日本最大規模の戦争遺構筑波海軍航空隊の記憶を語り継ぐ戦争ミュージアム、筑波海軍航空隊記念館。<br />最近は、映画やドラマのロケ地として有名です。<br />一度、訪問したいと思っていましたが、８月の暑い日にやって来ました。<br />とても貴重な施設で、歴史的にもかなり価値のあるものです。<br />昼は、発芽そばで人気のある手打百藝泰然で。<br /><br />後半はこちら<br />８月の笠間②☆さかなクンのギョ苦楽展笠間日動美術館☆笠間稲荷神社☆二ツ木☆2020/08/19<br />https://4travel.jp/travelogue/11641932<br /><br /><br /><br />

８月の笠間①☆筑波海軍航空隊記念館☆手打百藝泰然☆2020/08/19

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2020/08/19 - 2020/08/19

106位(同エリア337件中)

杏仁豆腐さん

日本最大規模の戦争遺構筑波海軍航空隊の記憶を語り継ぐ戦争ミュージアム、筑波海軍航空隊記念館。
最近は、映画やドラマのロケ地として有名です。
一度、訪問したいと思っていましたが、８月の暑い日にやって来ました。
とても貴重な施設で、歴史的にもかなり価値のあるものです。
昼は、発芽そばで人気のある手打百藝泰然で。

後半はこちら
８月の笠間②☆さかなクンのギョ苦楽展笠間日動美術館☆笠間稲荷神社☆二ツ木☆2020/08/19
https://4travel.jp/travelogue/11641932

エリア

笠間(茨城)

同行者: カップル・夫婦（シニア）

交通手段: 自家用車

筑波海軍航空記念館は、県立こころの医療センター敷地内にあります。
県立こころの医療センター入口を入ると、右手に記念館駐車場があります。
正門のそばに慰霊碑があります。
筑波海軍航空隊ここにありき
筑波海軍航空隊司令部庁舎
2011年（平成23年）、県立友部病院が新病棟に移設された事に伴い「筑波海軍航空隊」を紹介する展示ルームが開設されました。
また、病院の管理棟として使用されていた「旧司令部庁舎」は老朽化のため解体が決定していました。しかし、2013年（平成25年）公開の映画『永遠の0』のロケ地となった事を機に「筑波海軍航空隊記念館」として期間限定で公開されました。
その後、市民の働きかけにより公開期間は延長され、新展示棟のオープンに伴い2018年（平成30年）に笠間市の文化財に登録され恒久施設となりました。
筑波海軍航空隊は、大日本帝国海軍航空隊の部隊の一つです。戦闘機専修搭乗員を育成するため、筑波山地近くの飛行場で実機訓練を担いました。太平洋戦争後期、絶対国防圏策定後の昭和19年（1944年）以降は日本本土防空部隊となりました。戦争末期には特別攻撃隊を編成し、沖縄戦で特攻作戦に従事したそうです。
筑波海軍航空隊記念館の説明
ここが入口です。
多目的ラウンジに、ソロモン諸島より引き揚げられた零戦２１型後部胴体が展示されています。
企画展示コーナー
企画展「蒼龍新聞展」が開催されていました。
２階に行く階段に戦闘機の写真が飾ってあります。
２階の展示室

絹製マフラーに家族あてに遺した遺書
寄せ書き日の丸
「昭和隊」寄せ書き
貴重な資料が展示されています。
特攻隊員手作りのペンダント
そのペンダントについての説明。
何とも言えない気持ちになります。
筑波海軍航空隊司令部庁舎に入ります。
1938年（昭和13年）に建造され、地上3階の鉄筋コンクリート造で、外観は船を模しており海軍を象徴しています。
戦後の司令部庁舎は、学校庁舎・県立友部病院管理棟として使用され、ほぼ当時のまま現存しています。
二式大艇のプロペラエンジン。
手前には、模擬魚雷。
陸上爆撃機、銀河のエンジン。

零戦のタイヤ
空襲を受けた柱
消防車
アルキメデスの大戦もこちらで撮影されました。
長い廊下
２階に行きます。
歴史を感じる建物です。
訪れる人も少なく、寂しい館内。
夜だったら、何か出てきそうです。
２階から見おろした階段。
こちらでは、「永遠の0」のセットを見学することができます。

宮部久蔵（岡田准一）が、大石（染谷将太）を見舞うシーンはここで撮られたんですね。
貴重な品々が並んでいます。
今から撮影が始まるような雰囲気。
じっくりと見て回りました。
タイムスリップしたような空間です。
司令室
副官室
撮影現場そのものの様です。
電話が印象的です。
中央階段

号令台
かえり雲
筑波海軍航空隊の元隊員で国際的に活躍する彫刻家、流政之の彫刻作品。
広々とした風景。
号令台の向こうに旧司令部庁舎。
もともとこの記念館は県立友部病院でした。病院が平成23年4月「県立こころの医療センター」として隣接地にリニューアルしたため、元の建物は廃院となりました。
ドキュメンタリードラマ「Akiko’s Piano 被爆したピアノが奏でる和音」が8月15日にBSプレミアムで放送されました。
その中で、芳根京子が演じた河本明子がここを歩いていました。
廃墟の雰囲気。
夜、一人では歩けません。
供養塔
昭和13年から筑波空司令を務めた古瀬貴季中佐の指示で訓練中に亡くなった隊員の為に建てらました。
昼食は、蕎麦をいただきます。
手打百藝泰然。
店の前に３組ほど待っている人たちがいました。

とても立派な店構えです。
発芽そばが人気です。
２０分ほど待って、中に入りました。
発芽そば。
発芽そばは、そばの丸抜（収穫したそばの実から、殻を取った状態）を発芽させ、石臼で粗めに挽いた粉で打つ１０割そばです。発芽期に発生する糖化酵素によって、甘みが増した独特の食感にそばになるそうです。
味わいのある美味しい蕎麦です。
天ぷらもいただきました。
野菜の天ぷらです。これで２人前。
ピーマン、茄子、さつまいも、インゲン、舞茸。
美味しくいただきました。
この後、笠間日動美術館に向かいます。