船舶ファン大歓喜！アジュール竹芝宿泊記

2020/06/26 - 2020/06/27

近所のホテルでステイケーションを楽しもうと思い、感染症対策に十分注意して、浜松町のアジュール竹芝に泊まってきました。
伊豆諸島へのフェリーが発着する竹芝ふ頭の目の前のホテルで、高層階の客室からレインボーブリッジや行き交う船舶を眺めることができて、フェリー好き（というか、鉄道や飛行機も、乗り物全般が好きなのですが（笑））の私は最高に楽しかったです！

エリア 浜松町・竹芝(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 利用旅行会社: じゃらん

じゃらんで予約したところ、シービューの客室に1泊4000円以下の大変お得な値段で泊まることができました。最寄り駅はゆりかもめの竹芝駅ですが、JR浜松町駅からも近い（徒歩7分程度）の好立地です。
会議室事業でも有名なTKPが運営しています。

ベイサイドホテル　アジュール竹芝 浜松町 宿・ホテル

今回はレインボーブリッジビューの部屋を予約しましたが、方角によってシティビューの部屋もあり、そちらからは東京タワーなどが見えるそうです。
埠頭や行き交う船を見たい場合は、海側のレインボーブリッジビューの部屋に泊まる必要があります。

今回、私は10階の部屋ににアサインしていただきました。デスクには無料サービスのウォーターボトルなどが置いてあります。
デスクは十分な広さがありましたが、窓を向いていないので、海を眺めながら作業をすることはできません。もっとも、日差しの影響を受けづらい点ではそのほうが良いのでしょう。

割と古いホテルということもあり、洗面スペースなど古色蒼然とした感があるのは否めませんが、ピカピカに磨かれており気持ち良い雰囲気となっています。

そして、今回のステイでの最大の見ものは窓からの眺めです！
レインボーブリッジ・ビューということで、ホテルは伊豆諸島へ向かう客船が発着する竹芝ふ頭の目の前。代わる代わるに発着する客船を上空から見ることができるのです！

宿に着いたのは夕方過ぎでしたが、港には黄色い船体がトレードマークで、八丈島航路等に就航している橘丸が停泊していました。

私は2016年に橘丸で八丈島に出かけたことがあるのですが、同船を目にしたのはそれ以来で、当時の思い出がよみがえってきました。

しばらくすると、橘丸は埠頭をいったん離れ、交代で新造船の第3代さるびあ丸が入港してきました。さるびあ丸は主に大島航路などで活躍している大型客船ですが、今年2020年に第3代となる新造船が就航し、船体はピカピカです！

船をもっと近くで見てみたいと思い、ホテル外に出て埠頭前の公園に来てみました。写真の左の建物が、今晩私の宿泊しているアジュール竹芝のビルです。

竹芝客船ターミナル 乗り物

日が暮れて、レインボーブリッジがライトアップ。埠頭では伊豆諸島からの貨物などを積んだコンテナのやり取りが行われています。

竹芝ふ頭フェリーターミナルの建物です。三角屋根で白色の塔というのは、いかにも海らしい雰囲気を出していて、素敵です。

先ほど部屋から見た第3代さるびあ丸を間近で見てみます。遠くには東京湾岸地区のタワマンが立ち並んでいて、写真中の白い船体が一層引き立ちますね。

しばらくすると、新造のさるびあ丸とは別の、従来から活躍しているさるびあ丸がやってきました。

いずれも青と白のツートンカラーですが、新造船のほうは青色がまだら模様になっています。

外でしばらく船を眺めた後、ホテルの部屋に戻ります。

アジュール竹芝はこのように吹き抜けになっていて、ロビー階から上を見上げると天井がとても高く感じられます。

翌朝の写真ですが、ロビーにはピアノが置かれているなど、高級感があります。

22時に大島・式根島方面へ、22時半に三宅島・八丈島方面への夜行便が出港するということで、この時間帯は竹芝ふ頭のラッシュアワーです。

自室の窓から埠頭を眺めると、出航を待つさるびあ丸と橘丸がエンカウントして、船好きにはなんとも心躍る光景が広がるのです！（笑）

両船をパノラマ撮影してみました。

まず、大島方面へと向かうさるびあ丸が先に出航します。レインボーブリッジ、さらにやがては東京ゲートブリッジをくぐって東京湾の外へと漕ぎ出していきます。いってらっしゃい！

続いて八丈島方面へ橘丸が。黄色い船体も夜の東京港に映えて、なんともチャーミングです。

橘丸の出航を見届けて、部屋でまったりとパソコン作業などをして過ごします。ちょうど東京都知事選のシーズンで、テレビでは政見放送が放映されていました。

翌朝、再び海に出迎えられて目覚めました。
素泊まりのプランだったので、今回は外で朝食を探すことにします。

竹芝エリアにはラグジュアリーホテルも多く、最近開業したメズム東京オートグラフコレクションとか、

メズム東京、オートグラフ コレクション 宿・ホテル

インターコンチネンタル東京ベイなんかがあります。

優雅にこれらのホテルの朝食を、というのもちょっと気になりましたが、今回は節約しておきます。

ホテル インターコンチネンタル東京ベイ 宿・ホテル

結局、ホテルの近くにあるモリバコーヒーでサンドイッチとコーヒーを、ということにしました。モリバコーヒーは下階のすき家と同じゼンショーグループの運営しているカフェです。

アジュール竹芝の近くのお店というと、このモリバコーヒーとすき家、それからファミリーマートなどがありますが、それ以外は浜松町駅付近まで行ったほうが充実しています。

モリバコーヒー 浜松町店 グルメ・レストラン

チェックアウト時間まで、海の景色を眺めながら自室でゆっくりすることにします。

ただ、朝の時間帯は日光が入ってくるので、カーテンを閉めないと少し暑かったです。とはいえ、やっぱりせっかくの絶景を楽しみたいですよね。（笑）

コーヒーを飲んでまったり。

海って、やっぱり私は好きです。どこまでも広くて、どこまでも行けるような、そんな鷹揚な雰囲気がいいなって思えるのです。

短い滞在でしたが、高層階から竹芝ふ頭の船舶やレインボーブリッジの夜景を堪能できるのは宿泊客だからこそ。近所でも知らない景色はたくさんあることを実感し、ささやかな感動を味わえる素敵なステイケーションでした。