2020/11/22 - 2020/11/23
185位(同エリア718件中)
タブラオさん
Go Toトラベルキャンペーンが始まると聞き、これまで近くを通っても、指をくわえてただ見ているだけの高級旅館・ホテルに泊まれるかもと思い、前から気になっていた伊豆・箱根の旅館・ホテルをリストしておきました。そしてキャンペーンに東京が加わった瞬間に一斉に予約しまくりました。今年は「トクだ値」があるため、「トクだ値」+レンタカーが使える時期は「トクだ値」を優先させ、雪の季節に「普段は泊まれない宿」を集中的に予約しました。冬場になるとコロナが猛威を奮う可能性が高いことを見越してのことですが、伊豆・箱根ならマイカーで行けますのでコロナの心配もありません。
第1弾は箱根萬翠楼福住です。一人では泊まれないため、相方と一緒に泊まりました。箱根湯本を車で通り抜けると、一際目立つ、お城のように立派な旅館がありますが、前からそこに泊まってみたいと思っていました。その旅館は「環翠楼」なんですが、実はこの「環翠楼」と「萬翠楼福住」を間違えていました(^_^;) 後になってそれに気付き、「環翠楼」は別に予約し直しましたが…
で、どうだったかというと、実は箱根に泊まるのは生まれて初めてだったんですが、箱根と言うと、行きたいと思うところもない、渋滞していて移動が困難、人が多くてくつろげない、お湯も大したことない、にも拘わらず値段だけは高いというイメージでしたが、正にその通りでした! 1泊20,000円を越える宿はどうしても見る目が厳しくなります。それでもこれまでに泊まった重要文化財系の宿はどれも大体満足出来るものでした。東山温泉向瀧、銀山温泉能登屋旅館、渋温泉金具屋、青根温泉不忘閣。これらは大体20,000円近辺ですが、どれも「ワォ」がありました。心に響く物がありました。でもなぜか今回の萬翠楼福住には…。きっと私の体調が悪かったのでしょう。
ちなみに、このシリーズですが、12月から1月に掛けて「環翠楼」「箱根富士屋ホテル」「新井旅館」を予約済みです。これらに加えて、金沢のある旅館と福島のある旅館も予約してありましたが、金沢は何と「トクだ値」が行き帰りとも抽選からもれてしまい、結局断念。Go Toの先行き自体が怪しいこともあり、「普段は泊まれない宿」が「一生泊まれない宿」になるのではと危惧しています。Go Toが適用不可となったら、全てキャンセルせざるを得ません。このシリーズが第1弾で終わりにならないことを祈るばかりです。
《追伸》…………………………………………………………………
お恥ずかしながら、環翠楼に泊まった時に初めて知りました。「有形文化財」には、国が指定する「重要文化財」と国が登録する「登録有形文化財」があるそうですが、「重要文化財」と「登録有形文化財」とでは格が違うそうです。ちなみに現在も泊まれる旅館・ホテルだと、「登録有形文化財」の宿は掃いて捨てるほどありますが、「重要文化財」の宿は、東京ステイションホテルとここ萬翠楼福住だけだそうです! 価値を全く知らずに宿泊しました。そうと知っていたら、感じ方もまた違っていたことでしょう。本当にもったいない限りです。でもまあ、後になってからでも気付いて良かったということか…。そう思いたいです。
旅行記は馬鹿さ加減が分かるよう、当初のままの表現を残してあります。
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伊豆・箱根というと、まず思い浮かぶのが渋滞。出来るなら宿のチェックイン時間にちょうど着くように家を出発したいところですが、大渋滞が目に見えていたため、いつも通り朝6時00分に家を出ました。
最初の目的地は「海の味処 笑ぎょ」というこのお店。一度行ったことがありますが、活イカで有名なお店です。11時00分開店ですが、他に行きたいところもないし、渋滞を見越して早めに行きましたので、10時00分前に着いてしまいました。 -
書き始めると長くなるため、敢えて多くは書きませんが、上の掲示に気付いたのが10時45分。おまけに開店時間も15分遅くなりました。この日、何度かお店に電話しましたが、誰も出てくれませんでした。外からお店の中が見えていましたので、誰もいないわけではありませんでしたが…
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結局、これをいただきました。ゆっくりメニューを見る時間がなかったため(後から入ってきた方に先にメニューを渡し、どんどんオーダーを取っていた!)、これにしてしまいましたが、夕食を考え、もう少し軽くすれば良かったと後になって後悔しました。
それなりに美味しく頂けましたが、やっぱり活イカがないとちょっと寂しい気がしました。 -
「笑ぎょ」を12時00分過ぎに出て、さあどこに? 取り敢えず、芦ノ湖の近くまで行ったところで渋滞していたため、引き返してさっさと箱根の旅館に向かいました。途中、渋滞に巻き込まれたものの、14時00分過ぎには宿に着き、車だけ置かせてもらって、箱根湯本の街を散策してみることにしました。
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「天成園」
上の方まで歩いて行って見つけた大規模旅館。一体どこまで続いているのだろう? 基本的に大規模旅館は(中規模旅館も)苦手です。 -
箱根湯本の駅前を車で通りましたが、物凄い人通りでした。当然そんな人混みには行きませんが、私たちが泊まった萬翠楼福住の周辺も、ところによって人が溢れていました。ここの蕎麦屋も物凄い人でしたが、こんな状態でお店の中に入って、マスクなしでペチャクチャ喋りながら食べたら、コロナが移ると思わないのかな?
