2020/10/07 - 2020/10/07
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minaMicazeさん
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地元のメディアに紹介されていたので、太田市の「正方寺」へ行きました。「約8500本が見頃を迎えた」とのことでしたが、見頃は先週だった様に感じました。それでも三分の一くらいはまだ綺麗な花で、三分の一くらいの傷んだ花と混ざっていましたが、見応えはありました。残りの三分の一くらいの花は枯れていましたが、エリアが分かれているので、さほど気にはなりませんでした。
地元の檀家の方が、8年ほど前から植栽し、毎日手入れして、育ててきたとのこと、綺麗な花を見せていただき、ありがとうございます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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ここは太田市のほぼ中央、城西町です。新しい戸建て住宅が整然と並んでいる住宅団地です。太田市の市街地から北西方向に4kmくらい、東武桐生線・三枚橋駅から西へ2km位のところです。
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この城西町の西の端、信号のある交差点を南(写真では左)へ進みます。
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交差点から南へ進むと、すぐ右(西)に山門が見えてきます。
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山門の奥に、立派な屋根が見えてきます。「正方寺(しょうほうじ)」の本堂です。
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道路と山門の間に駐車場があります。
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駐車場の南側に参道があります。
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「正方寺」には、群馬県指定重要文化財「聖観音像」(ご本尊)、太田市指定重要文化財「仁王門と仁王尊」があります。
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「仁王門」です。
参道脇の説明板によると、貞享2年(1685)に建立され、享和3年(1803)の改築された、と伝えられているそうです。 -
「仁王門」に懸けられた「大鰐口」です。
「仁王門」の建立時に鋳造された「大鰐口」は、「観音堂(本堂)」と「仁王門」の間にあった「鰐口堂」に懸けられていましたが、「鰐口堂」の老朽化により、明治末期にここに掛け替えられました。
その「大鰐口」は昭和19年に供出され、その後、昭和59年に再建されて今に至っています。(鰐口横の説明板による) -
右側の「仁王尊(金剛力士像)」です。
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左側の「仁王尊(金剛力士像)」です。
昭和63年(1988)の解体修理で背面と顔面裏から銘文がが発見され、京都の大仏師・左京入道勑法眼康祐の作だと分かりました。(参道脇の説明板による) -
「脇屋山 聖徳院 正法寺」は、高野山真言宗のお寺で、ご本尊は聖観世音菩薩です。
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開山は延喜年間(901~923)、古くは「聖宝寺」と呼んだと伝えられています。
元暦年間(1184~1185)に新田義重が堂塔を修理し、弟の脇屋義助が、脇屋郷と大般若経600巻を寄進し、脇屋氏の菩提寺にもなりました。脇屋義助の法名(正方寺殿……)から現在の寺名「脇屋山聖徳院正法寺」に改められた、と言われているそうです。 -
本堂の左には、彼岸花の案内板があります。
そのうしろの座像は、脇谷義助公です。新田義貞公(南朝の総大将)の弟で副将として活躍、義貞公の死後総大将になりました。左側の石碑に、説明が刻まれています。 -
それでは、案内板に沿ってヒガンバナを見学します。
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脇谷義助公座像の後ろに大きな仏像があり、手前の松の根元にヒガンバナが咲いています。
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この松は「四国今治の松」とのことです。
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この花は、まだ傷んでいません。
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見学ルートには、今年からロープを張りました。
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見学ルートは、境内の南西の角で右(北)へ曲がります。
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右(北)を見ると、本堂の裏(西)にヒガンバナが沢山咲いています。
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地元メディアによると、数は約8500本だそうです。
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近くにお住まいの檀家の方が、植えて増やしているとのことです。
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イチオシ
植え始めたのは8年ほど前で、以来、毎日除草などの手入れをしているそうです。
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木が繁っている林の中なので、本堂は、近いけれどよく見えません。
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本堂の後ろ(西)の小さなお社は「文化財観音堂(収蔵庫)」です。
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ご本尊の「正方寺聖観音像」の開帳は、十二年に一度、一日だけなので、それ以外はこのお社にお祀りしているのかもしれません。
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見学ルートを北へ歩きます。花の半分くらいは傷みが進んでいます。
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見学ルートは、ここで右(東)に曲がります。
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こちらも半分くらいは傷んでいます。
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右が南、左が東方向です。
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5日のメディア報道では「見頃を迎えた」とのことでしたが、取材は先週だったのかもしれません。
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見学ルートの途中にある石橋は、最近架けられたそうです。
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期待したほどには、青空は広がりませんでした。
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青空の下でのヒガンバナを見たかったのですが、ちょっと残念です。
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イチオシ
来年も、このくらい咲いてくれれば、秋晴れの日に来たいですね。
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来年は、このへんまでヒガンバナを広げたいとのことなので、今年以上に見応えがあるかもしれません。
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花を見ていたら、頭の上から、コンコンコンと、大きな乾いた音が聞こえてきました。何だろうと思って上を見たら、鳥が木の幹を突っついていました。木屑が飛び散っているのが分かるでしょうか。
力強さも、つつく速さも、見事でした。思った以上に、木屑が降ってくるんです。きっと「○○ゲラ」とかいう鳥なのでしょうが、私には分かりません。 -
イチオシ
やっと、陽が差してきました。
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イチオシ
陽が当たると、茎の緑が綺麗です。
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木々の緑も綺麗です。後方の花は、ほぼ枯れ始めています。
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一度どこかに飛んでいったキツツキが、戻ってきて、つつき始めました。
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イチオシ
陽は差してきましたが、秋晴れにはなりそうもないですね。
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真っ青な青空の下で、この赤を見たかったですね。
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イチオシ
本堂の前に戻ってきました。青空が少し見えます。
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大きな仏様の横のヒガンバナです。
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ヒガンバナの傍に、ユリ(?)が咲いていました。
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三分の一くらいは、綺麗な花でした。
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サルスベリかな?
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これは?
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ハギも、まだ咲いています。中央やや左下の黄色は蝶です。
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境内の東南側の草原にもヒガンバナが咲いていました。後方は本堂です。
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あまり傷んでいません。
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こちらは山門(仁王門)です。
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三分の一くらいは既に枯れており、三分の一くらいは傷んでいて、綺麗な花は三分の一くらいでしたが、それでも秋らしい雰囲気を楽しめました。これで帰ります。
( おしまい )
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この旅行記へのコメント (2)
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- M-koku1さん 2020/10/08 18:50:39
- 自信はないのですが・・・
- いつも群馬便りを楽しませていただいております。
あまり詳しくないので 間違っているかもしれませんが、
キツツキと書いてあるのは コゲラではないでしょうか。
http://bird-risu.main.jp/bigbird.html#kogera
間違っていたら ごめんなさい。
ヒガンバナも もう半分だめですか・・・
秋がどんどん深まりますね。
お風邪など召しませんように。
もうインフルエンザの予防注射を打ってきた Mより
- minaMicazeさん からの返信 2020/10/08 20:25:16
- RE: 自信はないのですが・・・
M-koku1さん、早速のコメントありがとうございます。
そうですか、コゲラかもしれないんですね。
鳥については全く分からず、木をつついていればキツツキだろう、という程度の知識です。で、キツツキと○○ゲラとの違いも分からず、旅行記を書いています。
花も鳥も、知識が深ければ、同じものを見ても面白さが倍増すると思うのですが、記録も記憶も生来苦手なので避けています。
急に寒くなって、先日までの猛暑が嘘のような陽気になりました。自律神経失調などせぬようご留意下さい。
( minaMicaze )
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