古い写真をスキャン１２（湖水地方、２００２年）

2002/02/09 - 2002/02/18

「古い写真をスキャン１１（英国滞在５０日、１９９９年）」に続く英国への出張は、２００２年に２回あったが、写真はたまたま２００２年２月の出張の分だけ見つかった。書斎で古いプリント写真を探しているのだが、オーストラリアのシドニー（１９９８年）の学会出張と、メルボルンの２００１年の大学間交流の出張のものは、探しているのに、なぜか一枚も見つからない！インドネシア、マレーシア、シンガポールへの出張、さらには、アメリカへの出張なども、まったく写真が見つからない。フォートラの地図を塗りつぶしたいのに、1990年代からデジカメ写真が登場する２００３年までの間は、まったく写真撮影の熱意が失われていたようだ！仕事が超多忙だったせいもあるが。。どういう訳か、韓国への多数回の出張の写真はかなりあれこれ残っているが、これらはもらった写真が多いようで、パク・クネ以来の国際関係を考えると振り返る気にもならない！

今回の２００２年２月の英国への出張は、大学交流に絡む調査などで、かなり精力的に動いた成果があり、特に新協定を結ぶことになった大学のトップとは、その後も実質的にいいやり取りができるようになった。英国の一流大学の学長の威力と活動力には圧倒されることとなった。英国の大学界でも有名な実力者なのだが、私の大学まで来てくれて、たくさんの助言をもらうこととなった。その後も個人的にも大変お世話になったものだ。

なお、半日ほど、車で湖水地方を回った時の写真を最初にだす。
（２０２０年８月記す）　　　　

エリア 湖水地方(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.0

ランカスターの宿から撮影

ロイヤル キングス アームズ ホテル

車で、湖水地方を回る。私はこの湖水地方はこの時しか行ったことがない。

湖水地方

湖水地方

レンタカーのガラスが汚れているのは残念。

湖水地方

湖水地方

湖水地方のボート乗り場

多分、WindermereかGrasmereあたりだろう。

湖水地方

イギリスにはあちこちあるらしい巨石文化の遺跡のひとつ。正確な位置は不明。湖水地方を巡っている間に案内してもらった。

イギリスにはあちこちある巨石文化の遺跡のひとつ。

詩人ワーズワースの家。Dove's Cottage

ダヴ コテージ & ワーズワース博物館 博物館・美術館・ギャラリー

詩人Wordsworthワーズワースの家Dove's Cottage

湖水地方

湖水地方

ここはロンドンの有名な墓地Brompton Cemetery。親しかったロンドン在住の詩人が亡くなった。この時、彼の仲間たちに案内されて、墓地を訪問した。私のことを３編の詩に書いてくれていた。手書きの詩を生存中にもらっている。娘が単独でロンドンに行った時も、私の娘というだけで、親切にしてくれた男で、一度も娘はパブでは自分でお金を払っていないという。。家内とロンドン滞在した時は、何度か歓迎パーティを開いてくれた。この詩人もそうだが、私が親しくなった友人は、がんで既にかなり亡くなっている。あの世でまた一緒に飲み、語る相手が待っているのは楽しみでもある。

ブロンプトン墓地 史跡・遺跡

墓地に案内してくれた詩人の仲間たち。彼らのたまり場のパブには、詩人の愛用したイスに、真鍮のプレートがはめ込んである。かなり時間をおいて、そのパブに再訪した時、詩人はもういないのだが、彼の仲間が私を大歓迎してくれた！私が行ったときは、たいていは詩人と二人だけで話し込んでいたのだが、それは、二人の真剣な話を邪魔したくなかったからだそうだ。彼はそのパブの顔役でもあったのだろう。彼がいなくなってパブに行っても、こちらはすぐには思い出せないのに、向こうから声をかけてくれる連中がいる。パブはそういうところだ。彼が私のことを大げさに紹介していたのだろうが、居心地のいいパブだった。

これはよく撮れている。カメラは、このころは、Canonのフィルム装填のものだが、一眼レフではなくて、小型で少しズーム可能なレンズ構成のものだった。ただし、数年使用しただけで、息子が一人で大学一年生の時、ヨーロッパ旅行をした際に貸してやったら、最後の国イタリアで盗まれたそうだ。

そういえば、高校一年生の時も、息子を一人でカナダに夏の二か月間行かせたが、この時もオリンパスの安い小型カメラを紛失してきた！ただし、後年、そのカメラは、拾ったカナダ人が東京観光に来た時、私がカメラに彫り込んでいた電話番号にかけてきて、無事に手元に戻ったものだ！
イタリアでは紛失したものは戻らないが、カナダは戻るのだと実感！

そういえば、高校一年生の息子を一人で海外に二か月もいかせるとはと、当時、周囲では驚かれたが、私の欧米の知人は、そんなことは普通で、中学生くらいから、一人で、海外のサマーキャンプ等に参加したりする。息子の高校の担任の先生は、７月１日から休ませる意図を聞いてきたので、私が校長室まで行って説明したものだ。勿論すぐに了解してくれた。担任の英語の先生は翌年夏、自分でも初めて海外にいったそうだ！

国会議事堂 (ウェストミンスター宮殿) 現代・近代建築