2009/10/29 - 2009/11/06
18427位(同エリア49214件中)
まさとしさん
一昨年(2007年)の秋にも訪問したタイのロイクラトン祭り。4月の水かけ祭りとともに重要な祭りで主にタイ北部で開催される。前回はスコータイとチェンマイを訪問したのですが、今回はメーホンソンとチェンマイに絞りました。
メーホンソンではバダウン族(首長族)などの少数民族が暮らすエリアに関して最近あまり話題になることもないので現状はどうなっているのか知るのも目的です。
①10/29 成田(1130)~SQ637~シンガポール(1800) シンガポールLai Ming
②10/30 シンガポール(820)~MI702~チェンマイ(1020) チェンマイ(1620)~TG196~メーホンソン(1655) メーホンソン/ジーンズハウス
③10/31 メーホンソン(下流の村)(ナイソイ村へ) ナイソイ村
④11/1 ナイソイ村・メーホンソン メーホンソン/ジーンズハウス
⑤11/2 メーホンソン(1115)~TG191~チェンマイ(1150) チェンマイManinarakorn Hotel
⑥11/3 チェンマイ チェンマイManinarakorn Hotel
⑦11/4 チェンマイ(955)~PG216~バンコク(1115) バンコクマリオットリゾートアンドスパ
⑧11/5 バンコク(1840)~SQ979~シンガポール(2205) シンガポールFRAGRANCE HOTEL PEARL
⑨11/6 シンガポール(945)~SQ12~成田(1720)
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(11月29日)出発。
シンガポールへは総2階建てのエアバスA380型機です。 -
搭乗口からみたA380。
鯨のような不自然な形だ。 -
11時30分発。満席ではないようで隣に乗客は座ってこなかった。快適なシートに機内食。
所要時間は7時間弱で18時にシンガポールに到着する。 -
シンガポールからチェンマイへのフライトの出発時間は8時20分。
それに合わせて地下鉄で空港に向かいました。
出発ターミナルはシンガポール航空の東南アジア・インド路線が発着するターミナル2だ。
航空券はシンガポール航空として購入しているがチェンマイへのフライトはシンガポール航空の子会社のシルクエアになる。スターアライアンスの特典は受けられず、マイルは貯まらない。それを承知でチェンマイまでの航空券を購入しているので問題ないが、空港ラウンジも使えないので朝食は機内食まで我慢しなくてはならない。空港展望台からの眺め。 -
シルクエアはシンガポール航空の子会社なので同じ雰囲気かと思っていたが、実際は客室乗務員の衣装や機内の雰囲気、機内食までシンガポール航空色はまったく感じられない。全く別の航空会社といった感じだ。
チェンマイまでは3時間のフライトだ。 -
チェンマイはタイ第二の国際空港といっても国際線の数は限られている。到着便は我々の便しかなく一時的に入国審査は混雑するが、荷物を待たないといけないので急ぐこともない。また乗り継ぎまで6時間あるがすることがないのでなおさら急ぐ必要がない。
到着ロビーに出た。荷物を空港に預けて町へ出ようと思ったが予想通り預ける場所はない。仕方ないので乗り継ぎ便であるメーホンソンへの便にチェックインし手荷物を預けることにした。
トゥトゥクで町へ出てターペー門周辺をうろついた。しかし暑い。 -
1時間以上前にチェンマイ空港に戻ってきた。搭乗待合室にラウンジがあるとチェックインカウンターの人が誇らしげに言っていたので期待したい。
チェンマイの「ロイヤルシルクラウンジ」。
新たに完成した国内線ターミナルのラウンジは狭いが国内線用としては予想上に設備は充実している。軽食とドリンクにインターネット用パソコンが設置されていた。
ここでメーホンソンへのフライトを待つことにした。 -
メーホンソン行きは16時20分発。ずいぶん乗客が少ないと思っていたらプロペラ機だった。オフシーズンなのだろうか。以前はジェット機が就航していたのだが、オフシーズンだからだろうか。
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メーホンソンまでは30分ほどだ。眼下に滑走路が見えてきた。
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メーホンソンに到着。2001年11月以来8年ぶりで3回目の訪問になる。
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メーホンソンの空港ターミナルビルは新しくなっていた。
今回のメーホンソンの訪問の目的は首長族もそうだが、いつも世話になるゲストハウスがちゃんと営業しているのかを確かめるための来たようなものだ。。
そのゲストハウスは「ジーンズハウス」。いつのまにか地球の歩き方からジーンズハウスが削除されていた。はたして営業しているのか。かなり心配だった。
前回は空港までジーンが客引きに来ていた。今回もいるのではと少し期待したがジーンの姿はなかった。空港にいたバイクタクシーにジーンズハウスと告げたらすぐに理解してくれた。ちゃんと営業していることに一安心。 -
走ること数分。町はずれの一角に見覚えのある通りが現れた。ジーンズハウスの看板はそのままだ。
敷地内の食堂にジーンの姿が見えた。8年ぶりの訪問だ。相変わらず陽気な表情を見せつつもどことなく落ち込んでいる雰囲気も感じられる。最初覚えていないようだったがすぐに思い出してくれた。部屋はシャワー付きの部屋にした。お湯シャワー付きの部屋で1泊200バーツ(540円)だ。 -
夕方のメーホンソンを歩いた。
この町唯一の信号がある交差点付近にはおしゃれなバーが店を構えていた。 -
ケンタッキーフライドチキンもできたようだ。
