2020/07/31 - 2020/08/01
62位(同エリア100件中)
芦花さん
憧れの鳥海山ブルーラインとドラマ「おしん」の故郷「最上川流域」をサイクリングで訪れました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
まずは新庄駅に向けて秋田新幹線つばさ号、東京駅から乗車。
郡山から福島までは朝の通勤の関係か、座席半分ぐらい埋まりましたが、特に米沢駅以降は、1車両に1人~3人ぐらいが続き、電気の無駄使い状態でした。 -
新庄駅でしばらくローカル線(陸羽西線)待機。
-
新庄駅は秋田新幹線終点なんで、こんな写真も撮れました。
-
でも本当に寂しそう。
-
そして乗車するのはディーゼルワンマン車「奥の細道」
-
またこれが悲しいぐらい乗客いなくて観光客がまばら。ローカル線お馴染みの学生もこの時間帯はいません、というかこの路線に学校がないのかも。
コロナ問題はもちろん、大雨による最上川氾濫の影響もあったかもしれません。
一人?佇む輪行袋。 -
トンネルをくぐりつつ
-
普段は清流かもしれない最上川も濁流でした。
-
立谷沢川と最上川合流域の鉄橋です。
-
そして酒田駅で羽越本線の電車に乗り換え、学生ばかりの車両に数名の旅行者。
ローカル線はどこも一緒。学生と観光客のみ。某JRの知り合いも言っていましたが鉄路に比べ格段にコストが削減できるという「バス高速輸送システム」(BRT)に転換した方がよさそう。将来的には自動運転も可能らしく、人手不足対策にちょうど良いかもしれません。 -
30分ほど地元の学生さんと共に電車に揺られ、鳥海山麓の駅「吹浦」到着。
今回はランドナー での旅行 -
ロードレーサーに比べて、ハンドル・ペダル・泥除け脱着やフォークをヘッドから離脱させるなど、手間はかかりますが、袋はコンパクトになるので他の乗車客への迷惑加減が少ないのが特徴。
-
そして登り始めてしばらくすると
-
鬱蒼とした杉林の中、特別天然記念物ニホンカモシカに遭遇。
私をチラッと見た後、すぐに森の中に隠れてしまいました。 -
そしてオニユリも各所に見られつつ
-
鳥海山ならではの海を背景にした壮大なマウンテンサイクリング
-
標高800Mぐらいから絶景が続きます。
-
そして日本海からの海風がしばし雲を取り払い、
-
標高0メートルから一気に(というか2時間ぐらい)、1000m超の世界へ
-
ブルーラインの中間ぐらいに県境あり秋田県へ
-
そして大駐車場に到着しましたが
-
駐車場もガラガラでした。ここで感染するとは到底思えませんが。。。
-
松尾芭蕉にも賞賛された「象潟(きさかた)」。松島と並ぶ景勝地でしたが、1806年の地震で土地が隆起し、陸地に浮かぶ松島となってしまいました。
-
島になっているのは噴火で山体崩壊した鳥海山の頭の部分。これを流山と呼びます。この現象は雲仙岳などにもみられますが、規模的にはここが一番らしい。
-
山形県沖の飛島
-
残念ながら鳥海山は頂みえず。吹浦川に浮かぶミラー鳥海山
-
宿泊したのは鳥海温泉「ゆらり」
-
部屋の窓からは美しい夕景が望めます。
-
飛島と夕景
-
夕食は、サザエのサイズが本当にビッグサイズでこれは地元ならではかもしれない。
-
朝食もボリューム十分。無料で食後のコーヒーサービスもセルフで飲めるのが良い。
-
浴衣は自由に交換できるサービスで、寝起きに綺麗な浴衣を着たい場合に非常に便利。
-
温泉は、隣の日帰り湯も利用しましたが、海岸近くらしい塩分(ナトリウム)泉。平日夕方にもかかわらず地元の方で大変賑わっており、外は全然人が歩いていないのにこういう所にはたくさんいるんだなと再認識。
-
睡眠十分でチェックアウト。酒田市街に向かいます。
-
庄内平野は、豊かな最上川流域の水源にも恵まれ田圃はもちろん畑も多い。
-
酒田市街では、皇室も宿泊したという本間美術館の邸宅を見学。
-
京風の純和風建築「清遠閣」と庭園「鶴舞園」は、北前船で莫大な富を築いた本間家の別荘。
-
こちらも観光客は5名ぐらいだったか。
-
ほとんど独占状態で観光可能。入り口には当たり前のように消毒液も完備
-
絵葉書にもなっている美しいダブル額縁庭園
-
こちら喫茶室になっていて、実際に使っていた机と椅子でお茶が楽しめるようになっている
-
2階から見下ろす階段の美しい欄間?
