2020/12/11 - 2020/12/13
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willyさん
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熊野古道さわりの旅の際、熊野灘の荒波を見ていたら、昔伊豆で厳しいビーチエントリーをしたダイビングのことをぼんやり思い出した。
今年はコロナで恒例の家族ダイブにも行かなかったことから、1年半ものブランクになっている。そろそろ潜るかと思い立ったのが出発10日前。
見ると特典も席がとれて、宿もとれて、あ、そうすると探鳥を始めてからははじめての南方、鳥も見られるではないか、頭いいー♪などと考えてニヤつき、実行に移すことにした。
長らくぼんやりとしかわからなかったヤンパルにもできたら行ってみたい。
ならば初レンタカーの旅だ。
スキューバを始めてから20年、定期的に行くようになった沖縄だけれど、いつも潜る以外していなかった。新しい楽しみ方が増えた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
というわけでいつもは馴染みのガイドさんにピックアップしてもらうか、バスで直接石川まで行くかの単なる往復だったが、今回初めてレンタカーを借りてみた。
なんだかわからないからまとめサイトから一番お安かったプランで。
あまりにお安いので、なにかが残念なんだろうなとおもっていたが、3日間オール込で6000円ぽっきり、軽でもないトヨタ・タンク1万キロの、まだ新車香も残る美車でびっくり。
ではでは!いざ、ゆきませう~~ -
まず向かったのは、空港にも近い本島南部では一番の探鳥地といわれるらしい三角池。え?ここ?
ついてみればなんと小さい。そのちいさい三角の池というか沼というかにびっしり水鳥がいる。
支度を整えたところへお二人のご婦人がこられたのでご挨拶して、どんなかんじですか?とお声かけすると、アレやらコレやらいますよ、でもあの橋の真ん中にいるおじさんは怖いから近づかない方がいいですよ、怒られるからと素敵なアドバイスをいただいた。
よって、そのおじさん(探鳥家の模様)を中心に振り子のように、池の左右を往復して探鳥した。とっても楽しかった。
うっかりしていて、帰り際に思い出して車からとった三角池。この橋の向こうに小さく広がっている。 -
まずはサギなど
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クロツラヘラサギの越冬地になっているのだとか。
最終日にいったすぐ近くの漫湖湿地センターではそうでもないようなのに、ここでは群れ。 -
ハシビロガモ?
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イソヒヨドリも初めてちゃんと撮れた。
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脇の水路で、なにやらぱちぱちという破裂音が盛んに聞こえる。
何だろうと思ったら、どうやらボラの小魚たちがあまりに多すぎて酸欠になっているらしい。これは怖い・・。 -
お昼も食べずにウキウキと鳥見をしたのでおなかがすいて、コンビニへ。
さすがお弁当も沖縄風。こんもり盛り上がっているゴーヤチャンプルーが眼について、こんなにたくさん食べられたらうれしい!と買ってみたらば、下にご飯がみっちり入っていた。
そうよね、そうだった。沖縄っておかずだけ頼んだつもりで、デフォでご飯がついてくるんだった。おにぎり買わなきゃよかった・・・。 -
三角池周辺もだいぶ歩いたし、お腹いっぱいになったところで、次に具志干潟というところにいこうとしたら、入る道がわからずいつの間にか通り過ぎたみたい。
しょうがないのでこのまま目的地石川までいくことにした。
せっかくだから58号線沿いにのんびりいこう。
途中、嘉手納で少し混んだけどおおむね順調。買い物に寄った読谷のイオンからあてもなく海岸の方へ行ったら、素敵な公園があった。泊城公園。ここでちょっくら鳥見をしてみよう。海岸だからミサゴもいるかもしれないし。
と、ここでもたっぷりぶらついて、大満足。またまたお腹がすいたので、名物らしい紅豚肉まんとやらを食べてみる。あつあつホカホカ。
がしかし、この日気温26度越え。着て行ったセーターをすぐにTシャツに変えても背中を汗が伝う・・・。 -
泊城公園の渡具知ビーチ
アメリカンスクールの女子生徒らしき人々が、ポンポンをもってチアの練習をしていた。なかなかボリューミーな方々だった。 -
おや。何か猛禽らしき姿。遠くてよくわからないがとりあえず納めて、かえってよくみると、どうやらサシバ?
