2020/12/10 - 2020/12/10
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ペコちゃんさん
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11月に引き続き、再びミステリーツアーに参加しました。
行先は今回も山梨方面・・・ワイナリーや寺社など観光スポットの多い山梨なので、何度行っても楽しいところです。
前回は《猿橋(大月市) ⇒ 山梨FUJIフルーツパーク(昼食・みかん狩り) ⇒ シャトー勝沼 ⇒ ハーブ庭園旅日記 ⇒ 一古園(ぶどう狩り)》と回り、鮭・カニ・ミカンなどのお土産付き。
そして今回は《ハーブ庭園旅日記 ⇒ 山梨FUJIフルーツパーク(昼食) ⇒ 甲斐善光寺 ⇒ 甲州天然石工房・彩石の蔵 ⇒ モンデ酒造》と回り、フルーツ・野菜3キロのお土産付き・・・5か所のうち2か所は前回とダブりましたが、3か所は初めての所なので、良しとしましょう。
写真は、1558年に武田信玄によって創建された甲斐善光寺の金堂。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 観光バス
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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8時10分に地元を出発したバスで圏央道を走っていると、八王子JCTの手前で事故渋滞・・・トンネル内でトラックが壁に接触したようで、約20分のタイムロス。
前回は帰りに工事渋滞がありましたが、今回はこの渋滞だけで、帰りも順調でした。 -
最初の立ち寄りは、勝沼にある「ハーブ庭園旅日記」。
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何回来ても楽しい所です。
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この飾りが好きになりました。
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大温室に入ると・・・
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色とりどりのシンピジューム。
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見事に咲き誇っています。
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こちらは黄色が鮮やかなオンシジウム。
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赤の種類も奇麗です。
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ピンクの胡蝶蘭。
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白の胡蝶蘭で作った富士山。
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ピナータラベンダー。
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このポインセチアはクリスマスツリーか富士山か?
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大温室で豊かに実るパパイヤ。
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大温室に作られた、せせらぎ。
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鍾乳石のオブジェ。
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今回も愉快な案内人の方が、ローズゼラニウムで作ったナチュラル化粧水を説明。
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男性もトライ・・・お肌のつるつる感とサラサラ感を体験。
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天使の羽のような、見事な紫水晶。
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出口に向かうと、色鮮やかなシクラメンの鉢がズラリ。
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買って帰りたいけど、バスツアーなのでパス。
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大温室を出ると、優しいお顔の花観音が・・・手前にはパンジーが植えてあります。
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池の左側には六方石の滝。
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池の中には、美しい錦鯉が・・・
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象の置物も洒落ていますね。
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見学の後はSHOPへ。
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ブルーベリージュースなどを試飲した後、今回はナチュラル化粧水セットを購入。
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今回もハーブの香りや素敵な庭園に癒されました。
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2番目に向かったのは「山梨FUJIフルーツパーク」。
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1階は季節のフルーツやお土産の売り場。
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2階に上がって昼食・・・今回は近江牛のすき焼きと金目鯛の野菜あんかけなど。
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昼食後は石和を通って甲府の街に近い「甲斐善光寺」へ。
善光寺と言えば長野の善光寺が有名ですが、山梨の善光寺は川中島の戦いの際に信州善光寺が焼失することを恐れ、信州善光寺の本尊などを移しておくため、1558年に武田信玄が創建したと言われています。
その後、武田氏滅亡により、本尊は1598年に豊臣氏から信濃に帰座となり、新たに前立仏を本尊と定め、本坊三院十五庵を有する大寺院として?川家の位牌所にもなっておりました。 -
江戸時代も歴代藩主の帰依と保護を受け、荘厳な大伽藍となりましたが、1755年に焼失し、1796年に現在の伽藍が再建されました。
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堂々たる山門。
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山門の左右に安置された巨大な阿吽像。
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よく見ると、手がないなど未完成の金剛力士ですが、迫力満点です。
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梁間から望む金堂(本堂)。
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甲斐善光寺の正式な名称は信州善光寺と同じく「定額山浄智院善光寺」・・・浄土宗の寺院です。
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金堂前にある常香炉の前面には、武田の家紋「武田菱」。
お線香は自動販売機で購入できます。 -
破風に「武田菱」がある金堂は、東西約38m、南北約23m、高さ約26mもある堂々とした建物・・・東日本最大級の木造建築物です。
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金堂は屋根が手前に迫り出す、善光寺建築特有の撞木(しゅもく)造・・・金堂の屋根は銅板葺きですが、向拝の屋根は唐破風造り檜皮葺になっており、彫刻も見事です。
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扁額の下に、武田氏の御紋・武田菱と徳川の御紋・三葉葵が見えます。
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甲斐善光寺の目玉は、日本一と言われる「鳴き龍」と「戒檀(かいだん)巡り」・・・金堂内の右にある寺務所で拝観料500円を納め、中に入ります。
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金堂中陣天井に描かれた巨大な2頭の龍・・・その下で手を叩くと音が共鳴して龍の鳴き声のように聞こえ、「日本一の鳴き龍」と言われます。
しっかり手を叩くと、心地よい響きと余韻が・・・しばし茫然と佇みました。 -
甲斐善光寺は昭和30年に重要文化財に指定され、昭和32年から5年に亘り大修理を行いましたが、60年以上経過し、鳴き龍もハッキリ分かりません。
日光東照宮のように改修されて鮮やかに蘇れば、また観に来たい天井画でした。 -
鳴き龍から左側を歩いて戒壇廻りに向かう途中に、古い像が何体か置かれています。
これは弁財天像。 -
本堂内陣の真裏に造られた「戒壇巡り」・・・本尊・善行寺如来の真下に当たる場所に「極楽の入り口の鍵」が掛けられており、鍵に触れることで仏様と縁を結び、極楽行きが約束される、とのことで、また、75日長生き出来るとも。
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ここが入り口・・・地下に続く9段の階段があり、その下は完全に真っ暗で、全く先が見えません!
