銀山温泉でおこもり旅！温泉街の奥宿「いとうや」に泊まる1泊2日のカップル旅行

2020/09/05 - 2020/09/06

旅行好きではないけれど、お風呂好きの彼氏が銀山温泉に行ってみたい。とボソッと言ったので、これ幸いとばかりに計画、拉致して向かった1泊2日の銀山温泉。
宿でも、共同浴場でも、硫黄のにおいのするかけ流し温泉を満喫しまくりの温泉旅でした。
お宿はご家族で経営されている「いとうや」さん。全4部屋で他のお客様が少なく、のんびりと過ごせました。
部屋から見える温泉街の景色もばっちりです。

エリア 銀山温泉(山形)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

久しぶりの遠出！！新幹線と言ったらビール持たずにのれないでしょ！ということで朝ごはんも食べてない胃にビールを流し込みながら東京駅を出発！向かうは山形大石田駅！
今日はお夕飯が豪華だから昼食は控えめに…と思いながら購入しておいた駅弁をいただきます！さらにビールを追加。

大石田駅からはバスに乗って30分ほどで銀山温泉入口に到着。
１００ｍくらい坂を下れば銀山温泉の温泉街が見えてきます。

入口付近にある橋からの景色はこんな感じ！！3，4階建ての建物がずらっと並んでいて、ここまで田んぼと山の間をバスで走ってきたとは思えません笑

まずは温泉街の入り口にある共同浴場へ。地元のかたも利用されるようで、夕方5時以降観光客は利用不可とのこと。入浴されたい方は早めに行ってくださいね。
銀山温泉にはほかに共同浴場がもう1つと貸し切り浴場が1つあるのですが、どちらも営業していませんでした…。コロナの影響でしょうか。

しろがね湯 温泉

女湯は私以外に人がおらず貸し切りでした。誰もいなかったので写真をぱちり。
お湯は熱めです。ほとんどつからず扇風機の風を浴びてたな笑
ちなみに男湯のほうも貸し切りだったようです。

これは女湯に向かう階段階段から撮影したもの。お風呂からもほぼ同じ景色が見えます。お湯は熱いけど景色は涼し気でつい長風呂してしまいます。

さていよいよ温泉街に入っていきます。
入口では尾花沢の特産、スイカが冷やされております。
画像では伝わりにくいですが、このスイカ５０ｃｍくらいある巨大なスイカでした！

野川とうふや グルメ・レストラン

こちら有名旅館の永澤平八さん。ここもとまってみたかった。

こちらは「御宿やなだ屋」さん。白黒のキリっとしまった建物が素敵。

レトロなフォントの看板。いい味だしてます。

温泉街の奥にあるこちらのお宿が今日の宿泊先です！
だけどここはスルーし、奥の滝へ向かいます。

道中綺麗に咲いているアジサイを見つけました。9月ですがくすみもなくとてもきれいに咲いていました。

温泉街から歩いてすぐ（5分あるいてないと思う）のところにある白金の滝。とても幅広で見ごたえがあります。近くまで濡れにいけるのでお子さんも大喜びでしたね。川の流れも緩く、あさいので水遊びをしているお子さんもいました。

白銀公園 公園・植物園

さてここからは散策コースを歩きます。白銀の滝のすぐ上にある小さい滝。ここはながれが早く、飛んでくる水しぶきが涼しい～

こちら「夏知らず」という洞窟？の入り口。見てのとおり中には入れませんが、めつめたい風が吹き出てきます。冷蔵庫か？と思うくらい。ここで一休み。

夏しらず抗 名所・史跡

もう少し歩くと銀坑洞入口へ。銀山温泉は昔はその名の通り銀山だったらしく採掘場の跡が見れます。

入っていくとこんな感じ。ワクワクしますね。

すすけて黒くなった岩がごつごつと張り出しています。ここも涼しい！全体では50ｍくらいの観光用歩道です。

鉱山を出てから10分ほど歩くと散策コースの入り口に戻ってきます。
トレッキングシューズなどは不要ですが、ペタンコパンプスとかはやめた方がいいでしょうね。コースはほとんど階段で大きい段差もたまにありますが、小学生くらいならすいすい行ける長さと段差だと思います。

さていよいよお宿にチェックイン。通されたのは「さわらび」のお部屋。
和室8畳と洗面、お手洗いのシンプルなお部屋ですが、古さは全く感じず、清潔感のあるお部屋でした。

