2020/09/12 - 2020/09/12
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おくぅーんさん
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列車が通り過ぎるのは何度も見たことはあるけれど、乗車したことは一度もない。折角近場にあって列車に乗れるチャンスが溢れるほどあるのに勿体ないことだわ。というわけで、遠出もままならない今、少しの旅行気分を味わおうと観光列車の”ベルモンターニュ”(通称=べるもんた)に乗車することにしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JRローカル
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昨日の雨が嘘だったかのような本日の晴れ模様。持ってますね。出発の地は、JR高岡駅。晴れていたので、窓から立山連峰が見えました
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出発時間は、午前9:38。”快速ベルモンタ”となっていますが、鈍行の方が本当はありがたい。そんなに急がなくてもいいんだけど。。。
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改札を終えてホームに向かう途中、待っている”ベルモンターニュ”を上部から発見。
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間近で見るとピカピカで、この美しい勇姿をカメラにおさめようとシャッター音が鳴り止まなかったのは言うまでもあるまい。
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車体的には、歴史を感じますね。
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エンブレムにある上段が山、そして下段が海。ベルモンターニュは、土曜日は高岡駅から城端駅までの城端線の車窓から眺める風景が山、日曜日は高岡駅から氷見駅まで氷見線の海を眺めることができるコースとなっています。そして、今回は山を眺めながらの城端までの城端線での小旅行となります。
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出発までの時間の間に、隣の路線に”ハットリくん列車”が現れました。地元の人は見慣れたものですが、観光客にとったら同時に見ることができ”ラッキー”だったかも。
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そしていよいよ列車内へ。通常の並びの座席と。
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車窓側に向けた座席とがありましたが、コロナ対策で透明アクリル板の仕切りがしっかりセットされていました。
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車内にはさりげなく、井波彫刻の作品があったり。
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つり革も、井波彫刻と高岡銅器をイメージしたものとなっておりました。
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ベルモンターニュ内では、寿司の職人さんがその場で握ったものを食することができます。また、当然日本酒も用意されていて。旅気分を助長させてくれます。
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いよいよ出発となり、車窓からは稲刈りを今や遅しと待っている稲が一面に広がる田園風景があって圧巻。
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それから美しい山に、雲のワンポイントが。
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しばらくしてから、車掌さんから記念乗車証なるものが手渡され。
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中を開いて切符をセットすると保管に便利です。いいものもらえたぞ。
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中間地点の砺波駅では、昔のお姉さんがチューリップを振りながらの歓迎パフォーマンス?
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それから福光駅をすぎたくらいで、列車のスピードが一時ダウン。農作業の合間に旗を振ってくれる地元住民の皆さまが待っておりました。暑い中お疲れ様です。倍返しで、手を振り返しました。
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そして約50分の短い旅でしたが、終点の城端駅に到着しました。
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終点というか、ここ”城端駅”は終着駅なんですね。
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駅舎は昨年リニューアルされたらしく、昔の駅の表札のみが保存されていた。
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駅の外観及び駐車場はとても新しかった。木造でなかなか味のあるものでいいですね。
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本日の小旅行は、これだけでは終わりません。城端まで来たならば、近くに”城端別院の善徳寺”という有名な寺があるということで、次の電車までの待時間を利用して歩いて行くことにした。
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城端別院善徳寺、立派な寺ですね。
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まずは、本堂に行ってお参りさせていただきます。そしたら本堂内で団体さんが、住職のありがたいお説教を受けておりました。ま、それはそれかなと思いながら、御朱印をいただきに、寺務所の方に行くと関係者の方がいたのはいいが、御朱印を書くのは今まさに説教中の住職だとのことでそれが終わるまではお待ちしてもらわないとと言われた。そんな待つ時間はないなと御朱印ゲットは諦めて、城端駅に戻ることにした。そして、何気にグーグルマップで普通に歩いての到着時刻を確認すると、なんと列車の発車時間に対して微妙に1分遅れとなっていた。これはやばいと、炎天下の中最初は、早歩きそしてちょっとずつ速度を速めて駆け足となり最後は全力疾走となってしまった。そして到着した頃には、汗ドバー。時間配分間違っちゃったみたいだ。