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シロハラも初めてみた。うれしい。
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裏のほうの茂みに入り込んでみると、なんだかとてもいい声。なんだろう、聴いたことない声。と思って一心に探すと声の主がみつかった。
シロガシラ。外来種らしい。いかにもそんな歌声だった。 -
この鳥がわからなかったけどわかった。イシヒヨドリの♀だ。とてもかわいかったし落ち着いていた。
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小首をかしげてはあっちを見たりこっちを見たりして。
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じつはビーチの裏には御嶽があって、そこにたくさんの鳥が憩っていたのだ。
猫はそうでないと思うが(鳥を狙ってる)。 -
日が沈みかける。さすが関東よりもずいぶん遅い。
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行ったことのなかった残波岬。夕陽が見られるかなとふと思いついて寄ってみた。
残念ながら雲が多くてだめだったけど、行方定めぬ自由な旅ができることがひさしぶりで、ほんとにうれしい。 -
今回の宿はなかどまINN。
馴染みのガイドさんのところのゲストがよく使うお勧め宿だが、いままで泊ったことがなかった。最近は石川IC付近の宿がおおかったから(今回満室)。
初めてだけど、面白い、良い宿だった。目の前に海がひろがってテラスも広い。
3階の縦の窓が丸く並んでいるところが私の部屋。丸い部分は。。 -
大きなおふろになっている。
-
夜、時間があるので宿の近所を6キロほど走ってみた。
シェラトンがクリスマス仕様できらめいていた。
なんだか、GOTOとかいって、みなさん高級高額のほうにふり幅いくから、こういう体力もあって常々儲かってるところが喜んで、ひっかかる。 -
翌日2日目は朝早くからスキューバ。いつも突然、いきます、といっても快く受け入れてくれる大好きなガイドさん。一人でやってるけど独特のスタイルでファンも多い。
じっくり生物を見せてくれ、自由にさせてくれるのにしっかり見ていてくれる。生物の知識もものすごく深くて独自のポイント開拓にも余念がない。ほんまもんのガイドさん。船はクッカバラ号。クッカバラってオーストラリアのワライカワセミのことだそうだ。
海域は東海岸の平安座島から出て近隣ポイント3本。途中無人島に上陸してのお昼休みはポカポカ暖かくて気持ちがよかった。 -
この週末、ずっと曇りと雨の予報だったのであきらめていたが、到着日から私のいる3日日間、予報がはずれて青空が広がる暑いくらいの天気で、ガイドさんも大喜び。いい時に来ましたよ!と。(ここまでずっと雨だったらしいし、このあともず雨ばかりで寒くなる予報になった)
晴れてると水中も明るくて幸せだ。冬しか潜りにいかないからいつもブルブル震えてる印象だけど、上がっても全然平気なほどあったかかった。もちろん装備は冬仕様だけど。
水中用カメラは持ってこなかった。
それにしても魚は近くまで来てくれて大して動かないし、なんて撮りやすいんだろうと思った。 -
最終日は飛行機に乗るので潜れない。
いつもはさっさと帰るのだが、今回はまる1日鳥見に使える。
どこに行こうか。わくわくと悩んだ末、初志貫徹、いままで行ったことのないやんばるエリアにいってみることにした。時間がかかるのでは、とウチナンチュのガイドさんに心配されたが、石川から下道で1時間半でいけた。
どこに行けばいいかわからないから、とりあえず国頭村森林公園というところにいってみた。
本部半島さえいったことがなかったので、初めての北部エリアだ。 -
公園内は一部キャンプ場になっていて思ったより人手が入っているんだなという印象。うっそうとしたイメージだったから。でもまあ、遊歩道が整備されてないと荒れるし、白神山地と同じことだなと思った。
探鳥してるひとなんて一人もいない。というか2,3組のキャンパー以外人はいない。看板もあまりないので、途中迷子になって焦った。
鳥はというと、それはそれは、いかにも南国な声があちこちに響いているが、警戒心が強いのか5mも近づくとバッと飛ばれて、目の前をかすめるのだがその後はヤブになっている樹々の間に隠れて絶対でてこない。抜き足差し足で歩いているのに。
一度黒い大きい鳥が足元から飛んだ。ノグチゲラ!と思ってしばらく待ったが、崖下の森でそのフィ、フィという大きな声が聞こえるだけで二度と現れてくれなかった。
ちらっと見た赤いちいさめの鳥もいた。あの赤さはもしかしたらホントウアカヒゲでは・・・コマドリかと思うような声をきいたし。
と夢を膨らませた。 -
