ホリデーでティオマン島へ 1．島までの険しき道のりと雨雲

2020/07/30 - 2020/08/02

2020年の夏は国内旅行推奨期間！という事で2020年時点で在住のマレーシアでまだ行ったことがなかったティオマン島へ3泊4日で行ってきました。


ティオマン島はマレーシア半島の南、ジョホール州の東に浮かぶ島で、クアラルンプールよりもシンガポールの方が距離的にも近いのもあって、シンガポールからのお客さんが多いようです。

今は国境がほぼほぼ閉鎖されていて海外からのお客さんがいないからフェリーや宿も空いているかと思いきや、同じ思いのマレーシア人や自分のような在馬外国人が連休に殺到したようでフェリー、宿ともにかなり早い段階で満席になったようです。

エリア ティオマン島(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 船 徒歩 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

この週末はハリ・ラヤというイスラム教の祝日でKLからジョホールバルへ向かう高速も混んでいるからか、Wazeというマレーシアでは一般的に使われているナビアプリが示したルートは東海岸の縦断。

指示されるがままKLから少し北上しながら東海岸へ向かい、そこからひたすら南下してティオマン島の対岸の街、メルシンに到着。

お昼3時半過ぎにKLを出発し、途中でマクドナルドで夕食を食べてメルシンに着いたのが夜の10時。約6時間かかりました。

宿泊したホテル、MGホテルはフェリーターミナルから少し距離があったけど、おそらく宿泊客のほとんどがティオマン行きのお客さんという事もありホテルからターミナルまで無料の送迎があったので便利でした。また車も有料でしたがティオマン島滞在中は駐車させてもらいました。

フェリーは朝7時出発の為、宿を6時に出発しようとすると暴風暴雨・・・船は出るのか心配しながらターミナルに行き、オンラインでチェックイン済みだったのでバウチャーを見せてチケットを入手しました。

普段はチケットが売り切れることはないみたいですが、祝日だったので自分が乗るフェリーはすでに満席で次の船を待っているお客さんもいました。

チケットセンターとフェリーターミナルが道を挟んだところにあるので、雨が少し止むのを待ってターミナルへ。

7時前はまだ真っ暗なマレーシア。

200人ぐらい入るフェリーなのかな？ほぼ満席状態で出発します。

約2時間かけてティオマン島に到着。

前方窓際に座っていましたが強烈な冷房が直接身体に当たり凍え死にそうになったので途中からは廊下に座って寒さをしのぎました。

またこのフェリーはティオマン島の南から順番に停留してお客さんを下ろしていき、自分が下りる予定で島で一番大きなターミナルのKampung Tekek Jettyは3～4番目だったので、その停留中の揺れで船酔いしてしまい、寒さと船酔いで到着した時にはかなりグロッキーな状態でした。

山肌がすぐ近くまで迫っていますが右のタワーは空港の管制塔です。あの管制塔と山の間に滑走路があるはずです。

現在は定期便は無いものの、以前までシンガポールから飛行機で来るお客さんもいたそうな。

後で調べたら地理的条件が厳しく世界的にも離着陸が難しい空港として有名だそうです。

事前にレンタル予約しているスクーターはターミナル横の駐輪場にスタンバイしていますが雨が一向に止む気配が無いのでしばし雨宿り。。。

ばっちり撮られてるけど後ろは気にしないの？

ちょっと足のサイズが大きい気が。。。

レンタルしたスクーターは事前に予約してデポジットを支払い済みで、スクーターのポケットに鍵が入っていたので勝手に乗っていってOKとの事。

結局最後までスタッフの人と会うことはありませんでした。

少し雨が弱くなってきたので、とりあえずスクーターでターミナル近くにある免税店へ向かい、レインコートをゲット！

ティオマン島はバイクに乗るときはヘルメットを被る、という概念の無い島でレンタルしてもヘルメットはついてきません。頼んだらつけてくれるのかな？

そんな訳でノーヘルで今回の宿があるJuaraという島の反対側に行く為、スクーターで山を越えて向かいました。

勾配のきつい坂が続く濡れた道路をスクーターで走るのは正直ちょっと怖かったです。Juaraからターミナルのある側に帰ってくるときは特に勾配がきつくてブレーキ全開で握力を使い果たしました。

この日は祝日でほとんどのレストラン、商店は閉まっていたのでお昼はJuaraの一番南にあるリゾートホテルへ。

ここは観光客が多かったけど中華系、インド系、マレー系はもちろん、白人もみんなマレーシア在住者なんだなと思うとなんか感慨深い。

リゾート気分で油断してたからか、25リンギもするナシレマを注文してしまった。

普段10リンギを越えてても高いと思うのに。。。味はまあまあ。

ティオマン島は免税の島なのでビールが安い！

ここは1缶6リンギぐらいだったかな。

お昼を食べた後もまだ見上げると曇り空が続いていたのでこの日シュノーケルをするのは諦めて、またスクーターで山を越えるのもしんどいので宿泊先のシャレーのテラスでのんびりと過ごしました。

ビーチにシャレーが建っているといっても過言ではないロケーションなので波の音が心地よかったです。

夜ご飯もお昼と同じホテルで。この日は本当に選択肢がなくて・・・

イカリング＆ハイネケン。合わないはずがない。

かた焼きそばっぽい伊麺（イーミー）　これはイマイチだった。


この日は朝が早かったのもあって夜早い時間に波の音を聞きながら就寝。。。