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湖沿いの寺院。
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メーホンソンの憩いの場になっている湖は汚染が進み水の交換をするため大規模な工事が行われているため、干上がってしまっている。
これはこれで貴重な眺めだ。 -
日本を出て以来初めて熟睡できた。
ジーンズハウスの食堂で朝食。
今日の9時に下流にある首長族のナン・ピン・ディン村へ行くことになっている。この村は3つある首長族の村で唯一船でしかアクセスできない場所にある。
前回は一人で船をチャーターして村を訪問し、これといった印象はなくすぐに戻ってきた。今回9年ぶりの訪問だがジーンに同行してもらう。一人でも行けたがジーンが同行することで村の中に溶け込むチャンスが増える。ジーンを好きな時に連れて行けるなど昔は考えられなかった。 -
船着き場までジーンのバイクに乗せてもらう。
下流にあるナン・ピン・ディン村は前回は英語も通じないようなローカルな場所で訪れる人も少なかった。でも今回は船着き場の切符売り場には英語表記がでていておみやげ物屋など観光客が増えたことを感じさせる風景が広がっている。 -
ここから船に乗り込む。
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途中像がいた。もちろん野生ではないが。
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ライフジャケットなど昔はなかったが、ずいぶんまともになったものだ。
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船で川を下り15分。ナンピンディンの村に到着した。
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ジーンは最近首長族の村へ案内する外国人旅行者の訪問が減り、村にはあまり行ってないのかと思っていた。でも村に着くとテンションは上がり生き返ったように元気になった。
外国人は減ってもタイ人観光客は連れて行くことはあるのだろうか。村人との交流にかげりがなかったことにホッとした。 -
バダウン族(首長族)の子供たち。
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パダウン族とともに暮らすカヤー族(耳長族)の女性。
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カヤー族(耳長族)の子供たち。
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カヤー族の女性は耳タブに大きな穴をあけて直径5センチくらいの円盤形のイヤリングをはめている。
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そしてバダウン族の女性たち。
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村の雰囲気は相変わらず素朴だが、ジーンのおかげか村人たちには気さくに迎えてくれる。やはり一人で来た場合と対応が全然違ってくる。
しかし日本人観光客は減ったとのことだ。 -
ちょっと真似をしてみました。
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バダウン音楽を弾く女性。
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昼前には村を離れることにした。
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船でメーホンソンに戻り、昼食はジーンズハウスの食堂で。
奥さんの作る食事はこってり系のクイッテオ(タイのそば)。濃いめの味でおいしい。 -
午後---。
首長族の最大の集落であるナイソイ村に向かうことになる。そして今夜はこの村に宿泊することになる。
現在メーホンソンのどこのトレッキング主催会社も首長族の村の宿泊プランは扱っていない。
首長族の村へは日帰りのみ行くことが可能だ。
今回あるコネクションを使って村に宿泊できることになった。
午後2時すぎ、ジーンにバイクでナイソイ村に連れて行ってもらった。ミャンマー国境付近の検問所や悪路を進み、1時弱でナイソイ村に到着した。ナイソイ村での宿泊先はジーンの知り合いの家に泊めてもらうことになる。
今夜の宿泊先の家屋。 -
ナイソイ村の家屋は近代化が進んだタイの一般的な住居に比べ、まだまだ簡素でミャンマーの農村の住居に近いつくりだ。実際首長族はミャンマー文字を使用して言葉もミャンマー語を理解する。簡単に来られるのでタイのはずれの村といった感じだがここは事実上ミャンマーなのだ。
ただし携帯電話の電波はタイのものが通じる。
ナイソイ村では今夜自分一人になりジーンは家に戻ってしまう。
明日またジーンに迎えに来てもらうことになる。
この時期、観光客はそれほど多くない。ジーンは最近村に来る頻度は落ちているが、まだまだ知り合いは多いようだ。
ただ子供たちはあまりジーンのことを知らなかったりする。でも村の人に消耗品を差し入れしたり、家の修理の手伝いをしたり村との交流はとぎれていなかったことにここでも安心した。 -
ナイソイ村のパダウン族の村人たち。
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今いるイソイ村は8年前にも来ているが前回来たときは首長族の村人であふれていた。それが今回の訪問では村全体が閑散とした印象をうけた。実際現在の人口は70人ほどとのことだ。8年前は200人はいたらしい。
昔家が密集していた場所は写真のように取り壊され、荒れ地になって殺伐としている。
