点心クッキングクラスと「Peter」でのDinner～Staycation at THE PENINSULA TOKYO vol.3

2020/09/21 - 2020/09/22

【ペニンシュラ東京お部屋紹介(後編)～Staycation at THE PENINSULA TOKYO vol.2】のつづきです。

2020年9月下旬、ペニンシュラ東京の特典たっぷりなプランでステイケーションしてきました。

このプランを知ってすぐ、数種類から選べる「体験プログラム」の中で一番人気と思われる「ヘイフンテラス」のシェフによる点心クッキングクラス（曜日限定）への申し込みありきで日程を決めたので
7月初旬には予約完了し、とても楽しみにしていたホテルステイでした♪

その後、go toトラベルの東京都除外や10/1以降の東京都参加決定など情勢がめまぐるしく変わりましたが
結局この予約に関しては変更などせず当初の予定のまま決行。

10/1からgotoに東京都が加わると発表された直後の宿泊だったので「日程変更する人も多いだろうから空いてるのでは？」と思いきや、滞在中になかなかの稼働率を感じさせるホテルステイでした。さすがペニンシュラ。


【概要】

　　THE PENINSULA TOKYO 「We meet again～The Eight Loves of The Peninsula Tokyo」

　　9/21 プレミアルーム宿泊（デラックスルームからアプグレ）24時間ステイ
　　9/22 15:00 check out

　　https://www.peninsula.com/ja/tokyo/special-offers/rooms/8-loves-of-to

エリア 銀座・有楽町・日比谷(東京)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

【ペニンシュラ東京お部屋紹介(後編)～Staycation at THE PENINSULA TOKYO vol.2】のつづきです。

今回の宿泊プランの一番の楽しみだった「ヘイフンテラスで点心クッキングクラス」
私が宿泊予約をした時点では、このアクティビティは月曜日16時～17時の週一回のみ開催だったんです。そうなると月曜日に宿泊しなければならないので、会社員の娘の都合も考慮するとこの9月の4連休がチャンス！という事でホテル予約と同時にこのアクティビティの予約も入れました(^^)v

（後から聞いたところでは、check out後のアクティビティ参加も可能らしいので日曜日の宿泊でも良かったのかも。あと、やはり点心のクラスが一番人気らしく開催曜日を増やしたようです）

ヘイフンテラス グルメ・レストラン

「ヘイフンテラス」の入り口から
ここのお店の評判はちょくちょく聞いてはいたのですが
なかなか行く機会が無くて、今回が初めてでした。
中国江蘇省蘇州市の庭園をイメージした店内ということで。。。
中に入ると、本当に蘇州に戻ったみたい！と思い懐かしかったです。
実は昔、蘇州に駐在していたんですよ私たち家族。懐かしいなぁ～～～

https://www.peninsula.com/ja/tokyo/hotel-fine-dining/hei-fung-terrace-chinese-restaurant

ヘイフンテラス グルメ・レストラン

こちらも店内の様子
私達は予定時間の16時過ぎ（若干の遅刻）に直接ヘイフンテラスに向かったのですが、本来なら下のホテルロビー集合だったようで。（これはcheck in時にお知らせが無かった）
他のゲストの方々と一緒にクラス参加するのなら気を使うけど、このクラスは私たち二人だけだったので気楽で良かったです～(*^_^*)

マネージャーさんにご丁寧な挨拶をいただき、「準備が整うまでこちらのお部屋でお待ちください」と店内の個室へ。
このお部屋がとってもステキでした。

とても蘇州っぽい。。
私たちが現地に住んでいたのは、まだまだあの国が世界的に影響力を持つような国になる前なので
あの頃ののんびりした街並みを思い出してノスタルジックな気分になってしまいました。

お部屋からは晴海通りがすぐそこに見え、更に向こうに日比谷ミッドタウンが見えます。
元々は晴海通りをはさんで向かいには大きなビル（日比谷ツインビルって名だったかな？結構昔からあるビル）があったのですが、取り壊されていて視界が開けていました。

写真ばかり撮っていないでこちらのコックコートを着なければ(^.^)
「こんなの初めて着る～～♪」と着てからまた写真を撮る撮る(笑)
ペニンシュラのロゴ入りですからね、レアな経験にテンション上がりました♪

その後さきほどのマネージャー氏に連れられて、いよいよ厨房へ。
厨房は、回廊のようになっている店内客席をぐる～っと通り抜けた奥にありました。
厨房入り口で入念に手を洗い、中にお邪魔するとシェフがいらして厨房内を案内してくださいました。
夜の営業に向けて準備されている色々な食材。。鮑やら海老やら、ライブ感あふれる清潔な厨房でした。

。。。本音を言えば写真を撮りたかったですが、このご時世でさっきあんなに入念に手を洗ってから厨房に入らせてもらったので
モラル的に、スマホを取り出すことはできませんでした～（スマホって雑菌だらけだっていうしねぇ）
クラス後にも娘と「あれは写真撮りたかったし、なんならその後のクッキングクラスもスマホ取り出して動画撮りたくてムズムズしたよね～(笑)でも、さすがに申し訳なくて出来なかったよね～～」と話していました(^_^;)

