2020/07/23 - 2020/07/26
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arooyさん
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2020/07/24
2020/07/26
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オリンピック開会式前後の連休に、3泊4日の北海道旅行を計画しました。
まだ、コロナが騒がれる前のことです。
移動自粛が解除されたので、予定どおり出かけることにしましたが、知床五湖を巡るツアーは、影響を考えキャンセルしました。
久しぶりに訪ねた知床は天気が悪く、景色はいまいちでした。
■ルート
・07月23日 羽田⇒紋別⇒網走⇒斜里
・07月24日 斜里⇒ウトロ⇒斜里
・07月25日 斜里⇒川湯
・07月26日 川湯⇒紋別⇒羽田
■フライト
<7月23日>
・羽田10:35⇒紋別12:20(ANA375)
<7月26日>
・紋別13:10⇒羽田15:00(ANA376)
■費用
・羽田⇔紋別 10,000マイル(マイレージプラス)
・ルートイングランティア知床斜里駅前 33,200円(ツイン禁煙・2泊)
・お宿欣喜湯(旧川湯ホテルプラザ)29,400円(和室10畳・夕朝食付)
・トヨタレンタカー 20,399円(C2 35%off基本21,449/免責4,950/クーポン▲6,000)
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
■1日目 7月23日(木)
UAのマイレージで羽田-紋別のフライトが取れたため、紋別空港からサロマ湖畔の「ワッカ原生花園」へやってきました。
写真は、ネイチャーセンターで自転車を借り、サロマ湖と海がつながっている湖口の橋の上に来たところです。 -
橋の上から眺めるオホーツク海側と、
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陸地側。
天気が悪く、あまり見栄えがしません。 -
湖畔の細長い砂州は草花に覆われていて、野鳥の声を真近に聞くことができます。
曇天でしたが暑くもなく、快適なサイクリングでした。 -
パンフレットを頼りに、花の名前を確認しながら自転車を漕ぎました。
これは「カワラナデシコ」。 -
これは多分「エゾフウロ」だと思います。
植物に関して無知なので、自信はありません。 -
湖口までの道のりに高低差はあまりなく、往復約7kmでした。
ちょうどいい運動です。 -
左手奥に見える建物がネイチャーセンターで、自転車のレンタルの他、お土産なども売っていました。
ワッカ原生花園 自然・景勝地
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サロマ湖から東へ移動し、16:00頃、網走にやってきました。
網走と聞くと監獄をイメージしてしまうのですが、地元の人からすれば、あまりいいことではないのかもしれません。博物館網走監獄 名所・史跡
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監獄は放射状に広がっていて、看守はこの位置から見張っていたようです。
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ここから脱獄した人がいるというのですから驚きです。
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今では文化財としての価値があるようですが、明治期には1,000人もの囚人を道路の開削作業などで使役したと説明されています。
負の歴史の継承も必要なので、博物館なのだと感じました。
https://www.kangoku.jp/kangoku_hiwa3.html -
網走監獄から網走湖の脇を南下し、内陸をドライブしてみました。
天気が良ければ、景色のいい場所なのでしょう。 -
再び海岸へ出て、釧網本線の北浜駅に寄ってみます。
駅ではあるものの、洋食レストランの方が有名かもしれません。
覗いてみると人が多かったので、食事はあきらめました。北浜駅 駅
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駅の脇に展望台があるので登ってみます。
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正面は知床のはずですが、やはり何も見えず先を急ぎます。
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18:00頃、斜里駅前のルートインにチェックイン。
知床観光の玄関口であるウトロはホテル代が高いので、斜里を拠点にします。
夕食は、ホテル周辺をうろうろして、雰囲気の良さそうな店に入りました。 -
この店は、客席の間隔が広く、また、あまり詰め込まないように気を付けているようでした。
写真のほやの刺身はとても新鮮で、ほやを食べて初めて美味しいと感じました。てんてんてまり グルメ・レストラン
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■2日目 7月24日(金)
ホテルを朝早く出て、08:30頃に「知床五湖フィールドハウス」に到着。
この時間はすんなり駐車できました。
知床五湖をガイドさんと周るツアーは10日ほど前にキャンセルしたので、一湖の湖畔まで高架木道を歩きます。知床五湖 自然・景勝地
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しかし、霧が立ち込め、知床連山はおろか周辺すら見ることができません。
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天気が良ければ美しい山々が眺められる展望台です。