おみやげ物屋が並ぶメインストリート以外は荒れた印象だ。 -
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学校なども規模は縮小して一部の教室は閉鎖されている。
住民が減った背景には難民の彼らの移民申請が通り、ニュージーランドやカナダ、ノルウェーへと移り住んでいったのが大きく影響しているらしい。
僕が過去に納めた写真の女性たちはみんな外国に移住してしまった。彼女たちの幸せを考えればそれがいい方向なのかもしれない。 -
ナイソイ村のおみやげ物屋が並ぶメインストリートの様子。
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夕方になると農作業を終えたミャンマー人(実際にははミャンマーの少数民族)が国境付近にある難民キャンプに戻っていく。
このナイソイ村は畑と難民キャンプの中間に位置している。 -
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そんな中、子供たちがバレーボールをやっていたので混ぜてもらうことにした。
はっきり言って何もやることがなく暇になってきた。 -
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ネズミと遊ぶ子供。
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村には教会がある。バダウン族(首長族)は基本的に仏教徒だが、ここにもカヤー族(耳長族)が住み彼らはクリスチャンだ。
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久々の訪問のジーンは村人との話が長く、日が暮れかけた夕方6時前に帰っていた。
満月の夜。明日からロイクラトンだ。
電気がない月の光でこの村も夜は明るい。 -
泊めてもらう家はマ・ナン、ラ・ライ夫妻の家だ。
奥(マ・ナン)さんは首輪をしている典型的なバダウン族だ。子供が一人いて旦那(ラ・ライ)さんは村で二人いる医者の一人だ。家には患者が注射を打ってもらいに来ている。
ラ・ライさんに蚊帳付きの寝床をセットしてもらった。 -
まだ眠らないが一応戸締まりをする。
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村には電気はなく首長族ののんびりとした夜が過ぎていく。
今ではここに宿泊する外国人旅行者はほとんどいなくなってしまったため、かつてあったダンスや音楽といったアトラクションは姿を消してしまった。
何もすることがないと言ってしまえばそれまでだ。本来の素朴さに戻ったことで自然な生活を体験できるのはうれしい。
首長族の独自の衣装を身にまとった女性たちも夜になるとラフな格好に着替え、思い思いにつろいでいる。 -
それらを見ていると彼女たちもごく普通の山岳民族なんだと思う。それと同時に特別なものを見させてもらっているようで新鮮な気持ちになる。
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9時には村全体が就寝だ。
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翌朝。
山間の村では早朝靄がかかっていた。
日が昇るにつれ空が澄んでくるはずだ。 -
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朝食はおかゆ(カオトム)を作ってもらい、近所の子供たちと一緒に食べることになった。
朝食のおかゆは僕がリクエストしたものだが、どうやら近所の人すべてが僕と同じおかゆを食べることになってしまったようだ。
たくさん作ってみんなで分けた方が効率的だ。 -
近所の豚小屋。
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家の軒先ではバダウン族の女性が足に輪を巻く練習をしていた。
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こちらでも女の子たちが輪の巻き方を熱心に聞いていた。
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空はいつの間にか青空になり、強い日差しが照りつけている。時間は10時前。観光客もちょこちょこやってきているようだ。
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昼前にはメーホンソンに戻った。
湖沿いの寺院「ワットチョン・クラーン」。 -
陰暦12月の満月の夜。今年は11月2日前後にあたる。
この時期行われるロイクラトン祭りはチェンマイとスコータイが有名だがメーホンソンでも行われているようだ。
ジーンにバイクを借りて山の上の寺に向かった。
バイクで山を登り、お寺の境内には屋台がでていてステージが設置されている。 -
ここからメーホンソンの町が見下ろせる。
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寺院では献花する人が見られる。
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満月
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月と僧侶
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屋台周辺は人が入り乱れてにぎやかだ。
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ロイクラトンといえばコムローイ(気球)だがメーホンソンでは控えめだ。さすがに山の中なので火事になると大変だからか。
