2020年11月　Go toトラベルキャンペーンを活用して秋の土佐へ　3日目

2020/11/11 - 2020/11/11

コロナウイルスは収まる気配がありませんが、今年も有難いことに長期休暇をいただくことができました。海外旅行は厳しいので比較的遠方の国内を検討した結果、今までに行ったことがない高知を旅してみることになりました。東西に広い高知を縦断して綺麗な景色・美味しい料理を楽しむ四泊五日の旅です。

エリア 足摺岬周辺(高知)

• 旅行の満足度: 4.5

3日目の朝です。いい天気になりそうです。

中村プリンスホテル 宿・ホテル

昨日「サニーマート四万十」で調達した食材で朝食。食パンは地元の「ピノキオ」、ハムは四万十の麦豚を使ったもの。すぐに地元食材が揃うところが素晴らしい。ちなみに右上に映っているリープルは高知県民で知らない人はいない、飲んだことはいないと言われる乳酸菌飲料。初めて飲んだのに何か懐かしさを感じさせる味でした。

中村プリンスホテル 宿・ホテル

今日は中村市を出発してさらに西へ移動、四国の南西部分を反時計回りに巡って再び中村市へ戻る予定です。
機能に引き続き再び土佐くろしお鉄道と並走。田園地帯に立派な高架橋が並んでいるなと思ったら、開業は1990年代と比較的新しい鉄道なのですね。（国鉄から継承した区間もあり。）

土佐くろしお鉄道 四万十くろしおライン (中村線 宿毛線) 乗り物

早稲田駅？宿毛市出身の小野梓氏が、大隈重信と共に早稲田大学の前身を設立したことに由来したいるそうです。

土佐くろしお鉄道 四万十くろしおライン (中村線 宿毛線) 乗り物

最初の目的地は大堂山。断崖が見下ろせるロケーションとのことで軽く散策を・・・と思っていたのですが・・・

大堂山展望台 名所・史跡

猿！

大堂山展望台 名所・史跡

大勢の猿！！

大堂山展望台 名所・史跡

かつて丹沢湖で猿軍団に威嚇されたことがトラウマになっている私達は、散策を断念せざるを得ませんでした（苦笑）

大堂山展望台 名所・史跡

気を取り直して次の目的地柏島へ。ここは鰤をはじめとした魚の養殖がさかんな地。写真に見える丸い輪は生け簀です。

柏島 自然・景勝地

柏島が有名なのは綺麗な海。ガイドブックに書かれた、海底が見えるくらい澄んで綺麗との情報を、かなり大袈裟に書いているのでは？？と思っていましたが、ごめんなさい、間違いなく本当でした。

柏島 自然・景勝地

これって日本の海？

柏島 自然・景勝地

海底に船の影が映っていますね。

柏島 自然・景勝地

南イタリアかギリシャの風景と言っても分からないのでは？（笑）

柏島 自然・景勝地

引き続き海岸線沿いにドライブ。叶崎で小休止。

叶崎 自然・景勝地

この地域は断崖が続き絶景です。

叶崎 自然・景勝地

土佐沖はかつて珊瑚漁で栄えたそうです。これはかつての繁栄を今に伝える銅像。そう言えば高知市内で歴史のありそうな珊瑚専門店を見かけました。

叶崎 自然・景勝地

国道3217号“サニーロード”は文字通り眩しい太陽の下で、交通量も少なく快適なドライブが楽しめました。

叶崎 自然・景勝地

次は竜串海岸。

竜串海岸 自然・景勝地

浸食され奇妙な形になった岩々が延々と続いています。地質好きの人でなくても楽しめますよ。

竜串海岸 自然・景勝地

そろそろ昼時。「道の駅　めじかの里土佐清水」に寄りましょう。

道の駅 めじかの里土佐清水 道の駅

チキン南蛮弁当と宗田だしのカツ丼、漬物を購入。昨日の「道の駅　よって西土佐」もそうでしたが、電子レンジで温められるのはとてもいいですね。温かいとよりいっそう箸が進みます。

道の駅 めじかの里土佐清水 道の駅

これはお遍路さん用の休憩所。この旅の途中に何度が徒歩で巡っていらっしゃる方とお会いしました。

道の駅 めじかの里土佐清水 道の駅

そして足摺岬へ到達。

足摺岬 自然・景勝地

四国最南端の地ですね。

足摺岬展望台 名所・史跡

水平線がかすかに丸みを帯びている・・・かな？

足摺岬 自然・景勝地

遠くに見えるのは室戸岬。昨日訪れた「味劇場ちか」の板さんが、「中村には室戸に行ったことがない人が沢山いる。」と言っていました。高知県はいかに東西に広い県かわかりますね。

