2019/12/27 - 2019/12/31
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ノーーウォリーズさん
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2019年12月末、オーストラリア・クイーズランド QLD州にあるグレートバリアリーフ南部の離島フレーザー島とレディマスグレイブ島を訪れました。グレートバリアリーフは南北に約2000Kmと世界一大きいサンゴ礁、その美しさと自然の宝庫はダイバー憧れの地です。グレートバリアリーフ北部にはメジャーなケアンズ等があり観光客は多いですが、今回は比較的マイナーな南部の離島に行き先を決めました。南部を選んだ理由は:
- グレートバリアリーフは12月から3月まで雨季ですが、南部は比較的雨季の影響が少ない
- サンゴの白化現象も北部より南部の方が影響が少ない
- ワニやクラゲなど危険な生物がいない
- ハイシーズンでも比較的に混雑しない
一方でケアンズに劣る点は:
- 食事や買い物など観光地に必要な施設が少ない
- 交通が不便 (ブリスベンからのみフライトあり)
グレートバリアリーフには無数の離島がありますが、多くはプライベートヨットでないと辿り着けず、残りは高級リゾート専用の島で、日帰りで気軽に行ける離島はごく僅かです。比較的お安く行ける離島フレーザー島とレディマスグレイブ島へ日帰りツアーで行ってきました。
クイーンズランド州内で公共フェリー・または日帰りツアーで行ける離島:
ケアンズ周辺 (Green, Fitzroy...), Dunk Island, Hinchinbrook Island, Orpheus Island, Palm Island, Magnetic Island, ウィットサンデー諸島 (Hamilton, Daydream...), Great Keppel Island, Curtis Island, ブリスベン周辺 (Moreton, North Stradbroke, Macleay, St Helena...)
- 旅行の満足度
- 3.5
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出発地点はシドニーからブリスベン Brisbaneを経由。ブリスベンのローマストリート駅およびバスターミナルです。ブリスベンの交通機関の中心地で、ブリスベンを訪れた事がある人は一度は訪れているのではないでしょうか。現在ブリスベンは再開発が進み、このローマストリート駅ビルも取り壊し寸前です。
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バスに乗りグレートバリアリーフ南部の拠点となる町ハービーベイ(最短距離で300km弱)とバンダバーグ(400km)へ向かいます。これらは大きなリゾートではない小さな町なので、シドニーから直行便は飛んでいません。
[2021年2月追記] Jetstarがシドニーからハービーベイまで直行便を飛ばすと発表がありました。この区間は再開したり中止したりを繰り返している様です。
なお2019年後半はオーストラリア東海岸の多くの地域で何ヶ月もブッシュファイアが燃え上がって道路はクローズ、12月にようやくシドニーからクイーズランドまで道路がオープンされました。やっと自由にクイーズランドへ旅行できる時期でしたが、その3ヶ月後にはコロナパンデミックで、再びクイーズランド州境は長い間クローズとなるとは予想もできませんでした。2020年12月末も同じ様な旅を計画していましたが、直前にシドニーでクラスターが発生して、QLD州境は再びクローズされて、旅は強制キャンセルとなりました。 -
バスは途中サンシャインコースト・ヌーサ・レインボービーチと、あちこち寄り道をするため非常に時間がかかります(実走行400km、急行バスもあります)。リゾート地をバスの車窓から巡った旅とも言えそう。これらは国内では比較的有名なリゾート地ですが、海外から短期で来る観光客は少ないです。写真はサンシャインコースト、30年前のゴールドコーストという雰囲気。目的地ハービーベイには夜に到着します。
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2日目、ハービーベイ Hervey Bayのビーチを散歩します。この町の1番の見所はこの全長868mのジェッティ。多くの人が散歩したり釣りをしています。右側の海の向こうにはフレイザー島が見られます。その距離はわずか20Kmで、ハービーベイはフレイザー島への北側のゲートウェイです(南側はレインボービーチ・ヌーサ)。
ハービーベイ ビジターインフォメーションセンター 散歩・街歩き
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ビーチ沿いには大きな鮮やかな花が。シドニーから北上するとトロピカルな雰囲気をあちこちで感じられます(南半球では北へ行くほど暖かくなります)。
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近くの民家の庭にはマンゴがなっています。もったいないことに沢山が地面に落ちたまま腐っています。近くのスーパーマーケットではひとつ2ドルで売られているのに。
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長いビーチとトロピカルな雰囲気があるハービーベイですが、この町に足りない物、それはリゾート地に必要な観光施設です。ご覧の大きなビーチ沿いには観光施設は皆無で、写真のパブがある程度です。有名5つ星リゾートホテルもなく、レストランも地元人向けの小さい店ばかり。ハービーベイは元々リゾート地ではなくリタイア後の老後を過ごす町です。多くの観光客はそのままフレーザー島に行ってしまいます。
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ハービーベイのマリーナから、フレーザー島 Fraser Islandの西海岸へ現地発の半日クルーズツアー(ひとり$120)に参加します。フレーザー島は世界一大きな砂の島です。ツアーの行き先はフレーザー島の西海岸と東海岸に分かれています。東海岸は巨大なビーチや砂の島を4WDで疾走するツアーが人気で観光客の90%がこちらを選びます。西海岸は残りの10%のマイナーな地域ですが、人が少ないビーチをゆっくり独占できるのが魅力です。また冬の間はホエールウォッチングで有名です。東海岸の4WDツアーも良かったのですが、クリスマス中のハイシーズンで大混雑が予想されたので、今回は西海岸でゆっくりすることを選びました。
