河内・摂津　三好長慶の城を訪ねて。

2019/11/30 - 2019/11/30

一時は近畿をほぼ治め、当時の室町幕府にも大きな力を持っていた三好長慶。その三好長慶の城の中でも、巨大なものが大阪に2つ残っています。1つは大東市～四條畷市にまたがる飯盛山城で、こちらは以前に訪問済みですが、2冊目のスタンプ帳にお城スタンプを押すため、麓だけ再履修。もう一つは高槻市にある芥川山城。こちらは初訪問となりました。その他諸々併せて行ってきました。

エリア 高槻・島本(大阪)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

学研都市線に乗って、野崎駅に到着。
大東市立歴史民俗資料館で続100名城スタンプ再履修。
以前の訪問時からさらに新たな石垣が発見されたようです。

野崎駅 駅

野崎駅に戻って、再び学研都市線で河内磐船に到着。

JR片町線 (学研都市線) 乗り物

ここは交野市。
ということで交野市のマンホールをパチリ。市の鳥はキジだそうです。

河内磐船駅 駅

河内磐船駅から乗り換えができる、京阪河内森駅にやってきました。

河内森駅 駅

京阪交野線に1駅乗って、私市駅へ。
交野線は初乗車なので、乗りつぶし。

京阪交野線 乗り物

私市駅は初下車。
ハイキング？の方が多く下車されていました。
私はここから再び戻ります。

私市駅 駅

私市から再び交野線に乗って、やってきたのは交野市駅。

交野市駅 駅

交野市役所で、交野市のマンホールカードゲット。

再び交野線で枚方市に到着。
これにて交野線全線初走破。

枚方市駅 駅

枚方市駅から、高槻行きバスに乗ります。
淀川を渡るこの路線。枚方と高槻の近さに驚かされます。

高槻駅までは乗らず、途中で下車。
そして高槻城にやってきました。阪急高槻市駅に南に広がる高槻城は、建造物は殆ど残りませんが、遺構は若干ながら残ります。

高槻城公園 公園・植物園

城跡は公園になっています。

高槻城公園 公園・植物園

天守台らしき石垣もありますが、これは模擬石垣で、当時このようになっていたかはわかっていない。

高槻城公園 公園・植物園

そしてこの城の城主の一人が、キリシタン大名としても知られる高山右近。

高山右近像 名所・史跡

城の近くには高山右近の高槻天主教会堂跡があります。

高槻天主教会堂跡 名所・史跡

ほぼ隣接する位置にある、永井神社には高槻城の唐門を移築したと伝わる門があります。

永井神社 寺・神社・教会

またその北東にある本行寺の門も高槻城内にあった門を移築したものとされています。

本行寺 寺・神社・教会

阪急高槻市駅から線路沿いに北東に進むと、大阪医科大学歴史資料館があります。この建物は、ヴォーリズ設計の建物で、国の有形文化財です。

大阪医科薬科大学歴史資料館 名所・史跡

さて、やってきたのは安満遺跡公園。2019年にオープンした公園で、弥生時代の遺跡である安満遺跡にある公園です。

高槻市マンホール第2弾ゲット。

高槻市バスの1dayチケットを買って、いざ山へ。

高槻駅 駅

塚脇行きバスに乗っていきます。
ほとんどの皆さん紅葉狩り目的の方でしたが、私は城へ。

高槻市営バス 乗り物

目指すは、三好長慶の城、芥川山城。
バス停から、住宅地を登って行きます。

バス停から15分ほどひたすら登り続けて、砂利道の分岐を入ります。

芥川山城跡 名所・史跡

ここからはしばらく砂利道で上りが続く。

芥川山城跡 名所・史跡

奥の赤っぽい木が多い山が芥川山城の本丸。ここを目指します。

芥川山城跡 名所・史跡

しばらくすると山道に入っていきます。
このあたりから既に、城の縄張りがちらほら。

芥川山城跡 名所・史跡

途中で現れた、大きな土塁。左手前から、中央右手にある土の盛り上がりです。
縄張りの守りの為に土を盛り上げたもので、左側は崖になっています。

芥川山城跡 名所・史跡

麓から30分ほどで本丸に到着。

芥川山城跡 名所・史跡

本丸からは、高槻市、茨木市、淀川対岸の枚方市などが一望。

芥川山城跡 名所・史跡

登りとは別ルートから下山。

芥川山城跡 名所・史跡

途中には大石垣の跡。
中央部分は崩落していますが、石垣がつながっていて、登れないようになっていたらしい。

芥川山城跡 名所・史跡

こちらの道は、谷筋で、かなり急峻。

芥川山城跡 名所・史跡

下山し摂津峡公園で一休みして、バス停へ。

摂津峡 自然・景勝地

再びバスで高槻駅へ戻ります。

高槻市営バス 乗り物

高槻から電車で一駅、摂津富田駅から再びバスへ。

高槻市営バス 乗り物

やってきたのは、上土室（かみはむろ）。

高槻市営バス 乗り物

ここには、ハニワ工場公園なるものがあります。

史跡新池ハニワ工場(はにわこうば)公園 公園・植物園

実に惹かれる名前の公園。

史跡新池ハニワ工場(はにわこうば)公園 公園・植物園

ここは新池埴輪製作遺跡という国の史跡の一部で、日本最大級のハニワ工場跡。このような登り窯が復元されています。

史跡新池ハニワ工場(はにわこうば)公園 公園・植物園

公園内にはたくさんのハニワ。

史跡新池ハニワ工場(はにわこうば)公園 公園・植物園

こちらにも。

史跡新池ハニワ工場(はにわこうば)公園 公園・植物園

登り窯のうちの一つは、このように出土状況が観察できます。

史跡新池ハニワ工場(はにわこうば)公園 公園・植物園

そもそもこの地の地名、「土室」が土の室。室は貯蔵庫的な意味でも使うので、ハニワ工場と縁があるのかもしれない。

ハニワ工場の近くにあるのが、今城塚古墳。
先ほどのハニワ工場とともに史跡登録されています。ここは再訪問。

今城塚古墳 名所・史跡

この時期の前方後円墳としては最大級のもの。

今城塚古墳 名所・史跡

たくさんのはにわ。

今城塚古墳 名所・史跡

ここもはにわ。

今回で続日本100名城26ヵ所目制覇。
以上で帰宅となりました。

今城塚古墳 名所・史跡