足摺岬 自然・景勝地

行き交う大型船が見えます。コンテナ船ですね。どこの向かっているのな。

足摺岬 自然・景勝地

ジョン万次郎でおなじみの中浜万次郎は土佐の生まれなんですね。

中浜万次郎像 (ジョン万次郎) 名所・史跡

白山洞門も見物です。

白山洞門 自然・景勝地

まさに自然が作った芸術。急な階段を上り下りする必要がありますが、洞門のそばまで行くことができます。

白山洞門 自然・景勝地

金剛福寺。“藩士”であればニヤリとするでしょう。

金剛福寺 寺・神社・教会

最後に寄ったのが大岐海岸。

大岐海岸 自然・景勝地

白砂の綺麗な浜辺でサーフィンを楽しむ人の姿もありました。

大岐海岸 自然・景勝地

思わず今日2回目の「これって日本の海？」移住を支援する案内があるのも頷けます。こんなに綺麗な海があれば検討する人も少なくないのでしょう。

大岐海岸 自然・景勝地

再び中村市へ戻り、本日のお宿「四万十の宿」へチェックイン。

四万十の宿 宿・ホテル

今日は温泉付きのお宿。期待が膨らみます。

四万十の宿 宿・ホテル

自然との調和を重視しているだけあって、非常にシンプルな設え。

四万十の宿 宿・ホテル

落ち着いた雰囲気です。

四万十の宿 宿・ホテル

私達の部屋は天海118号室。

四万十の宿 宿・ホテル

近隣を散策。数分歩いただけで普通にこんな景色が見られちゃうからすごいです。

四万十の宿 宿・ホテル

「これは何？ああ、長い滑り台ね・・」なんて思っていたら、嫁がシャーっと滑って行っちゃったので、慌てて追随。

四万十の宿 宿・ホテル

思ったより距離が長くてお尻が少し痛くなりました（苦笑）

四万十の宿 宿・ホテル

広めの部屋に広めのベットでくつろげました。ちなみに大浴場も広々。日帰り温泉も兼ねているので相応のお客さんがいましたが、それもあまり苦になりませんでした。

四万十の宿 宿・ホテル

風呂上がりは“限定出庫　氷結土佐文旦”をグビり。“販売地域限定”だと思いこんで買いましたが、後日都内であちこちで見かけました（汗）

四万十の宿 宿・ホテル

晩ご飯は館内の「山川海」にて。

四万十の宿 宿・ホテル

せっかくの休暇ですからね、「鰻と牛会席膳」を事前にオーダーしておきました。

四万十の宿 宿・ホテル

乾杯していると店員さんが近寄って来て、「特別料理の土佐清水産の鯖はいかがでしょう。あと一皿だけになりましたが。」と・・・注文せずにはいられないですね。こんなに鮮度のいい鯖は都内ではまず食べられないでしょう。青魚特有の臭みは一切なく、口の中でとろける美味しさでした。

四万十の宿 宿・ホテル

はい、出ました！四万十鰻。脂がのって濃厚な旨み。

四万十の宿 宿・ホテル

再びあおさの天ぷらが食べられました。

四万十の宿 宿・ホテル

ここは日本酒をあわせるしかないでしょう。そこで藤娘をオーダー。

四万十の宿 宿・ホテル

四万十牛と野菜の陶板焼き。

四万十の宿 宿・ホテル

自分の好きなタイミングで焼けるのがいいですね。それにしても土佐は海・川・山全てに美味しいものが揃っていますね。

四万十の宿 宿・ホテル

ご飯は四万十産の仁井田米。高知は米も美味しいのです。

四万十の宿 宿・ホテル

デザートまでいただき美味しゅうございました。

四万十の宿 宿・ホテル

館内にお洒落なバーがあり、ソフトドリンクなら無料とのこと。

四万十の宿 宿・ホテル

訪れてみると生ビールも無料でした。さんざん飲んだ後なのにしっかりいただいてきました。

四万十の宿 宿・ホテル

バーを担当していた店員さんは都内の大学に通っていたそうですが、地元の高知が好きで戻ってきたとのこと。なんだか分かる気がします。「東京から高知まで飛行機に乗っている時間より、高知空港から中村までの移動のほうがずっと時間がかかる。」と苦笑していましたが、間違いなく時間をかけて移動する価値がありますよ。

四万十の宿 宿・ホテル

一日の締めに昼間買ったアイスクリームを食べようと思ったら、部屋の冷蔵庫に冷凍機能はなくデレデレに溶けていました（涙）今日の唯一の誤算でしたね（汗）

四万十の宿 宿・ホテル