しまなみ海道自転車縦断記、2/2

2020/10/07 - 2020/10/08

(2日目) 朝早く目が覚めて台風&天気予報を見るが本日は天気が良くない。足も重く、擦りむいた所にテープを張って朝食の声が掛かり1階に降りた。矢張泊まり客は私一人の様で、広い宴会場の左端に長いテーブルがあり、その上に私だけの朝食がポツンと置いてある。朝食は尾頭付きの鯛の塩焼に魚のあらの入った味噌汁と量も充分且つ美味しかった。
予定より20分遅れの8時20分にしまなみ旅館を出発したころから雨がポツポツと降ってきた。ウインドブレーカーの上にビニールのレインコートを着て走り始めた。伯方大島大橋を通り大島に入った頃から雨が本降りとなった。しかし、亀老山展望台を悪天候と自転車の能力からスキップすることを決めて出発したので、水軍博物館とバラ園に行くと決めて、水軍博物館へ向かった。地図上近いと思ったのが間違いか、向かい風に多量の雨で、村上水軍(海賊)博物館に着くのに苦労をした。
村上水軍博物館は立派な建物で一時雨を忘れられた。見学者は私一人かと思ったら後からタクシーで来た観光客が来た。村上水軍博物館を出、R(ルート)317(この道にもしまなみ海道のブルーのラインがあるが、E76の高速の有料道路の測道とは別)を出て吉海に向かう。当初雨が小降りになり、追い風も有ってスムーズに進んだが、山の中に入り登り坂で苦しくなった。よしうみバラ公園はR317から1kmと標識に有ったので、行って見た。しかしバラが散見されもうひとつの感がした。季節の問題か神戸のハーブ園の方が綺麗に咲いていた。バラ公園は雨の中少し見て、直ぐに再出発。海沿いの道を走り始めたが、長距離になりそうなため、R317のブルーラインがある道を今治方面へ向かった。
やがて来島海峡大橋が見えて来た。来島海峡大橋のたもとに道の駅よしうみいきいき館があり、そこで昼食を計画していたので、11:20(予定より1時間早く)着き、レストランで鯛と勘八の刺身丼を注文し、先払いのため地域共通クーポンを渡し、300円を払い、サーブされたお膳を腹が減っていたので、ガツガツ食べた。美味しく温かい味噌汁が濡れて冷えた身体に有り難たかった。
昼食後、来島海峡大橋へ向かい登り始めると、雨で暗くなったのか自転車の右手ハンドルにある部分に薄明かりが付いており、数字の5が見える。ひょっとしてと思い回してみると2、1と動き、脚の踏み込みが軽くなった。
今まで何をしていたのだろうか?と思ったが、気付くのが遅かった。兎に角、来島海峡大橋には降りて手押しは無く、ギアチェンジにて登った。12時から20分掛けて雨の中の来島海峡大橋の上を走り、灯台と下の来島海峡を通る大型船は見えたが、芸予要塞跡は確認ができなかった。来島海峡大橋を降りる所で今治造船が見えた。それからJR今治駅迄の50分が雨の中で嫌に長く感じた。今治のサイクルステーションは駅前にあったので、計画より2時間位早く無事自転車を戻すことが出来たが、借りた時の書類が濡れて字が消えていた。また、リュックと後の荷台に付けていたバッグの中の下着と書類が濡れていた。レインコートにビニールズボンが付いていなかったので、下半身もズボンを中心に濡れていたが、14:05今治発丸亀行きの特急しおかぜの中で徐々に乾いていったようだ。
2日目の雨、ギアチェンジを活かせなかった事、転倒等あったが、ほぼ無事にしまなみ海道の自転車による縦断が完遂出来たので良かった、良かった。
以上　完　Yorky

エリア しまなみ海道（周辺の島々）(愛媛)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 2.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 1.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 船 自転車 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

しまなみ旅館の朝食、尾頭付きの鯛の塩焼きと魚のあら入りの味噌汁等美味しい。

朝食は長いテーブルに一人、結局泊まり客は私のみ

伯方·大島大橋入口

伯方·大島大橋の上、雨降り

村上海賊ミュージアム外観

村上海賊ミュージアム、鎧兜。コロナの前は試着できたようだ。

村上海賊ミュージアム外にある海賊船

よしうみバラ公園、バラの季節外?　もう一つ

よしうみいきいき館で鯛と勘八の刺身丼、右上は鱧、温かい味噌汁が雨で冷えた体によかった。
美味しいが腹が減っていたのか、あっという間に
食べた。

よしうみいきいき館で鯛と勘八の刺身丼は殆ど地域共通クーポンで払った。

よしうみいきいき館からみた来島海峡大橋

来島海峡大橋入口

ここでやっとギアチェンジができる事に気付く

来島海峡大橋

来島海峡大橋出口から今治造船を望む

ゴールの今治サイクルステーション