GOTOで桜島と開聞岳を見に行ってみた・シニアのふれあい一人旅IN鹿児島。

2020/10/08 - 2020/10/12

十数年、国内への一人旅は気乗りせず躊躇していたのですが、
海外旅行はここ当分無理そうだしなあ、
ということで、
GOTOキャンペーンに乗ってみました。

岩手・花巻空港から大阪・伊丹空港経由で鹿児島へ。
飛行機・ホテル込みの楽天トラベルからのJALダイナミックパッケージ。
鹿児島市内４泊で、総額90000円ほどが、GPTO割引で約58000円
ホテルで共通クーポン14000円相当をいただきました。

5日間鹿児島市にいたら、どうやら天文館周辺を右へ左へとクロスする、私にすれば迷路のようなアーケード街を、無事迷わずに歩けるようになったのでした。

エリア 鹿児島

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

花巻空港発JAL、12：15発、大阪伊丹行に搭乗。
周りに何んにもない、小さな空港です。

眼下には、田んぼが広がる岩手の、のどかな風景。

大阪市内が見えてきました。
１：３０分ほどで伊丹空港に到着、
鹿児島行きの便まで待ち時間は１時間ちょっと、
フードコーナーにある美々卯のうどんビールセットで昼食。
１５：０５定刻で鹿児島へ、
台風１４号が九州南部に接近しているため、
引き返し条件付きの離陸。

低く雲が垂れこめているものの、
桜島が眼下に見え、台風もかすめて無事着陸。
…道中かなり揺れたなあ。

鹿児島空港からリムジンバスで１時間弱、
天文館で降り、アーケイド街を城山方面に歩いて、７～８分、
４日間の宿、ホテル&レジデンス南洲館に到着。

GOTO地域共通クーポンが使える飲食店は、鹿児島市内でもまだ少ないようですが、
その中で「吾愛人」と書いて「わかな」と読む有名店、がGOTO扱い店なので、しばらく道を迷いながら、
（アーケイド内の風景は皆同じに見え、ぐるぐる）
やっと見つけたら、本店は改装中、斜め向かいの系列店「吾愛人・豚伝」
一人でもOKとのことでここで夕食。

きびなごのお刺身、酢味噌でいただいた。

とにかく、キラキラときれいなきびなごのお刺身。

こりこりしたバイ貝の酢の物。

メインは、鹿児島鳥の溶岩焼き。
伝わりにくいですが、下のプレートが焼けた溶岩で、じゅうじゅう湯気を立てています。
歯ごたえとうまみの強い鶏肉でした、
ほかに、茸の天ぷら盛り合わせ、
生ビール２ハイと焼酎お湯割り２グラスで6,000円ほど、
ちょっと贅沢な夕食でしたが、GOTO地域クーポンで支払いで得した気分。

鹿児島1日目の夜修了。

2日目の朝、今日は市内をシティビューバスを利用して巡ります。
ホテルから近い停留所が、「西郷銅像前」。
30分に一本ぐらいの割合で主な市内の観光スポットを回っているようです。
中央公園脇のバス停で九時ごろののシティビューに乗車。

※コロナの影響で鹿児島交通の「まち巡りバス」は運休中のようだ。

バスは城山へ上り、西郷洞窟前を通り、南洲公園から仙厳園に到着、
約30分のみちのり、一日乗車券600円を購入し下車。
入り口では、検温や住所記入など厳重なコロナ対策。
仙厳園の入場チケット1000円は、GOTO地域クーポンでもOK。

入って正面、反射炉跡。

世界産業遺産の反射炉跡と桜島。

庭園に行く途中、聴く祭りの準備中、菊人形はまだ骨組みだけ。

お土産屋さんが並びます。

焼き芋とブルーシールアイスの幟。
帰りに芋焼酎シフトを食べてみた、アルコール1%、かすかに焼酎の香りが。

お庭、御殿への入り口、錫門。

門の上部に、薩摩の紋。

獅子乗大石灯篭、でかい。

ザッツ定番！仙厳園からの桜島。

桜がぽつぽつ狂い咲き。

広い庭を歩いてみよう、
風情のある「高升」、いわば給水塔。

小滝の奥に御庭神社。

ス力発電用ダム跡、今も水が流れ落ちている。

曲水の庭を眺める小道。

曲水の宴が開かれる流水のお庭。

仙厳園の真ん中を川が流れている。

水の流れに癒される庭園。

休憩所で弓を、1回五本で500円、的に当たればパーン！といい音が。

仙厳園ブランドショップにて、薩摩切子。

外へ出て右手に尚古集成館、本館。

入り口、、石造りのどっしりした、旧集成館機械工場。
島津藩の先進的な気風が伝わる展示内容。

尚古集成館の敷地を出て、となりの白い洋館は、
スターバックスコーヒー仙厳園店。

隣接して、磯工芸の薩摩切子工房と店舗。
工房のほうも見学できます。
12時過ぎのシティビューバスで市内中心部へ戻ろう。

老舗デパート「山形屋」の前を通り、

鹿児島中央駅に建つ、若き薩摩の群像を横目に、天文館バス停に帰着。
天文館のラーメン専門店、こむらさきで優しい味のラーメンを食べホテルへ戻った。

鹿児島3日目です。
今日は、鹿児島交通の観光バスで、指宿・開聞岳・知覧1日コースへ。
天文館のバス停から8：10分に出発、コースの代金4500円はGOTOクーポンで支払いできました。