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「萬翠楼福住」
適当に時間を潰し15時00分に戻ってきてチェックインしました。宿泊料金は1泊1人当たり36,300円。三連休の割増料金だとしても、平日でも1人30,000円位はするのでしょう。実際に払っている金額は実質的に半額ですが、国内では初の30,000円オーバーの旅館でしたので、ワクワク・ドキドキしながら行きましたが…。入口に繋がる道も暗いしとても地味な雰囲気。入口も何だか華がないような… -
受付ロビーですが、レトロな感じというか、何だか暗いし飾り気もない。高級旅館ほど質素な造りなのか? 豪華さがまるでなく、とても素っ気ない感じでした。従業員の方もご主人1人だけだったし。あれ、何かが違うぞ。「ワォ」がない!
これが入った時の第一印象でした。 -
部屋に案内される前に少し待たされましたが、その間に館内をちょっと歩いてみました。パッと目に付いたのがこのお蔵の戸を開いたような入口。何が中に入っているのだろうと思っていたら、私たちの部屋がある明治棟金泉楼の入口でした。
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私たちが泊まった「10号室」は、重要文化財である明治棟・金泉楼の一室です。この飾り気のない戸を開けるとすぐに襖があり、襖を開けるといきなりお部屋でした。
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部屋に案内されて最初に見た光景がこんな感じでした。何だか親戚の家にでも来たみたい! というのが第一印象でした。要は特別感が全くないんです! 8畳+8畳ですのでこんなもんですが、広いと勘違いしていたため、実物を見てとても狭く感じました。
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写真で見ると上品そうな和室に見えますが、どうしても30,000円オーバーのお部屋という目で見てしまいますので、豪華さとか、贅沢さとか、ワクワク感とか、ときめきとか、そう言ったものが感じられず、ネガティブな感情ばかりが湧いてきました。
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こうやって写真で見ると、高級感のある部屋に見えてしまうのが不思議ですが、最初は、ただただ古さや、くたびれた感だけが目についてしまいました。
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GoToで半額だから、豪華な部屋の方がいいと思い、8畳間2室の部屋にしましたが、豪華でないなら8畳間2部屋は不要でした。使わないのももったいないですので、寝る時は別々の部屋で寝ました。
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この椅子も古い温泉旅館にでも置いてありそうな、かなり疲れた椅子でした。せっかくですので、窓を開けて外に出てみました。
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懐かしい鍵。うちの実家も昔、こんなでした。コキコキと音を立てながら鍵を外して、ガラガラと戸を開けました。
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庭を覗いてみると、灯籠が倒れたままで、まるで地震の後のようでした。
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外から金泉楼を撮ってみましたが、何だか冴えないなあ。
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部屋でちょっとゆっくりした後、早速大浴場に行きました。大浴場は2つあって、時間で男女入れ替えでした。この時間帯に入れるのは室内大浴場と岩風呂でしたが、残念ながら全く興味が湧かなかったため、写真を撮る気さえ起こりませんでした。
写真は部屋の檜風呂です。昼間にお湯が入ってない状態で見た時には、何とも冴えないお風呂だなあ、でしたが、実際にお湯を入れてみると、なかなか風情があっていい感じでした。檜の香りは素晴らしく、浸かり心地も木の感触もとても良かったです。で、肝心のお湯ですが、ホームページでは「真綿にくるまれるよう」な極上湯的な書き方がしてありましたが、私には銭湯のお湯との違いがわかりませんでした。まあ、真綿にくるまれたことはありませんから、その良さがわからないんでしょうが…
散々けなしているようですが、相方に聞いたらとてもいいお湯だったと言っていました。お肌がツルツルになったそうです。確かに、そう言われてみればそんな気もしましたが…。プラシーボ効果? -
【素材厳選こだわりお料理プラン】品数少なめテイスト重視のお料理を愉しむ
これが予約したプラン名でした。どんな豪華な料理が出てくるかと、超楽しみにしていました。率直に言ってお部屋も旅館の建物もお風呂もちょっとガッカリでしたので、食事は期待したんですが… -
結論から先に言うと、食事も期待していた程ではありませんでした。「品数少なめテイスト重視」プランの食事ではなく、通常の食事を出してしまったのでは?
