2020/12/04 - 2020/12/04
1492位(同エリア8260件中)
Siniさん
この旅行記スケジュールを元に
翌朝、大浴場から朝陽を見て、ゆっくり食事をしホテルのある鵜の岬を散策しました。
地元の物産センター「うきうき」や道の駅「お魚センター」に立ち寄り、東海村を通って、日立駅バイパスで海を楽しみ、最後はサザコーヒー本店で軽く食事をしました。
太平洋岸の風光明媚なことと、原発村の異様な雰囲気、何より日本最古と言われる職業の一つ、など知らなかった北茨城を友人の案内で回ることができました。
写真は鵜の岬の公園に飼われている鵜
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部屋からあの小さなビーチが見えます。津波の後、護岸されたあの小さなビーチです。
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朝食会場へ向かう途中の海。こんな近くに海が見えて良い立地です。
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朝食会場は別棟で天井が高く、見晴らしの良い会場ですが、とにかく広いです。
ホテルはほぼ満室でしたが、混雑時を避けて遅めの朝食のため、ほぼ独占状態。国民宿舎 鵜の岬 宿・ホテル
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バイキングでした。
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少しずつ全部味見しょう。
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豪華な生花が活けられていました。
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チェックアウトしてゆっくり鵜の岬公園を歩きます。まずは飼育されている鵜を見に行きました。
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ここは鵜の岬というだけあって、渡鳥海鵜が太平洋を渡ってきて最初に休む岬の一つなのだそうです。
そこで囮の鵜を岸壁に置いておき、洞窟に藁ゴザをかけ、その後ろで鵜が来るのを待つ。じっと待つ。渡ってきた鵜が囮の鵜を見て休みに岸壁へ降りてくる。その時健康な鵜を見極め、藁ゴザから手を伸ばし、鵜の足を掴んで捕獲する職業。これが日本最古の職業のひとつ、鵜の捕獲業です。 -
散策路にはこんな大きな岩や
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自然の小さな池があります。
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紅葉がまだ少し残っていました。
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岩に鳥がいます。
ウミウ捕獲場(一般公開) 名所・史跡
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そしてこの先は侵入禁止。
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途中から海側は柵があり「ウミウ捕獲場」になっています。
平安時代から行われている鵜飼の鵜を人間が素手で捕獲していたとはねぇ。考えてもみたことないです。 -
捕獲した鵜は、現在観光の鵜飼の鵜として販売しています。全国の12カ所の川で観光鵜飼が行われてるそうですが、日本で唯一、鵜を供給しているのがここです。
岸壁の穴の中で鵜を待つ、気が遠くなりそうな忍耐のいる職業です。 -
そんな鵜飼の鵜を平安時代以来の方法で捕獲するという最古の職業のひとつの説明を天皇陛下ご夫妻も受けたのでしょうね。
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さて鵜の岬を出て、国道6号線沿いにある十王物産センター「うきうき」へ。国民宿舎鵜の岬は日立市十王町にあります。
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形は不揃い。けれどさすがの産地価格の農産物をたくさん販売していました。
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次に止まったのは、道の駅「日立お魚センター」。
道の駅 日立おさかなセンター 道の駅
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午後だからか、平日だからか、観光客がいません。
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みなと横丁商店街も暇そうです。
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海沿いを南下して東海村に入りました。東海村と言えば日本の原子力発祥の地です。
東海第二原子力発電所あたりに近づいていくとだんだんモノモノしい雰囲気になってきます。 -
原発などは道路からは全く見えませんが、木々の合間から研究所らしき家屋が見えたりします。
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あの建物は何だろう?
厳重な高いフェンスと、所々に大きな建物が見え、ゲートには警備員がおり、頻繁に大型車や工場用の車が出入りしている他、高級車が吸い込まれていきます。 -
延々と続くフェンスに異様なモノを感じます。海には全く近づけません。
1999年9月30日、東海村にある株式会社ジェー・シー・オーの核燃料加工施設で、日本で初の事故被曝による死者2名を出しました。被曝者は667名にも及んだとのこと。 -
至る所で小さな工事が行われています。
東海村の人口は15300人。村としては大きいですね。 -
左手の海側はずっとフェンスに囲まれています。
地震の多い日本。やはり太平洋岸沿いに原子力発電所を建設したのは間違っているように思います。 -
などと言っているうちに、到着。勝田駅から徒歩10分くらいのところです。
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こちらはひたちなか市にあるサザコーヒー本店です。
現在都内などを含め15店舗あります。それに農場を2つ持っているそうです。
コロンビアの農場ではパナマ・ゲイシャという豆を育成。またつくば大学内で珈琲豆を栽培し、「つくばブラジル化」を計画しているとか。面白い。創設者の思いや会社創立の過程などが感じられます。 -
お店は土産物や?な雰囲気があります。
創業は1969年。創業者は鈴木誉志男氏。 -
奥に喫茶室があります。
サザコーヒーの「サザ」は、中国宋代の漢文の「且座喫茶」(さざきっさ)、座ってお茶を飲みましょうか、の且座からとったそうです。 -
小さなストーブの近くに座ることにしました。
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しかしインテリアが凄すぎる。
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アフリカの置物がたくさん。これらは何だろう。
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これらは全てアフリカのコーヒーの神様だそうです。交流した民族との友情の証でもあるそうです。
コーヒーの神様なら倉庫などにしまっておけないですからねぇ。ちょっと過剰とは思いますが、ここが1番良い場所なのでしょうね。 -
珈琲豆の種類がプリントされたナプキン。
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友人の選んだのはビーフシチュー。
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私はホワイトシチュー。厳選された素材を使ってなかなかよかったです。
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豆も焙煎もこだわった珈琲を丁寧に入れてくれます。ケーキ皿はアラビアではなく普通にシンプルな皿が良いと個人的には思いますが。
どのショップも落ち着いていてちょっと高級感があり良いお店を作り続けているサザコーヒーの本店へ来られて良かったです。
茨城県日立市、東海村、ひたちなか市と巡った一泊二日の旅でしたが、知らない北茨城を案内してもらい友人に感謝。12月初旬でまだGoTo Travelも利用できました。コロナ禍がなかったらきっと訪問しなかった旅でした。
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この旅行で行ったホテル
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国民宿舎 鵜の岬
3.45
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