スダジイというやんばるに多いシイの仲間がたくさん。ブロッコリーツリーとも呼ばれるそうだ。やんばるのたくさんの命をはぐくんでいる。
-
メジロがいる、とおもったらノド元が黄色くてきれい。
リュウキュウメジロらしい。
シジュウカラもいつもの鳴き声だと思ってちゃんとみなかったけど、これもリュウキュウシジュウカラといって本土とはちょっと違うのだ。惜しいことをした。 -
園内を流れる水場にはこんな生き物も。シリケンイモリといってテトロドトキシンをもつらしい。生息数が減少しているそうだ。
帰り道の道路のどまんなかにもいたので、轢かれては大変と、車をとめて道端まで誘導した。必死に急ぐ姿がかわいかった。
やんばるではロードキルがとても増えているそうだ。ヤンバルクイナやケナガネズミなどが犠牲になっているという。
車で入るひとはよ~く気を付けてほしいとのことだった。 -
遠くて暗くてうまくいかなかったけど、真ん中あたりにたぶんリュウキュウウグイス?チッチツという笹鳴きが本土のウグイスと同じだった。
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これは誰(何鳥)がたべたあとかな。たくさん落ちていた。
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道の混み具合がわからないから早めに出ないと、とおもって12時には国頭を後にした。確実性を確保するため帰りは高速で。
途中のSAで食べたブルーシールのターウムチーズアイス。盛りすぎ・・・。 -
余裕をもってレンタカー屋の近くまできたので、残りの時間は漫湖水鳥・湿地センターで鳥見をすることにした。
どうしてもミサゴをみたくて
そしたらご一緒させていただいた方がマングースを見つけて教えてくださった。初マングース -
やんばるでは天然記念物など野生生物が食べられるために、防除作戦が展開されているそうだ。
-
そしてやっとミサゴに会えた
-
コスタリカでは見ているけど
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こういう姿を撮ってみたかった
狩りもいつかは撮ってみたい -
イソシギと思われる。
シギチ(シギ・チドリの類)は難しくてよくわからない -
ここにもカワセミがいた
いつも見るカワセミよりちょっと大きい気がする -
アカアシシギ
カニをとった
ちゃんと足をもいで料理してたべていた -
サギも魚をとった。
このあとみているとゴックン!して、のどがぼっこり膨れていた。
こうして楽しい幸せな3日間が終わった。
いってよかったな。また行こう。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- らびたんさん 2020/12/15 08:01:56
- ほんと晴れてラッキーでしたよね☆
- willyさん、おはようございます。
UP早いですね~!こちらまだまだです。
さすが沖縄の天気は当てになりませんね。
今回も雨予報なんてなんのその、確かにちょこちょこスコールはありましたが行動中は一度も傘の出番なく済みました。
ダイビングは最終日に潜れないので時間を持て余したりしますが、
鳥・・・いいかも!
リュウキュウメジロちゃんかわいいですね。
willyさんにお会いしたかったです!
GOTO停止前というタイミングも良かったですしね。
またどこかで(願わくばコロナ完全撲滅後)マスクなしでご飯でもできたらと思っています(^_^)
らびたん
- willyさん からの返信 2020/12/15 09:49:37
- RE: ほんと晴れてラッキーでしたよね☆
- らびたんさん
おはようございます。早いですね!ほんとに(笑)
鳥の写真は一日で何百枚もなってすぐ処理しないとたまりにたまるので、ついでに旅行記も一緒にがんばりました(連日1時過ぎ)
ほんとに晴れ間が広がってラッキーでしたよね。ガイドさんにも連呼されました。
わたしも日曜、高速で一時激しい雨に振られましたが、動いている間は全然大丈夫でした。ずっと雨だったら初めて美ら海水族館でも行こうかな、と思ってたんですが。
超ブランクのダイビングも無事パニックも出ず素敵に楽しかったです。
でも放置したマイギアをオーバーホールしようとしたらとっくにサプライ停止でお釈迦にするしかなさそうです。
いままで見たことのなかった沖縄を見られて大満足でした。このパターンなんて言い思いつき♪と自画自賛です(笑)
初日がんばって私が行けばよかったですね、4時起きだったので眠くて、まだ明日もある、なんてタカをくくってしまいました。
でもおもったより名護まで距離がありました^^;
ほんとに旅先でなくてもいつかそのうちぜひおしゃべりしたいものですね。
お酒はあんまり強くないですが〜。
willy
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