2019/06/22 - 2019/06/22
3位(同エリア14件中)
ぱせりさん
リヨンから東へ40キロ弱の村、ペルージュ。
中世の面影を残す、城壁で囲まれた村は「フランスの最も美しい村」に選ばれている。
ずいぶん前から、フランスで行ってみたい所リストの上の方にあり、ジュネーブからの、あるいは、アヌシーからの日帰り旅行も考えたことはあったのだが、村での滞在時間と村への移動時間を考え、見送り続けていた。
今回、やっと訪れることができたペルージュの佇まいは、期待に違わないものだった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
リヨン滞在中の1日、天気もいいので、気になっていた街、ペルージュ(Pérouges)に出かけることにした。
リヨン・パーデュー駅から電車に乗り30分ほどで最寄り駅、メクシミュー=ペルージュ(Meximieux-Pérouges)に到着。写真の小さな無人駅からは 1.5km。ゆっくり歩いても、30分もかからないだろう。
ところが...中世の面影を残す、ペルージュへの道は遠かった。 -
ペルージュは丘の上の街。どんどん坂道を上って行く。
振り返ると、怪しげな雲が。
そういえば、ビュジェ原子力発電所の冷却塔が、ここへ来る車窓から見えていた。あの冷却塔から昇る蒸気なのだろう。
フランス第3の都市、リヨンから40kmほどのところに原発があるというのは、地震が無いフランスだからなのだろうか? -
だいぶ坂道を歩いてきたが、それらしい雰囲気にならない...
ベビーカーを押してきた、おかあさんに伺うと、隣の丘だと!
道を下って、登り直しだ...
あ。あれか...ペルージュ、いい佇まいだな。
少し下ったところで、おばあさんに尋ねると、すぐそこの右に入る道が近道だと。その道を進むと大きな池があり、小さな橋を渡るとペルージュに行けるそうだ。お礼を言って、教えられた道を進む。
しかし...やがて舗装が切れ、林の中に入っていく小路になった。しばらく歩いたが、池も見えないので、引き返し、付近をウロウロ。大きな墓地に出くわしたりで、完全に迷ってしまった。 -
人の声がしたので、そちらに行くと、庭仕事中の老夫婦が。
事情を話すと、さっきの林の小路で間違いないとのこと。おじいさんは、何度も、歩いて行くのか?と訊いてくる。不安...
ありがたいことに、この地図を描いてくださった。
なるほど。池があって、橋を渡る。石垣に沿って脇道に入るとペルージュの「下の門」Porte d'en basに行けるとのこと。
なにもないので、折り紙でツルを折って渡したが...フランスに鶴はいるのかな?コウノトリだと言えばよかったかな? -
林を抜けると見えてきた。ペルージュだ。
-
裏から見た、ペルージュ。
昔の旅人が見たのも、こんな景色だったのかな?
こちら側から見る観光客は少ないだろう、と思うと、散々さまよったこともラッキーだったと思えるような眺めだった。としておこう。 -
「下の門」Porte d'en bas に到着!
林を抜け、池を見下ろしながら畑の脇を歩き、幅50㎝ほどの木の橋を渡り、丘を登るハイキングだった。駅を出てから1時間近く。ペルージュへの道は遠かった...
ペルージュは石畳の道なので、歩きやすい靴を!というトラベラーさんの情報でスニーカーで来たのが大正解。情報、ありがたかったです。 -
石造りの家、丸い石を敷きつめた道。
これです!これっ!これが見たかった… -
石畳の道が、ゆるやかにカーブしているのは小さな村を守った城壁に沿っている道だから。
ロンド通り(Rue de Ronds)と呼ばれるこの通りは、その名のとおり城壁に囲まれた村のなかをぐるっと一周している。500mほど歩けば、元の場所に戻ってきてしまう。小さな村だ。 -
人がいない...
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日曜じゃないので、観光客は少ないのかな?
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見張りの塔...
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井戸...
ここは丘の上だから、相当、深いよ。たぶん。 -
いい感じ。だけど、住民もいないの?
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上の門(Porte d'en Haut)かな?
パンフが貰える観光案内所は門の外にあるので、いったん村の外に出よう。
それにしても、人がいなかったな...
