古代史の「謎」を歩く★出雲の国へTime travel③

2020/11/01 - 2020/11/01

三日目の朝になりました
今日のスケジュールは
古代史を変えた大量の銅剣が出土した「荒神谷遺跡」
1983年に農道建築に伴う調査が行われた時に発見されました。

次に出雲国二宮「佐太神社」へ

そして島根半島の東端にある「美穂神社」へ
美穂神社は「古事記」や「日本書記」に記された出雲の「国譲り神話」の重要人物(神かな？)のコトシロヌシノカミが祀られています。
また美保関は江戸時代には北前船の風待ち港として賑わった港町です

港町だからきっと美味しいお魚いっぱいあるよ～

注；この3作を書く間ずーっと「これ何やった？この人は誰の子供やった？関係は？」と主人に聞くもんだから数冊の資料を渡されたんです。余計にこんがらがってしまったー笑笑

エリア 島根

8:00 おはようございます
昨夜お世話になった道の駅には湯の川温泉の足湯がありました
まだ早くて溜まっていませんが暖かいお湯が出ています
9時半からみたい、あー残念だけど出発します8:30

道の駅 湯の川 道の駅

9:00 まず最初に訪れたのは荒神谷遺跡
ここは常識を覆す大発見があった場所

荒神谷遺跡 名所・史跡

歩くこと数分で到着
現在は当時の状況を復元していて、残念ながら今は改修中でビニールシートで覆われています

谷の南面にあり、どうしてここに埋められたのか今でも明確にはなっていません
ガイドさんが想像するに「古代人は地形を把握していたので、ココは地滑りや水害などの自然災害が起こり難いからじゃないですか？想像が膨らみますね」

入り口で無料ガイドの看板を見つけたのでお願いしました。

それまで全国で出土した銅剣は約300本でしたが、それをはるか上回る358本が1カ所から発見されたので、それはそれは驚かれたそうです

実物は昨日「歴史博物館」で見てきました

その後も銅鐸や銅矛も次々に発見されたそうです
もう神話の域を超えていますよね
ガイドさんは博学で出雲を愛していらっしゃるのが伝わって来ました

10:55 佐太神社到着
駐車場の横にある鳥居から参道を進みます

佐太神社 寺・神社・教会

後ろに山を抱えてとても立派ですよね

本殿は大社造りのお社が三殿並立という珍しい様式。
国の重要文化財の正殿に主神・佐太大神（さだのおおかみ）、向かって右側の北殿に天照大神（あまてらすおおみかみ）、反対側の南殿に素盞鳴尊（すさのおのみこと）などが祀られています

参拝の順序があって
先ずは正中殿

次に北殿

そして南殿です

只今「式年御造営」真っ只中で貴重な工事を見ることが出来ました
完成は令和三年六月の予定だそうです

横から見た南殿
ここから子宝と安産の神「母儀人基社」へ続く道があります

11:40 美保関へ向かいます
美保関はオオクニヌシの国造りの協力者「スクナビコナ」がやってきた場所です

12:15 なんと！美保関ってとてもローカルな漁村なんだ

美保関 名所・史跡

港に向かって大きな鳥居があり、両横の無料駐車場に車停めます

美保神社 寺・神社・教会

オオクニヌシの子供コトシロヌシと、ミホツヒメがご祭神
鯛を手にするコトシロヌシは「えびす様」で有名ですよね
ここは総本宮だそうです

社殿は美保関周辺に自生していた松で屋根は檜皮葺

ちょうど結婚式があり祝詞奏上と巫女の舞に遭遇しました
厳かで有難い時間でした

天井が無いのが特徴で音響効果は抜群

お仕事を終えた神職の方々がお戻りになれました

鳥居の直ぐ横にある横丁

青石畳通り 名所・史跡

美味しそう～
そろそろお腹空いてきたし、入る？

メニューは当日の漁次第

朝日館＜島根県＞ 宿・ホテル

白イカも付けて貰いました
もっちりウマイー

お蕎麦も三枚ずつ

お土産屋さんで娘達の好きそうなのがあったので買います

あの橋を渡り鳥取の境港方面へ
「どうする？水木しげる」
「もう2時過ぎてるし帰ろか」

真正面に大山が、ん？ん？煙を吐いてるみたいね

米子インターから高速に乗ります
田舎の高速なら運転出来る様になったので２時間だけ替わります
加西辺りで交通量も増え日暮れになり主人にお願いします。
島根のとても素晴らしかったです
こんなところが故郷の人って羨ましいです