2020/10/13 - 2020/10/13
27位(同エリア336件中)
ローマ人さん
最初にお断りをしますが、GoToトラベルキャンペーンとは全く関係ありません。
仕事で霞が関に行く用事があり、ちょうど暑さも落ち着いてきた時期なので、東京メトロを乃木坂駅で途中下車して霞が関まで歩いて向かうことにしました。
ローマ人は、約40年前、学校を卒業したばかりで就職した会社で営業の仕事に従事して、港区全域を担当していました。
入社してから2年弱の期間でしたが、ホンダの原付バイク「スーパーカブ」に跨り走り回っていたので、港区の地理と道路には大変詳しくなったものでした。
六本木界隈を歩くのは久しぶりなので、周囲を見回しながら歩きましたが、昔の面影が少しは残っていたものの、大変な変わりようで驚きました。
前日の涼しさから一転した暑さの中、汗だくになりながら1時間半ほど歩いて霞が関に到着しました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
9:00過ぎに東京メトロ乃木坂駅に到着。
-
左側の外苑東通り方面改札口に向かいます。
-
こちらは「東京ミッドタウン」方面に向かう3番出口ですが・・・。
-
私が向かうのは1番出口です。
-
1番出口から地上に出ます。
-
出口の横には「乃木神社」が鎮座しています。
写真は「一の鳥居」です。乃木神社 寺・神社・教会
-
祭神は、明治天皇崩御に際して殉死した元陸軍大将「乃木希典(のぎまれすけ)命」と令夫人「乃木静子命」です。
1923(大正12)年11月1日に創立されました。
摂社「正松神社」と末社「赤坂王子稲荷神社」もあります。 -
境内案内図です。
-
手水舎です。
-
「二の鳥居」です。
-
拝殿が見えてきました。
-
末社「赤坂王子稲荷神社」です。
沢山の鳥居が印象的です。 -
拝殿です。
拝殿の右側に、摂社「正松神社」があります。 -
拝殿でお詣り。
-
乃木神社の境内に設置された「乃木坂」の碑。
かつて「幽霊坂」と呼ばれていた坂が、乃木大将が殉死された大正元年9月に「乃木坂」に改名されたそうです。 -
乃木神社の参拝を終えて、「外苑東通り」に向かいます。
正面に見えるのが「乃木坂陸橋」で、右側の階段を上ります。 -
「外苑東通り」です。
六本木方面の眺め。 -
「外苑東通り」通りからの「乃木坂」の眺め。
写真奥が赤坂方面で、真っ直ぐ進むと「TBSテレビ」の社屋があります。
かなり急な坂です。 -
青山1丁目方面の眺め。
-
「外苑東通り」を六本木の交差点に向かって進みます。
写真左側が「乃木坂」に続く道路です。 -
進行方向左側のビルの隙間から赤坂方面に高層ビルが見えます。
この高層ビルは「パークコート赤坂檜町ザタワー」だそうです。
そういえば赤坂7丁目に「檜町交差点」があり、その脇に「檜町小学校」があったように記憶しています。 -
進行方向右側に一風変わった建物があります。
メルセデスベンツの新しいブランド体験施設「EQ House」だそうです。 -
進行方向右側、逆光で見づらいですが「バーニーズニューヨーク六本木店」です。
この辺りは、「六本木」の地名表示に変わる前は「麻布龍土町」と呼ばれていて、かつてこの場所には大手マンション開発会社の「永谷マンション龍土六本木」が建っていた記憶があります。 -
写真右側に進むと「国立新美術館」があります。
「国立新美術館」は、日本で5館目の国立美術館として、2007(平成19)年1月に開館しました。
40年前は、空き地でした。 -
進行方向左側に見えてきたのが2007(平成19)年に開業した「東京ミッドタウン」です。
東京ミッドタウン ショッピングモール
-
40年前、ここには「防衛庁本庁檜町庁舎」があって、その前を良く通りました。
そのずっと前、江戸時代には、この場所に長州(現在の山口県)毛利家の中屋敷がありました。
現在の「六本木」地区には、江戸時代には大名屋敷が立ち並んでいました。
六本木は、「青山」から続く尾根の高台で、江戸城にも近く、大名にとって屋敷を建てるに抜群の立地だったのでしょう。
明治になって廃藩置県により、広大な屋敷の跡地は、当時創設された近衛歩兵第1連隊の用地となりました。
そして、第二次世界大戦後に米軍に接収されて将校宿舎と使用されていましたが、返還された後の1960(昭和35)年から2000(平成12)年まで「防衛庁」が置かれました。 -
六本木交差点方向の眺め。
-
遠くに見えるものが・・・。
-
ズームアップ。
「東京タワー」の上部が見えています。 -
