2021年1月　厳冬期の氷瀑と日帰り温泉

2021/01/10 - 2021/01/10

今年は例年以上に寒い北海道。
年が明けてからずっと真冬日（日中の最高気温も氷点下）の日々が続いています。
この日も真冬日でしたがよく晴れた気持ちの良い日だったので、嫁さんと出かける事にしました。
出かけるにしてもこのコロナ禍。
人が密集するところは避けようとすると、自ずとアウトドアになります。
この時期ならではの凍った滝『氷瀑』を見に散歩して、帰りに温泉で温まる事にしました。
三連休の中日、真冬の北海道を堪能いたしました。

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 2.5
• グルメ: 2.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

2021年1月10日

コロナウイルスの猛威が収まる気配は全くありませんが、新年あけましておめでとうございます。

息が詰まるような世の中ですが、この瞬間も戦い続ける医療従事者の皆様に心より感謝申し上げます。

気温は低いのですが良く晴れた日曜日、嫁さんを誘ってこの時期ならではの氷瀑を見に行く事にしました。
氷瀑とは一言で言うと凍った滝です。
例年以上に寒い日が続く北海道ですが、冬ならではの景色を楽しみたいと思います。

札幌市郊外の滝野すずらん公園に到着。
駐車場料金は420円。
係のお姉さんが「今日の氷瀑は80%です～」と案内してくれました。

気温は−7.6℃。
気温は低いですが、日差しが柔らかく風も穏やかで快適です。
散策日和。

よく整備された歩きやすい道。

川沿いは湿気がある上に日陰という事もあり、かなり空気が冷たく感じます。

特に寒い日は、歩く際に靴で踏みしめる度に『ギュッギュッ』と音がします。
寒い地域の方はご存知かと思いますが、寒さによって足音も変わります。

前方に人影が見えてきました。
目的地のアシリベツの滝に到着したようです。

これが『氷瀑』です。
見事に滝が凍っています。

柵があり、滝壺に近づくことはできません。

巨大な氷柱。
滝の大きさは大した事はありませんが、凍った滝というのはなかなか見応えがありました。

帰り道。
滝の下流の小川の岩も凍り始めました。

来た道をブラブラと戻ります。

歩くスキーの人もいました。
滝野すずらん公園ではレンタルする事もできます。

斜面では子供達がチューブタイプのソリで大はしゃぎ。

往復2キロ、30分程度のお手軽な散策でした。

滝野すずらん公園から近くのモアイ像達にご挨拶。
どういう経緯でこちらの霊園にモアイ像が鎮座しているのかはよくわかりませんが‥。

札幌のモアイ像はマスクを着用しています！（笑）

みんなで乗り越えよう！

ちょっとしたユーモアは楽しいですね。

日帰り温泉に入る前に昼食を検討。
途中でスタバのドライブスルーに立ち寄り、甘いコーヒーをいただきました。

定山渓の温泉街を通り過ぎ‥。

札幌市と喜茂別町の境の中山峠にて軽食。
峠の天気は吹雪でした。

中山峠と言えば、あげいも。

缶のコーンスープと共にいただき腹一杯。
じゃがいも3個だから腹も膨れます。
あちこちであげいもを食べる事は出来ますが、中山峠のあげいもは甘さとしょっぱさのバランスが絶妙。
ちなみに同じ中山峠でも上りの売店と下りの売店で、全然違う味です。
札幌から出発する際に左側の売店が人気のあげいもです。

あげいもの顔ハメ。
流石にこの吹雪の中では顔をはめて写真を撮る人は皆無でした。

峠を下りて喜茂別町を通り過ぎて。

ルスツリゾートを通過。
汚職事件以降、IR誘致のニュースは一切聞かなくなりましたね。

入り口が見つけにくいルスツ温泉に到着。

日帰り入浴を楽しみます。
料金は格安の300円。
こちらでは入浴料ではなく清掃協力金として支払います。
利用者の多くは地元の方たち。
利用した椅子や洗面器は軽く洗って元に戻すなど、利用者のマナーが格別に良い温泉施設です。

