元箱根・芦ノ湖周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
1.背景<br />妻が湯河原に宿泊し、その後箱根に宿泊したいと言い出した。<br />その理由は、私が「冨ノ湖ホテル」にGOTOで宿泊し、「良かった。良かった。」と言ったことが刺激になったらしい。<br />一泊目の湯河原は、妻が予約し、二泊目は私に任せると言ったため、<br />GOTOを利用して、 私が「箱根ホテル 富士屋ホテルレイクビューアネックス」を予約した。<br />2.GOTO予約サイト 婦唱夫随<br />妻がじゃらんのポイントが2000ポイントあるので妻はじゃらんで予約した。<br />私も妻に従ってじゃらんで予約した。<br />3.移動手段と箱根の宿泊候補<br />移動手段は感染リスク避けてマイカーに決定済み。<br />箱根には運転免許を取得以来何度も訪問しているが、最も最近訪れたのは、湯河原から路線バスにより、芦ノ湖まで行った経験あり。<br />宿泊候補としては、最も訪れたいのは、日本クラシックホテルの会の宿の一つ、富士屋ホテルである。<br />日本クラシックホテルの内、奈良ホテルと東京ステーションホテルは内部をつぶさに見学したことがある。興味があるのは建築様式である。<br />但し、富士屋ホテルまでのアクセスについて、どのように行けば良いのか、自信がなかった。<br />結局、芦ノ湖への土地勘から最終候補に残ったのは、ザ・プリンス 箱根芦ノ湖と箱根ホテルである。<br />ザ・プリンス 箱根芦ノ湖には息子夫婦と孫二人で朝食を食べに行ったことがある。<br />GOOGLEで富士山と二つのホテルの位置関係を調べて見た。<br />ホテル建物正面に富士山を見ることができるのは、箱根ホテルである。<br />「富ノ湖ホテル」と同様に富士山と湖の写真を撮れることを期待して箱根ホテルを予約した。<br />部屋は最も見晴らしの良い最上階4階である。<br />4.ベランダ付かベランダなしか<br />写真撮影に最適なのは、屋外である。部屋の選択に際して、ベランダ付か通常の部屋かは迷ったが、値段が高くなるので通常の部屋にした。<br />夜は富士山がシルエット状になり、カメラの感度を上げれば、撮影が可能である。ところが、同室に妻がいるので部屋の照明を消してくれと頼みこむことは不能だあり、<br />ガラス面への照明の写りこみを防ぐことができず夜の撮影をあきらめた。<br />5.NAVIと電話番号と通り過ぎ<br />マイカーでは、電話番号を入力しさへすれば目的地まで案内してくれる。<br />じゃらんから連絡を受けた電話番号を入力したところ、以下の三か所の施設が提示され、予約した富士屋ホテルレイクビューアネックスを選択した。<br />ところが、目的地が着いたところが、入口には富士屋ホテルレイクビューアネックスとの表示がないため、通り過ぎてしまった。どこまで行っても見つからないので、途中でUターンして、箱根ホテルとの表示があるところに入ることとした。<br />NAVIの表示<br />富士屋ホテルレイクビューアネックス <br />箱根ホテル<br />レストラン<br />6.箱根ホテルの歴史<br />ロビーには箱根ホテルの歴史的な写真が掲示されている。<br />ある意味では、日本の昭和史の縮図である。<br />中でも一枚の写真の説明が私の目を引いた。<br />新館の写真と日本語の説明は以下の通りである。<br />「昭和20年5月1日から、ドイツ海軍と箱根ホテルの間に、この建物と食堂を賃貸する契約が取り交わされ、約二年間ホテルおける一般営業は停止することとなった。<br />その期間中、ドイツ海軍が使用していた新館が火災となり、焼失してしまう。」