入口には『左の手すりに掴まりながらゆっくり先に進んで下さい』との張り紙がありますが、 ” 手すり どこ? ” ・・・自分の手も見えない、完全な暗黒の世界・・・ようやく手すりを見つけ、それを伝って前にゆっくり進みます。
” ガシャ! ガシャ! ” ・・・カギらしきものが左手の指に当たった!
” これだ! 全く見えないけど、多分これだ! ” ・・・両手で触り、感触をしっかり確かめた後、先に進んで最初の階段を上って無事終了。
因みに、中の廊下は「心」という文字の形をしているそうです。 -
「地蔵堂」。
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境内の左側にある庭園は蘭渓道隆の作庭とされる池泉鑑賞式庭園で、山梨県指定名勝となっています。
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池には沢山の鯉。
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小さな滝もあります。
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1775年に造立された「芭蕉翁月景塚」・・・裏に刻まれた『月影や 四門四宗も 只一つ』は、芭蕉が1688年の更科紀行の折、信州善光寺で詠んだ句です。
仏門に入るためには四つの門があり、仏の教えにも四つの宗派がありますが、信州善光寺は一宗派に拘らない寺で、すべての人に門戸を開いている、という意味です。 -
江戸時代に建立された大仏像(高さ:約2m)。
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鐘楼に吊るされた銅鐘は、何と、鎌倉時代に鋳造されたもので、武田信玄が信濃から引きずって運んだと伝えられ、傷が著しいため、「引き摺りの鐘」と言われています。
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甲斐善光寺に参拝した後は、石和駅前を通って4番目の立ち寄りスポットへ。
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ここは石和にある甲州天然石工房「彩石の蔵」・・・2020年6月にオープンした「石の博物館」&天然石の展示販売の店です。
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道路を挟んだ向かいにある宝石庭園「信玄の里」は、現在リニューアルオープンに向けて準備中。
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建物の前にデンと構える信玄公・・・武田信玄像と言えば、甲府駅前の像(3.1m)が有名ですが、この像は更に大きく日本一!
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ミュージアムに入り、世界中の天然石を一堂に集めたギャラリーを見学・・・創業60年の英雅堂グループが集めたコレクションに、ため息が出ます。
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水晶で作られた骸骨。
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巨大な水晶玉・・・光を当てると輝きが素晴らしい!
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ルビーとサファイアは同じ仲間だそうです。
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カナダ産の翡翠で作られた「三連馬」・・・三頭の馬には躍進・飛躍・成長の意味が込められており、どんな困難にも打ち勝って目的を果たす様を表現している見事な彫刻です。
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幻想的なメノウの世界。
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10月の誕生石「トルマリン」・・・赤・ピンク・黄・緑・青・黒など多様性に富んだ鉱石です。
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この美しい宝石に熱や圧力を加えると、何と電気を帯びるのです・・・このことは、キュリー夫人の夫となるピエールが1880年に発見しました。
この道具を使って「電気石」トルマリンの実験もしてくれました。 -
トルマリンは微弱電気と共に赤外線も発生させる特性を持った鉱石です。
赤外線は身体を芯まで温めてくれるので岩盤浴などに利用されますが、美容効果もあるとか・・・そこで、肩こりがひどい妻は、当店お勧めのブラックトルマリンのネックレスを購入・・・効果があるのかな(?) -
新型コロナの影響で注目を集める妖怪「アマビエ」。
3本足に鱗のある体、くちばしのついた顔・・・ ” もしも疫病が流行したら、私の姿を描いた絵を人々に早く見せなさい ” ・・・そんな予言をする妖怪が肥後国に現れたと、1846年の瓦版に書かれたそうです。 -
店を出た所に祀られた、巨大なアマビエ像・・・一本の木から切り出された像の高さは3mもあり、見る人を圧倒します。
「疫病退散」の祈願がアマビエを通じて広がるように願いを込めて、祈祷札をアマビエに貼り付けました。 -
最後の立ち寄りは、1952年創業のワイン製造メーカー「モンデ酒造」。
1967年にパリで開かれた国際食品品評会「モンドセレクション」で玉露リキュールが金賞、チェリーブランデーが銀賞を受賞したことに因み、1972年に社名をモンデ酒造に変更したそうです。 -
本来であれば工場見学も出来ますが、コロナの影響でお休みなので売店へ。
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売店を入った所に飾られたクリスマスデコレーションと、コルクで作った『MONDE』の文字。
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ワインの試飲を楽しんだ後はショッピング。
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最近、コンビニ等でもよく見かける缶ワイン・・・実はモンデ酒造が世界で初めて2008年に作ったんです。
ワインと言えばビンが当たり前で、 ” ワインを缶に詰めるなんて常識外れだ! ” と多くの反対の中、当時の社長が周囲の反対を押し切って、従来の工場の設備を一新して新しい機械を導入したり、缶でもワインが劣化しないよう専用の缶を作ったり等々、缶ワインが生まれるまでには大変な苦労と企業努力がありました。
これをお土産に買って、今回のミステリーツアーも楽しくお開きです。
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