初秋の函館ひとり旅（１）

2020/09/21 - 2020/09/22

9月の４連休、コロナも落ち着きつつあるし、、どこかへ行きたい。
まだまだ暑い大阪からすると、目指すは早くも初秋の北海道！
Go to Travel　ANAの旅作で函館を組み立てました。
9月6日の時点で、連休価格はさすがに高くて、ホテルも選べす、、
少しずらして、9/21-9/23の２泊３日
ANA旅作で往復航空券＋函館国際ホテル２泊で33,400円（Go to適用割引後）
道央、道北、道東は何度となく訪問しましたが、ようやく初の道南訪問。
夜景が有名ということで、それなりに都会を想像していたのですが、なかなかどうして？！
函館の港を歩いていると、なんとなくフィンランドに似た雰囲気、、
おだやかで静かな場所でした。

エリア 函館(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ANAセールス

さて、　連休３日目の朝。
旅の始まりはやっぱりここから。
伊丹のANAラウンジでお約束の生ビールをいただきます。

外はすっかり秋の空、快晴。
久しぶりの伊丹空港ですが、出発ロビーは改装がすすんでました。
「翼の王国」というANAの機内誌が好きなのですが、今は機内の席にはおいてないので、ラウンジで探したのですが、ない、、あれ、休刊？？と思いつつ、聞いてみるとなんと人気で売り切れ
でも、こちらが恐縮するくらい、ラウンジ受付のお姉さんがあちこち探してくれて、搭乗口までもってきれくれました。感謝。
”おべんとうの時間”が大好きなのですよ。ありがたや、、よかった。

今回のフライトは1時間20分ほどなので、たまには窓側の席にしてみました。
初函館、空からも見てみたい。
あっという間に、もうすぐ到着、下をみると津軽海峡。
こちらが青森側　地図でいう、ジグソーパズルの端みたいな形の半島の先と思われ、、

こっちは函館側。
写真では別れてますが、視界では青森側と函館側がぎりぎり入ります。
本州と北海道、両方が見れるのか、、
そうよね、この下には青函トンネル。

で、函館空港に無事到着。
荷物がでてくるターンテーブルにはマグロが回ってました。
戸井のマグロだそうです。
そうか、大間のマグロっていうけど、、函館からもマグロ漁あるのか。

まずは空港シャトルバスで函館駅へ。
と、乗り場で運転手さんが「運賃は４５０円、ICカードは使えず現金のみになりますので、細かいの用意してくださいー。今日は人数多くて、お釣りがなくなる可能性があります。3名分くらいしかお釣りないので」と。満席に近いバスの乗客。
3名？？お財布見ると、硬貨は200円しかなく、1,000円札になってしまう、、ので、
「どこかでくずしてきましょうか？」って聞いたら、
「あ、いいですいいです、なんとかしますから！」とな。
ほぼ満席のバスで、3名しかお釣りないのに何とかなる？？　もしかして、お釣りないから、200円でいいよ～って負けてくれるのかな？んなわけないよね（笑）、、まあ、でも、いいと言われましたので、とりあえず乗りました。

で、結局、なんとか、なりました。
みんな結構細かいの持ってたのか、よくわからないけど。
ちゃんとバスの両替機で両替してもらえました。ほっ。

さて、まずはホテルへ。　函館駅から徒歩7分、函館国際ホテルです。
おとなりのラビスタ函館が一番人気で気になっていたのですが、9月6日の時点で空室なし！すごい人気。
で、お隣で口コミもよいし、このロビーの雰囲気も素敵、、ということで決めました。
時間は13時30分。15時のチェックインまでまだ時間があるので、荷物をクロークに預けて、お昼ご飯食べに出発です。

気分は、函館塩ラーメン！　ホテルすぐ近くの有名店”あじさい”をのぞいてみますが、行列。。並ぶ気分じゃないので、あきらめます。
で、ちょっと離れていて、もう少し歩くのですが、もう1件、事前に口コミでメモしていたラーメン屋さん"西園"へ向かうことに。
途中、函館の二大B級グルメのお店が並んでます。
ラッキーピエロとハセガワストア。
もう13時半なのに、すごい行列！？　連休失敗したかなあ・・

