Go to にのって、日本の果てまで行ってやるぅ　8. 佐世保 (長崎県)

2020/10/31 - 2020/10/31

九十九島の展望台が、展海峰だけではないと気づいて、そしてまた、遊覧船もあることを思い出し、今回は、じっくりと見ようという計画でしたが、そのため、佐世保に3連泊しました。

佐世保自体は、ナビの入れ間違いで、居酒屋の展海峰へナビに誘われてしまったとき、「なに、この、ものすごく走りにくい町は」とびっくりして、「佐世保はこわい」という印象が強くインプットされました(笑)。

でも、九十九島のためには佐世保がもっとも便利そうなので、駐車場に余裕のありそうなホテルに、3連泊したのでした。ただ、交通センターの駐車場をホテルと共有しているのですが、この立体駐車場のスペースが、とにかく狭いんです。
昔々よく利用した、京都の四条烏丸の市営駐車場も狭いんですけど、それよりもっと狭いんです。なんでや、京都よりは田舎のはずなのに。
私にとって、九州は走りにくい。その理由は単純明快に、人口の多さなのですが、とりわけ佐世保などは、人口比を上回って、走りにくい印象です。今回もまた、そう思いました。
朝の早よから、たくさんの車がウロウロして、どこ行くんだろう、と思ったものです。
(長崎県では、車の走りにくさの愚痴がたまってますので、時々、旅行記が愚痴っぽくなるかもしれません。お許しください)

さて、狭すぎる駐車場に恐れおののいて、3日間、車は一度も動かしませんでした。で、また、電車やバスを利用しての移動を計画しました。

まずは、パールシーリゾートの九十九島の遊覧船です。
ホテルから、ほんの15分なのですが、週末になるので、下手して何かのイベントがあったりしたら、京都の四条烏丸の市営駐車場などは、週末は朝10時までに入れないと、入り口で行列になってましたから、京都より走りにくい佐世保では、どんな目に遭うかもしれません。

で、アレコレ悩んだ挙句、私にすれば珍しく、路線バスを利用して、パーリシーリゾートに行ったのでした。

ただ、佐世保の町自体は、とても気に入りました。
まず、駅の裏手に、港があるのですが、おそらく去年までは、アジアからのクルーズ船がガンガン入っていたのでは、と思える、素晴らしい国際クルーズターミナルになっていて、お洒落なショッピングモールもあり、私の好きな、大戸屋やそじ坊の蕎麦屋もあり、まずはこれで食いっぱぐれることはない(笑)。

そしてまた、アーケード街が、かなり長く続いているのですが、多くの地方都市のアーケードが、寂れてしまっているのに、ここのアーケードはとても活気があるのです。また、道幅が広いから、少々混雑しても、気にせず歩けました。

佐世保の名物がバーガーなのですが、バーガーはほとんど食べない私ですので、そちらは興味がないのですが、米軍基地のアメリカ人が、佐世保バーガーの店で、バーガーに食らいついているのが目に入ると、なんか日本でないような、日本にいながらにして、海外旅行気分が味わえました。


ちなみに、JR佐世保駅は、日本最西端の駅なんだそうです。
けど、地図を見ると、その西も電車が走っているので、不思議だったんですが、観光案内所で、西の電車は、私鉄であり、JRの路線としては、佐世保が日本最西端の駅なんだそうです。

ここでまたひとつ、「日本の果てまで」というタイトルを果たしました(笑)。

エリア 佐世保(長崎)

ホテルは、今回もまた、空調が中央コントロールで、しかも送風のみで、昼間は暑くて大変でした。フロントに電話すると、冷房に切り替えてくれましたけど、2日目は外出も多かったから我慢して、3日目は部屋にいる時間が長かったので、またフロントに交渉して、冷房にしてもらいました。
窓は少し開くのですが、網戸のない窓をあまり長々と開けていて、変な虫が部屋に入るのもイヤだし、暑さはしんどかったです。
今回の旅行で、米子、松江では、冷房しかなく、明け方には寒さで震えて、佐世保では熱中症になりそう・・・
今年の秋は、寒暖差が大きく、またコロナ渦の今、旅人は、「風邪をひけない」のですから、ホテルさんも、もっと小まめに、温度調節を心がけて欲しいです。
今までのホテル選びでは、「駐車場が広く、鍵を預けることなく、自由に出入りできるところ」が条件でしたが、今後は、3連泊もする宿では、「個別エアコンの有無を確認しよう」と思うに至りました。
万が一、「ふつうの風邪」を引いて、熱が出たら、コロナの今は、そこで旅を中断することになりますもんね。

大戸屋さんの、五穀米が好きです。

駅裏の港、天気により、時間により、刻一刻と、趣が変わり、朝に夕にと散歩してました。

広々アーケードが、長々と続きます。

遊覧船を満喫して、タクシーで町に戻った後、グーグルマップにマークしていたフレンチのレストランに行ってみました。土曜日だから、満員だろうなと思っていたのですが、ガラガラでした。
で、喜び勇んで、ランチのコースをいただきました。
今回、長崎県で食べたフレンチでは、ナンバーワンです。
店の名前は、ビストロ・ボン・モマン。アーケード街のすぐ近くです。

新しい店のようで、若いシェフさん、自分の店を開いたとたんに、コロナに見舞われて大変だと思いますが、ぜひぜひ、頑張って、コロナを乗り切って欲しいです。
生魚の苦手な私のために、オードブルのメニューも、変えてくれました。

この日は、ハロウィーンで、子供達のイベントがあったようで、お店がハロウィーンのメイクをしたり、スイーツの店が出ていたりと、賑やかでした。

駅のすぐ近くにあるカトリック教会です。
長崎市の有名な教会は、今まで行ってみて、そう印象に残っていないのですが、今回、訪れた小さな町に、素敵な教会を見つけることが多く、長崎のキリシタンの歴史の深さを思いました。

夕暮れの港は、魅力的でした。

ホテルの部屋から見た、朝陽。写真にうまく写せませんが、オレンジ色の光が綺麗でした。

手前の写真の教会の裏側です。

日曜日はどこも混むので、ネット予約で、梅の花に行きました。
Go to イートは、たべログで予約しても、店に予約が通じてなかった初回の件で、2度と使う気にならず、ぐるなびは、居酒屋しか出ないので、やめました。
梅の花さんの店舗のサイトから、予約したのでした。
テーブル席となってましたが、個室をくれたので、ゆっくりできました。私が食事を終えた頃には、もう外はわんわんした満席状態でした。
予約で、静かに食事できてよかったです。

昔はよく、京都の梅の花に行ったものですが、最近はご無沙汰でした。懐かしいメニューを楽しみました。