2020/08/20 - 2020/08/20
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amstrobryさん
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数年前から興味はあったが、混雑するイメージ(なかなか乗り物に乗れない)と回り方がつかめず、訪問機会のなかった立山黒部アルペンルート。
ルート上に日本百名山があることを知り、前泊日帰りで観光できることがわかった。
インターネットで立山山頂のライブカメラを見ると、連日霧の中でなかなか訪問のタイミングがつかめなかったが8月半ばを過ぎると、晴れの日も見られるようになった。
比較的空いている平日、晴れ予報の日に立山登山とアルペンルートの魅力をつかみに旅行に出た。
電鉄富山6:03→立山7:16
立山ケーブル:立山8:00→美女平8:07
立山高原バス:美女平8:20→室堂8:50 【立山登山】
関電トロリーバス:室堂13:45→大観峰13:55
立山ロープウェイ:大観峰14:00→黒部平14:07
黒部ケーブル:黒部平14:40→黒部湖14:45
関電トンネル電気バス16:05→扇沢16:21
扇沢17:00→長野18:45
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
立山黒部アルペンルートは富山県の立山駅から長野県の扇沢駅を結ぶ交通路。
総延長37.2キロで途中、ケーブルカーやロープウェイ、そして日本唯一となったトロリーバスなど様々な乗り物を乗り継ぎ、自然の風景を楽しみながら移動できる。
今回は日本百名山、立山登山を含めアルペンルートを乗り継いでいく。
まずは仕事を終え、東京から最終の新幹線で富山駅へ。 -
本日は電鉄富山駅直結の富山地鉄ホテルに宿泊。
翌朝早朝に発つため、立地条件の良いホテルを予約した。富山地鉄ホテル 宿・ホテル
-
翌朝、アルペンルートの始発便に合わせ電鉄富山駅へ。
ここから富山地方鉄道に乗車。アルペンルートの出発地となる立山駅に向かう。
ホテルと駅が直結なのでぎりぎりまで寝られたのが良かった。
6:03発の立山行きに乗車。電鉄富山駅 駅
-
約1時間で終点立山に到着。列車は比較的空いていたが、立山駅にはすでに多くのアルペンルート利用者が待機していた。マイカーや観光バスで来る利用者も多いようだった。
まずはチケットを購入するのだが、かなりの行列ができていた。おそらく30人待ちくらい。立山駅 駅
-
まずはケーブルカーに乗車するが、チケット購入時に乗車便を指定されるシステム。
列車から約20分の乗り継ぎで7時40分発の始発便に乗車予定だったがすでに満席になっていた。
幸い次の8時発の便が指定できた。しばらくの間待機する。
駅周辺は自然の見どころはなさそうだが、土産物屋などは早朝から開いていた。 -
8時前になり出発の時間が来た。登山をするような服装の人が多い。
今回登る立山のほか、日本百名山では剱岳もこのルートから登山ができる。剱岳は距離が長い上、鎖場などの難所も多く自分の技術では到底登れそうもない。 -
まずは最初の乗り物。立山ケーブルに。定員120名だけにすぐに満員になりそうだ。ツアー客や外国人客も多く訪れる例年のピーク期はなかなか乗車できないのではないかと思う。
まだ標高が低いので眺望は主に樹林帯。傾斜は急な印象で力強く登っていくような印象を持った。立山黒部アルペンルート立山ケーブルカー 乗り物
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ケーブルカーを下車し、すぐの乗り継ぎで立山高原バスに乗車。ここは美女平で標高977メートル。
ここから有名な室堂に向かう。室堂が今回の登山の出発地である。
高原バスはマイカー規制のある道路を走行。時間にして30分。アルペンルートの乗り物としては最も時間が長い。ケーブルとは異なり複数台で出発、輸送量は大きそう。立山高原バス 乗り物
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バスは徐々に高度を上げ、見晴らしが良くなってきた。
この青空、すばらしい。今日旅行にでて良かったと実感。 -
バスは途中、弥陀ヶ原という湿地帯を走行する。
標高1600メートルから2000メートルにかけ広がる広大な湿原。なかなかの絶景。弥陀ヶ原 自然・景勝地
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こんな天気の良い日に歩いて散策を楽しみたかったが、今日は立山登山を優先したい。いつか再訪の機会があればこちらを訪れたいと思った。
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8時50分に最初の目的地、室堂に到着した。
アルペンルートを訪れる前から名前だけは聞いたことがあった場所。アルペンルートの中では見どころが多い場所なのかなとイメージしている。 -
まずは立山の雄姿を撮影。
これから登る山頂もくっきりと見える。標高2450メートルの室堂から3000メートル級の立山を目指そう。立山室堂 名所・史跡
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立山は日本百名山に指定されているが立山という名称の山は無い。標高3003メートル雄山、同3015メートル大汝山、同2999メートル富士ノ折立の3つの峰の総称である。
山頂までの登山道は様々なバリエーションがあるが、今回は室堂から雄山と立山最高峰大汝山を最短ルートで往復する。9:00登山開始。 -
室堂駅からの登山道はよく整備された石畳の道から始まる。
道幅も広いが足元が硬いので、傾斜が急なところでは足元に負担がかかる。3000メートル級の雄大な風景 by amstrobryさん雄山登山 自然・景勝地
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9:37、一ノ越山荘に到着。ここまでが石畳の道。
傾斜があるところもあり、結構体力を使った。 -
そしてここから山頂までがより本格的な登山になる。
ごつごつした岩が重なる山で、傾斜もかなりある。ペースは上がらず、一歩一歩ゆっくりと登っていかなければならない。 -
足元に注意し、石を転がさないように登っていく。
進路はペンキのやじるしを頼りに進んでいく。 -
10:25、山頂の雄山神社に到着した。
例年のピーク期はこのあたりは立つ場所もない位混雑しそうなイメージだが、今年は適度な登山者で落ち着いている。 -
天気も青空をキープ。山頂の神社をお参りしよう。
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今年は感染症の影響もあり、山頂神社もお盆明けすぐに閉山となった。敷地内の出入りは自由だったので木枠に覆われてはいるが、お堂?には近づくことができる。
閉山はかえって風景をほぼ独占できて自分にはよかった。
こちらは雄山山頂で標高3003メートル。3000メートル級は昨年の乗鞍に続いて2つめだった。立山 (立山連峰) 自然・景勝地
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山頂からの風景。奥には黒部ダムが見える。
最後に向かうスポットはかなり標高の低い位置に見える。
そして手前には8月にも関わらず残る雪渓。 -
こちらはこれから向かう大汝山方面。さらに奥のピークが富士ノ折立っぽい。
岩のごつごつした山だ。 -
最後にこのアングルも。室堂駅とみくりが池、みどりが池、天狗が原、弥陀が原などの風景。絶景過ぎて感動的。
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360度の眺望と山頂の神社。これは素晴らしい山だった。
3000メートル級の山にもかかわらず、アクセスも比較的よいのも魅力的。 -
雄山山頂をあとに続いて大汝山を目指す。岩場の登山道を進む。
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11:00、雄山からだいたい20分くらい、大汝山山頂に到着した。
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こちらは雄山よりちょっと標高が高い3015メートル。立山連峰最高峰。
大きな岩にちょっと控えめな山頂標識がたっている。 -
大汝山からの風景のポイントは黒部湖。
雄山より黒部湖の全景を見ることができる。よーく目を凝らしてみると小さな建物も見え、アルペンルート上の施設があることがわかる。 -
11:08、さっきまで360度の風景が楽しめたのだが、霧が立ち込めるのは一瞬で一気。
まさに間一髪で絶景を楽しめたが、少しでもタイミングが外れると写真のように霧で覆われてしまう。 -
ただ、標高が高いと雲の流れも早い。
雄山に戻ってきたら再び雲が切れた。11:27
それでは室堂に向かって下山する。 -
再び雲が湧いたり消えたりを繰り返す。
海の方から山に向かってやってくるようだ。向かいの山の眺望も厳しい。
雄山から一ノ越山荘までの道。急な岩場の下り坂。 -
そして霧が晴れる。向かいの山は浄土山。南峰と北峰があり、これを経由して室堂に戻るルートもある。山頂からは雄山の雄姿が見られそうだが登り返しはかなりきつそう。
今回は時間の関係上、経由はしなかった。 -
そして登山道は石畳の道に。登りはきつかったが下りの方は幾分か楽。
遠くも雲が多く発生してしまったが比較的絶景。 -
しばらく進んで、立山山頂をふりかえったもの。
山の形はうっすらと見えるもののちょっと雲がかかってしまった。
このあと室堂に戻り、周辺にあるスポットを散策した。 -
12:54.エンマ台。火山性のガスが噴き出しているスポット。
風向きによっては有毒ガスが流れてくるので要注意。やや硫黄臭がした。
付近には遊歩道があったが、ガスの噴出量が増えており危険なので閉鎖されていた。エンマ台 自然・景勝地
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こちらはみくりが池。近くにみどりが池もある。
池の周りを歩くことができる。結構大きい池で一周も長く感じた。みくりが池 自然・景勝地
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駅の近くに戻ってきた。立山は山頂付近が雲に覆われた。
いいタイミングで登山できてよかった。大満足。
室堂にはこのほか温泉がある宿泊施設があり、通常日帰り入浴もあるのだが、今年は感染症対策のため、宿泊客のみ利用に制限されていた。 -
室堂を十分に散策した後は、駅併設の自然保護センターを訪れる。
立山の開拓者や自然、進行について学ぶことができます。立山自然保護センター 名所・史跡
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さて、メインの登山に大満足した後はアルペンルートを進める。
次の乗り物はトロリーバス。架線から集電して走行する日本で唯一の乗り物。
昔は東京都区部や横浜市などの主要都市でも見られたらしい。 -
トンネル内に架線が張られバスの天井にあるポールのようなもので集電していた。
列車のような走行音でトンネル内を進んでいた。電気だけに普通の自動車よりは走行音が静かだった。
複数台で大観峰に向け出発。立山トンネルトロリーバス 乗り物
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10分の乗車で大観峰に。標高2316メートル。
室堂との高低差は100メートルちょっとでまだまだ標高は高い。大観峰 (大観峰展望台) 名所・史跡
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大観峰からの眺め。次のロープウェイの出発が近いので軽く風景を楽しむ。
山頂からよりも黒部湖が近くに見えるようになった。 -
次の乗り物はロープウェイ。
大観峰からみるに一気に標高を下げる感じで進んでいく。 -
ロープウェイの定員は120人。立山ケーブルと同じだがこちらは混雑なく乗車できた。
このロープウェイ、支柱がなく駅間を結んでいる。すごい風景。立山ロープウェイ 乗り物
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ロープウェイの乗車時間は7分。黒部平に到着した。
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黒部平は標高1828メートル。結構標高が下がった。
ちょっとまわりを散策してみる。黒部平 自然・景勝地
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ここからは大汝山や富士ノ折立をのぞむことができる。山頂の雲も消え、全景を見ることができた。すばらしい。
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そして駅舎の屋上も展望スペースになっていたので来てみた。
大観峰に向かって支柱なく張られたロープがすごい。この方式としては日本一の長さだとか。 -
このロープウェイの奥にトロリーバスのトンネルがあり、室堂に至る。これまで来た道をふりかえって、ここを開発した技術がすごいと感じた。
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さて、次の乗り物はケーブルカー。いよいよ黒部湖を目指す。
こちらは混雑なく乗車できた。富山側からは室堂往復、長野側からは黒部湖往復の客もいるようで、アルペンルートを縦走する人は意外と少ないのかもしれない。黒部ケーブルカー 乗り物
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5分の乗車で黒部湖に到着。標高1455メートル。
トンネル内のみの走行で、特に眺望はありませんでした。 -
黒部湖駅からはトンネル内を歩く。
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しばらく歩くとダムの通り道にでた。このまままっすぐと進んでいきます。
ちなみに次の乗り物の乗り場までは600メートルほど離れている。 -
こちらが黒部ダム(黒部湖)。山頂から見えたときと同じ緑色っぽい水の色をしている。
黒部ダム 名所・史跡
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黒部湖では遊覧船があり、湖内を周遊することもできる。
ちょうど出発便があったが、別の目玉である観光放水の時間が日程上見れなくなってしまうので、遊覧船は見送り放水見学をする。 -
放水を見られる場所はいくつかある。階段をあがった展望台からはダムと放水が同時に見られる場所も。
かなりの水量で放水していた。水の勢いはあったが、ダムの水位は十分保っていた。 -
こちらは破砕帯から湧き出た湧水。
ダム開発の際、豊富な湧き水に難工事を強いられた歴史がある。
この水はその歴史を物語るものである。 -
そして低い位置にも展望台が。こちらは水しぶきをより近くに感じることができた。
ドバドバ注がれる水。 -
黒部湖は見どころいっぱい。
こちらでは黒部湖の電源開発の困難と歴史を紹介するパネルがあった。 -
黒部の太陽という映画の舞台となった黒部ダム。
先人たちの苦労をパネルを通じて知ることができます。黒部ダムを訪れたらぜひ立ち寄りたいスポット。 -
富山県側からスタートしたアルペンルートもここ黒部ダムが最後のスポット。
立ち去る前に風景を焼き付けておきたい。 -
なかなか楽しめた立山登山とアルペンルートの旅。
いよいよ最後の乗り物、関電トンネル電気バスに乗車する。 -
こちらが電気バス。夕方の時間帯のため、乗客はかなり多くバスは4台体制。
次の便に回ることなく全員が乗車できていた。
主にトンネル内の走行だが、見どころは破砕帯。トンネル工事の難工事を極めた場所で現在も大量の湧き水が流れていた。関電トンネル電気バス 乗り物
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そして長野県側の玄関口扇沢に到着した。
これでアルペンルートはおしまい。天気に恵まれて大満足だった。 -
最後の乗り物の電気バス。2018年まではトロリーバスが走っていた。扇沢駅ではトロリーバスの歴史を紹介するパネルが展示されていた。お土産を買いつつ、パネルの見学をして過ごした。
扇沢 自然・景勝地
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扇沢からは長野駅を目指す。JR駅は他に信濃大町駅への便もある。
バスはコンセント付き、Wifiも整備済みでなかなか良かった。 -
2020年4つめの百名山登山は天気にも恵まれ今年一番のよさがあった。アルペンルートも十分満喫。比較的空いていて待たずに乗車できたのもよかった。
雪が降るまでのわずかな期間、登山を中心とした旅行を楽しみたい。長野駅 (JR東日本) 駅
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