なんと！客は私一人、ガイドさんは近くの座席に座り、ずっと二人でお話ししながら指宿を目指しました。
コロナと台風14号でのキャンセルが重なったようです。
個人ガイドさんと同行の感じですね。

指宿から3名がツアーに加わって、それでも総勢4名。
大きなバスで贅沢な旅。

まずは、指宿の岩崎美術館で名画や工芸美術品を鑑賞。
その後、広いバスの中、ガイドさんの案内を聞きながら、
長崎鼻へ。

長崎鼻灯台へ。

開聞岳が！

こちらは逆方向の風景。
暑い、30度を超えた季節外れの夏日。

開聞岳と記念写真。

軽石をくりぬいた容器がお土産に。

テレビで取り上げられているようです。

開聞岳の3合目付近から、さっきまでいた長崎鼻を見る。

開聞岳では、「とから馬」がのんびり草を食んでいた。

ゴルフ場のレストランで昼食後、池田湖へ。
イッシーがお出迎え。

大ウナギもお出迎え。

起きてくれました、1メートルほどの大ウナギ。

池田湖越しの開聞岳。
バスは池田湖から一路、知覧へ。

知覧特攻平和会館に到着。

飛行機と青年特攻隊員のモニュメント。

傍に復元された三角兵舎。

若き特攻兵たちが暮らした場所。

特攻平和観音堂。

観音堂参道、特攻隊員の母と呼ばれた富屋食堂のトメさんが、最初に灯篭を建立、その後全国から次々と灯篭の寄進者があらわれ、今は町中に1200以上のi灯篭が。

知覧の町中に復元された「富屋食堂」（ホタル館）。
※知覧特攻平和会館でトメさん生前の証言ビデオを拝見、とつとつとした語り口に引き込まれ固まった。

知覧武家屋敷に到着。
入り口で安納芋を売っていたなあ。

藁ぶき屋根が。

佐多民子邸の枯山水のお庭。

お隣の、佐多直忠邸で、色々説明してくれた当主婦人。

この庭は、遠くの山が借景になっている。
比叡山のふもとのお寺の景色とよく似ているとのこと。

二ツ家という独特の造り、旧高城家住宅。
正面が女玄関、左手の座敷入り口が男玄関。

深閑とした武家屋敷の道。
平時であれば観光客でにぎわっているとのこと。

森重邸の蔵の看板。

武家屋敷で一番格がうえのお屋敷。

竹を半分に割った軒下の樋。

ということで、ツアーも終了。
鹿児島市内へ戻ったのは夕方4時半ごろ。

四日目の朝、ホテル南洲館の朝食です。
ここの朝食はグランプリを取ったこともあるとかで、
確かにおいしい。

特にこの豚しゃぶがいい。
朝からしゃぶしゃぶと思うかもしれないが、あっさりして美味い、
お代わりOKなので、毎朝お替り。

今日はまず照国神社から。
途中の公演に薩摩藩士の銅像が、市内そこここに建っている。

大鳥居の右後の丘が城山。

照国神社拝殿。

朝の神事が行われていた。

照国神社から鹿児島市美術館前を通り、

錦鯉のおよぐ堀を眺めながら行くと。

鶴丸城跡の城門へ到着。

欄干から。

西南戦争の銃弾痕が。

このお城で暮らした、篤姫の銅像。

離れたところに旧制第七高校の群像。
前は校舎があったらしい。

敷地内に建つ黎明館。

原始か近世まで鹿児島の色々が展示。
これは、近代の天文館ジオラマ。

鶴丸城跡から歩いて20分ほど、桜島フェリー埠頭に到着。

11:10分発の「よりみちクルーズ」６00円へ。

船尾の甲板。

航跡。

船首方向にもオープンデッキが。

サクラジマアイランドビュー500円で観光。
途中の赤水展望台のコンサートモニュメントをバスの中から。

桜島北岳4合目のある、湯の平展望所からの桜島。
※展望所は工事中で眺望が悪く、下の駐車場から。
※アイランドビューバスはここで5分ほど停車してくれたので、再び乗車できたが、着く時間によっては待ち時間がないかも。

桜島の国民宿舎へ。

右手にある「マグマ温泉」へ。
茶色に濁った効きそうな温泉を満喫。

フェリーで鹿児島市内に戻り、埠頭に隣接した「かごしま水族館」へ。
入り口の水路に人だかり・・イルカが！

イルカが水面から出た瞬間。
ごく普通の水路に見えたのがイルカショーの舞台。
インパクト十分。

向こうに見えるのが水族館本館。
日曜日なので、家族ずれでにぎわっていた。

鹿児島市内は、市電が色々で楽しい。

連結した新型かな。

いかにも市電の雰囲気がいい。

山形屋の建物と市電がベストマッチ。

最終日5日目の朝、ホテル近くを散歩。
ザビエル記念碑公園。

ザビエル胸像。

若き3人の日本人信徒銅像。
足元の空間に緑色に光る十字架が出現！！！したところで、
鹿児島5日間の一人旅も終了です。