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辛うじて、近くの池塘が確認できます。
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一湖に到着。
湖面がうっすらと確認できる程度。 -
幻想的な風景に出会えたということにして、いずれまた訪ねてみたいと思います。
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フィールドハウスから知床半島を更に奥へ進み、10:00頃カムイワッカ湯の滝まで来ました。
駐車スペースが少なく10分ほど待ちましたが、帰るころには渋滞が出来ていたので、早い時間がお勧めです。カムイワッカ湯の滝 自然・景勝地
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この辺りは、お湯というより、冷たくない水という感じでした。
以前来たことがあり、サンダルも用意してなかったので、上には登らず眺めるだけにしておきました。 -
滝からの帰り道、ユリが自生していたので車を降りて撮影します。
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写真のように、道がカーブして視界の開けた場所に多く自生していました。
また、フィールドハウスから滝までは、未舗装で道が狭いので運転が大変でした。 -
来た道を引き返し、フィールドハウスも通り越し、知床自然センターに移動しました。
この自然センターの駐車場は広く、駐車待ちはありませんでした。 -
霧の中、フレペの滝を目指して歩きます。
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真っ白で周囲が分かりませんが、12:00前にフレペの滝に到着。
フレペの滝(乙女の涙) 自然・景勝地
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右側の崖から噴き出た水が、滝となって海に注いでいるはずです。
目を凝らすと、うっすらと滝が見える程度です。
残念。 -
霧が立ち込めているため、周辺はこれまた幻想的な景色が広がっています。
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遠くに鹿が見えましたが、霧の中に消えてしまいました。
幻を見たような、妙な感覚です。 -
霧の中をこれ以上歩いても仕方ないので、ウトロの街中まで戻ってきました。
昼食をとるため店を探すものの、どこも長蛇の列が出来ていたので諦め、港付近のオロンコ岩に登ったら帰ることにします。オロンコ岩 自然・景勝地
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途中で見かけた「ツリガネニンジン」。
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想像していたより急こう配です。
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岩の上から見た港の景色。
知床クルーズの発着所です。 -
反対側の様子。
この岩だけポコッと盛り上がっているのが分かります。 -
この花は名前が分かりませんでした。
アプリの「花しらべ」で見ると「クサフジ」と表記されるのですが、葉の形が違うような気がします。 -
観光を早々に切り上げ、15:00頃、斜里のホテルに戻ってきました。
近くの道の駅へ行くと、北海シマエビの新物が売っていたので購入。
ついでにセイコーマートでワサビも購入。
別海町のシマエビ漁は、7月16日までだったので、つい最近採れたものだと思います。
温泉に入ってから、日本酒とともに頂きました。
濃厚なうまみと甘みが特徴で、20匹はあっという間に平らげてしまいました。知床天然温泉ルートイングランティア知床斜里駅前 宿・ホテル
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■3日目 7月25日(土)
今日も早めにホテルを出て、09:00頃、神の子池に到着。神の子池 自然・景勝地
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イチオシ
どこまでが水面で、どこから水中なのか分からないほど、透明度が高いです。
説明書きを読むと水深5mとなっているのですが、とても5mもあるようには見えません。 -
池の周囲は深い森です。
人知れず同じような池が、ほかにもあるように感じます。 -
池自体は大きくなく、写真を撮りながらでも30分で周れる程度でした。
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神の子池の説明書。
摩周湖の伏流水からできているという言い伝えだそうです。
よく分かっていないということでしょうか。 -
神の子池は、裏摩周展望台近くの場所なので、来た道を一旦引き返します。
川湯方面へ行くため清里町を走っていたところ、一面の菜の花畑に出くわしました。思わず車を停め写真に収めます。 -
10:00過ぎに、硫黄山(アトサヌプリ)に到着。
硫黄山 自然・景勝地
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ポコポコと沸騰したお湯が、あちこちで湧いています。
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周辺は硫黄の匂いが強く立ち込めていました。
昔はこの硫黄を採取していたとのこと。 -
ブラタモリでも放映していましたが、レストハウスの裏手から、青葉トンネルと呼ばれている鉄道跡が見られるので、歩いてみました。