で、ホテルから歩くこと20分。到着。
あれ、なんで写真曲がったんだろう。あんまりにもお腹空いてたからかな（笑）

年季が入った店構え。
でも、行列なし！ほっ。

で、お店に入ってカウンターでいただきました塩ラーメン。600円也。
お得なセットもいろいろありましたが、この後もいろいろ買い食いするかもしれませんので、まずは基本でいただきます。
美味しかったです。
チャーシューは脂身少なく、全体的にあっさりですが、でもコクがあって、スープがしみマス。スープするする飲めます。
昔、あじさいの塩ラーメンを札幌ラーメン王国で食べた時、かなりしょっぱかった思い出があるのですが、こちらの塩ラーメンは全然しょっぱくなくて、やさしい味でした。このお店がそうなのか、私の舌が変わったのか。
もう1回あじさい食べてみて確認しなくては。。

さて、おなかもいっぱいになったので、散策です。
ここまでくると、有名な八幡坂とやらもすぐそこです。
まずは近くの手頃な坂をのぼってみます。

と、坂をのぼったところに神社が。
船魂（ふなだま）神社は北海道最古の神社だそうで、せっかくなので参拝します。
なかなか気持ちが良い神社でした。

そして、函館ハリストス正教会。

カトリック 函館 元町教会。
青い空にとても映えます。
んー、涼しくて爽やかな陽気にこの雰囲気。なんとなくフィンランドが思い出されます。

そして、有名なフォトジェニック　スポット、八幡坂。
坂の上は写真撮る人がいっぱい陣取ってます。
風景写真を撮る邪魔したらいけないので、とてもこの坂を歩いて下る勇気はありません（苦笑）

んで、次の坂へ。
十元坂。　

坂を下って見つけたのが、
映画監督の森田さんのメモリアル喫茶店。
メインテーマ、家族ゲーム、失楽園、黒い家などなど。
「あーいーって、よーくー、わーからないけど・・」
おお、懐かしい。

そして、隣が函館みやげの定番と言われる
カール・レイモンのソーセージのお店。
ソーセージ焼き立てを買い食いするのがおすすめらしいのですが、まだラーメンでおなかいっぱいなので、夜のおつまみにミニサラミを買いました。
くう、、

そして、15時も過ぎたので、さてホテルへチェックインしようと戻ったら。
なんと、50名以上の行列が。。あう。。検温チェックやらでどうやら時間がかかっている模様。
これ、チェックインだけで1時間以上待ちそう。。ということで、もう一度散策へ。
レンガ街。　オルゴール堂、素敵。。
オルゴールか。。一つも持ってない。一つ記念に買おうかな・・
どれにしよう、、と物色する。
好きなパーツを組みあわせてオルゴールづくり体験とやらもあるよう。
値段は1,500円～4,000円くらい、いろいろある、しばし真剣に悩みました。
オルゴール作り体験は今日はもう締め切りなので、買うなら既製品、さてどうしよう。曲も函館出身GLAYやら中島みゆきやら星野源やら、いろいろあります。
でも、やっぱオルゴールは普遍的なクラシックがしっくりきますねえ、、
ノクターンとかいいなあ・・
んで、次に悩むは蓋つき？蓋なし？か。
蓋付ってようは小物入れを兼ねてるわけですが、別に小物入れが必要ではない。
じゃあ、蓋いらないよね。
けど、オルゴールって、ネジ巻いて、聴き始めて、とめたいとき止まらないのって意外とストレスになるかも。。はっと電話とかで止めたいとき、とめようがないと焦るかも。クッションのせるか？？
ふたつきなら、蓋閉じたら音が止まるので安心だわね。
やっぱふたつきがいいなあ・・と思ったところで選び疲れ。
まだ明日も明後日もあるので、とりあえず保留にします。

んで、16時半、もういいだろうとホテルに戻るも、まだ全然行列の長さ変わってませんでした。軽く50名超。いや、、もう。。連休かあ・・・
で、もう一度散策に。
今度はもう一つ気になっていた青函連絡船の見学ができる摩周丸へ行ってみることに。
人もまばら、日も暮れかかり、かもめが飛び交う港。
ああ、なんとなくやっぱりフィンランドを思い出します。

んで、摩周丸。入館料は500円。
意外に楽しかったです。
おおお、こんなにいろいろ計器がある。。乗組員たくさんだったのね。
勝手に渡し舟的なイメージでしたが、想像以上に大型船でした。

