2020/08/10 - 2020/08/11
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jilllucaさん
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ここ数年の僕の夏休みの恒例行事は長野市茶臼山動物園のナイトズーへ参加です。
いかに高地・長野とは言えど夏場は気温も高く屋外組のレッサーパンダは基本的に非展示となっているのですが、このナイトズーの日だけは特別で涼しくなる夕方から屋外パンダが出て来てくれるのです。
暮れなずむ景色の中、出てくるパンダをのんびり眺めるのがとても心地良くて、毎年来ちゃうほど病みつきになってしまいました。
今年は新型コロナウィルスの影響で開催はないだろうと覚悟していたのですが、例年大いに盛り上がる様々なイベントはないものの無事に開催され、今年も参加してきました。
3月末に市川市動植物園から移動してきたミルクちゃんにやっと新天地で会えたこと、そして、もう9年のお付き合いにもなるのに初めて屋外でモモちゃんに会えたのがとても嬉しかったです。
そして、その前日には今冬からレッサーパンダの飼育を久々に再開する名古屋市東山動植物園のレッサーパンダ舎の建設具合を偵察してきました。
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280
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今日は毎夏恒例となっている長野市茶臼山動物園のナイトズーを訪問です。
この暑さでは昼間に屋外レッサーが出ていないのは確実なので朝早くから訪問しても仕方ないこともあり、茶臼山動物園に到着したのは14時くらいになりました。
篠ノ井駅からタクシーで茶臼山モノレールの茶臼山中央駅へ、モノレールを北口で降り、敢えて坂を登り南口から入園しました。
茶臼山動物園の入園料は大人600円です。 -
サマーナイトズー・・・今年は開催はないかな?と思っていたのですが無事開催となりました。
ただし、例年開催されていた各種イベントはなしとの事で、僕も夕方からの屋外パンダの出勤を見届けたら早目に次の地へ移動しようと思います。 -
南口から入るとすぐにライオン舎とアムールトラ舎があります。
この時間、ライオンは屋外につむぎちゃん、屋内に臼三君がいましたが、ご両名共にすごく写真の撮りにくいところで休んでいて・・・また、時間見て会いに来ようと思います。
つむぎちゃんとは初対面なのでしっかりとご挨拶もしたいですしね。 -
リング君もミライちゃんももういないアムールトラ舎・・・やはり彼らを喪った喪失感は計り知れないものがあります・・・。
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稀代の仕事師リング君、そして、カザフスタンからやってきた愛らしいミライちゃん・・・ほんとうに素晴らしい2頭でした。
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4月にアヅミちゃんが福山市立動物園に移動し茶臼山でのアムールトラの飼育は一時途絶えましたが、園として今後もアムールトラの繁殖計画に携わっていくとのことで嬉しいです。
リング君とミライちゃんの5頭の子供の内、現在宇都宮にいるアズサちゃん、富士のホタカ君、いしかわのミタケ君が茶臼山所属とのことで、将来、彼らの子供達が帰ってきたら嬉しいですね。 -
園内の坂を一気に下り北門近くのレッサーパンダ舎へ。
こちらが今日の展示シフトですが、先ほどご案内した通り屋外組は気温の下がる夕方からの展示となります。 -
茶臼山動物園では現在14匹のレッサーパンダが暮らしています。
もちろんこの全員に会っていますが、今日は茶臼山でははじめましてのミルクちゃん、まだ屋外放飼場では会ったことのないモモちゃんと屋外で会うのが大きな訪問目的になります。 -
レッサーパンダハウス。
今日はお盆期間中ですが平日と言うこともあり園内、レッサーパンダの家共にお客さんの姿はまばらでした。 -
通常時のレッサーパンダハウスであれば2チームのレッサーパンダを展示することができますが、現在は新型コロナウィルス感染予防のために園路側の窓が開放されているためにこちらの運動場の使用は中止となっています。
