鎌倉鶴ヶ岡八幡宮初詣と江ノ島、寸景

2021/01/04 - 2021/01/04

例年、夜半前に家を出てカウントダウンと同時に鎌倉八幡宮にお参りをするのが恒例となっていましたが、今年はコロナ対策で密になる初詣は自粛要請。　まあ要請が無くとも本殿前階段の下あたりで小一時間も密になって待つのはどうにもリスクが高すぎるので早々に諦めていました。　そんなで三賀日は家でゆっくりと過ごしましたが正月休み最終日の４日は「？」と出掛けてみた次第。　結果はまあそこそこの人出はありましたが参道から本殿下階段も思いのほかスムーズに進むことが出来、無事に初詣完了です。　そのあと、天気の良さに誘われて江ノ島を散策してきましたので「正月４日、鎌倉／江ノ島　寸景」と散策記です。

エリア 藤沢・江ノ島(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 旅行の手配内容: 個別手配

鎌倉鶴岡八幡宮に参拝です。
過去には三賀日を過ぎ４日の参拝でも本殿前階段の下で３０分くらい並んだようなこともありますので、人出は多いもののやはり自粛されている方も多いのでしょうか？

本殿前階段もこの状況、全くスムーズです。　なお、八幡宮ではコロナ情勢下に配慮して例年は本殿内で行っている「祈祷」は改段下の舞殿で行われていました。

干支の絵馬を頂きます（￥１０００になってしまいました）
あかべこ図柄ですが「疫除祈願」とあります。
世相を反映していますね。

あっけなく参拝が終わってしまったので少し歩いて鎌倉宮／大塔宮へ。
鳥居下の梅が今年も綺麗に咲いていました。

初詣はこれで終了。
晴天で暖かい天気に誘われて江ノ島へでも行ってみましょう。
鎌倉駅から江ノ電に乗ります。
普段は車で動くことが多いので江ノ電に乗るのは何年ぶりでしょう？

車内の混雑もこの程度です。

由比ヶ浜、長谷、極楽寺、と家々の間を縫うように進みますが稲村ヶ崎を過ぎると海岸線にでます。

そして腰越を過ぎると再び海岸線から離れ、今度は路面電車と化します。
せいぜい３０ｋｍ／ｈ～４０ｋｍ／ｈしか出さずにガッタンゴットンと単線を進む江ノ電。　人気の秘密ですね。

２０分ほどで江ノ島駅に到着。　半分以上のお客さんはここで降りていきます。

駅入り口にある「江ノ電グッズ」ショップ。
全国数多い私鉄のなかでもこれほどのところは？

駅から江ノ島へ向かう「すばな通り」は両側に洒落たお店の並ぶ商店街。

「Ｓｈｏｎａｎ」ですね。

と思えばこのような古風な旅館も

老舗の羊羹屋さん。　「江ノ電羊羹」も販売しています。

射的にスマートボール。
昔の温泉場風です、しかしこの店はマンションの一角に在ったりして・・

天丼専門店。
正月にテレビで見てた「孤独のグルメ」に出てきた天丼のイメージが残っていて「昼は天丼？」と思っていましたので早速にのれんをくぐります。

ビールに天丼です。

思ってみればここ何年も「天丼」は年に１回～２回しか食べていませんが、先日の京都嵐山に続いて今回も天丼。　ほぼ１ヶ月の間に２回目の天丼ですね。
京都で食したときは「海老天２本」と天丼の王道的なものでしたが、今回は海老にキス、カボチャ、ゴボウ、シシトウ、とこちらも別の意味で王道的。
キスが美味しかった！

海岸と江ノ島は車用／歩行者用、２本の橋で結ばれています。

西方に箱根伊豆の山々と富士山。

砂浜にはアートというかオブジェ。

弁財天につながる参道は相当に混雑していますのでパス。

観光地らしいお店。

駐車場に入る車の列です。

南側の磯には釣り人が。

南東側、先は三浦半島ですね。

江ノ島西端の灯台。

江ノ島ヨットハーバーです。
休日なのに人気が無いのは、
１９６４年に続き東京オリンピックのヨット競技会場となっており、これまでヨットハーバーに預けられていた会員のヨットは一旦他のヨットハーバーに避難させられているからでしょうか？
なんでも、２年以上前からイギリスなどの海外チームは江ノ島や葉山にベースキャンプを張り相模湾の波と風の研究にいそしんでいるとか？

１９６４－２０２０　ですね。

失礼ながら、江ノ島に一般住宅があるのは初めての発見です。　
普通に暮らしている方が居るのは当たり前ですが。

まだまだ陽が高く暖かいですが帰途につきます。
江ノ島に一番近いのは小田急の「片瀬江ノ島」駅ですね。
どうやって帰ろうかと考えましたが、ここから藤沢に出るのも一つの方法。
そのほか、バスで鎌倉駅／大船駅。
乗ってきた江ノ電で、鎌倉駅／藤沢駅？

今回はモノレールで大船に出ることにします。
駅舎ですが、もともと江ノ島モノレールは山の中を走ってきて、ここが終点ですのでホームは山の上です。　山際に建てられた駅舎はそこまで上がるためのもの。　ビルの中はエレベーターとエスカレーター、改段、がほとんどです。

５階の展望デッキから。

懸垂式のモノレールは西鎌倉／鎌倉山あたりの山肌に沿って上り下りが激しくスリリングですね。
下を通る道は、いまでこそ一般開放されていますが昔は京浜急行が管理するバス専用道／有料道路でした。　交通渋滞の激しい鎌倉／江ノ島周辺で、大船～江ノ島を渋滞無しで走れることには￥５０（当時、確か？）は充分な価値があったような。

このモノレールは観光路線というよりも沿線地域に開発された住宅地に住む方達の重要な生活路線。　江ノ島出発時点こそ数名しか乗っていなかった乗客も駅に停まるたびに増えます。

１５分ほどで大船駅に到着です。
快晴で暖かい日を久し振りの散策で過ごせました。

この旅行記へのコメント （2）

• salsaladyさん 2021/01/14 09:41:17

  舞殿ーエノ電ーモノ電～

  ☆他人様の鎌倉巡りを拝借して、昨年(2020年)の人っ子数人しか居なかった鶴ヶ岡八幡宮での息子達の挙式と数十年前に歩いた江ノ島散策を同時に思い浮かべました。
  
  ☆正月期間でも有り、人出はそこそこ出てますね。その後｢緊急自粛強化」！
  
  ☆人々がこれ程までに神や仏に祈っても、なかなかcovid-19は退散してくれませんが～
  
  ☆日本人らしく、騒がず忍耐強くマスク生活に馴染みましょうか～

  Kちゃんさん からの返信 2021/01/18 13:14:58

  Re: 舞殿ーエノ電ーモノ電～

  コメントありがとう御座います。　旅行記にも在るように毎年除夜の鐘を舞伝のあたりで聞いて１番でお参りすることにしていましたが、今年は流石に自粛です。　「人が多い」と報道されますが４日の時点では肩すかしを食らったほどに全く楽に本殿まで行きつけられましたので、参拝そのものでは密に成るリスクはありませんでした。　昨年の初詣参拝もCOVITには効きませんでした。