甲板から見えるかもめたち。
函館の海って、匂いがあんまりないのです。なぜだろう。爽やかなのね。

「はこだてロマンティック・ビュー」が楽しめるとブラタモリでも紹介されたらしい、コンパス甲板。
ちょうど日暮れで函館山も見えて、確かにきれい。。

展示を見て知ったこと。
１）青函連絡船はJRが運行してた。
２）青森ー函館は片道約４時間だった。
３）台風でいっぺんに５つの船が沈没して壊滅的な被害が発生した（しかもそのうち４隻は沖に避難してたにもかかわらず沈んだそう）
こんな歴史が、青函トンネルを作る背景になっていたのだそうです。

さて、17時すぎ、ようやくチェックインの列も10名程度に。
並んでまずは検温。どこから来たかを申告します。
なぜか、静岡の抹茶30gの袋をサービスでもらいました。
なんだろう、いや、静岡出身としては、うれしいですけど。（苦笑）
で、お部屋。広さは十分ですが、椅子は硬かったです。

お風呂も十分広くてきれい。
でも最上階に展望温泉があるので、お風呂は使わず。

お部屋からの眺めは、津軽海峡側の海が遠くに見えました。
ここであらためて函館のすごさ。
津軽海峡と函館港、北も南も海が見える！
で、お腹すいた。
お昼ラーメンだけで、結局その後買い食いのタイミングを逃していたので、ちょっと早いけど夕食にでかけます。

さて、夕ご飯の気分はツブ！
ツブのお刺身食べたいぞ？　
朝一市場で夜も営業しているお店をのぞくもツブのお刺身1,800円！うーん、、
ひとりだと、それ１品だけで終わる予算感。
ひとりってこういう時つらい。シェアできればなあ・・
いろいろ眺めながら、駅まで歩くも、、良さげなお店はどこも混んで行列待ち。
ああ、、、どうしよう。
で、たどり着いたのが大門横丁。コロナもなんのその。
横丁は肩寄せ合う雰囲気で盛り上がってました。
「お姉さん、ひとり？ちょうどカウンター空いてるよ！ほら、どう？」とおばちゃんが声かけてくれ、見ると、おじさん二人の間に１席あいた、カウンター（笑）
密でんな（笑）
でも美味しそうなので、えーいと入ります。
イカ刺しも気になるけど、となりのおじさんが食べてるのを見ると。１匹まるまるの活イカはかなりのボリューム。
とてもひとりでは食べきれない、、、それだけでおなかいっぱいになりそうなのであきらめ。
なんとなくとなりの人も持て余してそうなので、頃合いみて、シェアを持ちかけてみようかな、、と思いつつ、ツブのお刺身はなかったけれど、青ツブ煮があったので、まずはそれを。

ツブ煮は柔らかいし味付けも美味しくて、となりの人に１つあげて、代わりにイカを少しちょうだいとバーター取引するつもりだったのに、２個とも自分で食べてしまいました（苦笑）
でも、日本酒を頼んだ頃、なんとなく話しかけたら、とってもいい人でした。
埼玉から城めぐりできた人で、なんと香川高専卒の同い年と判明。
私も沼津高専だというと、お互い驚き、、高専仲間ということで、いっきに打ち解け。いや、楽しいお酒になりました。あっという間に日本酒お代わり（笑）
イカのお相伴は気がついたら、向こうも食べきってました。目玉まで。
私はこのお店一押しのサバ刺しと薫製のセットをいただきました。
さすが看板メニュー。アブラのって美味しゅうございました。

で、酔っ払い、ホテルに戻り、かろうじて、13F展望温泉へ。
一息ついて、今日のおみやげを並べて、少しだけ赤ワインを飲んで寝ました。
昼間、お洒落な十元坂の酒屋でしっかり買ったワイン、大沼ビール＊２です。

そうそう、チェックイン前の検温のとき、お茶と一緒に函館市のグルメクーポンをもらいました。
１家族１封筒配られていたように思いますが、中はなんと2,000円分のグルメクーポン。函館市独自の取り組みらしいのですが、
今日もそういえば、いろんなお店で、このクーポン使えるってポスターが貼られてました。太っ腹です。
よーし、明日の朝はこれで贅沢海鮮丼だ！！