他の利用者さんもいるので浴室の写真はこれしか撮っていませんが、綺麗で気持ちが良い温泉施設です。
4～5人も入れば一杯の小さな内湯と4つだけの洗い場しかありませんが、壁と高い天井は全面がカラマツの羽目板で、いい香りが立ち込めています。
肝心の温泉も湧出量は多くはありませんが、小さめの浴槽にする事でかけ流しになっています。
やっぱり温泉は新鮮なお湯のかけ流しに限ります！
ぬるめのお湯にじっくりと浸かりました。

帰りに隠れた留寿都村名物の『みそまんじゅう』を購入。

12個入りを購入しました。
おまけに1個くれます。

中山峠を越えるまでは大雪。

峠を超えて札幌市内に入ると快晴。
スーパーで買い物して帰宅しました。

おまけです。
実は帰り道は事故で通行止めの箇所がありました。
迂回路にてキツネを発見！
妙に人に慣れていてカメラを向けるとまるでポーズをとっているようでした。
口にはビニール袋に入った肉でしょうか？
多分かっぱらってきたと思いますが、こうやってプラスチック類が野生動物に影響を及ぼすんでしょうね。

自宅で夕食後にみそまんじゅうをいただきました。
素朴で美味。
良い休日過ごすことができました。

ところで終わりが見えないコロナウイルスの脅威。
実は2月に2回、飛行機に乗って出かける予定をしていましたが、片方は目的地が緊急事態宣言の対象地域になり、予約していた便が減便になった事もあり出かける事自体をキャンセルしました。久しぶりに嫁さんと飛行機に乗る予定でしたが、仕方がないですね。
もう片方は様子見です。出発地の北海道と目的地のどちらかでも緊急事態宣言が発令されたら中止する事は決めていますが、発令されなくても中止すべきかな？という思いもあります。
ギリギリまで判断に迷うんだろうなぁ‥。

1日も早く、自由に出かけられる世の中になる事を願うばかりです。

この旅行記へのコメント （2）

• ムロろ～んさん 2021/01/19 21:25:26

  中山峠(◎_◎;)

  こんばんは、ムロろ～んです。
  本年もよろしくお願いします。
  
  北海道の色んな所へ行かれた旅行記を拝見しました。
  
  そうそう、モアイ像、札幌市内から支笏湖へ行く時にチラッと見えたんです。
  何じゃありゃ？って感じに(笑)。
  時間の関係でそのまま通り過ぎたのですけれど、でもやっぱり札幌では有名なんですね。
  
  そうそう、中山峠。
  Air-G付けてると交通情報でよく聞きます。
  ホント、冬でも通るんだぁって驚きました。
  やっぱり北海道民はタフに感じます。私は無理かな(◎_◎;)。
  中山峠を境に気候が変わるのも驚きです。
  私も夏に通りましたけれど、北海道の大自然を味わえた風景だなぁって感じたんです。
  揚げ芋、そうそう、忘れずに食べましたよ(´艸｀*)。
  
  
  ムロろ～ん(-人-)

  ちゃっぷさん からの返信 2021/01/19 22:29:18

  Re: 中山峠(◎_◎;)

  ムロろ～んさん、こちらこそ、今年も宜しくお願いします！
  
  コロナの状況が改善せず、閉塞感いっぱいの日々ではありますが、意識して身近なところでの新発見や見落としているものを探しております。
  そして実にありがたいことに、北海道にはまだまだ知らない魅力があるんだなぁと再認識しています。
  
  このコロナ災害により、多くの方が仕事を失うなど通常の暮らしにも苦労されている方々が数多くおられる中、今まで通りに仕事をして生活できている事は実にありがたい事だと感謝しています。
  が、本音はやっぱり自由に出かけられる日々が恋しくて仕方がありませんね！（笑）
  
  マスク姿のモアイ像も訴えていました。
  『みんなで乗り越えよう！』
  こんな時だからこそ、気持ちのゆとりを持って、前向きさと寛容さを大切にしたいなぁと漠然と考えております。
  
  ではでは、あらためて今年も宜しくお願いいたします！
  
  ちゃっぷ