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先ほどの硫黄山で採掘した硫黄を搬出するための鉄道跡なのだとか。
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線路跡と言われれば、そうなのかと思いますが、構造物は何も残っていません。
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硫黄山から川湯温泉の「川湯エコミュージアムセンター」までは、片道2.5kmの散策路が整備されています。
https://www.kawayu-eco-museum.com/wp-content/uploads/2017/02/tutujigahara_1.pdf
硫黄山のレストハウスに車を置き、行きか帰りのどちらかをバスに乗るつもりでしたが、現在、運休中とのこと。
途中まで行って戻ってくることにしました。 -
この辺りは、噴火にって硫黄が流出した跡のため、植物が生えていないのだそうです。
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正面の山の左側は、風で運ばれる硫黄の影響で木が育ちにくく、右側は影響を受けないので木が生えているのだそうです。
結構、はっきりと境目が分かります。 -
足元には、緑色のコケのような植物のようなものが、群生しています。
濃い緑色の草は「ガンコウラン」で木の仲間。
薄い緑に赤い花(葉)のようなものが付いているのは「ハナゴケ」。
とパンフレットに載っていました。 -
この辺りは、ハイマツの群落からイソツツジの群落に変わる境目のようです。
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散策路では、現在位置が写真のように示されているので、自分のいる場所が分かり歩きやすかったです。
-
イソツツジの群落です。
6月頃に開花し、白い花で周囲一帯が覆われるのだそうです。
残念ながら、この時期は既に咲き終わっています。 -
雰囲気としては、こうなるようです。
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イソツツジ観賞用のテラスです。
奥の方に道路が見えますが、道路脇に駐車場はないため、硫黄山か川湯方面から歩いてこなければなりません。 -
イソツツジのテラスで折り返し、硫黄山に戻ってきました。
往復約3kmといったところです。 -
霧でどうせ見られないだろうと思いつつ、摩周湖へ移動しました。
第一展望台に着いたところ、駐車場の案内の人に「ギリギリ見える」と言われ、急いで展望台に登ってみます。摩周湖カムイテラス 名所・史跡
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本当にギリギリで、この数分後には、完全に見えなくなってしまいました。
霧のため、沖合のカムイシュ島が、まるで中に浮いているように見えます。 -
摩周ブルーのソフトクリームを食べて、少し休憩。
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摩周湖から坂を下って、川湯温泉駅に移動。
川湯温泉駅 駅
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「オーチャードグラス」という有名なレストランは満席のため、今日の昼食も断念しました。
-
川湯温泉駅です。
右手に足湯があります。 -
チェックインまで少し時間があるので、屈斜路湖にも寄ってみました。
このコラーゲンソフトクリームや、ワインの女神伝説の、いわれが気になります。 -
屈斜路湖畔です。
砂を掘ると暖かい水が湧いて出てくるので、足湯のようにして浸かっている人がたくさんいました。 -
少しくたびれた感のあるクッシー。
-
川湯温泉の足湯です。
チェックインしたら、すぐに温泉に入るので眺めるだけにします。 -
15:00過ぎ、ホテルにチェックイン。
休憩後、温泉を堪能しました。
これまでアルカリ泉に入ることが多かったのですが、ピリッとした酸性のお湯も良いものだと再認識しました。お宿 欣喜湯 宿・ホテル
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お待ちかねの夕食。
昼食を抜いていたので、余裕で完食。 -
そこで、追加オーダー出来るか相談したところ、明日の朝食の食材だから追加料金なしで構わないということで、ホッケとカレイの焼き物を頂いてしましました。
ありがとうございました。 -
■4日目 7月26日(日)
川湯から紋別まで移動するため、朝食後すぐにチェックアウトします。 -
3時間ほどで紋別に到着。
途中の美幌峠は、またしても霧の中だったので立ち寄らず、まっすぐ紋別を目指しました。
チェックインまで30分ほど余裕があるので、空港近くの見晴らしの丘という場所にやってきました。 -
昨晩テレビを見ていたら、見晴らしの丘のローズガーデンで、薔薇が見頃とニュースで取り上げられていたのです。
本当に見頃でした。 -
小さい庭園で、まだ手入れが出来ていない箇所もあるようでしたが、ほぼボランティアで運営されているそうです。
僅かですが寄付を置いてきました。 -
12:00前に紋別空港に到着。
車の運転から解放されたので、ビールで潤します。紋別空港 (オホーツク紋別空港) 空港
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小さな空港なので、LCCのように歩いて搭乗です。
国内で3泊する旅行は10数年ぶりで、今回は欲張って移動し過ぎてしまいました。
知床へは天候が安定している時期に、再訪したいと思います。
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