秋のセコイア国立公園で朝の散歩とロサンゼルスの駅弁で夕食

2020/10/10 - 2020/10/10

冬になる前に。たぶん今年最後の訪問になるだろうセコイア国立公園で朝の散歩をしてきました。

夕食はロサンゼルスのレストランからのテイクアウトです。

エリア アメリカ

山には朝早く行くと動物をよく見ることができるので、日の出ぐらいの時間に現地に着くことができるような時間に出発。出かける前にガソリンを入れてなかったので、途中でまだ真っ暗な午前4時半という非常識な時間にガソリンスタンドに寄らないといけなくなりました。

カリフォルニア州では高速道路沿いのガソリンスタンドは多くが24時間いつでもガソリンを入れることができますが、私は深夜や早朝はだいたいトラックストップと書かれたスタンドで給油しています。他より大きなスタンドで24時間営業のコンビニも付いていて、綺麗で夜中も安全という気がするからです。

1ガロン（約3.78リットル）あたり2.95ドルくらいでした。

セコイア国立公園で朝一番で向かったのはいつも通りクレセントミドウ。気温は10度くらいです。

私達の今までの訪問の際、大型動物を見た回数が多いのはクレセントミドウ、ログミドウ、ラウンドミドウなのでこれらを回るのが私達の黄金ルートです。それに加えて、今までの10月の訪問では山の上で熊を見た回数が非常に少なく、見れたのはふもとのホスピタルロック周辺くらいなので、時間があったら帰る前にそちらにも寄って行きたいと思って来ました。

標高が高いここは、この時期はもう紅葉が始まるくらいです。

マーモットがいました。じっと動かなかったので初めは石かと。

シマリス。この子はすぐに駆けていったので後ろ姿のみ。

次はミュージアムのところに来ました。看板の案内によると山火事の煙のせいでこの日は空気が悪く、レンジャーによるプログラムはすべて中止になっているようです。

そういえばクレセントミドウでは約1時間のハイキングの間、他の人と一人もすれ違いませんでした。アメリカは三連休の初日なのに。みんな、空気の綺麗な方面に旅行に行っているのかもしれません。

セコイア国立公園の南のほうは大きな山火事でかなりの範囲が燃えているようです。

この山火事だけでなく、今年はカリフォルニアではいろいろなところで山火事が起きています。10月中旬の時点で全土の4％以上が燃えたようです。日本でいうと都道府県の面積ランキングで2位の岩手県以上の範囲。

ミュージアムのところからラウンドミドウへ散歩。リスが松ぼっくりをくわえて木を駆け上がっていきました。

倒木の上で木の実をかじるリス。

シマリス。

リスはかなりたくさんいます。もう30匹以上見ていますが、冬眠の準備で忙しいのか走り回っているのがほとんどで、なかなか写真が撮れません。

この子は追いかけっこをしていました。

またミュージアムのところに戻ってきました。立て看板の下に置いてあるおもりのところで、何か動くものが。

リスでした。

それは食べ物じゃない気が。

山のふもとに降りていきます。西方向の山は煙で霞んでいます。

南方面はさらに霞んでいました。

ふもとに降りてきました。こっちにもリス。

鹿もいました。

朝の運転中にも鹿に遭遇していて、この日鹿を見たのはこれで3グループ目。全部のグループが目の前1メートルくらいまで寄ってきました。このグループは小鹿が5頭くらいいました。

近くでじっくり観察できています。奈良以外でこんなに近くで鹿を見れた経験がほとんどないので、かなり感動中。

耳が大きいですね。

ペロッ。

美味しい草を探して？ぐるぐる歩いてます。

定期的に目が合います。

この子は雄かな。角が生えかけ。

いつまでも鹿を見ていたいですが夕食のテイクアウトを事前に予約していたので、ロサンゼルスに戻ります。

n/nakaに到着。見た目は一般の家みたいな感じです。

ここのオーナーシェフも、先週に行ったPizzeria Mozzaと同じく料理番組のChef's Tableで紹介されていました。シーズン1の第4話です。ここに来ようと思ったのはロサンゼルスで活躍する日系人シェフだからというだけでなく、私は数年間ほぼ毎日ここの前を通っていて場所になじみがあるということもありました。

テイクアウトの予約はウェブサイトからおこなえます。
https://n-naka.com/
毎週土曜日の朝10時に次の週の受け取り分の予約受け付けが始まります。ミシュランガイドで2つ星を獲得している評判の高いレストランで、今まで何度かサイトを確認した限りでは毎回土曜日中にすべての予約が埋まっていました。今回売り出されていたのはCalifornia Ekibenというセット。1つあたり65ドル。売り上げの一部がカリフォルニアの山火事被害への寄付になるようです。

箱に入っていました。駅弁としてはかなり大き目。

一番上には小さめの丼物が入っていました。茶碗蒸しかなと思いましたが、食べてみると中からうどんが出てきました。

これは冷たい料理の段。色が鮮やかですね。お寿司はカニカマではなく本物のカニが使われています。妻が食べたのには殻が付いたままでした。

こっちは温かい料理の段。いい匂いがします。しうまい弁当系。電車の中で食べると美味しそうな匂いで周りを誘惑するような。冷たい料理と同じく盛り付け方が見て楽しいです。

味は、私や妻の好みとは違うものばかりでした。

デザートの段。3つも入ってました。

妻とこの料理は何だろうねと相談しながら食べていたのですが、一番下からメニューが出てきました。答えを見てもどれだったかわからない料理がいくつか。外食の大半でファーストフードを利用している私達にはちょっとレベルが高すぎる料理だったようです。

この日の行動を振り返ってみたのですが、レストランで料理を受け取る時は店員さんもこちらもマスクをしていたし、消毒も手洗いもしっかりしていてコロナに感染した可能性は限りなく低いと思ったので次の日も遊びに行くことにしました。二日連続で遊びに行くのは数か月ぶりです。