旅籠　いとうや 宿・ホテル

こちらは部屋から見える景色。夜景が楽しみ！！

こちら洗面とお手洗い。タオル掛けが写真には1つしか映ってませんが、もう1つお部屋にあります。温泉旅にはありがたい気遣いです。

お部屋にもドライヤーがある！これはありがたい！
夏の温泉って暑くて上がってすぐに髪を乾かすの嫌だったりしませんか。
これなら部屋で涼んでからのんびり乾かせますね。

さてこちらの旅館には貸し切り温泉が2つあり、空いていればどちらも好きな時間に入浴することができます。ほかのお客様と一緒にならないのでカップルはもちろん、小さい子どものいるご家庭もたのしめそうですね。
写真は2階のおふろでそとを眺めながら入ることができます。
4時ごろになってくると町全体が涼しくなってきて、露天風呂がとってもきもちいい。

アメニティはこんな感じ。奥はボディショップのボディークリームなのですが、品ぞろえがすごい。写真はないですが、浴室の中にはシャン??ー、トリートメント、ボディーソープがずらっと並んでいて、各5種類くらいあります。あれこれにおいを確かめてたのしみました。

その後はおへやで休憩して、いよいよお待ちかねの夕食です。
ダイニングでいただきます。

まずは先付、手前が野菜のジュレ、奥が瓜とホタテの焚き物。
瓜はだしがしゅんでいて、とてもおいしかったです。
ただこちらの宿はあまり料理の説明をしてくれません。お品書きもないし、私たちはグルメでもないので「おいしいけどこれなんだろうね？」といものが結構ありました。

続いて前菜。こちらも籠の中身の説明はなく、詳細は不明です笑
真ん中に見えるのは、てまり寿司か？なんて言いながらたべていたら、生ハムの中から甘～い果物が！「マンゴーだね。味が濃いね」なんて言いながら食べていましたが、あとあと聞くと黄桃とのこと爆

続いてお造り。
手前がサワラ、奥がアラ。
醤油か塩だれでいただきます。
お造りのしたのツマはキャベツを中心に大葉やミョウガのサラダになっていて、手作りドレッシングをかけていただきます。ツマまで全部たべれてうれしい！

続いて椀物。沢煮というそうです。山菜や筍など具沢山です。コショウが聴いていたり、ミョウガが入っていたりで、1口1口お味がちがい様々な味をたのしめました。

いよいよ本日のメイン。尾花牛のしゃぶしゃぶです。

20秒くらいしゃぶしゃぶしていただきます。柔らかくてとってもおいしいです。
このあと揚げ物がありました。（痛恨の撮り忘れ…）しし唐のなかぷりぷりの車エビの身が詰まっています。お野菜もエビもジューシーでおいしかったのですが、もう満腹。

この日のご飯ものは、冷製ラーメンでした。
おなかいっぱい！と思っていましたが、あっさりしていてツルツル入る！

最後にデザートです。
ほうじ茶アイスと何だっけ？これも「デザートです。」と言われるだけで、特に説明はなし。聞いたんだけど忘れてしまった。

満腹のおなかをさすりながら、夜の温泉街を散策へ。この景色を見に来たんだ！！

温泉街の中ほどからの写真。レトロで素敵です。
浴衣で街歩きをするにはちょうどいい気温。銀山温泉と言えば冬のイメージがありますが、その雪景色を見るにはとっても寒いんだろうなあ。

足湯にもつかりました。川上の方は熱々です。
川下のほうはぬるくなっていいてこの時期はこれくらいがいいかんじ。

おはようございます。朝食です。野菜が中心の和食。おきに入りはガラスの器に入った夏野菜の焚き物。口に入れると野菜がとろっとして、おだしの味が口いっぱいに広がる。

旅館で働いていた私の感覚では、食事中の客の様子はこまめに確認するものだけど、こちらでは飲み物がなくなってもお茶碗が空になっても人がくる気配はなし。声をかけられたくない人にとってはいいかもしれないが、うーん。
そういえばフロントに合ったコーヒーメーカーも終始使えなかった。
お部屋、お風呂、食事はとても良かっただけにサービス面が勿体ない印象でした。
普通にお願いすればいいんだけど、わざわざ呼んでしてもらうのも…と思ってしまう小心者なのがいけないのかしら

さて翌日は仕事なので、お土産買って山形新幹線で帰宅します。行きも帰りも新幹線はすいていました。知らなかったのですが山形新幹線は福島で切り離ししたあとは在来線と同じ線路を走るのですね。新幹線からみる踏切…新鮮でした。
田んぼを見るともうすぐ秋だな～と感じる季節になりました。