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全力疾走の甲斐あって、なんとか発車の時間に間に合いましたが、車内にはクーラーがなくて。よくよく見回すと、扇風機のスイッチがあって早押しクイズのようにスタートボタンを押しちゃった。
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そうすると、天井にあるレトロな扇風機が勢いよく作動して、事なきを得たのであった?ふー涼しい。
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それから向かったのが、”若鶴酒造”という酒造メーカー。今回の使っている城端線の沿線沿い、”油田駅”の真ん前にあります。
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今回、その若鶴酒造の酒蔵見学会の予約していたのだが、開始には少々時間があることから、近場のレストランに行ってランチすることにした。そこまではだいたい15分ほど歩きましたが、やっぱり車がないと不便だなということを実感。
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そしてランチをとる”タベタリーテ”に到着。
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内部は新しくて、清潔感があってよかった。
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ランチはワンプレートのBランチ。野菜が豊富ではあるが、全体の量的にはさほど多くはなくて、自分的にはその方が良かった。ドリンクは、2杯だけ飲んでもいいとのことだったが、セルフサービスで誰が見てるわけでもないので、好きなだけ飲んでもいいのかなって思った。
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ディナーもワインなどを提供しての店かも。それにしても、流行ってるわーこの店。予約なしで、よくぞすぐに席につけたものだと思う。食事が終了して帰る頃には、入り口で順番待ちしている人が多数いたので。
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それから、若鶴酒造に来た道を戻りますが、いやー暑いわ。
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そしていよいよ、”若鶴酒造”に到着。社員の担当者が入り口の前で待っておられました。
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まずは、”大正蔵”に招かれますが、外観渋すぎる。
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内部も渋いね。一応、コロナ対策ということで体温測定及びアルコール消毒の後、簡単な受付をし今回の見学会の流れ等を担当者より説明いただきました。
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その後、大正蔵から一旦外に出て、”三郎丸蒸溜所”に行くことに。昔ながらの建築物で、産業遺産ですね。
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中では、ウイスキーの蒸留施設及び保管されたウイスキーの樽が多数あった。
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まずは、2階にあがって”室ジェクションマッピング”なるところに案内された。
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中に入ると、座席がズラーっと。でもソーシャルディスタンスで、今座れるのは一席置いてですが。
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暗くなってから、ウイスキーができるまでの説明が3Dマッピングで映し出されて、よーく理解できた。
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あと2階には、ウイスキーの制作工程がわかるものが展示されていて、担当者からも説明されて、なお一層理解度が深まったように思えた。
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あとは、ウイスキーの蒸留装置(朝ドラのマッサンで見たような)が見れて珍しくてよかった。なかなか見れないよね。因みに、この蒸留装置は銅製で富山の高岡の会社が制作したものだそうな。
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一通り説明を聞いて”三艆丸蒸留所”をあとにするが、若鶴酒造って日本酒だけ作ってるのかなって思っていたのに、意外と古くからウイスキー作っていただんだなって。そして、グループ会社に北陸コカコーラボトリングもあるとか、色々と勉強になってよかった。
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それから、最初に案内された”大正蔵”に舞い戻ります。そこには、ズラーっと並んだ、若鶴酒造の酒の数々が。
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それは、待ちに待ったお酒の試飲コーナーとなっております。本日のメインイベントは、この試飲。電車での移動なので、飲酒運転しません。思いっきり飲むぞー。日本酒あり、ウイスキーあり、それから梅ウイスキーとか。それぞれ個性があって、美味しかったよ。
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見学会も終わり、”大正蔵”から出たところに、水が出ているところあり。庄川からの豊富な水を使って、酒を仕込んでいるとのこと。それから、コカコーラから発売されている”いろはす”もこの水。
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最後に、”大正蔵”の隣にある”令和蔵”へ。
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蔵の内部には、お土産用のお酒がたくさん。あまり店では見かけないものたくさんあった。
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それから、コーヒーブレイクもできたりして。見学とか関係なしに、小休止程度に利用するのも可なのかなと思い、今後も来れたらいいかなと思った。本日の小旅行は、単に観光列車に乗るだけではなかったので、とても充実した時間を過ごせてよかったかなと思う。
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