「東京ミッドタウン」の全景。
左から、「ガレリア」、「ミッドタウン・イースト(地上25階・地下4階)」、「ミッドタウン・ウェスト ( 地上13階・地下3階)」です。
高いビルは「ミッドタウン・タワー(地上54階・地下5階)」で、上層階には、ホテル「 ザ・リッツ・カールトン東京」が入居しています。 -
「東京ミッドタウン」の「ガレリア」の入口です。
-
面白い看板。
西麻布「呼きつね(こきつね)」は、いなり寿司の店のようです。呼きつね グルメ・レストラン
-
六本木交差点方向の風景。
-
「東京ミッドタウン」です。
左が「ミッドタウン・イースト」、中央が「ミッドタウン・タワー」、右が「ミッドタウン・ウェスト 」です。 -
進行方向右側の「国立新美術館」に向かう路地です。
-
路地を少し入ったところに、都会のイメージとはかけ離れたバラックがあります。
ここには、かつて「支那そば・大八」という有名なラーメン屋があり、食べにきたことがありました。
開発から取り残されて、まだ建物が残っていたのですね。 -
バラックの横の昔ながらの雰囲気が漂う路地奥には、現代の象徴「六本木ヒルズ森タワー」の雄姿が見えています。
新旧の対比が際立つ風景です。 -
「外苑東通り」に戻ります。
進行方向左側に見えるこの道路を赤坂方面に下っていくと「檜町公園」があります。
この道路は、赤坂に向かうのに便利なのでよく利用しました。
昔はもっと道路が狭かったような記憶があります。 -
進行方向左側。
「一蘭」、「麵屋武蔵」があります。
ラーメン街なのかな? -
六本木の交差点です。
「外苑東通り」と「六本木通り(東京都道412号霞ヶ関渋谷線)」が交差していて、「六本木通り」の上には「首都高速3号渋谷線」の高架が走っています。 -
麻布方向の眺め。
-
「六本木ヒルズ森タワー」です。
この場所には、江戸時代には長府毛利家(長州藩支藩の長門府中藩)の江戸藩邸があり、40年前には「テレビ朝日」の本社屋がありました。
「テレビ朝日」の前の通りは「テレ朝通り」と呼ばれていて、元麻布や南麻布に向かう際に良く利用しました。 -
溜池方向の眺め。
もう少し先に劇団「俳優座」があります。 -
「首都高速3号渋谷線」の高架下を通過。
西麻布の「霞町交差点」方向の眺め。 -
六本木交差点と言えば、喫茶「アマンド(ALMOND)」です。
バブル景気が終わる1990年代まで「待ち合わせ場所」として有名でした。アマンド グルメ・レストラン
-
「アマンド(ALMOND)」左横にある「芋洗坂」です。
この坂を下っていくと「麻布十番」に至ります。 -
「外苑東通り」を進みます。
進行方向左側のビルは、40年前と変わっていないような気がします。
ビルには、沢山の接客を伴う飲食店「ミニクラブ」が入居していました。 -
「外苑東通り」を更に進みます。
-
ズームアップ。
正面に「東京タワー」の雄姿が見えてきました。 -
進行方向右側に「饂飩坂」があります。
名前の由来は、昔、この辺りにうどん屋があったということらしです。
「芋洗坂」に繋がっています。 -
進行方向左側には、目を引くスタイルをした高層ビルが見えます。
「六本木グランドタワー」で「テレビ東京」の本社が入居しているそうです。 -
六本木ロア(ROI)ビルです。
40年前は、会員制の高級クラブ「VIVI(ビビ)」がありましたが、現在はどうなっているのでしょうか。 -
「飯倉片町」の交差点です。
「外苑東通り」と「麻布通り(東京都道415号高輪麻布線)」が交差しています。
通りの上には「首都高速都心環状線」の高架が走っています。 -
交差点の先の麻布台には「ロシア大使館」があるので警備が厳重です。
-
「飯倉片町」交差点です。
-
ズームアップ。
「東京タワー」が指呼の間です。 -
交差点を左折して「麻布通り」沿いに進みます。
ここは海抜27mだそうです。 -
「行合坂」があります。
この坂は、通常は下りか上りの一方というところ、下っては上るという珍しい形をしている坂道です。
双方から行き合う道のため「行合坂」と呼ばれるようになったようです。
残念ながら、大規模地域開発のために通行禁止になっています。 -
「首都高速都心環状線」越しに見る「六本木グランドタワー」です。
近くで見ると巨大なビルです。 -
「麻布通り」を右折。
喧騒から一転して、閑静な雰囲気になってきました。 -
更に左折。
良い街並みになってきました。 -
「アークヒルズ仙石山森タワー」です。
写真右下の色いオブジェが目を引きました。 -
進行方向右側にある、目を引く建物はスウェーデン大使館です。
