霧ヶ峰高原(2)　野花を求め

2019/08/07 - 2019/08/07

　　　山歩き 長野県諏訪市　霧ヶ峰高原(2)　標高1925M(標高差300M弱)　　　全行程4時間5分　　車山肩バス停～（43分）車山山頂（32分）～（43分）蝶々深山(11分)～（1時間6分）キャンプ場跡（5分)～(八島湿原45分）八島湿原バス停
「日時」2019年8月7日　快晴
「アクセス」JR中央線上諏訪駅下車、アルピコ交通バスに乗り、車山肩バス停で下車（所要1時間）

エリア 諏訪(長野)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

トイレを済ませ出発、分岐を右へ行く（左は車山湿原へ）

ハクサンフウロ　ハクサンと名がつく花は多くある（ハクサンフウロ、ハクサンイチゲ、ハクサンチドリ・・・。またｘｘｘフウロと名がつく花も多くある（カイ、グンナイ、ミツバ、ヒメ、アサマ・・・。花は淡い桃色

ニッコウキスゲ　日光の戦場ヶ原で多く自生しているところから付いた名。正式名はゼンディカという、花はラッパ状で、黄色6枚花弁、葉は線形

ウスユキソウ　薄く雪を被ったような花からこの名がつく。茎先に小さな花が集まってつく。星型につく花弁のように見えるものは抱葉である。ミネウスユキソウはウスユキソウの高山型。ホソバウスユキソウは葉の幅がウスユキソウに比して細い

ザレタ登山道を緩やかに登る。車山までは緩やかに登る

マツムシソウ　草丈60～80cm、葉は対生で、羽状に裂ける。花は頭状花序で径4ｃｍの淡紫色の花をつける、7～8枚の3裂片の花が外側に延びる

歩き始めて43分車山山頂(1925M)に到着。大勢のハイカーがいる。山頂は石がゴロゴロしている。山頂には気象レーダー観測所、車山神社本社が建っている。蓼科山は見えるが、八ヶ岳は雲がかかっている。昼食をとる

山頂にある車山神社の本社

石段急下りする先に白樺湖が見える

ザレ場を急下りする、脚を取られないように注意して下る

コオニユリ　花茎の高さ30〜60cm。葉は線状披針形で長さ8〜14cm、幅0.5〜1.2cm、葉は互生。花被片は橙赤色で濃斑があり約径7cm、強くそり返る。オニユリより小型で、ムカゴはつかない（オニユリはむかごが付く）。葉がクルマ状に輪生しているのがクルマユリ

分岐を左へ進む、右は白樺湖へ

エゾカワラナデシコ　日当たりの良い草原に咲く。葉は対生、線形～披針形で先鋭。花は茎先に直径4～5cm、花びら5枚で先が糸状に細烈。タカネナデシコはカワラナデシコの高山型、カワラナデシコ（１本の花茎に1つの花）との大きな違いは花茎に2個の花をつける

木道を緩やかに下る

分岐を直進する、左は沢渡へ

車山山頂から43分蝶々深山山頂1836Mに到着

遠くに蓼科山が見えます

物見岩に到着しました5分ほど休憩

またザレ場を下ります

登山道から正面に八島湿原が見えます

コウリンカ　赤味を帯びた黄色の細長い10個ほどの花弁が車輪のように垂れさがっているのが特徴。倒披針形の細い葉が互生する

本日初めて木陰に入る。これまで、直射日光を登山開始から浴びていました

獣柵を越え、湿原に入る

アサマフウロ　多くあるフウロソウの仲間の一つで、ポピュラーなハクサンフウロとの違いは、花の色の桃が濃い（紅）

ノハナショウブ　ハナショウブの原種、赤紫色の花弁の基部に黄色の筋が入る。葉は細長く、縁鋸刃

カラマツソウ　長い茎先に白い糸状の花（実際には雄蕊）をつける、花弁はない。糸元は細く、上に行くほど太くなる。葉は2～3回3出複葉。托葉がある、（ミヤマカラマツは托葉がない）、小葉は倒卵型で浅く3裂

アカバナシモツケソウ　シモツケソウの高山型、葉は切れ込みが深（紅葉葉）く、互生、鋸葉。花はデンブ状の濃い桃色（小さい4～5弁花

ヤナギラン　亜高山帯に生える。葉が柳の葉に似ているところから付いた花名。茎は高さ1Ｍぐらいで、枝分かれせず伸びる。葉は互生。4弁で濃紫色の花が総状につく

クガイソウ　茎に輪状に葉が何層にもつくことから九回草と呼ばれるようになる。長楕円披針形の先端鋭の葉が輪生する。茎の先端に穂状になる総状花序をつけ、淡紫色の多くの花をつける

チダケサシ　湿地、湿原に咲く、淡い桃色の5枚の小さな花びら、円錐状花序（泡立つよう）につく、葉は奇数羽状複葉、葉縁は鋸刃

八島湿原ビジターセンターあざみ館の傍にある八島湿原バス停に到着

上諏訪駅近くにある片倉館千人風呂に立ち寄り湯する