グラベルロードバイクで行く輪行・宮城県南浜街道

2020/08/12 - 2020/08/13

震災復興の一環として、新地駅周辺に開発中の「観海（カンカイ）タウン」にできた新しいホテルグラード新地に2ナイト世話になり、「ぼくの夏休み2020」を楽しんできた。

エリア 岩沼(宮城)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

津波で流された駅周辺には素敵なホテルができた。

海辺を走行中に見つけた東屋でランチ。

新地町は福島県の最北端に位置するので、あっという間に県境を越えて宮城県山元町にワープ！

荒野の彼方に出現した建造物が気になる。

夏空に映える満開のひまわり畑・・・ぼくの夏休み2020その１

この日の気温は35度。

頭がフラフラしてきたので日陰で休憩。
顔の汗を拭いても拭いても流れ出てくる。
これは熱中症の症状かも。

復旧した河口。

湿度が低いのかバンダナがすぐに乾く。

やっと見つけた自販機でポカリを購入した。
冷えた0.5lのポカリを一口で飲み干す。

先ほどの建造物がどうも気になるので近寄ってみようか。

来月には震災遺構に指定される中浜小学校。

この小学校の西方には詰所のような小さな建物があって、中で談笑中の方々は「語り部」さんたち。

震災発生当時、この小学校に在職していた教諭から詳しい話を聞かせてもらうことができた。

以下の話はちょうど前日に目にした新聞に記載されていた内容と、伝え聞いた話がミックスされている。

大津波警報が発令されたのはその到達の20分前。
裏山が指定避難所になっているが子供たちの脚では20分以上かかる。

当時の校長が2階の屋根の上にある三角の屋根裏部屋へ避難を決定。
いまだにこの校長はその判断が正しかったのかどうか迷っているとのこと。

避難した90名全員が助かったことは偶然と幸運が重なった結果だろう。

波が2階の屋根を破壊した。

右手が海。

校舎の全景

ホテルからは穏やかな太平洋が望まれる。

常磐線の特急同士の交換風景。

部屋からの眺めは飽きない。

館内のレストランではタンドリーチキンを。

レストランより持ち帰ったマルガリータ・・・・「ぼくの夏休み2020その2」