翌日は、残念ながら雨と風、低気圧が来たとのことで予定変更である。朝食はのんびりとビュフェでいただく。コロナ騒ぎで、今までは朝食も弁当であったが、いろいろ工夫をして、ビュフェを再開したそうである。手のアルコール消毒、検温、マスク、ビニール手袋の着用でスタートである。ビュフェといっても、かなりの料理が、小皿に盛り付けられてそれをとるようになっていた。それらは、透明のビニールカバーで、覆われており、飛沫感染がないように工夫されていた。本当にご苦労様である。でもおいしくいただけたので感謝である。<br /><br />予定は、大通公園、テレビ塔、植物園と回ることにしていたが、風雨で、濡れてしまうのは嫌だったので、いろいろ思案をした結果、札幌市中央卸売場の場外市場へタクシーで出かけた。さすがに人通りが少なかった。お店の人が、声をからして呼び込みをしていた。一通り見てから、孫たちが喜びそうな魚を売っていた佐藤水産へ。送るのは冷凍で送れるが、持ち帰りは、飛行場にも同じ店があるので、そこで買うことを勧められた。いろいろ購入して、送るものは、すべて完了した。昼時は、どこのお店がよか聞いたところ、海鮮食堂の北のグルメ亭を薦めてくれた。そしてアドバイスとして、二人でおなじ物を頼まないで、半分ずつしたほうがよいとのことであった。そこで、ウニいくら丼、4種のカニ丼をたのみ、一通り北海の幸を楽しんだ。ここでも感染対策をしており、皆さん努力賞である。<br /><br /><br />午後は、狸小路がアーケードになっているので、雨に濡れることはないので、安心していろいろなお店を見て回った。途中新倉屋というお菓子屋兼コーヒーショップで一休み。昔はどんなに歩いても疲れることはなかったが、さすが最近は、ちょっとしたお休みが必要となってきた。私自身は、買うものはなかったが、家内は、めざとく北海道の革製品を見たいというので、お土産屋こぶしやの2階の革製品売り場へ行く。北海道の各種動物の皮を加工して、ハンドバック、バックパック、小物を売っていた。家内は目ざとく鹿皮のハンドバックを見つけ購入。皮が柔らかく、軽いといってご満悦であった。色も、濃い緑色で、よさそうなものであった。まだ雨が降っていたので、一度ホテルへ戻って、夕食まで小休止とした。<br /><br />夕食は、Go To Eatで予約した和食懐石の貴水である。ここは2017年にミシュラン一つ星である。そのころには、雨はやんでいたので、歩いてお店に行った。最近は、スマホで、お店まで、ガイドしてくれるので便利である。昔よなよな歩いたすすきのである。NIKKAウイスキーのネオンがまぶしい夜である。横道を入ったところに、お店があった。中は、11席とこじんまりしていた。造りはしっくりしたもので、焼いたタイルで壁を作り、それに棚を作り、焼き物(食器)がずらりと並べていた。大変味のあるお店である。聞くところによると、作家さんのものしか置いていないとのこと。作家の本を見せてくれた。大変渋い作品が多く、大将の好みにあっているとのこと。和食は、器で食べさせるというがごときである。地のものをふんだんに使い、素晴らしい味つけであった。帰り道は、本当に人通りが少なく、昔の混雑時とは雲泥の差である。<br /><br />土曜日の帰りは、やはり飛行機は、満席になりつつあり、昼頃が一番空いている状況であったので、電車で空港まで行く。途中車窓では、ナナカマドの紅葉が、真っ赤で大変美しかった。空港では、足りないお土産を、佐藤水産とANAで購入。お昼は、空港内の3階にある北海道ラーメン道場の中にあるあじさいでラーメンをいただく。10軒近いお店があるが、込み具合は、濃淡があった。人の好みはいろいろである。北海道ラーメンも現在では全国区になってきた。<br /><br />さすが、2階の搭乗場所は、多くのお土産屋で、人が混雑していた。千歳空港は、レイアウトが難しくうっかりすると、迷子になってしまう。そのためかInformationがいくつかあり、迷う前に、聞いて移動をした。ここだけ見ると、人の動きが再開した感じがする。それよりコロナ感染拡大がないことを祈るばかりである。(完)