厨房を見学させてもらった後は、厨房内の小部屋（シェフズルームと書いてあったような。。）に案内され、いよいよクッキングクラス開始です♪
シェフと、お店のすべての点心の責任者のシェフおふたりがつきっきりで教えてくださいました(^O^)

（既出のコメントどおり、クラス中の写真は一切ありません～ご想像でお願いします）

厨房内の小部屋には、大きな丸テーブルの上に今回のテキストと材料の浮き粉（上新粉みたいな）やヘラなどが各自の前にセッティングされていました。

今回体験させてもらったのは
・海老と豚肉入り揚げ餅
・あわび入り広東焼売
・海老蒸し餃子
の三種。
それぞれ、餡を包む皮の材料調合などはシェフが説明と共にやってくださり、出来上がった皮に餡を包んで成型する部分を体験させてもらいます。
そして、自分で作った点心を蒸して貰って、先ほどの個室でいただきます。

これ、なんとお得なアクティビティでしょう♪
点心もたっぷりだし、個室は優雅で素敵だし、シェフお二人がつきっきりで教えてくれるなんて(忙しい時間帯でしょうに）
やはりこのアクティビティ選んで良かった(*^。^*)

こちらが今回いただいたテキストで、クラス中は素敵なカバーに入っていまして帰りに中身の用紙のみいただけます。

初めにシェフが説明をしながらデモでやって見せてくれて、その後に自分たちで包んでみるという手順でした。

「鮑入り広東焼売」
これが一番やりやすかったですね～一応主婦ですので、焼売は作ったことがありますし。でも、こちらの餡はさすが、豚肉がごろごろしてて大きいんですよ。それに素人が思うよりもたくさん餡を詰めますので（だから美味しいんだね！）薄い皮が破けないように気を付けるのは家庭料理の比じゃ無かったです。
ヘラを使い餡を皮の上にのせて「これくらいですかねぇ」とシェフに聞くと「もうちょっといきましょう！」と返事をもらいながら3つ作りました(^O^)

「海老と豚肉入り揚げ餅」
これ、シェフが生地の調合をしてくださいましたがグラニュー糖の量ハンパないです(笑)お菓子作りでもそうですが、実際に作るところを見ると「うわっ、あんなにお砂糖入れてるんだ。。」って思いますよね～でもこれも作った3個すべて完食しちゃいましたけど！
生地に餡を包むのは、少し手こずりました。半透明の生地がとても柔らかくて伸びが良いため、力加減によりすぐに薄い部分が出来ちゃいます。これも餡はたっぷりで重さがあるので。これは娘がけっこう苦心してたな～。でも、揚げちゃうので完成品はきれいでした。爆発してなかったし！

「海老蒸し餃子」
シェフお二人が口をそろえて「これは皆さん苦労して叫び声あげちゃうやつです笑」とおっしゃっていましたが。。
確かに「出来ない！！難しい！！」となりました(^_^;)
皮も薄くてすぐ破れそうになるし、なんといってもあのコロンとした形に作るのが難しい！シェフは簡単そうにひょひょいっと作るんですけどねぇ～（当たり前か）
がんばって4個トライしたのですが、どうしても普通の餃子のような形になっちゃいました。おまけに、ひとつは完全に破裂してました笑
これは本当に難しかったです～

3種の点心を包み終え、最後にシェフと記念写真を撮ってもらってクッキングクラスは終了しました。クラス自体の所要時間は30～40分くらいといったところでしょうか。（厨房見学の時間は除いてます）

さきほどの個室に戻り、自分たちが包んだ点心たちが蒸されてやってくるのをお茶をいただきながら待ちます。

蒸された点心たちが来ました～(^O^)
自分で包んだものをこんな風に素敵に出してもらうのって嬉しい～
「どうぞごゆっくり楽しんでください」と告げてマネージャー氏がお部屋を出て行かれると。。私たち写真を撮る撮る笑
お腹空いてるんだから早く食べればいいのにね。

これは私の点心たち
海老蒸し餃子が一個、完全に開いちゃってます。カタチもふつうの餃子(^_^;)
これ、閉じるの本当に難しかった。餡の油分がちょっとでも皮のふちについちゃうと、もうなかなか閉じてくれない。完全に開いちゃってる1個は、実は蒸す前から口開いちゃってました～

これは娘の点心たち
やはり海老蒸し餃子には苦労したね～

一種ずつ接写
ほんのり甘い皮なんだけどお砂糖たくさん入ってるんだよなあ～
でも美味しかった♪

これは本当に中の豚肉が贅沢に入っていて。。
ぶりんぶりんな噛みごたえで美味しかったです！

苦戦した海老蒸し餃子。
カタチは悪いけど味はヘイフンテラスの味なので(^.^)
美味しかった～

こちらの点心は、餡に味がしっかりとついているので基本的には醤油や黒酢はつけないんですって。わたしは。。海老蒸し餃子は若干黒酢つけたかった(^_^;)

