穏やかだった東尋坊。

2020/09/29 - 2020/09/29

一度は来たかった東尋坊。日本海からは強風が襲い、荒波が打ち寄せ白い飛沫をまき散らす恐怖の断崖絶壁、そんな火曜サスペンス劇場の映像が強く脳裏に焼き付いていましたが、予想外に風は心地良いそよ風、海はあくまで穏やか、お陰で観光船に乗ることも出来、非常に満足度の高い訪問となりました。

エリア 東尋坊・越前松島・三国(福井)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JR特急 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

えちぜん鉄道で東尋坊に向かいます。ワンマンカーとなっていましたが、若い女性車掌さんが乗務していました。停車駅で左右どちらのドアが開くかを案内する仕草が、堪らなく可愛くて随分癒やされました。

えちぜん鉄道 三国芦原線 乗り物

平日の午前１０時半すぎ、車内ガラガラです。あわら温泉駅でバスに乗り換えます。

白い素朴な、そばの花が連続して続きます。

あわら温泉「芦湯」 温泉

バスから降りて一番に東尋坊タワー展望室に上がりました。朝鮮半島が見えるかもしれないと思いましたが、そんなわけが有りません。営業妨害をする気はないんですが
入場料を出してまで登る価値は無いと思いました。

東尋坊タワー 名所・史跡

修学旅行生が大勢来ていました、嬉しいですね。ただ商店街は閉めているお店もかなりありました。

お兄さんは写真に夢中でなかなか移動しません、仕方が無いので一緒にパシャ。顔は分からないから肖像権ガーとか言わないでね。

東尋坊 自然・景勝地

空が海が水平線が綺麗。

雲も綺麗。

そして岩がスンゴイ。

若者は岩場をピョンピョン跳び回っています。イイナ。

あれが、かの有名なローソク岩でありんすか？

三段岩。

高浜虚子を真ん中に、門弟伊藤柏翠（右）と愛弟子森田愛子の句碑。

IWABA CAFEさんで休憩、絶景を眺めながら「もこもこコーヒー」を頂きました。
値段も観光地にありがちなボッタクリは有りません。上はソフトで下はゼリー、アマーイの後は苦めのコーヒーゼリー、絶妙のハーモニーで650円納得。

IWABA CAFE グルメ・レストラン

Wi-Fi完備、綺麗でゆったりとした室内、いいね。

遊覧船は海が穏やかな日は、岩場を下に降りたところが船着き場になります。階段には手摺りもあり安全です。約30分の遊覧で1500円です。

東尋坊観光遊覧船 乗り物

若いカップルの密は許されます。

神の島「雄島」は、本土と赤い橋で結ばれています。

案内人の叔父さんが面白おかしく色々説明をしてくれます、ここが何々岩、あれが誰それ岩、その時は覚えていましたが、沢山ありすぎて94％忘れました。加齢は恐い。

白い灯台から少し離れたところに小屋が有ります。その小屋の役目はジャジャーン、なんと密航船の監視だそうです。一気にサスペンス劇場になってきました。

あなんぽが沢山有ります。

＊あなんぽ→穴の福井弁

これは大きなあなんぽ。

親から子そして孫、又その繰り返しで、何代にもわたり掘り続けられた洞窟です、と勘違いをするほど綺麗に削り取られたあなんぽ。自然の力は凄い。

大池（多分）。

ライオン岩。

約30分の遊覧は終了です。1500円は充分元が取れました、いかった。船が大丈夫な人には海から見る断崖絶壁は絶対お勧めです。

キャラクターをドローンで撮っていました、格好いい綺麗な服を着た女優さんらしき人もいました。ディレクターさんは如何にもという格好をしていました。

再びIWABA CAFEさんで休憩、今15時です、日の入りまで約2時間スマホで時間を潰します。充電も自由に出来ます。ほんとお世話になりました。

お店のカウンター席からの景色、素晴らしい。夕日を真正面に眺めることの出来る席もあります。この店お勧めです。

遠くに風力発電が見えました

夕日を眺める人達や岩場もあかね色に染まります。

ハイおしまい、お疲れでした。殆ど人はいなくなりお店も閉まりました。急いで帰りましょう、ドンドン暗くなるばかり、無事ホテルに帰れるのでしょうか。