2020/07/14 - 2020/07/14
623位(同エリア788件中)
べスピンさん
2020年3月に開通した桜城橋
橋の長さ121・5m、幅16m
東岡崎駅前から岡崎市街へ乙川を渡る殿橋(とのばし)と明代橋(みょうだいばし)の間に架かる第3の橋
駅前から市街地を貫き岡崎城のある岡崎公園、そして駅前と市街をグルっと回るKURUWA(くるわ)と呼ばれる”主要回遊動線”を作る「乙川リバーフロント地区整備計画」の一環として2015年10月に着工しようやく完成となりました
床板や手すりは岡崎市の額田地区産ヒノキで装飾され、木のぬくもりを感じると共に橋を渡るとほのかにヒノキが香り、とても癒される落ち着いた良い空間の誕生です
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
-
全貌が理解し易い様に、岡崎市HPから上空からの写真をお借りしました
写真中央にかかる木造の橋で、この様なスケール感の人道橋です
ちなみに奥にかかる橋が「殿橋」です
「桜城橋」の名は一般公募で選ばれ、”桜の名所である岡崎城を『桜の城』と例え、新しい橋から見える”という意味が込められているらしいです -
完成イメージ図(これも岡崎市HPからお借りしてます)
橋の上はイベントなどでも使われ、最終的にはカフェなどが立ち並ぶらしいです -
ちなみに
延期となった2020東京オリンピックの聖火リレーが2020年4月7日に通る予定でしたが中止となりました -
2020年3月22日
愛知県知事や岡崎市長など多くの方が集まり開通式が行われました -
同時に桜城橋の渡り口付近に設置された徳川四天王の石像もお披露目となりました
岡崎市は石の街として全国から知られており、その石工業の粋を結集し制作されました -
駅前から桜城橋を渡りそのまま市街地に向けて直進する道「天下の道」沿いに建てられていますが、実は未だ四天王全員が揃っていません
この3月は先ず「本多忠勝 公」と「酒井忠次 公」の2体がお披露目となりました -
残る「榊原康政 公」と「井伊直政 公」は2020年12月のお披露目になる予定です(今回は立て看板の写真で紹介されました)
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酒井忠次 公
三方ヶ原の戦い(1572年)で徳川家康 公は武田信玄 公に大敗を喫し浜松城へ逃げ帰りますが武田軍が追撃、万事休すという城全体が意気消沈しているところを酒井忠次 公は士気を上げるため櫓の上で太鼓を打ち鳴らし皆を鼓舞、武田軍を追い払い、家康 公は人生最大の危機を救われた
というエピソードの1シーンを表現した石像です -
本多忠勝 公
1572年、一言坂(現在の磐田市)付近で鉢合わせとなった徳川軍と武田軍、浜松城に引き返す徳川軍を武田軍が追撃、その時 殿(最後尾のことです)を努め1人も死なすことはなかった
というエピソードを表現した石像です -
本多忠勝 公は名槍「蜻蛉切り(とんぼぎり)」を構えた勇姿です
蜻蛉切は「天下三名槍」の1つに数えられる一級の有名槍 -
【参考】
蜻蛉切のオリジナルは個人蔵ですが三島市の佐野美術館に寄託され、定期的に全国の展覧会に姿を見せます
2018年6月 岡崎市美術博物館で開催された刀剣展「名刀は語る」でも展示され、私も見ることができました、とても力強くて美しいその姿は圧倒的な存在感を放っていました
「蜻蛉切」の号は、戦場で槍を立てていたところに飛んできた蜻蛉が当たって二つに切れた(それほどの切れ味)ことに由来するといいます -
さて、桜城橋
2015年10月から着工し約5年の歳月をかけてようやく完成・お披露目となりました -
夜はライトアップされます
一番 東の「明代橋」から見た桜城橋 -
乙川沿いの遊歩道を岡崎公園方面から歩いて来た眺め
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総ヒノキ、いい香りがして、綺麗で大好きな橋です
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ライトアップは白い光でヒノキが際立ちます
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橋名板には「さくらのしろはし」
”はし”じゃなくて”ばし”でしょ、間違えちゃったの?と思いますよね
違います、敢えて”はし”と表記してるんです、”川が濁らないように”という願いを込めひらがなでの橋の表記は濁点を付けないという愛知県のルールです -
白く幻想的に浮かび上がる橋がとても綺麗です
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桜城橋は人道橋
自転車は降りて渡る、スケボー禁止、もちろんタバコもNGです -
幅16mは本当に広々として大きく感じます
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ライトアップの姿も広々として とても綺麗
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桜城橋から東方面の眺め
明代橋(みょうだいばし)は1937年(昭和12年)竣工
東岡崎駅から北へ延びる「モダン通り」に続きます
橋の向こうには「オト(乙川の”おと”です) リバーサイドテラス」愛称”オリテラ”が見えます、オリテラは駅前に建った岡崎市の新たなるシンボル「徳川家康 公像」と一緒にオープンしたカフェやレストランが入る複合施設です -
夜は明代橋もライトアップされ、とても綺麗です
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桜城橋から西方面の眺め
殿橋(とのばし)は1927年(昭和2年)竣工
駅前通りから岡崎公園方面に向かう「電車通り」を繋ぐ橋です
奥には岡崎城が見えます -
こちらの眺めもすごく雰囲気があって素敵です
奥には同じくライトアップされた岡崎城も見えます -
殿橋のライトアップもとても幻想的で気に入ってます
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【2018年6月】
ずいぶんと長い間、こんな風に橋桁しかなかったんですよね
「あれは何? 橋でもかける気? それにしては長いことあのままだけど」
みたいな状況でした -
【2018年11月】
この年の後半からようやく動きが出てきて急ピッチで工事が進んでいきました -
【2018年11月】
目に見える変化が現れ始めました -
【2019年10月】
約1年かけて橋がかかり
(私、工事責任者じゃありませんが長いこと工事進捗を見守ってきました・・・笑) -
【2019年10月】
おー、橋らしくなりました -
【2020年2月】
ヒノキで覆われました -
【2020年2月】
この時から周辺はヒノキのすっごくいい香りがしてました -
殿橋から東方面の眺め
白く浮かび上がる桜城橋、その奥に濃いピンクに彩られた明代橋
とても綺麗な風景で すごく好きです -
大きくて力強く、美しく、ヒノキの香る上品で堂々とした佇まい
桜城橋は殿橋、明代橋の間の第三の橋として皆さんに長く愛される新名所と確信しています
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