-
-
ダブル額縁庭園から「清遠閣」を望む。
-
-
同じ本間家のこちらは本邸
-
玄関に横たわる松の木が特徴的
-
向かいのお土産館では、北前線の解説パネルも
-
こうやって荷物積んでたんですね。
江戸時代までの物流はメインは海運・水運。明治時代になると蒸気機関車や自動車の普及とセットで一気に鉄道網や道路網が整備され、海運・水運は一気に衰退してしまいました。 -
こんな感じの大広間。
-
同じ通りの歩いてすぐに、同じく豪商の鎧屋があります。
-
ここは米問屋で「おしん」の撮影で「加賀屋」のモデルとして使われたらしい
-
先の先まで広間が連なる大邸宅かつ事務所
-
裏庭に咲く紫陽花が印象的でした。
-
そして日和見公園にて、酒田港の灯台
-
最上川の河口です。
-
こちらは山居倉庫。
-
ほとんど観光客がいないので、こうやって撮影できました。
-
庄内米の資料館大人300円にて見学。
-
一俵あたり60キログラムですから、300キロです!!
-
本当かなと思ったら写真も残っています。
ちょっと頭使って、平台車でも用意すればもっと早く運べるでしょうに。やはり昔の人は合理的精神よりも、根性・根性といいうことでしょうか? -
そしておしんのポスターも。
小林綾子は子役で最初の2週間ぐらいしか出演していなかったのに。。。
やはり田中裕子さんがあまりにも演技が大変で、撮影後はあまり関わりたくなかったらしい。彼女こそ名演技でしたが。。。 -
お米を精製する展示も豊富
-
中国人観光客向けに「加賀屋」のミニチュアもありました。
-
裏の欅並木は、流石に明治時代からということで立派に育ち見事です。風や西日の影響を避けるための工夫だとか。
-
ほとんど人が歩いていない!!
-
こちらがおしんを乗せたかもしれない最上川のお米運搬船です。
ドラマでは木材を運ぶような筏でしたが。 -
そして自転車に乗り、最上川を北上して新庄市まで走ります。
大体60キロぐらの行程だから、私の脚で3時間弱ぐらい。 -
最上川は庄内平野の間は、立派な側道があって本当に走りやすかった。
-
-
そして鉄橋を渡って、急流エリアに入ります。
-
まだまだ豪雨の影響は残っており、濁流状態。
それにしてもこの道は交通量が多くて、自転車では走りにくい道路でした。 -
最上川下りの観光船
-
やっと急流区間を越えました
-
若干のアップダウンを経て、新庄駅に到着
-
新幹線までちょっと時間あったので駅近隣の新旬屋本店にてラーメン。
-
店内にビールの自販機あり。缶ビールもいただきました
-
上りの山形新幹線も
-
ほとんど乗客なし。というかほぼ私だけでした。
-
南陽市からの車窓も美しい。
コロナ対策しつつ旅行しましたが、コロナ感染がおさまらない中、観光地も新幹線もガラガラで、大変な状況でした。このままでは観光産業が大変なことになりそうです。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
鳥海山(山形側)(山形) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
80