
2020/10/07 - 2020/10/07
1176位(同エリア3580件中)
杏仁豆腐さん
久しぶりに訪れた旧岩崎邸。
10月の天気の良い日に旧岩崎邸をじっくりと見学しました。
旧岩崎邸は、1896(明治29)年に三菱を創設した岩崎家の第三代当主・久彌の本邸として建てられ、往時の3分の1の面積を持つ園内には、洋館、和館、撞球室の3棟が現存し、洋館と撞球室は、日本の近代建築史に名を残す英国人建築家、ジョサイア・コンドル。洋館に併置された和館は、名棟梁大河喜十郎の施工と言われています。
人があまりいない館内は、ゆっくりと巡ることができました。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 私鉄
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門を通過し、なだらかな坂を歩きます。
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洋館が正面に見えてきました。
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袖塀です。
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洋館は、明治期の上層階級の邸宅建築を知る上で貴重な遺構となっています。
威厳のある造りです。 -
正面の入口から入ります。
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中央ホールには鏡付きの暖炉があります。
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洋館の東側に位置するビリヤード場に通じている地下道につながっています。
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映画で見るようなお屋敷の空間が広がっています。
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大食堂です。
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大食堂の暖炉
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庭園では、近くの園児たちが遊んでいます。
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ベランダです。ミントン製のタイルです。
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婦人客室です。
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婦人客室の暖炉
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ガラス食器。
大切に保存されているのですね。 -
婦人客室の天井です。
豪華なシルクの日本刺繍の布張りとなっています。 -
サンルーム。
暖かな日差しに包まれてのティータイムや読書は贅沢です。 -
岩崎久彌の家族写真。
いかにもお金がありそうです。 -
岩崎久彌と岩崎家の人々
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外は楽しそうな園児たち。
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岩崎邸の模型
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岩崎久彌
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岩崎久彌の書斎にあるキャビネット。英国・ハワード&サンズ社の製品。
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階段を上って、二階へ移動します。
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婦人客室
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婦人客室の暖炉。
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客室です。
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客室の「金唐革紙(きんからかわし)」。
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金唐革紙の説明
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版木ロール
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花唐草
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集会室
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マツダの電球。
屋根裏から発見された電球だそうです。 -
ベランダに出てみました。
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旧岩崎邸は、建築面積は160 余坪、木造2 階建・地下室付の建物は、1 階が主に接客に利用された諸室が配され、2 階に私的な部屋が設けられました。様式は17 世紀初頭の英国のジャコビアン様式を基調にし、ルネサンスやイスラム風のモティーフなど複数の様式を折衷しながらも整然としたデザインになっています。
ベランダもとても雰囲気があります。 -
トイレ
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花唐草文様かるた入れ
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アカンサス
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豪華な貝合わせ
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洋館とつながっている和館に行きます。
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坪庭
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和館お抹茶席。
こちらで一服します。 -
ひと休みするにはいい頃合いです。
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お抹茶セットをいただきました。
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お菓子は、菊。
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北側広縁の突き当りの板戸です。
橋本雅邦の「ミミズクの板絵」が見えます。 -
一服した後、和館を巡ります。
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書院造りの広間です。
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床の間の障壁画、橋本雅邦の「富士山と波」。
ぼんやりと富士山が見えます。 -
床脇ので違い棚です。
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旧岩崎邸壁絵小下絵
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襖
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錺(かざり)家具。
襖の引手も菱形。 -
旧岩崎邸庭園には、1896(明治29)年に完成した和洋ふたつの館が併置されています。洋館は主にゲストハウスの役割をもち、和館は岩崎家の日常生活の場となっていました。和館の棟梁は念仏喜十の別名をもつ名棟梁の大河喜十郎といわれています。
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和館は、書院造りの大広間を中心とした三部屋のみが現存し、今では貴重な木材がふんだんに使用された、主に岩崎家の行事に使用された場所でした。
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庭から洋館を眺めると、その立派な姿に圧倒されます。
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こちらは和館。
和と洋で面白い風景です。 -
大きな灯篭
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石碑がありました。「香月亭遺蹟碑辞」です。
太田道灌ゆかりの「香月亭」の跡に、建てられた江戸時代の記念碑だそうです。 -
石造七重塔
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撞球室(どうきゅうしつ)です。ビリーヤード場のことです。
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撞球室は、1896(明治29) 年の洋館竣工よりものちに完成したとされています。洋館と同じく英国人建築家ジョサイア・コンドルによる設計で、木造平屋の校倉風造りの壁、刻みの入った柱、深く軒を出した屋根など、木造ゴシックの流れに属するデザインをもっています。
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コンドルが「スイス・コッテージ・スタイル」と呼んだように、どこかスイスの山小屋を思わせるデザインです。
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洋館に通じる地下通路入口。
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撞球室から見た洋館。
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歴史を感じる造りですが、とてもおしゃれです。
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地下通路の「明り取り」。
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横から見た洋館。
この角度から見ると、また違った雰囲気を感じます。 -
イチオシ
洋館2階の窓から月が覗いているかのようです。
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旧岩か崎邸の隣にある、国立近現代建築資料館に入ってみました。
国立近現代建築資料館は2013年に開館した建築資料のアーカイブズ施設です。日本の近現代建築に関する資料(図面や写真など)について、劣化、散逸、海外への流出を防ぐことを目的として、全国的な所在状況の調査、関連資料を持つ機関(大学など)との連携、緊急に保護が必要な資料の収集・保管を行っています。 -
2階から見た洋館です。
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こちらは無料で見学できます。
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今日のランチは、阿吽で担々麺をいただきます。
11時半頃に店に入ると、中で3人ほど待っていました。 -
5分ほど待って、カウンター席に案内されました。
白胡麻つゆ無し担々麺。 -
Level 3辛[辣油の辛さ3(中辛)、花椒の痺れ3]です。
お店の基準の辛さと痺れです。 -
よーく混ぜていただきます。
辣油は、9種類の生薬と香辛料からじっくりと時間をかけ旨みを取り出し、パンチの効いた香り豊かな辣油を手作りしているそうです。
花椒は実の一番外側が特に香りが強いため、外側だけを使用しています。香りが飛んでしまわないように毎日挽いているそうです。
旨味を感じる担々麺。店を出ると、店の前に10人ほど並んでいました。人気の担々麺です。
早めに来て良かったです。この後、湯島天神に寄り、帰宅しました。
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