-
道路を挟んで反対側には「スペイン大使館」があります。
-
「ホテルオークラ東京 別館」が見えてきました。
-
別館は、今年9月30日で営業を終えたそうです。
-
本館を立て替えてて2019年9月に開業した「The Okura Tokyo」が見えてきました。
「The Okura Tokyo」の道を挟んだ反対側にアメリカ大使館があります。
アメリカ大使館は写真撮影禁止です。 -
「大倉集古館」です。
明治から大正期にかけて大きな財をなした実業家大倉喜八郎が、長年に亘って収集した古美術・典籍類を収蔵・展示するため、1917年(大正6年)に財団法人大倉集古館として大倉邸の敷地の一角に開館したもので、日本最初の私立美術館である。
*Wikipediaより
ホテルオークラ東京本館の建て替えに伴い、2019年9月にリニューアルしたそうです。 -
生け垣から中が覗けました。
落ち着きのある庭園の中に仏像が並んでいます。
別の日に時間をとって来てみたいです。
開館時間 10:00~17:00
休館日 月曜日(祝日の場合は翌平日)
料金 大人…1,000円(特別展は1,300円)
大学生・高校生…500円(特別展は1,000円)
中学生以下…無料 -
「ホテルオークラ東京 別館」です。
-
「The Okura Tokyo」です。
都市型高層ホテル「プレステージタワー」(写真右側)と日本美を基調とする「ヘリテージウイング」(同左側)の2棟あります。 -
「プレステージタワー」です。
大きくて写真に収まりません。 -
「The Okura Tokyo」横の道路を下っていきます。
-
振り返ってみる「ホテルオークラ東京 別館」です。
-
「菊池寛実記念 智美術館」です。
現代陶芸のコレクター である菊池智(きくち とも)氏が、長年にわたり蒐集してきた陶芸のコレクションを基に2003年4月に開館したのだそうです。 -
「プレステージタワー」の入口です。
-
「中国同盟会発祥の地」の碑があります。
1905(明治38)年8月20日、大倉喜八郎邸(現The Okura Tokyo)において、後に中華民国初代総統となる「孫文」を総理とする中国同盟会結成された。その後、中国同盟会が母体となった辛亥革命により、1912年、アジア史上初の共和国家、「中華民国」が中国に誕生した。
その意義を称え、同時に末永い日中友好を期して建立されたそうです。 -
「江戸見坂」です。
この場所から江戸の中心部の大半を眺望することができたために名づけられたそうです。 -
坂がとても急なことが分かると思います。
-
振り返ってみる「オークラ東京」。
-
正面に「虎ノ門ヒルズ森ビル」(写真右側)と「虎ノ門ヒルズビジネスタワー」(同左側)が見えてきました。
-
「桜田通り」に出ました。
東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」付近。
今年6月6日の駅開業日に来て以来です。 -
進行方向右側に「虎ノ門ヒルズ森ビル」を見ながら、桜田通りを霞が関方向に進みます。
-
奥に霞が関の官庁街が見えてきました。
-
東京メトロ銀座線虎ノ門駅近くにある「金刀比羅宮」の鳥居です。
-
東京メトロ虎ノ門駅です。
-
文部科学省です。
-
中央のビルが「霞が関ビル」です。
1968(昭和43)年に開業した、地上36階、地上高147mの日本最初の超高層ビルです。 -
来た方向を振り返った眺め。
-
財務省です。
-
桜田通りを皇居方向に向かって進みます。
-
霞が関官庁街の案内板です。
中央を横に通る道路が桜田通りで、私は左から右に進んでいます。 -
財務省の入口です。
-
経済産業省です。
前回来た時は、原発反対活動者ののテントが張られていました。 -
外務省です。
-
農林水産省の玄関です。
-
左側手前が総務省でその奥が警視庁です。
右側が裁判所です。 -
いつもの東京メトロ霞ヶ関駅A1出口です。
ここは海抜7.3mだそうです。
麻布台から19.7m下ってきたことになります。 -
いつもの看板。
いつもと違うのは、ミリタリー風の服を着て「裁判所に殺される」とレコーダーを使って抗議する人がいたことです。 -
10:45、裁判所に到着しました。
暑くて汗だくです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
霞ヶ関・永田町(東京) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
100