<br />ところが英文の説明では、During World War 2,との記載があるが、Since 1945 May 1stとは記載されてない。<br />昭和20年5月1日に契約を締結したとのことであるが、ドイツは昭和20年5月8日に連合国に降伏している。従って、約二年間ホテルの一般営業は停止されたとの記載は信じ難い。<br />日独間では遣独潜水艦作戦が実施され、貴重な物資や重要な武器の図面が交換されていたことがあり、ドイツ海軍の軍人が帰国までの間滞在していたことはあり得ると思われる。<br />7.部屋からの眺望<br />富士山と芦ノ湖の写真を撮りたいとの宿泊の目的を明示しておいたら、箱根ホテル4F中央の部屋405号室が割り当てられた。<br />ホテルの配慮に感謝したい。<br />8.ホテルの設計<br />正面入口 左側と4F山側廊下に正方形の穴あり、これが日本古来の城の狭間に見えること。<br />設計者の解説がないので設計者の意図はわからない。<br />私の正面入口(道路側)の印象は城壁であり、決して昼食にでも入って見ようかと思わせる親しみやすい感じではない。<br />9.露天風呂と共同浴場<br />温泉である。<br />ソーシャルディスタンスを保つために同時入浴客をスリッパ置きとロッカーで4人までに制限している。<br />面白かったのは、露天風呂が大きなすり鉢状の焼き物でできており、屋根部分のガラス窓の光が湯船に映るようになっていることである。<br />10.料理<br />フランス料理である。<br />美味しかったのはパンである。<br />メニュ裏面に箱根ホテルの建物の変遷が、写真で掲載されている。<br />タイトルがフランス語でヒストワールと書いてある。写真の説明は英語である。日本語はない。<br />何故英語でヒストリーと書かないのか、係員に聞いてみたら、そのようなことを聞かれたのは初めてであるとのことであった。<br />11.宿泊客<br />駐車場に駐車してあったのは10台。夕食朝食時の利用していたテーブル数は5-6台。非常に宿泊客が少ない。<br />ホテル周辺の飲食店もガラガラ。<br />12.神奈川県感染症対策基準書<br />掲示があり、基準書の通り運用している。<br />13.リンク<br />狭間<br />https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8B%AD%E9%96%93<br />遣独潜水艦作戦<br />https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A3%E7%8B%AC%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6%E4%BD%9C%E6%88%A6<br />ザ・プリンス 箱根芦ノ湖<br />https://www.princehotels.co.jp/the_prince_hakone/<br />「日本クラシックホテルの会」<br />http://www.jcha.jp/<br />富士屋ホテル<br />https://www.fujiyahotel.jp/<br />箱根ホテル建築<br />http://chiakih.cocolog-nifty.com/ic/2005/04/post_9436.html<br />箱根ホテル<br />https://www.hakonehotel.jp/<br />ホテルヒストリー<br />https://www.fujiyahotel.co.jp/history/index.html?_ga=2.231875935.1189833797.1598620520-1765520184.1598620520