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50人乗りの中型クルーザーで出発。巧みな操縦でマリーナを出港です。
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今日は天気も良く、風に当たって気持ちの良いクルーズです。ハービーベイ出発直後から東側20Km沖にフレーザー島は見えていましたが、段々と近くなってきます。
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近くには無人島が。小さな島にジェットスキーで行く、これぞ究極のプライベートビーチ。
フレーザー島 自然・景勝地
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フレーザー島の西海岸に45分ほどで到着、ここまで来れるのは50人程のツアー客とボートで来た一部の地元人だけです。東海岸からの道はクローズしており4WDでは来れない様で、人はごく僅かでプライベートビーチ気分。ビーチでの3時間の滞在中には、バナナボートで疾走したりカヌーを漕いだり魚釣りをしたり内陸部の荒れた砂の道を散歩したり、沢山のアクティビティがあり各々の好みで楽しめます。もちろん何もしないリラックスもありです。この日アクションカメラを持ってくるのを忘れてしまい、残念ながらビーチ滞在中の写真がありません。
注意点として夏は灼熱で全く日陰がないので、しっかり日焼け対策が必要です。食べ物と飲み物はツアーから提供されます。なお、2020年末にフレーザー島でも大きなブッシュファイアが発生して、島の約1/3の森が消失してしまったそうです。今どうなっているのか心配です。 -
3日目、ハービーベイから更に110km北上してバンダバーグ Bundabergの町に到着。黄色に白クマのラベルのバンダバーグラムで有名です。なぜ熱帯地域のラムに白クマかは諸説ありますが、ひどい寒さから逃れる為のイメージとか、ラベルのデザイナーが「熊の息子」というスコットランドの名字だったからとか。
バンダバーグは海から30Kmの内陸にあり、全くリゾート地の雰囲気はありません。むしろワーキングホリデーの人がピッキングの仕事で来る農業の町というイメージがあります。バンダバーグ インフォメーションセンター 散歩・街歩き
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夜はウミガメの産卵を見る現地発のツアー(ひとり$50)に参加します。夕方6時に約20名ツアー参加者が時間通り集まりバンダバーグを出発して、30Km離れたモンレポス Mon Reposビーチのタートルセンターへバスで移動します。
到着すると既に多くの人がすでに集まっています。タートルセンターは予約制で毎日約100名が産卵を見ることができます。約20名のツアー客以外にも約80名の個人客がいて、まとめて5つのグループ分けがされます。ツアー客が全員同じグループになって同じ時間に産卵を観察できるとは限らないと、予めバスの運転手に言われましたが、これが後で大きな意味があるとは気がつきませんでした。モンレポーズ コンザベーションパーク サファリ・動物観察
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毎年11-1月頃の夜に、このモンレポスビーチに海亀が集まり産卵します。産卵の時間は毎日不規則で、日が暮れてすぐ産卵の時もあれば、まったく無い日もある様です。海亀が上陸するのを待つ間は、タートルセンターの建物の中で海亀に関する様々な展示を見学します。海亀にも数種類がいて大きさや習性や回遊する地域も違います。共通するのはすべての亀は生まれた場所に再度戻って産卵することです。卵から小亀が産まれるのは約2ヶ月後で、毎年1-3月頃には小亀が海まで這っていくハッチングが見られます。
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ビーチで観察するガイドから無線で連絡があると、別のガイドに従いグループがビーチへ行く事が許されます。暗闇の中で産卵中の海亀を囲って観察することができますが、産卵中は撮影禁止、光が亀を驚かせる事になるからです。すべて厳格にルールが決められており従わなくてはいけません。ピンポン球の様な卵が50個ほど次々と出てきます。これは亀が産卵を終えて卵を砂に埋めた後にようやく撮影許可が出た時の様子、卵は既に埋められて見えません。卵の位置は黄色い印を付けて今後も厳格に管理します。
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ガイドは亀の表情などいろいろ観察して記録しています。亀はすごく厳格に保護管理されています。一方で現地ツアーはすごく適当に時間管理されています。ツアー参加者全員が同じグループで行動するとは限らない事、亀の産卵の時間は毎日不規則である事が理由で、ツアーの帰着時間は決められていません。
亀の産卵後にグループは自由解散となり、1組を除くツアー参加者は夜10時頃にはバスに戻ってきましたが、残り1組がなかなか戻ってきません。バスの運転手は、こういう事はよく起こり観察の邪魔しない様に携帯電話の連絡先を知っていても電話しないと言います。結局最後の1組をバスで2時間ほど待ち(彼らが何故遅れたかは不明)、ツアーの帰着は深夜12時を遥かに過ぎていました。私はツアーが遅れることには寛容ですが、これほど原因不明で長い間待ったのは初めてです。ツアーでなく個人で行くことをお勧めします。 -
4日目、バンダバーグの沖にあるレディマスグレイブ島 Lady Musgrave Islandへ現地ツアーに参加します。レディマスグレイブ島は本土から約100km離れグレートバリアリーフの最南端に位置し、全長わずか500mの小さな離島。もちろん無人島ですが、バンダバーグから日帰りツアーが毎日催行されます。近くには他にもレディエリオット島とヘロン島がありますが、これらは高級リゾートの島で、比較的安く行けるのはここだけです(それでも日帰りツアー$220です)。
