノ駅でJR湖西線に乗車しました。
　近江塩津で北陸本線・姫路行きに乗り換えました。

近江塩津駅 駅

　近江塩津駅のホームに立つ北陸本線　米原・京都　方面の時刻表です。

近江塩津駅 駅

　北陸本線　余呉駅のホームです。山々の裾野に見える湖は余呉湖です。湖が僅かですが、見えたので撮影してみました。

余呉駅 駅

　北陸本線を米原駅で下車し、東海道新幹線の上りに乗り換えます。

米原駅 駅

　米原駅で運良くひかり号に乗車することが出来、帰途につきました。琵琶湖をローカル線で半周する旅は思い出深い旅になりました。

米原駅 駅