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8時からコンサートが行われるようだ。演劇なども行われるようだがタイ語はわからないのでまだ祭りの途中だが9時前には宿へ戻ってきた。
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(11月2日)
出発の日の朝。
ジーンと奥さん。シーンズハウス前にて。 -
空港までジーンに送ってもらった。チェンマイ行きの飛行機は欧米人旅行者で満員だ。欧米人比率の多さは相変わらずでどこの国にいるのかわからなくなってしまう。チェンマイまでは30分ほどだ。帰りもプロペラ機でチェンマイまでは所要30分ほどだ。
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チェンマイ到着後トゥクトゥクで予約してあるマニナラコーンホテルへ向かった。トゥクトゥクの値段はクーポンタクシーの半額の60B。
マニナラコーンホテルは中級ホテルの部類だが豪華な外観だ。敷地内には旅行代理店やタイマッサージなどのテナントが入っている。 -
部屋はスイートルームタイプで無駄に広く、バスタブも完備している。チェンマイでゲストハウスにしか泊まったことがなかったが、3000円ほどこのような部屋に泊まれるのだから驚きだ。しかも朝食付きだ。
やはりタイのコストパフォーマンスは質が高い。 -
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ホテルは町の中心から少し離れているが十分徒歩圏内なので問題はない。ターペー通りのパレードにも歩いていける。
ホテル周辺は地元の人向けのにぎやかな通りになっているので物価も安めだ。今日のチェンマイは雲が多く暑さも和らいでいる。理想的な気候だ。近くに洗濯屋などもあり便利だ。 -
パレードは19時からのようだ。それまでメーピン川の方へ行ってみた。
灯籠やコムローイを売る店は出ているがそれほど混雑はしていない。まだ時間が早いからだろうか。
川沿いでは灯籠を流す人があちこちにいる。 -
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ターペーゲート近くではパレードの踊り子たちガスタンバっている。
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19時前になり交通規制が始まり、パレードが始まった。
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気のせいか2年前に比べ人の多さはそれほどではない気がする。
前回の訪問時は1キロほどの沿道には人垣が途切れることがなく、道路に人が飛び出し警備員もその制止に必死で相当な盛り上がり方だった。
それは今回は場所によっては歩道に人がいない場所もある。人集りになっている場所がほとんどない状態だ。写真もずいぶん撮りやすくなった感じだ。
人が少なくなったと事に比例してパレードも1時間ほどで終わってしまった。あれっといった感じだ。
前回はもっと時間が長かったような。確実にロイクラトンの規模は縮小してしまった感じだ。2年前はまさに世界的に好景気の絶頂だった。
その後起きた首相官邸や国際空港の占拠事件に世界的な金融危機。それらが確実にこの祭りにも影響しているのは事実だろう。 -
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メーピン川沿いでは灯籠を流そうとする人であふれている。
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灯籠の線香に火を灯し、願いを祈ったあと川に流す。
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翌日
この日は30キロほど離れたサンカムペーン温泉に行くことになった。バイクで30キロほど走ることになる。途中ノーヘルと無免許で捕まった。罰金だけで済むがあとで警察に出頭しなくてはならず面倒くさい。普段取り締まりなどやっていないのに祭りの影響だろうか。
サンカムペーン温泉は広い公園になっていてアメリカのイエローストーンのような間欠泉があり、常にお湯が吹き出している。 -
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卵は数分でゆであがる。
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こちらは涸れ果てた間欠泉跡。
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足湯などは予想以上に熱い。
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公園内を温泉の湯が流れている。
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温泉に入浴する場合は個室のバスタブ(別料金で100円ほど)に入ることができる。ぬるぬるのお湯で硫黄臭は相当強い。タイの温泉がこんなに強烈だとは思わなかった。
チェンマイ郊外にあり、昔から知名度は高かったがながらなかなか来る機会はなかったが、今回はるばる来た回はあったように思う。
(11月4日)
10時前に出発するバンコク行きに乗るためソンテウで空港へ向かった。バンコクへはバンコクエアウェイズを利用する。チェンマイ・バンコク間はいろいろな航空会社が飛んでいて価格競争も激しい。なかでもエアアジアが最安値だったがサービスに問題があり、そこまで安さにこだわらず新しい航空会社にも乗ってみたいと思っていた。
そんな中、バンコクエアウェイズは値段より質を売りにしている航空会社なので期待したい。でも価格競争は無視できないようでエアアジアより500円ほど高いだけだった(1ヶ月前に購入)。