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そして、現在使えるこちらの運動場には来シーズンの期待のペアであるヒビキ君とミルクちゃんが出ていました。
昼下がりと言うこともあり2匹とも気持ちよくお昼寝中です。 -
ミルクちゃんは2018年6月28日市川市動植物園生まれ、今年の3月31日に茶臼山動物園にお嫁入りしてきました。
市川ではもちろん会っていますが、茶臼山でミルクちゃんに会うのはこれが初めて。
これで去年から今年に掛けての移動組でまだ新天地で会えていないのは、現在子育て中で非展示の多摩のひまわりちゃん、そして、みさき公園から上野に移動し現在非公開のカリンちゃん&ルカちゃん母娘となりました。 -
こちらがミルクちゃんの旦那さん候補筆頭のヒビキ君。
ミルクちゃん移動前のお話ではまずはヒビキ君との相性を見て、場合によってはヒカル君とのペアリングも考えるとのことでしたが、この後にキーパーさんに伺ったところ、現段階でミルクちゃんとヒビキ君の相性に問題はなさそうなのでこのままのペアでいく、との事でした。 -
取り急ぎミルクちゃんに会うことが出来たのでレッサーパンダ舎周辺のみんなに会いに行くことにしましょう。
まずは、ご機嫌で砂浴び中のフー子さん。
ここで、レッサーパンダも担当されているキーパーさんがフー子さんの放飼場の整備をされていましたので、夕方からの屋外レッサーの展示について確認・・・気温次第ですが17時から18時頃には出せるとのお返事頂きました。 -
カール君。
仮にマンホール内にいなくても仕事が成り立っている想像力を駆り立てる不思議な展示です(笑) -
草木の陰でお昼寝中のニホンアナグマ・・・アリスちゃんかカボスケ君かは分かりませんでした。
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ビントロングのシュート君とキャッチちゃんもお昼寝中でした。
暑いもんね・・・。 -
園路にはナイトズー用に灯篭が設置されていました。
例年だと近郊の小学生が描いた絵が貼られるのですが、今年はキーパーさんが撮った写真で作られていました。
新型コロナウィルスの影響で小学校も授業の履修で精一杯で絵を描く時間を取る事が出来なかったのでしょうね・・・。 -
灯篭の写真には今は天国にいる懐かしい子もいました。
そんな彼らを代表してアムトラのスルガ君。 -
6月8日に生まれたチャーハンさんのお子様には残念ながら会えず。
お兄ちゃんがテンシン君(現、松本市アルプス公園)、お姉ちゃんがアンニンちゃん(現、上野動物園)・・・この子達にどんな名前が付くのか楽しみです。 -
レッサーパンダハウスに戻ってみるとミルクちゃんが起きていました。
何なの?その可愛らしい仕草と笑顔は!!
僕をレッサーパンダの道に叩き込んだメイファのお孫さん・・・とっても愛らし子です。 -
ヒビキ君も起きてきましたね。
君も仕草が可愛いなぁ。 -
そこにキーパーさんが来られたので少し立ち話・・・で、そんなキーパーさんを見つめるヒビキ君。
時期が時期だけにキーパーさんとお話するにも気を使わないと・・早く何も気にせずに会話の出来る世の中になって欲しいですね。 -
ミルクちゃんについては、市川から移動して来た直ぐからとてもキーパーフレンドリーだったそうで、すんなり触らせてもらえたそうです。
ストレスなく触らせてもらえると、今後の体調管理や病気の時の治療などがやり易くなるのでとてもいい事ですね。 -
屋外パンダの出動までまだ少し時間があるので坂を登りライオン舎へ。
先ほどと変わり、臼三君が屋外に出ていました。
姉さん女房のランちゃんが旅立ってからどこか寂しそうにしていた臼三君ですが、つむぎちゃんが来てくれて活き活きしている様に見えました。 -
そして、はじめましてのつむぎちゃん。
群馬県の桐生が岡動物園から2月末にやって来た3歳の女の子です。
臼三君が優しくしてくれることもありすっかり茶臼山の環境にも馴染んでいるようです。 -
16時を過ぎウォンバットのウォレス君も動き出しました。
モモコちゃんは引き続きお昼寝継続中。 -
そして、水浴びをしてもらい綺麗綺麗してもらったフー子さんですが、再び豪快に砂浴び(笑)
キーパーさんは苦笑いしていましたが、フー子ちゃんが砂浴びしたいんだから仕方ないですよね・・・フー子さんとっても楽しそう。 -
珍しく地上でお休み中のビントロさん・・・体格から見てこの子はシュート君かな?