秋の札幌（その２）

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2020/10/23 - 2020/10/24

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kabakabachanさん

翌日は、残念ながら雨と風、低気圧が来たとのことで予定変更である。朝食はのんびりとビュフェでいただく。コロナ騒ぎで、今までは朝食も弁当であったが、いろいろ工夫をして、ビュフェを再開したそうである。手のアルコール消毒、検温、マスク、ビニール手袋の着用でスタートである。ビュフェといっても、かなりの料理が、小皿に盛り付けられてそれをとるようになっていた。それらは、透明のビニールカバーで、覆われており、飛沫感染がないように工夫されていた。本当にご苦労様である。でもおいしくいただけたので感謝である。

予定は、大通公園、テレビ塔、植物園と回ることにしていたが、風雨で、濡れてしまうのは嫌だったので、いろいろ思案をした結果、札幌市中央卸売場の場外市場へタクシーで出かけた。さすがに人通りが少なかった。お店の人が、声をからして呼び込みをしていた。一通り見てから、孫たちが喜びそうな魚を売っていた佐藤水産へ。送るのは冷凍で送れるが、持ち帰りは、飛行場にも同じ店があるので、そこで買うことを勧められた。いろいろ購入して、送るものは、すべて完了した。昼時は、どこのお店がよか聞いたところ、海鮮食堂の北のグルメ亭を薦めてくれた。そしてアドバイスとして、二人でおなじ物を頼まないで、半分ずつしたほうがよいとのことであった。そこで、ウニいくら丼、4種のカニ丼をたのみ、一通り北海の幸を楽しんだ。ここでも感染対策をしており、皆さん努力賞である。

午後は、狸小路がアーケードになっているので、雨に濡れることはないので、安心していろいろなお店を見て回った。途中新倉屋というお菓子屋兼コーヒーショップで一休み。昔はどんなに歩いても疲れることはなかったが、さすが最近は、ちょっとしたお休みが必要となってきた。私自身は、買うものはなかったが、家内は、めざとく北海道の革製品を見たいというので、お土産屋こぶしやの2階の革製品売り場へ行く。北海道の各種動物の皮を加工して、ハンドバック、バックパック、小物を売っていた。家内は目ざとく鹿皮のハンドバックを見つけ購入。皮が柔らかく、軽いといってご満悦であった。色も、濃い緑色で、よさそうなものであった。まだ雨が降っていたので、一度ホテルへ戻って、夕食まで小休止とした。

夕食は、Go To Eatで予約した和食懐石の貴水である。ここは2017年にミシュラン一つ星である。そのころには、雨はやんでいたので、歩いてお店に行った。最近は、スマホで、お店まで、ガイドしてくれるので便利である。昔よなよな歩いたすすきのである。NIKKAウイスキーのネオンがまぶしい夜である。横道を入ったところに、お店があった。中は、11席とこじんまりしていた。造りはしっくりしたもので、焼いたタイルで壁を作り、それに棚を作り、焼き物(食器)がずらりと並べていた。大変味のあるお店である。聞くところによると、作家さんのものしか置いていないとのこと。作家の本を見せてくれた。大変渋い作品が多く、大将の好みにあっているとのこと。和食は、器で食べさせるというがごときである。地のものをふんだんに使い、素晴らしい味つけであった。帰り道は、本当に人通りが少なく、昔の混雑時とは雲泥の差である。

土曜日の帰りは、やはり飛行機は、満席になりつつあり、昼頃が一番空いている状況であったので、電車で空港まで行く。途中車窓では、ナナカマドの紅葉が、真っ赤で大変美しかった。空港では、足りないお土産を、佐藤水産とANAで購入。お昼は、空港内の3階にある北海道ラーメン道場の中にあるあじさいでラーメンをいただく。10軒近いお店があるが、込み具合は、濃淡があった。人の好みはいろいろである。北海道ラーメンも現在では全国区になってきた。

さすが、2階の搭乗場所は、多くのお土産屋で、人が混雑していた。千歳空港は、レイアウトが難しくうっかりすると、迷子になってしまう。そのためかInformationがいくつかあり、迷う前に、聞いて移動をした。ここだけ見ると、人の動きが再開した感じがする。それよりコロナ感染拡大がないことを祈るばかりである。(完)