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ホームページの夕食例と比べても、正直、食材も質を落としているのではと感じてしまいました。まさか、Go Toのお客さんだからとは思ってないんでしょうが…
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高価な食材を使っているのでしょうが、豪華さが足りないというか、見た目からして訴えるものが不足している印象でした。
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松茸が不作でどうのこうのと説明を聞かされましたが…
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金目鯛が丸ごと一匹出てきたら、また印象も違ったのでしょうが…
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「新名物 焼胡麻豆腐」
お味は良かったんですが、お金が掛かっている感がないなあ。 -
メニューを見たらデザートがずらりと並んでいたため、さてどれにしようかと思っていたら、少量ですが、全部出てきました! 正直、この日の夕食の中でこれが一番嬉しかったかも。
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いつもは夕食後にもお風呂に行きますが、そんな気も起きず、食後すぐに寝てしまいました。翌朝、5時00分に起きてお風呂に行きましたが、既に先客がいて、興醒めしました。ここのお風呂とは、とことん相性が良くないようです。
この時のお風呂は前日とは違い、檜風呂でしたが、青根温泉で見た檜風呂と比べちゃうとねぇ… -
朝食は8時00分からでしたが、今回の旅行で初めてワクワクすることが出来ました。
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何かの西京焼き。相方がカマスの開きを頼んでシェアしました。
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相方が頼んだカマスの開き
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シラスの量もせこせこしていませんでしたし、朝から刺身がありました。
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豆腐が隠れていますが、湯豆腐です。
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野菜の種類がとても多いです。手間が掛かっている感じがしました。
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柚子のシロップが甘くて美味しく、全部ペロペロ舐めてしまいました。抹茶のプリンもたっぷりありました。
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お部屋とのツーショット。写真撮りまくりで、なかなか食べ始められませんでした。ご飯を2杯食べて朝昼兼用にしました。大満足の朝食でした。
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萬翠楼福住と言えば天井画。ところが、この天井画のある「15号室」というお部屋に泊まれたのは6、7年前までだそうで、今は宿泊できません。その代わりというわけではないですが、お願いすれば、このお部屋をご主人に案内してもらえます。以前は希望者を一同に集めて案内していたそうですが、コロナ対策ということで、9時00分から1家族15分で案内してくれました。
コロナ対策という意味では、ここの旅館はほぼ完璧でした。食事は全て部屋食ですし、大浴場は5人に入浴制限していました。ちなみに、この「15号室」がある萬翠楼という重要文化財の建物には、2階、3階にそれぞれ「25号室」「35号室」があります。この2つの部屋は普段なら宿泊可ですが、部屋にお風呂がないという理由で、コロナのこの時期は宿泊客を入れないのだそうです。そこまでしなくてもいいのにと思いますが、それにしても同じ箱根でもここまでしっかり対策をしているところと、コロナなどお構い無しで客を詰め込んでいるところと両極端だなと思いました。 -
立派な桜の柱に合わせて襖のふちが削られていました。大昔の職人さんの粋な計らいというか遊び心を感じました。
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天井画がある部屋です。上を見なければ私たちが泊まった10号室と大差ないよう感じますが、天井画によって、とても華やかな、色気のある部屋に見えました。天井画があるかないかだけで、印象がこうも違うものか…
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15号室には8畳、6畳、6畳、8畳の4室があります。今は宿泊できませんが、その昔も意外と普通の料金で泊まれたようです。
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やはり特別な価値のある部屋ですので、宿泊客は取らずに、しっかり管理して後世に残してもらいたいものです。
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障子のシルエットもとても綺麗でした。
一連の説明を受けた後、自分の部屋に戻りましたが、価値のある部屋であることがようやく少しわかった気がしました。 -
10時00分にチェックアウトした後、天気が良かったため、塔ノ沢温泉の方まで歩いてみました。
写真は箱根登山鉄道の塔ノ沢駅です。萬翠楼福住から歩いて10分も掛からない位のところにありました。ちょうど上りと下りの電車が同じタイミングでホームに入っていました。 -
「環翠楼」
木に隠れていて全景が見えませんが、元々この地域の老舗旅館に興味を持ったのは、箱根のこの道を通る時に嫌でも目に入ってくる、この威厳のある建物が気になっていたためです。正直に言うと、この「環翠楼」と「萬翠楼福住」を混同していて「萬翠楼福住」を予約してしまったというのが本当のところです。いかにも高そうであるため、自分には縁がないものと思ってましたが、この「環翠楼」には12月に一人で宿泊予定です。ただ、Go Toの方が怪しいですので、本当に自分には縁のない旅館に終わるかもですが(^_^;) -
1893年まで、ここに「旭日橋」という橋が掛かっていたそうです。川の向こう側は萬翠楼福住です。
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上の写真のアップです。川の向こう岸に建っている2棟の建物が萬翠楼福住です。左側が私たちが泊まった金泉楼で右側が萬翠楼です。
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これが今の写真です。木で隠れていて何も見えませんが、建物の外観がもう少し見えていたら、また印象も変わっていたと思います。
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萬翠楼側の橋の跡です。100年以上前の橋の跡がまだ残っているのが面白いところです。
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箱根だと地域共通化クーポン券は東京でも使えます。11,000円分もらいましたが、半分はガソリン代、残りは東京に戻ってからドラッグストアで必要な物を買って使い切りました。現地で使い切らなければいけないというプレッシャーがなかったため、今回は楽でした。
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