「食べきれない分はお包みします」と言われましたが、多いね～と言いながらも結局すべてここで完食してしまいました。
時間は17:45ごろ、すいぶんとゆっくり楽しませていただきとても楽しい「点心クッキングクラス」でした！とってもオススメです♪

マネージャー氏に見送られ、ヘイフンテラスをあとにしました。
娘と「あんなに美味しいのに、なんで今まで行ったことなかったんだろうね～今度普通に食事しに来よう！」と話しながら。
美味しくてステキなお店でした。

お写真は、ヘイフンテラスを出た所の階段を上から撮ってみたもの。
地下のフロアのとこ、枯山水の砂紋みたいになってる～

いい感じに日が暮れてきたので、ちょっと外へ出てみました。

ロビーのステキなシャンデリア
「これ、最近どこか他の場所でも見たな。。」と思ったら
横浜に出来たハイアットリージェンシーだね。

お部屋に戻ったらターンダウンされていました。
ベッドサイドにお水とグラス

点心たちのおかげで超満腹で。
ベッドに寝転がってしばらくごろごろしていました～

網代天井が落ち着く。。

しばらく経って
こんなに満腹だけど夕飯はどうしようかということになり。
24階「Peter」でディナーするつもりでしたが予約はしてなかったんですよね。お腹も空かないから、インルームで何か軽いものをオーダーしようかとも思ったのですが。。「Peter」行ってみたかったので、遅い時間ならアラカルトでどうかと「Pen Chat」で聞いてみました。

「Pen Chat」は本当にレスが早くて便利でした。
初め「Peter」はL.O.まで満席だと言われてしまって「そんなに混んでるとは思わなかった。。」と落胆しましたが、その後チャットで他のサジェスト（Peterのメニューをインルームで取るとか1階のザ・ロビーなら20:30なら予約可とか）やりとりしている間に、Peterに20:30に空きが出るというラッキーなことに♪

そんなこんなで20:30から「Peter」でディナーになりました。
お腹が空く気配は全くなかったけど笑

24階「Peter」へ来ました。
ココを奥へ進むとレストランエリア・左手がバーエリアになってます。
夜景がぱーっと目の前に広がってとても素敵な空間でした。

https://www.peninsula.com/ja/tokyo/hotel-fine-dining/peter-bar-grill

Peter グルメ・レストラン

ちょっとバブリーな空気を感じてしまいます（年代ｗ

景色の良い窓際のテーブルにつきました。
プラン特典のウェルカムドリンクをここでいただきました。
私はノンアルのスパークリング・娘はこちらのシグニチャーカクテル「東京ジョー」（ジン、梅酒、ドランブイ、クランベリージュース、レモンジュース）を。独特なフォルムのグラスでやってきました～。

コースをいただけるだけの胃のキャパはなかったのでアラカルトを数種オーダーしてシェアすることにしました。
美味しそうなメニューがたくさんあって迷いました。各メニューの下を見ると、和の食材が多く使われているんですね。もっとステーキに特化したようなレストランだと思っていたのですが、そうでもなく色々なメニューを楽しめるお店だったんですね♪

スタッフさんも堅苦しくない接客で好感が持てました。
料理の説明や、その後の「お味いかがでしたか？」等の会話も楽しめました。

こちらは「蟹のビスク（梅干し風味の生クリーム）」
とても濃厚で、蟹肉もたっぷり入っていてとても美味でした♪
梅干しも微かに潜んでいるといった具合でgood

「紅ずわい蟹のクラブケーキ（漬物のタルタルソース）」
クラブケーキは母娘ともに好きなんです。ビスクに続いてまた蟹ですけど。

「香川県産オリーブ鶏肉のロースト（赤柚子胡椒ヨーグルト）」
この鶏肉も本当に美味しかったな～。あのジューシーさはすごい。
手前にちょっとだけ写ってますが、赤柚子胡椒のヨーグルトソースがほんの少しだけピリッとスパイシーで鶏肉と合ってました。

そして奥に写ってるのが
「グリーントマトの天ぷら（デュカスパイスマヨネーズ）」
水気の少ないトマトを使っているのかな？全然ベタッとしてなくて美味しい。デュカスパイスってエジプト発祥のミックススパイスですよね。オリーブオイルと混ぜることくらいしか知らなかったけど、マヨネーズと合えると美味しいのね♪

こちらのデザートは、チョコレートの5つの食感を楽しめるというもの。
ガナッシュとかムースっぽいものとかアイスとか、色々味わえました。

最後に紅茶をいただいてディナー終了。
お腹いっぱいで苦しかった笑
どれもこれも美味しかったです！

お部屋に戻りました。23時を過ぎていたと思う。

お部屋ではひたすらまったりごろごろ。
のんびりバスタイムを楽しんでたら真夜中になっていました。

【朝の散歩とお部屋での朝食～Staycation at THE PENINSULA TOKYO vol.4(終)】につづきます。