2017/04/09 - 2017/04/09
11位(同エリア37件中)
旅四郎さん
サンチャゴ・デ・クーバの北にはキューバの最高峰のトゥルキノ山があり、シエラ・マエストラ山脈がそびえ立っている。グラン・ピエドラからラ・イサベリカに行くには、ツアーに入るのが一番効率的なのでホテルで予約した。結構歩かなければならないが、グラン・ピエドラからの素晴らしい展望、大きな木生シダや美しい野生のランが咲いていて、豊かな自然が目を楽しませてくれる。天気が良ければ楽しいツアーになるのは間違いない。
4月9日(日)朝食後、ホテルでツアーのピックアップ。グラン・ピエドラに行く途中で停車して自然観察。グラン・ピエドラに登って展望を楽しむ。下りてラ・イサベリカまで歩きラ・イサベリ博物館を見学。見学後、ホテルに戻って休憩。旧市街に出て夕食。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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4月9日(日)宿泊しているホスタル・カサ・コンフォートでグラン・ピエドラとラ・イサベリカに行くツアーを予約。料金はCUC25でCUC1=110円換算すると2750円だった。2階のテラスでホテルの朝食。
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ホテルを午前9時に専用ガイドサービス付きのジープで出発。数人の乗客とともにシボネイ自動車道を東に走ってラ・グラン・ピエドラ自動車道に入る。しばらく山道を走って、午前9時45分頃に停車してガイドの案内で自然観察。
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ガイドの後について、小さな沢の辺りを歩いて植物観察しながら散策。シエラ・マエストラ・グランド国立公園はキューバで最も高い山々がある地域。
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カロライナジャスミンと思われる白い花が咲いていた。この花は常緑つる性の低木で、ジャスミンとは全く違う種で毒性がある。午前10時過ぎにジープで出発。
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車で山道を登って見晴らしの良い峠で一服。土産物などを売る露店が出ていた。少し歩いて周囲を見渡すとキューバ国内最大の山脈であるシエラ・マエストラ山脈が遠くに見える。
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ジープで山道を登ってグラン・ピエドラの麓まで行く。ジープを降りて、ガイドの案内でセンデロ・ア・ラ・グラン・ピエドラの細い道に入ると、シダの仲間の大きなヘゴが現れた。
グラン・ピエドラ 自然・景勝地
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細い坂道を登って山頂にあるグラン・ピエドラに行く。行く途中にスベランツスと思われる黄色い小さな花が咲いていた。
グラン・ピエドラ 自然・景勝地
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次にゼラニウムと思われる花が見られた。和名はテンジクアオイ。
グラン・ピエドラ 自然・景勝地
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この花は白い乳液を出すためミルクウッドと呼ばれている。キョウチクトウの仲間で和名はトウワタ。
グラン・ピエドラ 自然・景勝地
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山道を20分ほど歩いて、午前11時10分頃に目の前に巨大な岩山が見えてきた。グラン・ピエドラはスペイン語で大きな岩のことで世界で3番目の大きさで、世界で最も高い所にある巨岩だ。海抜1225mの山の頂上にあり、長さ51m、幅25~30m、推定重量63000tの巨大な火山岩。
グラン・ピエドラ 自然・景勝地
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452段の階段を上ると、そこは自然の展望台。目の前にはシエラ・マエストラ山脈が広がり、360°の展望が開ける。岩山の上には土産物を売る露店が出ていた。周囲は濃霧林で濃い霧に包まれることが多いようだが、この日は晴れ渡って気持ちいい天気だった。
グラン・ピエドラ 自然・景勝地
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グラン・ピエドラに上る階段にリュウゼツランがあった。
グラン・ピエドラ 自然・景勝地
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グラン・ピエドラの頂上には気象レーダーがあり、キューバの人々に最新の気象情報を提供している。午前11時45分頃にグラン・ピエドラを下りて、2km先にあるラ・イサベリカに向かう。
グラン・ピエドラ 自然・景勝地
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ラ・イサベリカに行く途中で黒い豚の親子に出合った。
グラン・ピエドラ 自然・景勝地
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道端にドゥランタ・エレクターではないかと思われる花が咲いていた。和名はハリマツリ。
グラン・ピエドラ 自然・景勝地
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ガイドが触ると1枚づつ順番に葉が閉じて下に垂れる不思議な植物に出合った。南米原産でその姿がお辞儀をしてるように見えるのでオジギソウと呼ばれている。
グラン・ピエドラ 自然・景勝地
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写真のように大きな木生シダが群生している。この地域には222種のシダと352種のラン、松、ユーカリ、糸杉など数百種の植物、および固有植物の22%が自生していて、豊かな植生を楽しむことができる。
グラン・ピエドラ 自然・景勝地
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ランの一種でエピデンドラム・ラディカンスと思われる花が咲いている。
グラン・ピエドラ 自然・景勝地
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シソ科のパイナップルセージと思われる花が咲いていた。標高1800~2700mの山地の森林周辺で群生する中米固有のサルビア。
グラン・ピエドラ 自然・景勝地
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中南米原産のムラサキチョウマメモドキ。マメ科セントロ属の匍匐型つる性の多年草の植物。
グラン・ピエドラ 自然・景勝地
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大型の地生ランのカクチョウランが咲いている。低地から標高1300m付近の草原や木がまばらな林の中などに自生する。
グラン・ピエドラ 自然・景勝地