バカンス休暇には少し早い6月の平日の午前中は、こんなものなのかな? -
上の門(Porte d'en Haut)
観光バスが着いたようで人が増えてきた。
こっちが、正門なんだろうね。
左の壁は教会の壁。
丸い窓が、教会らしい感じだけど、完全に城壁の一部分になっている。
中に入ると、教会に付きもののステンドグラスも簡素だし、壁に作られた鍵穴型のスリットは矢を射るためのものだろうか。城壁の一部が教会として使われている、という方が近いかも。 -
村の中から見た教会。やはり、壁っぽい。
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お。
古いシトロエンだ。これは結構昔の形だけど、現役なんだろね。
フランス人は車に愛着がない(個人の意見です)ように思うが、これはきれいに乗ってる。
犬...放し飼い... -
ネコ...保護色...
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ネコ...保護色...
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どこを撮っても、ゆるやかにカーブを描く石畳の道と石造りの家...
これは、旅行記としては辛いかなぁ... -
いい感じではあるが...
石造りの家が並ぶ城塞都市というと、お気に入りのサン=ポール=ド=ヴァンス(Saint-Paul-de-Vence)とかと同じなんだけど。あちらは、明るい太陽、おしゃれな街並み。全然、ちがうな。
ずっと前から来たかった村だし、来てよかった~と思えるのだけど、これは、見ていただくには辛い旅行記かなぁ...
ばえってやつだよなぁ...看板か...石の壁に映える、おしゃれな看板の写真があるといいのかな? -
どうかな?
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お店が並ぶエリアなんだけど、人がいないね
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お土産も売ってるけど...売ってるんだよね?!
洗濯物、干してるんじゃないよね?! -
ぶつぶつ言いながら、村の中心、菩提樹広場にやってきた。
「自由の木」と呼ばれる菩提樹は、1792年に植えられたものだとか。
フランス革命のころだね。国王の像を倒して、代わりに植えた、とか?わからないけど。
フランス革命というと、壊す・盗むとか、いい印象がないのだけど -平和ボケの旅行者の感想です- この広場では、なにがあったのだろう? -
ほんの数軒の土産物屋やレストラン、ホテルなどが広場を囲んでいる。
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テラス席になってるみたいだ。トウモロコシ、ぶら下げて雰囲気作ってるけど、店の人らしい人がいないし、お客さんもいないので、パス。
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欲しい...高い...
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控えめな看板のホテル・レストランだけど、広場に面した、この「オステルリ・デュ・ヴュー・ペルージュ(Hostellerie du Vieux Pérouges)は、この村の名物菓子ガレット・ペルージェンヌ(Galette pérougenne)を作りはじめた店。
看板にも、Galettesってあるでしょ。ホステレリエ ド ペルージュ フレンチ
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ガレット・ペルージェンヌ、ガレットといっても、そば粉ではなくて、薄いピザ生地にバター、砂糖を乗せて焼いた感じ。レモンも、かな?
違うレストランのデザートで食べたので、本家のとは違うかもしれないけど、とにかく甘過ぎた。 -
木組みが見えると、何故か、うれしい。
石造りの壁は、正直、お腹いっぱいになってきた。 -
通り雨。
雨に濡れた石畳。いいね。
石が丸いのは川から拾ってきたからだろう。まさか、多くの人が歩いた証しということではないだろうが...いずれにしても、ペルージュに行くときは、歩きやすい靴で。 -
イタリアのペルージャ(Perugia)から来た移民たちによって築かれたと言われているペルージュ。
12世紀には城壁が築かれ軍事上重要な拠点となってからは、幾度となく戦いの舞台となったようで、下の門には、戦勝を祝う碑文が刻まれている。
平和が訪れ、織物産業で栄えていた村だが、産業革命後、村を離れる人が続出し、一時は住民わずか8名の「棄てられた村」になったという。
1911年、建物の保護・維持を目的とする委員会が設けられ、保全・観光化がすすんで今の状態になったとか。
いろいろ考えさせられるな。 -
さて、帰ろうか。
こちらが、正しいルートから見たペルージュ。丘の上、石の高い城壁に囲まれた村だということが、よく分かる。 -
ペルージュは、期待に違わず、「フランスの最も美しい村」に選ばれるのも当然、と思わせる佇まいの村だった。
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ちょっと脇道に入って、遠景を撮る。
やっぱり、回り道だったけど、裏からの方が、いいな。と思う。
大丈夫、迷うことなく駅まで帰れました。
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