バンコックエアウェイズは国際線に場合エコノミーのもラウンジがある。でも国内線のチェンマイ空港にはさすがにラウンジはない。
バンコクへは所要1時間20分。サービスは基本的なもので軽食がでた。
特筆することはないが、何もないエアアジアに比べればたいしたものだと思った。 -
バンコク・スワンナプーム国際空港に到着。ランプバスでターミナルビルへ運ばれた。
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いつもタイ旅行の際に最初に訪れることが多いバンコクだが、今回の旅行では最後に立ち寄ることになった。
今回のバンコクでの滞在先はチャオプラヤ川沿いの南のはずれにあるマリオット・リゾート&スパだ。かなり遠いが高速を使えばそれほど時間はかからない。空港からタクシーはメーター305B(800円)。その他高速代が70B。40分ほどでホテルに到着した。
マリオットホテルリゾートのゲート。 -
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マリオットホテルの敷地に入るには車両チェックを受け警備が厳しいことが伺える。この系列のホテルはパキスタンやジャカルタで頻繁にテロの標的になっているから致し方ない。このホテルも常にテロを警戒している。
ホテルの2階のロビーにタクシーを横付けされるとスタッフに出迎えられ、フロントへ案内された。スマートな流れる対応はさすがに5つ星だ。 -
手続きを済ませフロントの女性に部屋まで案内される。それにあわせたようにベルボーイが荷物を持って現れた。ただマリオットは部屋は新しくないのでたいしたことない。しかもリバービューかと思っていたが逆側だった。部屋指定できない安い料金しか払っていないので文句は言えない。
部屋の設備に関しては昨日のチェンマイの宿の方が機能的だったがお湯の出やスタッフの質、ベッドもこちらの方が快適だ。 -
ここはリバーサイド沿いの広い敷地を有する大規模ホテルだ。
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ホテルの桟橋からはBTS(高架鉄道)のサパーンタクシン駅に隣接するサートゥーン桟橋までまで無料の送迎ボートがでている。
ここからBTSに乗り換えれば渋滞知らずでどこにでも行ける。 -
所要時間は20分ほどだ。船の上もホテルの一部なのでおしぼりのサービスがあったり至れり尽くせりだ。
ちょっとしたチャオプラヤ川クルーズを満喫できる。 -
サパーンタクシン駅近くのサートゥーン桟橋に到着した。この桟橋は周辺の(オリエンタルやシャングリラ、ペニンシュラ、ミレニアム・ヒルトンなど)高級ホテルの送迎ボート乗り場になっている。
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朝食は5つ星だけのことはあり豪華だ。
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朝っぱらから生ハム用の豚の肉の塊が並んでいる。
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パンやサラダの種類は豊富でドリンクやフルーツは盛りだくさんだ。
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午前中は雲がなく日差しが強いので日光浴には絶好だ。プールサイドでくつろぐことにした。それにしても白人率ほぼ10割。
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午後1時にチェックアウトをすませ一度サートゥーンの方へ行って見た。
サートゥーンの船着き場は定期便はもちろん周辺の高級ホテルへの送迎船の拠点になっている。 -
BTSは最近チャオプラヤ川を渡りウォンウェイヤイ駅まで延伸された。
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久々にオリエンタルホテルなどがあるニューロード界隈を散策してみた。この界隈は高級ホテルや銀やシルクの店などスクンビットに似ている雰囲気がある。
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午後4時にタクシーで出発した。空港までは40分。新空港になって遠くなったが所要時間は安定したので出発の時も時間を読める安心感がある。
チェックインをすませラウンジへ。今回初めてスワンナプーム空港のシルバークリスラウンジ(シンガポール航空)を利用することになる。シンガポール航空独自のラウンジには食事などのサービスに期待はもてるが予想通り狭かった。しかもバンコクからシンガポールへの乗客はラウンジ利用者が多いようで座る場所も限られる。ただ食事は飲茶やカレー、デザートにアイスクリームなど文句はないのだが。 -
22時にシンガポール到着。雨が降っていたようだが、今はやんでいる。窓の外にはA380が数機駐機されている。ここでしか見られない光景だが、雨で写真ではわかりづらい。
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(11月6日)
帰国の日。
東京行きは9時45分発。最終目的地はロサンゼルス行きでアメリカ人が多い。またアメリカ行きは搭乗前のチェックが厳しい。アメリカの検査官が入念にチェックする。
単に客にプレッシャーを与えてるだけにしか思えないが、それがテロ抑止に重要なのだろう。
写真は隣に止まっていたA380型機。我々の便はB747-400だ。東京までは偏西風に乗り6時間かからない。夕方5時に成田空港に到着した。
大半の客はそのままアメリカに向かう。
【お わ り】
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