黒部アルペンルートと金沢の旅：食の記録

2020/10/24 - 2020/10/26

　今回、あこがれの黒部アルペンルートを長野側（扇沢）から富山川（立山）にぬけ、折角なので金沢にも立ち寄って帰ってきました。普段、車や飛行機での旅行が多く夫婦での電車旅は久しぶりだったので、出発のホーム（新宿）から気合がはいり駅弁にはじまり、海鮮、スイーツなどなど食べれるだけ食べて帰ってきました。本来、ハイキングが目的だったので食には期待も計画もなく、思いつくまま食べていたのですが、地域共通クーポンにも後押しされ、結局けっこう食べました。やっぱり旅の楽しみは“食“抜きには語れませんね～?
　皆様の旅行の何かの参考になれば幸いです。

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

まずは新宿駅で駅弁を購入。あずさに乗り込みます。私は名古屋めし。

新宿駅 駅

カミさんは、定番のチキン弁当。東京オリンピックの誕生年と同じ年に販売された超ロングセラー、不思議と定期的に食べたくなる御弁当です。

黒部に向かう長野側の起点、扇沢の駅でうっていた笹の葉寿司。トローリーバスをのったあと黒部ダムで頂きました。さっぱりしていてとても美味しかったです。

扇沢 自然・景勝地

笹の葉寿司だけでは足りなくて、黒部のレストハウスでカレーを注文しました。黒部なのでズバリダムカレー、面白いだけでなく味もまあまあです。

黒部ダムレストハウス グルメ・レストラン

雷鳥荘での食事には、ちょっと驚きました。山荘、山小屋と思い全く期待していなかったのですが、ちょっとした旅館並みのクオリティでした（上:朝食、下:晩飯）。

らいちょう温泉 雷鳥荘 宿・ホテル

黒部アルペンルートでは、そここの駅で地元のお酒をうっていました。これは黒部平で購入した地酒。

地ビールも売っていて、立山の水を使った黒部オリジナルだそうです。

翌日の昼飯は、雷鳥荘で作ってもらったお弁当を美女平の大杉の傍で頂きました。この巨大なおにぎり?は、更にぎゅうぎゅうに硬く握られていて、かなり腹に溜まりました。山の弁当らしくて嬉しくなりましたが、しかしどうやったら、こんな大きなおにぎり?を硬く握れるんですかね? 余程大きな手の料理人がおるんですかね??

美女平 自然・景勝地

金沢にたどり着いた晩の夕食は、お気に入りの居酒屋へ。

旬魚季菜 とと桜 グルメ・レストラン

ここは新鮮な海鮮はもとより、加賀野菜や鴨肉の煮物、焼物などが楽しめます。器も凝っていて九谷焼を中心に目も楽しましてくれます。そしてなにより私には能登半島各地の日本酒が楽しめるのがありがたい。値段もリーズナブルでお勧めです。香林坊の裏通りにある、とと桜、です。

今回の旅のベストグルメはガス海老。甘海老くらいの大きさで、深い甘みとコクがありとても美味しかったです。痛みが早く東京には出まわらない希少種だそうで、初めて食べました。帰りに駅の寿司屋で、にぎりも食べましたがこれも美味しかった。皆さんも北陸を旅していてガス海老をみかけたら是非試してみてください。お勧めです。

最終日の朝食は、ホテル山楽のブッフェ。もう何年も石川県朝食ナンバー1を獲得していて前々から1度は食べたいと思ってましだ。ただ、朝食は宿泊者オンリーで且つ老舗の高級ホテルなので今迄見送っていましたが、GO TO TRAVEL を使って思いきって宿泊してみました。

金沢白鳥路 ホテル山楽 宿・ホテル

一品一品がとても手がこんでいて美味しい。のどぐろの干物、金沢おでん、加賀野菜のおひたし、能登牛のコロッケなどなど。その他○○本舗のチーズケーキ、プリン、パンナコッタなどデザートも充実しています。ただ、悲しいかな今の私達夫婦にはとても全種類は食べきれませんでした。それでも可成り無理をして7割方の料理を食べましたが、結果この後ひがし茶屋街で食べ歩きしようと思っていましたが、断念する羽目になりました。

ちなみに、このホテル山楽は兼六園のすぐそばにある老舗ホテルで、大正ロマ”ンをモチーフにしたとてもお洒落なホテルでした。ここの喫茶コーナーでは、金沢一ともいわれる”吉はし”という上生菓子がいただけるのですが、我々が到着したときは終わっていました。ここに行かれる方がいたら試されたら如何でしょうか。

朝食を食べ過ぎて、ひがし茶屋街では、目は食べたいけど食べれない状態で諦めましたが、西茶屋街のカワムラのモナカだけは無理して腹に押し込みました。カワムラは甘納豆の専門店で全国の色々な豆でつくった甘納豆を販売していますが、最近では甘味も可成り話題になり、お洒落な喫茶スペースを増設していました。

甘納豆かわむら グルメ・レストラン

写真のマスカルポーネチーズのモナカも人気甘味の一つ。ただお持ち帰りはできないどころか賞味期限6分とのことで、やむなくチャレンジ。チーズと餡の組み合わせで、さぞかし濃厚だろうと予想してましたが、意外とあっさり。チーズに練り込まれたオレンジピールが爽やかなアクセントになり美味。無理してよかった。

今回、富山から金沢に立ち寄った一つの動機が、兼六園と金沢城のライトアップをみるためです。季節毎に趣向や開催時期もことなるようですが、我々が訪れたときは紅葉をテーマにライトアップしていました。残念ながら紅葉には、まだ早すぎましたが、それでも幻想的でとても綺麗でした。

兼六園 公園・植物園

一方、カミさんは食べれない鬱憤を晴らすかのように、いつもに増してお土産漁りに勤しんでいました。

ひがし茶屋街 名所・史跡

　佃煮から甘納豆、和菓子、生麩まんじゅう、プリン、お吸い物、笹寿司、かぶら寿し、のどぐろまで、東茶屋から西茶屋、近江市場に金沢駅構内のお土産コーナー2箇所をレンタサイクルで走り回りギッシリ鞄に詰め込んでました。当面金沢の余韻を楽しめそうです。

旅の最後は、金沢駅のお寿司屋さんへ。北陸新幹線が到着するまでの小一時間でしたが、2人で各々10貫づつ平らげ旅を締めくくりました。

金沢まいもん寿司 金沢駅店 グルメ・レストラン