そう言えばまだキャッチちゃんのお顔をまともに見たことないんですよね・・・。 -
レッサーパンダの森放飼場は、気温が下がった17時20分頃から屋外放飼が始まりました。
レッサーパンダハウスに近い放飼場の子から出勤してきます。
まずはヒカル君。 -
ヒカル君にとっては今年が初めての屋外シフトでのナイトズー・・・「ねぇ、なんでこんな時間から出ないといけないの?」と何度も立ち上がり寝室の方を覗き込んでいました。
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続いてノンちゃん登場。
一時的に屋内展示になり久しぶりにサラちゃんとの同居もありましたが、先ほどご案内した通りレッサーパンダハウスの換気の都合で窓を開ける必要があり運動場が使えなくなったこともあり、ノンちゃんは一旦、屋外組に戻っています。 -
サラノンの同居見たかったなぁ。
コロナ禍が過ぎたらまたペア展示を期待したいです。 -
ノンちゃんに続いてはタイヨウ君。
タイヨウ君に屋外放飼場で会うの久しぶりです。 -
そして、こちらはなんと屋外放飼場で会うのは初めてのモモちゃん。
モモちゃんとはもう9年のお付き合いになりますが、若い頃から身軽で冒険心が旺盛過ぎて脱走の危険性が高かったこともあり、これまでバックヤード組に入ることが多かったのです。
年齢を重ねて落ち着いてきたのか久々に屋外組に名を連ねてくれました。 -
大好きなキキ星奈の最後の子・・・モモちゃんほんと可愛らしい。
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そして、モモちゃん同様に可愛らしさ大爆発で展示に出て来たのはネネちゃん。
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ネネちゃんも可愛いなぁ。
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屋外展示組のトリを務めるのはもちろん風鈴ちゃんです。
風鈴ちゃんはいつも通り出てるや否やそそくさと木に登ってしまいました。 -
こちらは木に登るモモちゃん。
木登りするノンちゃんを見るのはすごく新鮮な気分です。 -
そして、ノンちゃんは可愛らしい笑顔。
まだ、ちょっと暑いかな? -
ヒカル君のこの笑顔を写真に収めたところで茶臼山を後にしたいと思います。
例年なら19時台のレッサーパンダイベントに参加し、閉園間際にはキーパーさんといろいろお話をして21時越えるくらいまで滞在することが多かったので、なんだか後ろ髪惹かれる気持ちです。
でも、茶臼山のナイトズーに今年も参加出来て良かったです。 -
モノレールの駅からタクシーに乗り篠ノ井駅へ、篠ノ井駅からは長野駅を経由して新幹線で富山駅に向かいます。
篠ノ井駅から長野駅までの列車は懐かしの湘南色でした。 -
茶臼山動物園を訪問する前日に名古屋の東山動植物園を訪問しました。
東山動植物園の入園料は大人500円です。 -
東山動植物園では現在レッサーパンダの飼育はありませんが、今冬目途での展示を目指しレッサーパンダ舎の建設が鋭意進められています。
建設中のレッサーパンダ舎の場所は写真の”調整中”の場所、現在のライオン舎とスマトラトラ舎の間となります。 -
こちらが建設中のレッサーパンダ舎、園路からばっちり様子を見ることができます。
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これから内部工事や植栽が行われるのだと思いますが、概ね形は出来ているようですね。
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完成予想図がこちら。
楽しみですね。 -
オープンは12月の予定!!
ファンとしては誰が来るのかも気になるところですね。
ちょっと前の新聞報道では中国からの子が来るとの情報もありましたが、現在の情勢を踏まえどうなることやら・・・レッサーパンダは比較的馴致が容易ではあると思いますが、12月オープンなら9月中に個体の搬入があるかもしれませんね。 -
この後、長野まで行くこともあり長居も出来ないのですが、園内を軽く一回りしたいと思います。
アジアゾウのさくらちゃん。
東山でゾウと言うと、この日、アフリカゾウのケニーさんが天国に旅立ちました。
死因は老衰とのことですが直前まで元気だったそうで、僕が行った時も放飼場には出ていませんでしたが、獣舎にケニーさんの雰囲気を感じることは出来ました。
45年間東山に居てきれたケニーさん、長い間ありがとうございました。
やすらかに。 -
そして、もう誰もいないホッキョクグマ舎・・・。
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2015年にミリーちゃん、2016年にオーロラちゃんが天国に旅立ち、そして、今年5月7日にサスカッチ君が旅立ちました。
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ホッキョクグマのいないホッキョクグマ舎の予備放飼場にはキングペンギンが暮らしていました。
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アミメキリン舎。
こちら側の2頭が女の子のマオちゃんとアメリちゃん、奥の獣舎の中に見えているのがトリノ君ですね。 -
名古屋駅からは特急「しなの」に乗車。
明日は長野市茶臼山動物園に行く予定です。
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