富士山を見るために箱根ホテル宿泊 日本人も外国人もいない芦ノ湖

28いいね!

2020/08/26 - 2020/08/27

334位(同エリア1395件中)

0

57

kirstiNorge

kirstiNorgeさん

1.背景
妻が湯河原に宿泊し、その後箱根に宿泊したいと言い出した。
その理由は、私が「冨ノ湖ホテル」にGOTOで宿泊し、「良かった。良かった。」と言ったことが刺激になったらしい。
一泊目の湯河原は、妻が予約し、二泊目は私に任せると言ったため、
GOTOを利用して、 私が「箱根ホテル 富士屋ホテルレイクビューアネックス」を予約した。
2.GOTO予約サイト 婦唱夫随
妻がじゃらんのポイントが2000ポイントあるので妻はじゃらんで予約した。
私も妻に従ってじゃらんで予約した。
3.移動手段と箱根の宿泊候補
移動手段は感染リスク避けてマイカーに決定済み。
箱根には運転免許を取得以来何度も訪問しているが、最も最近訪れたのは、湯河原から路線バスにより、芦ノ湖まで行った経験あり。
宿泊候補としては、最も訪れたいのは、日本クラシックホテルの会の宿の一つ、富士屋ホテルである。
日本クラシックホテルの内、奈良ホテルと東京ステーションホテルは内部をつぶさに見学したことがある。興味があるのは建築様式である。
但し、富士屋ホテルまでのアクセスについて、どのように行けば良いのか、自信がなかった。
結局、芦ノ湖への土地勘から最終候補に残ったのは、ザ・プリンス 箱根芦ノ湖と箱根ホテルである。
ザ・プリンス 箱根芦ノ湖には息子夫婦と孫二人で朝食を食べに行ったことがある。
GOOGLEで富士山と二つのホテルの位置関係を調べて見た。
ホテル建物正面に富士山を見ることができるのは、箱根ホテルである。
「富ノ湖ホテル」と同様に富士山と湖の写真を撮れることを期待して箱根ホテルを予約した。
部屋は最も見晴らしの良い最上階4階である。
4.ベランダ付かベランダなしか
写真撮影に最適なのは、屋外である。部屋の選択に際して、ベランダ付か通常の部屋かは迷ったが、値段が高くなるので通常の部屋にした。
夜は富士山がシルエット状になり、カメラの感度を上げれば、撮影が可能である。ところが、同室に妻がいるので部屋の照明を消してくれと頼みこむことは不能だあり、
ガラス面への照明の写りこみを防ぐことができず夜の撮影をあきらめた。
5.NAVIと電話番号と通り過ぎ
マイカーでは、電話番号を入力しさへすれば目的地まで案内してくれる。
じゃらんから連絡を受けた電話番号を入力したところ、以下の三か所の施設が提示され、予約した富士屋ホテルレイクビューアネックスを選択した。
ところが、目的地が着いたところが、入口には富士屋ホテルレイクビューアネックスとの表示がないため、通り過ぎてしまった。どこまで行っても見つからないので、途中でUターンして、箱根ホテルとの表示があるところに入ることとした。
NAVIの表示
富士屋ホテルレイクビューアネックス
箱根ホテル
レストラン
6.箱根ホテルの歴史
ロビーには箱根ホテルの歴史的な写真が掲示されている。
ある意味では、日本の昭和史の縮図である。
中でも一枚の写真の説明が私の目を引いた。
新館の写真と日本語の説明は以下の通りである。
「昭和20年5月1日から、ドイツ海軍と箱根ホテルの間に、この建物と食堂を賃貸する契約が取り交わされ、約二年間ホテルおける一般営業は停止することとなった。
その期間中、ドイツ海軍が使用していた新館が火災となり、焼失してしまう。」
ところが英文の説明では、During World War 2,との記載があるが、Since 1945 May 1stとは記載されてない。
昭和20年5月1日に契約を締結したとのことであるが、ドイツは昭和20年5月8日に連合国に降伏している。従って、約二年間ホテルの一般営業は停止されたとの記載は信じ難い。
日独間では遣独潜水艦作戦が実施され、貴重な物資や重要な武器の図面が交換されていたことがあり、ドイツ海軍の軍人が帰国までの間滞在していたことはあり得ると思われる。
7.部屋からの眺望
富士山と芦ノ湖の写真を撮りたいとの宿泊の目的を明示しておいたら、箱根ホテル4F中央の部屋405号室が割り当てられた。
ホテルの配慮に感謝したい。
8.ホテルの設計
正面入口 左側と4F山側廊下に正方形の穴あり、これが日本古来の城の狭間に見えること。
設計者の解説がないので設計者の意図はわからない。
私の正面入口(道路側)の印象は城壁であり、決して昼食にでも入って見ようかと思わせる親しみやすい感じではない。
9.露天風呂と共同浴場
温泉である。
ソーシャルディスタンスを保つために同時入浴客をスリッパ置きとロッカーで4人までに制限している。
面白かったのは、露天風呂が大きなすり鉢状の焼き物でできており、屋根部分のガラス窓の光が湯船に映るようになっていることである。
10.料理
フランス料理である。
美味しかったのはパンである。
メニュ裏面に箱根ホテルの建物の変遷が、写真で掲載されている。
タイトルがフランス語でヒストワールと書いてある。写真の説明は英語である。日本語はない。
何故英語でヒストリーと書かないのか、係員に聞いてみたら、そのようなことを聞かれたのは初めてであるとのことであった。
11.宿泊客
駐車場に駐車してあったのは10台。夕食朝食時の利用していたテーブル数は5-6台。非常に宿泊客が少ない。
ホテル周辺の飲食店もガラガラ。
12.神奈川県感染症対策基準書
掲示があり、基準書の通り運用している。
13.リンク
狭間
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8B%AD%E9%96%93
遣独潜水艦作戦
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A3%E7%8B%AC%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6%E4%BD%9C%E6%88%A6
ザ・プリンス 箱根芦ノ湖
https://www.princehotels.co.jp/the_prince_hakone/
「日本クラシックホテルの会」
http://www.jcha.jp/
富士屋ホテル
https://www.fujiyahotel.jp/
箱根ホテル建築
http://chiakih.cocolog-nifty.com/ic/2005/04/post_9436.html
箱根ホテル
https://www.hakonehotel.jp/
ホテルヒストリー
https://www.fujiyahotel.co.jp/history/index.html?_ga=2.231875935.1189833797.1598620520-1765520184.1598620520

一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

PR

28いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

この旅行で行ったグルメ・レストラン

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP