栃木県　松島温泉で湯治の旅①　まずは真岡！

2020/11/11 - 2020/11/11

動けるうちは年に一度の海外旅行に、国内旅行はいずれゆっくりとと思っていましたが、コロナの影響で海外には当分行けそうにありません。

それなら、国内をこの機会に見るのも悪くないかもと、栃木県さくら市の現代風湯治宿に2泊の予約を入れました。

夏の秩父旅行で、夫婦で交代で運転すればマイカーでの旅も結構いけそうとわかり、県境を越えお隣栃木県に行ってみます。

コロナ感染の第三波到来かと、連日感染者数の増加が報道されていましたが、日光や鬼怒川、那須など有名どころは避けて、マイカーで回る旅、まずは、家を出てから真岡までの旅行記です。

エリア 真岡(栃木)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

家を出たのが6時半。
1時間少々で、国道4号バイパス沿いの道の駅「ごか」(茨城県五霞町）に到着。

トイレ休憩と、ドライバー交代。

トイレを済ませ車に戻ろうとすると、農産物販売所には列ができています。
9時の開店まであと少し、急ぐたびではありません。
列の後尾に並びました。

道の駅 ごか 道の駅

開店して、列の理由がわかりました。
新鮮な野菜がたくさん並んでいます。しかも安い。

今日は自炊宿なので、さっそく買い込みます。

野菜を買い込んで4号パイパスを快適に走り、上三川の辺りで右に曲がります。

ほどなくして、鬼怒川にかかる橋のところまで来ました。

小休止を兼ねて、真岡（もおか）市に立ち寄ります。
旧市街の一角に、久保記念観光文化交流館があります。

無料駐車場が隣接していますので、車での観光も楽々。

久保記念観光文化交流館 名所・史跡

まずは観光案内所のある建物、久保記念館へと参りますか。

この建物は、「日本銀行宇都宮代理店真岡出張所真岡支金庫」として明治40年の建築だそう。こちらは、観光サロンとして、久保邸の応接セットなど置かれています。

写真にとらなかったけれど、入ってすぐの観光案内所の部分はカウンターになっていて、確かに銀行の雰囲気。

観光サロンの隣の和室は真岡木綿の展示コーナー。

これが、真岡木綿で作られたもの。

素朴で肌触りも良さそう。

真岡木綿は綿の栽培から､織りまで全部手作り。奥にあるのが織る道具かな。

真岡木綿でできた小物も展示してあります。

2階は久保資料室。

箪笥階段を上っていきます。

箪笥階段とは、これ。空間をうまく使ってあるでしょう。

美術評論家であり創造主義美術教育運動の指導者久保貞次郎さんの記念館。

久保さんの愛用した品物の数々。

1938年には、児童画の国際親善のため、欧米にも渡航。その時のスーツケースというよりは、「トランク」ですね。

サクッと、久保記念館を見学した後、ほかの建物も見てみます。

観光物産館。

まあ、お土産もの屋さんですね。

真岡木綿のマスクやマスク入れが時代を感じます。

敷地内に合ったこれは、何だろう。

久保貞次郎さんが自宅の米蔵を改造して作ったアトリエに置かれたもの。

久保記念観光文化交流館の周りには古刹がありました。

真岡弁財天　長蓮寺。

参道の先にあるお寺は由緒ありそう。

浅草からはるばる隅田川、利根川、鬼怒川を経てこの真岡の土地に来た弁財天様。

鐘楼

趣を感じさせるお寺でした。

久保記念観光文化交流館の駐車場に戻ってきました。

この辺りは、大正、昭和と真岡の花街だったとかで、小さな飲食店が軒を連ねます。
ランチによさそうと思ったお店も1軒は定休日、もう1軒は11時45分開店なので、諦めて次の目的に進みます。

さようなら真岡！