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バンダバーグ近くのマリーナを出発。200人は乗れる大型クルーザーはほぼ満席状態、どこで知ったのか中国人も多数。混雑を避けるためにマイナーな島を選んだつもりでしたが、期待が外れます。200人もいたら小さい島には人で溢れそう。
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残念ながら本日の天気は悪いです。やはり雨季なんで、毎日晴れとは行きません。大型クルーザーとは言え荒波を超えながら進むので、船に弱い人は辛そうです。約2時間で、目的地の小さなレディマスグレイブ島が見えてきます。ケアンズやウィットサンデー諸島の様に人工的なポンツーンはありません。
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島はラグーンに囲まれており、クルーザーは僅かな隙間からラグーン内に入ると天気が悪くてもエメラルドグリーンの海が。天気が良ければ本当に絶景なのでしょう(写真は帰る前で少し天候回復した時です)。
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乗客はいくつかのグループに分けられ混雑防止しています。まず最初にご覧のグラスボトムボートに乗って船からリーフを眺めます。海底にサンゴと沢山の亀が見えましたが、うまく写真が撮れず写真はありません。30分ほど遊覧して、ようやく島に接岸します。
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真っ白なサンゴでできたビーチ。天気が良ければ最高ですが、今日の天気では寂しさを感じます。上の写真とこの写真でレディマスグレーブ島のビーチの全てです。全長300m位しかありません。
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レディマスグレイブ島には宿泊施設や売店など何もない無人島です。唯一の宿泊方法はキャンピング、これはキャンパーの大量の荷物です。完全なる自給自足(釣りは条件付きで許可)でロビンソンクルーソーかキャストアウェイの無人島体験が味わえます。ただ無人島体験できる島として有名なので、ハイシーズンは結構混雑(定員40人)します。この日も多くのキャンパーが居て、誰もいない孤独の無人島とは程遠いですが。
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ガイドに連れられて島一周のウォーキング。この看板が島にある唯一の人工物、看板が示すとおり大きなラグーンの中に小さな島が僅かに浮かんでいます。この島には渡り鳥や珍しい魚が生息していると説明されています。
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黒い渡鳥とその巣が木の上に沢山見られます。地面にもマトンバードの鳥の巣があり踏まない様に気をつけなければいけません。島一周といっても500mほどで、森の中をゆっくり歩いて10分で反対側のキャンプ場について引き返すだけです。
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白い渡鳥、日本語でアジサシの一種?この小さい島に20種類以上の鳥が居るそうです。
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クルーザーに戻り、次は水着(スティンガースーツ必要なし)に着替えて海に入ります。スキューバダイビングかシュノーケリングを選べますが、私はシュノーケリングを選択。数年前にケアンズでスキューバダイビングした時、綺麗なサンゴはほとんど水面近くにあった為です。ここでの大物は、海亀とマンタです。
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やはりサンゴが多いのは水深3mほど、シュノーケリングでも十分です。ほとんどのサンゴが白化現象に負けず元気に生きています。小さい魚が多いですが、数は結構います。
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サンゴは見事ですが、サンゴも魚も色が地味ですね。グレートバリアリーフ南部で少し水温が低いからでしょうか。
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小魚の大群も、これ目当てに大物の魚は来ないでしょうか。
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海亀を見つけましたが、深い海底のサンゴの上で寝ています。しばらく観察していると、私の願いが通じたのか海亀はこちらに向かって来るではないですか。
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海亀にお迎えを受けます、このまま竜宮城に連れて行ってくれる?
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実は海亀も呼吸しなければいけず、こうやってたまに水面に浮いてきます。その瞬間に遭遇できてラッキーでした。
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4時間ほど島に滞在して、この大型クルーザーに乗ってバンダバーグに帰ります。翌日5日目、シドニーに戻り年末年始の短い旅を終えます。
グレートバリアリーフ南部の離島をなるべくお安く行きましたが、値段相応という感じでしょうか。人が少ない離島の隠れ家は、やはりそれなりのお金を出してリゾートに宿泊するしかなさそうです。ただグレートバリアリーフの自然の美しさはどこを選んでも素晴らしいと思います。レディマスグレイブ クルーズ アクティビティ・乗り物体験
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