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ガイドの案内で植物を観察しながら山道を1時間ほど歩いて、午後12時40分頃に海抜約1150mにあるラ・イサベリカ・コーヒー農園に到着。農園の前庭にはゼンマイのような形のシダの葉が見られた。
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前庭にアガパンサスが咲いていた。和名はムラサキクンシランで白色のものはコモスジューンブライドといわれる。
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近くにはオーシャンブルーのアガパンサスも咲いていた。
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前庭にはバナナと思われる木も生えていた。
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美しいピンクのハーディ・ベゴニアと思われる花が咲いていた。学名はシュウカイドウ。
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ミニパープル・ セルレアの可憐な花が咲いていた。花色は紫桃色で、中南米原産のカトレア原種。
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写真は日時計だが、コーヒー農園の邸宅へのアプローチに置かれている。1791年の奴隷反乱後にハイチから逃れたフランスの農民によって約60のコーヒー農園が設立され、キューバは19世紀初頭に世界一のコーヒー生産国になった。
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廃墟になっていたフランスの入植者のコーヒー農園を元の状態に復元してラ・イサベリカ博物館として一般公開している。石で造られた18世紀のフランスのスタイルの寄棟屋根の邸宅が建っている。住宅と生産エリアを兼ねた先進的な建築様式だった。
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ラ・イサベリカ博物館では19世紀初頭に建てられた印象的な2階建ての石造りの邸宅と、邸宅のテラスの前にある広大な5つのコーヒー乾燥施設が見学できる。キューバ南東部のコーヒー農園発祥地の景観として2000年にユネスコの世界遺産に登録された。
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1階は倉庫で道具室として家庭用のガラス製品や農業用の斧、鉈などの器具、機械室として唐箕、パルパーなどコーヒーの製造に使用された機械などが展示されている。コーヒー農園では、25人の奴隷が働いていた。奴隷を束縛するための手錠などの道具も並べられている。
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この部屋には写真のような穴がある。これは妊娠した奴隷が処罰で鞭打ちされる場合にお腹の中の赤ちゃんを保護するためのもの。うつ伏せになった奴隷がこの穴に腹を入れた。奴隷に対する非情な扱いがわかる。
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プレティア・プルプレアと思わるランが咲いていた。キューバ東部に生息する。
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邸宅のテラスからスクリューパームの木が見える。しっかりとした実がなっていた。
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2階の居間には古いピアノが置かれており、当時のフランスの国章、フレンチスタイルの家具、食器などが展示されている。家の入口には作業の開始、終了を知られるブロンズの鐘が吊るされている。
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写真は娯楽のためのゲーム室で楕円形の鏡、青銅、ガラスのランプが置かれている。当時の豪華な家具で飾られた休憩室、図書室もある。
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風格のある寝室に入りると、錬鉄製のヘッドボードを備えた天蓋付きのベッドが置かれている。壮大な油圧システムを備えた美しい農園主の邸宅は単一の入口と出口があり、暴動があった場合に備えて犬小屋がある。
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裏庭に出るとタホナと呼ばれる製粉所がある。通常ロバに引っ張らせてコーヒー豆を処理していた。
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裏庭を歩いていると、オレンジの花が咲いていた。
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りっぱなハイビスカスの花も見られた。
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小さなコーヒーの木があった。
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庭を歩いていると奴隷が眠った兵舎として使った小さな建物の跡が残っていた。
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裏庭を一周すると、二階建ての邸宅の隣にある台所に出た。かまどの上には鍋や釜など台所用品が並んでいる。
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中南米に生息するランの一種である夜行性エピデンドラムと思われる。長くて細いがく片と花びらが他の木の上や岩盤などに根を張って成長する着生植物。
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黄色いランの原生種の花が咲いていた。
午後2時15分頃に出発。約1時間でサンチャゴ・デ・クーバのホテルに到着。 -
ホテルで少し休憩してから、旧市街に行ってドローレス広場の近くにあるカフェ・マタモロスに午後5時頃に追って夕食。
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この店はサンティアゴ・デ・クーバ出身のミュージシャン兼作曲家のミゲル・マタモロスに捧げられており、有名なマタモロス・トリオを結成した。店内には1950年代のスタイルで装飾され、トリオの歴史を再現している。壁には、グループの画像や最も印象的な曲の『スタンザ』が鑑賞できる。
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豚肉のグリルとビールを注文。料金はCUC7.50だった。
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夕食を済ませて、歩いているとマルテ公園で子どもたちが空手の型の練習をしていた。夜行バスでバラデロに行く予定なので、午後7時まで宿泊していたホテルの部屋を使わせてもらえたのは有難かった。休憩してからサンチャゴ・デ・クーバのバスターミナルに向かう。
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